Blue"Fantasy"Archive~透き通るような"幻想"世界~ 作:八坂 義景
~『柴関ラーメン』
side-ユメ
「...う~ん...バナナとりが...千五百羽*1...ハッ?!」
―――目を覚まして起き上がると、視界には外が見える程開放的に―――否、
チュィィン!
「ひぃん?!なんでこんなに銃撃が――」
「ッ...ぐォ...」
「"大将"ッ?!」
―――銃撃に驚いた束の間、ひしゃげてしまった寸胴鍋のおかげで瓦礫の山に潰されるのを奇跡的に免れたけど、擦り傷や打撲に塗れて呻く"大将"が目に入り、これまた奇跡的に手元に転がっていた愛用の盾を素早く展開して構え、"大将"の傍に駆け寄って流れ弾を防げる様に盾を置く。
「...お、ぉぉ...?ユメの嬢ちゃんか...いきなり爆発して何事だと思ったが...無事だったか...」
「私なんかより"大将"だよッ!大丈夫?!どこか骨折とかしてない?!」
「体感ひでェケガはしてなさそうだが...衝撃のせいか身体がマトモに動かねェし、だんだん良くなっちゃいるが耳鳴りもひでェ...だが、死ぬようなケガはしてねェのは確かだ...」
「よ、よかった~...!じゃあ、応急処置できるケガは治療するから、じっとしてて!」
"大将"の答えに安心しながら、盾の裏に備えている救急キットを取り出す。モコウはいつも被弾上等で突っ込むし、私もタンク役として結構傷を負うからその治療をしている内に基本的な応急処置は覚えてしまっているのがこの場合幸いだった。
「――あ、そうだ!...誰か聞こえる?!こちらユメ!誰でもいいから返事を!」
『――ユメ、起きたか!多分近くでミヤコとサキが戦闘中の筈だが...そっちはどうなってる?!』
道具を用意しながらインカムを繋いで呼びかけると、銃声を背景にしたモコウの通信が聞こえて来る。
「私は無事だよ!でも..."大将"が動けないの!意識はあるし、大きなケガもしてないんだけど...できれば病院に運んだ方がいいと思う!」
『そうか、"大将"もお前も無事だったならいい!だが、搬送できりゃいいんだがな...連中通信妨害してるのか
「つ、通信妨害...?!一体誰が、何処が攻撃してきてるの?!」
『見たことがある気がする制服だが私には分からん!少なくとも
どうやら包囲を狙える程の数で攻撃を仕掛けて来たらしい。でも、"カタカタヘルメット団"はつい先日
『とりあえずユメはそこで動かず"大将"を守っとけ!連中迫撃砲の支援まで持って来てやがるからな!お前の盾が頼りだ!』
「り、了解...!モコウも無理しないでね!――さぁ、"大将"!応急処置始めるよ!」
「おゥ、頼むぜ...」
通信を切り、"大将"のケガの応急処置を始める。"先生"とホシノちゃんが居ない状態で私達がどこまで抵抗出来るか分からないけど、せめて二人が戻って来るまでは...!
~『アビドス高等学校』自治区 廃ビル前~
side-"先生"
「"――ここだね。...アロナ、周囲に何かある?"」
『――ビル内に
「――少なくとも、端から罠にかけるつもりはなさそうだね。私達の対応次第では何か仕掛けてくる可能性はあるけど」
校舎や『柴関ラーメン』がある地区から遠く離れた放棄された町の一角に聳える廃ビルの前で車を止め、アロナの索敵の後にホシノが車を降りて[
―――ホシノに一緒に行きたい所があると誘われてから、彼女が纏う雰囲気が普段とまるで違う―――相対する者を震え上がらせるような鋭い気配として感じられる。今までもその片鱗を見せたりしていたけど、これが"暁のホルス"としてのホシノの側面なのだろうか。
「――クリア。じゃあ、行こっか」
「"そうだね"」
周囲に脅威無しと判断したホシノの言葉に頷き、車を降りて廃ビルの玄関に向かう―――
「――止まれ。名前と所属を明かせ」
「『小鳥遊ホシノ』。『アビドス高等学校』三年生」
「"連邦捜査部『シャーレ』顧問、通称"先生"だよ"」
「確かだな?――"組長"。
―――廃ビルの最上階に着くと、嘗ては社長室だったらしい部屋の前に立つ、
「――はい......了解しました...――確認が取れた。"組長"がお待ちかねだ」
「――武器を預かったりしないんだ?」
「我らの"組長"はそんな小物ではない」
もう片方の長髪の娘はホシノの問に淡々と答えながらノックしてドアを開ける。ホシノに続いて中に入ると―――
「――今時SMSなんてフィッシング詐欺かアカウント認証位でしか利用しないような手段での
―――背後にドアを見張っていた娘達と同じ装いと髪色、ヘイローだけど髪型はそれぞれツインテールとポニーテールの少女二人を控えさせ、ボロボロではあるけどそれでも
「――そんなあっさり名乗っていいんだ?」
「貴女程の実力者相手にいつまでも隠し通せるとは思っていませんから。
ホシノの問にヤチエは不敵な笑みを変えずに答える。
「――
ホシノが続けて投げかけた問には答えず、払う様に手を振ると後ろに控えていた組員二人がヤチエに会釈して離れて部屋を出て行く。
「――正直、今回は
「"――私とも?"」
「当然でしょう。
――しかし、
私の問にヤチエはそう答える。―――『シャーレ』が持つ権限を彼女は危険視している様だ。確かに、私の一存で自由に介入出来てしまう様な権力をよく思わない人物や組織も居るだろう。私としては
―――閑話休題。
「――さて、雑談はこれくらいにして。ホシノさんに送ったSMSのメッセージの通り、『黒見セリカ』、『水元ネイト』両名の身柄は我が"鬼傑組"の手中にあります。我々の要求は単純――"『
ヤチエが要求を明らかにすると、ホシノの目付きがより鋭くなる。―――何となく予想していたけど、到底受け入れられない要求だ。受け入れてしまえば、ホシノだけじゃない―――"対策委員会"の皆のこれまでの努力を、
「"...そんな要求をする理由を聞いてもいいかな?"」
「――現
このままでは、折角の高校生活も満足に過ごせない。ならばいっそのこと、
それに、『シャーレ』が広報している活動内容を鑑みればさぞ引く手数多なことでしょう。滅びを待つだけの学校に構うより、『シャーレ』の手助けを待つ数多の学校の期待に応える方がより有益では?」
ヤチエはそう答え、見定める様に赤い瞳を細めて私達を見つめる。
「"確かに、『シャーレ』は設立間もないから実績を積んで信用を得ることは大事だと思う。――でも『アビドス』からの要請を受けて、人手が明らかに足りないのにそれでも『アビドス』を想い、復興を目指すホシノ達を見て――心から助けたいって思ったんだ。困っている生徒を助けるのが"先生"だ。ホシノ達が自力で復興を目指せるようになるまで、『シャーレ』は――私は『アビドス』の助けになることを続けるよ"」
「――お前達に、部外者に『アビドス』で生まれ育った私達の故郷への想いが解ってたまるか。それに――"楽しい高校生活を過ごさせたい"なんて
ヤチエの答えに対して私はそう答え、ホシノは彼女を睨みながら尋ねる。
「――生憎、それについて答える程に優しくはありません。現状明確な敵対状態ですから、態々明かして不利にする利益もありませんしね。――
「...勧誘のつもり?」
「『亀竜』として送った諸々の依頼や工作の結果を通して、貴女方"廃校対策委員会"の戦力的価値は把握しています。――転校して楽しい高校生活を過ごすことを勧めましたが、我々としてはそのまま貴女方を
ヤチエはそう言ってホシノを見つめる。―――ヤチエはホシノ達"対策委員会"の実力の高さを買っている様だ。確かにホシノ達"対策委員会"の実力の高さは私もよく解っているけど、生徒を―――セリカとネイトを人質にした状態でそんな勧誘をしても―――
「――ずっと借金返済と、お前がけしかけてきた"カタカタヘルメット団"の撃退しかできなかったけど、"先生"やミヤコちゃん達が来てから状況が進展し始めたんだ。――復興に向けて前に進めるチャンスを捨てることはできない」
―――ホシノは瞑目し、数秒して開くと決意を宿した眼差しでヤチエを見据える。
「――今、我々の手中にある大切な後輩お二人がどうなってもいい、と?」
「今見捨てることこそ先輩失格だよ。――二人は必ず取り戻すし、『アビドス』の復興も絶対に諦めない」
「"――私はホシノの意思を尊重するよ。生徒の意思を、夢を、決意を尊重し、その道程で困っていたり、迷ったりしたら、それを解決する手助けをするのが"先生"の役目だから"」
ホシノと揃って、ヤチエの要求には応えないと表明する。
「――そうですか。
「――その前に、お前を捕まえて『ヴァルキューレ』に突き出してやる」
「"っ?!ホシ――"」
『――流石"暁のホルス"。手の早さと容赦のなさは健在のようですね』
「――は...?」
「"効いてない...いや、
―――私が気付いて止める間も無くホシノが瞬時に構えた[
『"ミレニアム"の"エンジニア部"が開発した
不敵な笑みを浮かべるヤチエのホログラムの揺らめきが治まり、つい先程までと同様の状態―――まるで
「お前...!私達を騙したのかッ!!」
「騙したとは人聞きの悪い。リスク管理の一環と言ってもらいたいですね。
さて、決裂した以上お話はここまでです。私も多忙な身ですので。――それと、お土産にちょっとしたアドバイスを一つ。信じるか否かは貴女方にお任せしますが...
「待てッ!!...ちッ...本当にホログラムだった...!」
ヤチエの姿が揺らめきながら消え、ホシノが声を荒げて机を飛び越えて椅子を調べると、椅子に乗っていたらしい
『まさかホログラムだったなんて...
「"過ぎたことを悔いても仕方ないよ、アロナ。私は君を責めはしない。...でも、困ったね。誘拐犯の正体は分かったけど、居場所は分からなかった。それに...
アロナにそう返しながらヤチエが言い残したアドバイスについて思考を巡らせる。態々早く帰った方がいい、と言い残すなら...学校の方で
「"...ホシノ、彼女との話で得られた情報を共有する為にも早く学校に戻ろう。――アロナ、ヤチエの――"鬼傑組"の組員は?"」
『――周囲に"先生"とホシノさん以外の反応はありません。...もしかしたら、人払いをした時点で離脱してしまったのかもしれません』
「...部下が捕まるリスクも考慮していた、ってことか...憎らしいくらいに頭が回るヤツだね。――私が先行する。万が一があるかもしれないから」
「"分かった、お願いするよ"」
[
―――~♪
「"――電話?ホシノ、ちょっと待ってて。...アヤネからだね...もしもし?"」
―――私のスマホから着メロが流れ出し、バイブレーションが着信を伝える。ホシノを呼び止め、スマホを取り出しで画面を見るとアヤネからの着信だと分かり、電話に出る―――
『先生、緊急事態です!"柴関ラーメン"で――――』
~『柴関ラーメン』跡地付近の路地~
side-ノノミ
「――弾切れ、リロードする!」
「了解で~す!」
シロコちゃんの言葉に頷き、[リトルマシンガンV]の弾幕で制圧射撃を行う。流石にミニガンの弾幕に突っ込む真似はせず突然襲ってきた"カタカタヘルメット団"とも、不良達とも違う―――ミヤコちゃん達からの報告で知った『ゲヘナ学園』の治安維持組織"風紀委員会"の娘達は横道や瓦礫等の遮蔽に素早く身を隠す。
「――攻撃再開!」
シロコちゃんがリロードを終え、[リトルマシンガンV]の弾幕を一度止めて遮蔽に身を隠す。反撃を図って顔を覗かせた"風紀委員会"の娘をシロコちゃんは単射で狙い澄まして一人、二人と撃破していく。
―――『柴関ラーメン』の爆発を合図にした様に攻撃を仕掛けて来た"風紀委員会"の迎撃を始めてどれだけ経っただろうか。"先生"が居ない状態での戦闘...すっかり慣れた状況の筈なのに妙な違和感を感じてしまい―――如何に"シッテムの箱"での状況把握や"先生"の指揮が便利だったのかと実感してしまう。
しかも"風紀委員会"による通信妨害は未だに続いていて学校へ通信は繋がらず、アヤネちゃん達の状況や、私達の救援に来れるのかも分からない。戦場になっている『柴関ラーメン』周辺でなら繋がるけど...攻撃が激しいのか皆通信をあまり繋がない。一応、"風紀委員会"は機関砲装備の装甲車や迫撃砲を有し、少なくとも一個中隊の規模で包囲を狙っていると判明しているけど、明らかに私達の人数では包囲を阻止し切るのは不可能だろう。
「...埒が明かない。ドローンを使う!」
「分かりました~!」
―――シロコちゃんの言葉に答え、遮蔽から出て[リトルマシンガンV]で弾幕を張る。その間にシロコちゃんは遮蔽に身を隠してスマホを取り出し―――すぐ傍の空き店舗の二階に隠していたドローンが窓枠だけになっている窓から出て来て高度を取る。
<「ドローン確認!」
<「あれ空撮用...ってあのポッドはまさか?!」
「――ロケット弾、発射!」
"風紀委員会"の娘達がドローンに気付いて撃ち落とそうと狙い始めるけど、既に発射体勢を取ったドローンのポッドから二発のロケット弾が放たれ、路地一杯に爆炎が広がる。
「装備がHE弾頭でよかった。少なくとも遮蔽は吹き飛んだはず」
「油断せず警戒しましょう。"風紀委員会"はかなり練度が高いみたいなので――」
「――っ!迫撃――」
―――着弾とほぼ同時に私達の目の前に真っ白な煙が広がり始め、シロコちゃんの姿が見えなくなる程に濃い煙が視界を塞ぐ。
「――煙幕...?!」
「ケホッ...シロコちゃん、警戒を厳に!視界を塞ぐということは――」
「ん"ッ?!」
「っ?!シロコちゃ――」
「うぐっ...?!」
「かはっ...?!」
―――一瞬だった。何者かに投げられた様な音と、シロコちゃんの苦しそうな声が聞こえたと思いきや―――真っ白な視界の目の前に
白飛びした視界が少しずつ回復していく中、路地に吹き込んだ風が煙幕を流していき―――
「...こうして
「っ...『サクヤ』...姉、さん...?」
―――私を抑える様に馬乗りになり、[
―――『以前、"ゲヘナ学園"の"風紀委員会"を取材する機会がありましてね。その時に出会った委員会の幹部の中に
―――最近行われたアヤさんのインタビューの後、オフレコで伝えられた姉さんが『ゲヘナ学園』に居る事。十年前に実家を出て行って以来、ずっと音信不通だったからアヤさんから姉さんの『モモトーク』IDを教えてもらい、トークと通話が繋がった時は本当に嬉しかった。"風紀委員会"での業務がかなり忙しいみたいだから、片手で数えられる程度しか通話出来ていないけど、いつかお互い状況が落ち着いたら直接会おうと約束していたのに―――
「...本当、色々と成長したわね。あの頃から人並み以上に力持ちだったけど、ミニガンを相棒にしているのは貴女らしいわね」
銃口を突き付けたまま、姉さんは私の傍に転がっている[リトルマシンガンV]を見て微笑む。
「なん、で...姉さんが...」
「...私も本意ではないわ。こんな形での直接再会なんて望んではいなかった。――でも、私達は"便利屋68"逮捕のついでに『シャーレ』の"先生"を
「...っ...」
姉さんが細める青い瞳の視線から逃れようと左側を見れば、"風紀委員会"の娘達数人が気絶して動かないシロコちゃんを囲んで銃を向けている様子が見える。
「――ふふ、流石ね。自分達を不利にする情報を吐く程弱くはないようね。――情報を吐かないなら、これ以上拘る必要はない。願わくば、次は穏当な状況で話しましょう。お互い、『モモトーク』程度じゃ収められない積もる話はあるでしょうから」
姉さんはそう言って微笑み、銃声とほぼ同時に額に衝撃を感じた瞬間視界が暗転した―――
side-咲夜
「...ここでいいかしらね。マットレスの代用になるものがないのは申し訳ないけど...」
気絶した
―――迫撃砲による制圧を合図とし、部隊を三つに分けて三方向から攻撃を開始した。私のルートは装甲車が通るには少し狭かった為歩兵だけでの攻撃になってしまい、ノノミと狼耳の娘の連携で足止めされて数名が負傷した。しかし二人以外に阻止戦力が無いと分かった為、チナツから後方指揮を引き継いだアコに要請して発煙弾の煙幕で視界を塞ぎ、CQCで一気に制圧した。
「ノノミには申し訳ないけど、これで私の部隊は突破できた。問題は――」
―――ピピッ!
『こちら現場指揮のイオリ!各隊状況知らせ!――私の方は
『こちらチナツ。迫撃砲小隊と指揮所は命令により"行政官"に任せ、主力部隊を指揮中ですが、頑強な抵抗に遭っています。..."便利屋68"だけでなく、アビドスの生徒達も想定以上に練度が高いようです』
『こちらサクヤ。ついさっき障害を突破、これから前進する所よ。――チナツ、突破は難しいかしら?必要なら私の方で――』
―――頭上でヘリが飛び去る轟音が聞こえ、ハッとして頭を上げると
『――っ?!こちらチナツ!アビドス生らしき集団が攻撃してきました!人数は凡そ三十名!進路的に、恐らく校舎の方からの増援と思われます!』
銃声や機関砲の発砲音を背景にしてチナツが急報を入れる。―――私達が戦端を開く合図になった『柴関ラーメン』の爆発の轟音が聞こえていたのだろう。集合と準備を終えて今救援に来た様だ。
『うわっ?!...ぞ、増援だと?!こっちは狙撃戦も部隊指揮も同時にやって忙しいってのに...!』
『イオリ...まぁ、仕方ありませんね。しかし...増援とは言え三十名程度ですか。チナツが率いている主力部隊の数を覆すにはまだ至らないでしょう。
―――装甲車一輌を対空戦闘に抽出してください。撃破は狙わずとも制圧し続ければそれで構いません。そして部隊の半数ともう一輌の装甲車で敵増援の迎撃を。必要であれば迫撃砲の支援を行います』
『了解しました』
忙しそうなイオリに代わってアコが指示を出す。こちらの戦力は歩兵だけでも一個中隊だ。相手に居る『アビドス』の娘達はかなり練度が高い様だけど、量を超えるのは上澄みの実力を持っていても難しいものだ。―――とは言え、『ゲヘナ』内ではない為物量を支える為の補給は少し心許ない。あまり時間を掛ければこちらが息切れを起こしてしまう。
『サクヤ。貴女の部隊には遊撃をお願いします。遊撃の裁量は貴女に一任します。...爆発した"柴関ラーメン"の方に留まっているアビドス生一名と、
「了解したわ。さて――」
アコの指示に了解し、通信を切る―――
―――~♪
「...!」
―――スマホから電話の着信音が鳴り、バイブレーションも感じる。取り出して画面に映る着信の名前を見て、すぐに出る―――
「――"お嬢様"。サクヤでございます」
『――急な遠征への参加ご苦労様、サクヤ。...少し聞こえる音的に戦闘中ね?――これから
ということで、散々匂わせてきた――アビドスを狙う鬼傑組組長『吉兆ヤチエ』と、風紀委員会出向委員にして行政官補佐、そしてノノミの腹違いの姉『十六夜サクヤ』のお披露目です。
次回、風紀委員会戦終結...するといいなぁ。
名前:
所属校:ゲヘナ学園
学年:二年生(留年)
部活動:"風紀委員会"出向委員兼"行政官補佐"
装備:SMG+HG(
名前:
出身校:山海経高級中学校
年齢:17歳
部活動:鬼傑組"組長"
装備:HG(