Blue"Fantasy"Archive~透き通るような"幻想"世界~ 作:八坂 義景
ナグサは復刻待ちだけどいい...白が200色ある意味が解るぜ...一か月後のハフバも楽しみだぜ...!
さて、いよいよ"鍵"が動き出します
~廃墟監視サイト01 監視塔~
side-
『――こちら"WOLF2"。探索終了、帰還の護衛に移る』
「了解。こちらも引き続き周辺を監視、警戒を継続します」
―――インカムにカゲロウからの通信が入り、
「..."ヴェリタス"..."セミナー"非公認の部活動。活動はハッキングやネットワーク関連、ドローン開発。インドア派よりの部活動が『廃墟』探索なんて珍しい」
カゲロウに先導されて移動する面々を見ながら呟く。
―――"連邦生徒会長"が岡崎"教授"に『廃墟』入域を認めて以来、『ミレニアム』の色々な部活動の部員や生徒が随行する様になった。"エンジニア部"や"特異現象捜査部"、"岡崎研究室"...やはり、嘗て存在した文明の遺構は興味をそそられるのだろう。
「無断侵入が減ったけど、今度は調査、探索の為の入域申請が多くなってる。規則を守ってくれるのはありがたいけど――」
[[[...■■■]]]
「――!こちら"WOLF1"!"ガーディアン"三機が背後からそちらに接近中!」
―――視界の端に見えた、路地を抜けてカゲロウ達の下に近付いて行く
『――了解。丁度出て来たわ!背中を刺そうとしたのでしょうけど、
「――は?」
『――え...?』
―――しかし、"ガーディアン"三機はカゲロウ達の目の前で動きを止め、フラリと地面へと落ちる。その瞬間を目の当たりにしてカゲロウだけでなく、岡崎"教授"と"ヴェリタス"の面々も戸惑った表情を浮かべる。
『――こちら"WOLF2"。"ガーディアン"三機が急停止したわ』
「――こちらでも確認しました。..."WOLF2"、警戒を厳にして接近してみてください」
『了解。...私が先に接触する。貴女達はいつでも迎撃できるように身構えておいて』
カゲロウに指示を出し、カゲロウは岡崎"教授"達に指示を出してから[
『...接近による反応なし。接触に移る』
カゲロウは[
『...反応なし。完全に機能を停止してるみたい』
「こちら見ていても反応は確認できません。...このような事例は初めてですね」
『そうね。どうしたものかしら――』
『――こちらユメミ。その"ガーディアン"三機、
『――え?』
「――回収、ですか...」
カゲロウの下に岡崎"教授"が近付く様子を確認し、続いて彼女自身が通信に加わってそんな提案を挙げる。
『今までは撃退しかできなかったし、追い詰めても上手いこと逃げられてばかりだったもの。――ミレニアムとしても、この"ガーディアン"は是非とも研究、解析したいわ』
『――"WOLF1"、どうする?私は消極的賛成よ。未知が多い存在を預けるのは不安があるけど、
カゲロウが意見を挙げ、私に判断を仰ぐ。―――カゲロウの懸念は理解出来る。"ガーディアン"については未知の部分が多い。"ゲーム開発部"と『シャーレ』が探索を行ってから目撃情報が増えているものの、その挙動は
科学と技術の学校である『ミレニアム』なら対策も出来るかもしれないけど、『廃墟』から
「――分かりました。当該の"ガーディアン"三機を『ミレニアム』へ引き渡します。但し――研究、解析で得られた情報はできれば我々へも共有して下さい。情報があれば、『廃墟』での監視もより効果的になるでしょうから」
『分かったわ。ただ、こちらも"ガーディアン"の機体調査は初めてだし、サンプルがこの一機だけだと最悪
「了解しました」
岡崎"教授"の言葉に了解を返し、通信を切った"教授"が"ヴェリタス"の三人に何か指示を出し、二人の生徒が傍に侍らせているドローン数機が"ガーディアン"の傍に飛び、機体内に格納していたらしいワイヤーを展張して"ガーディアン"に巻き付け、ドローンが高度を上げて吊り上げる様子を確認する。
『――では、帰還の護衛を再開する』
「了解。引き続きこちらも周辺警戒を続けます」
カゲロウが帰還再開を伝え、[
「でも、本当に不思議な事態だ...あの急停止の様子はまるで――」
そんな個人的な呟きは空へと消えていく―――
~"ヴェリタス"部室~
side-ハレ
「――――って訳で、これがあたし達が昨日獲得した『廃墟』での成果だよ」
「うん...間違いなく私達の[鏡]探索でも見かけた変なドローンだね」
「まさに
「"こうして近くで見ても不気味だね..."」
「そうですね...こうして間近で観察できる機会が得られるとは思いませんでした」
―――マキが経緯の説明を終え、マキの提案で招いたモモイ達"ゲーム開発部"と、開発中のゲームのテストプレイの依頼で一緒に居合わせていたという"先生"とミヤコは改めて異質なドローン―――『廃墟監視サイト』側で"ガーディアン"と呼称されている機体三機を見下ろす。その傍ではマガンとコタマが端末接続用コードを繋げられそうな箇所を探している。
―――『折角だし、モモ達に見せてもいいかな?あたし達より廃墟を探索した回数は多いし、何か知ってるかも!』
―――まずは私達"ヴェリタス"で解析してみたいと"教授"に頼み、"ガーディアン"を部室に運び込んだ翌日。『G.Bible』捜索で『廃墟』探索の経験が私達より多い"ゲーム開発部"の娘達から何か情報が得られるかもしれないというマキの提案を受け入れ、彼女を通して部室に招いた。
「――うーむ...機体のデザインからは用途が推測しにくいな。アームも物体の保持にゃ向かねぇし、触手の先の羽根っぽいパーツも用途が分からん。何より...ポートが全然見当たらねぇ。コタマ先輩、そっちはどうだ?」
「...こちらも見当たりませんね。蓋やカバーも無し...これは困りましたね」
―――マガンが手にしていた"ガーディアン"アームと触手を少し雑に手放し、頭を掻きながらポートが無いとぼやき、コタマ先輩も同様の報告を挙げて眉を八の字に曲げる。
「マジで?それじゃあOSやらAIの有無とかシステムの解析無理じゃん!」
「先にシステム面の解析をと思って"岡崎研究室"が研究を始める前に運び込んだけど...これはまさかの事態だね」
二人の報告を受けてマキと揃ってどうしたものかと悩む。―――『廃墟』を彷徨うドローンの類だから、未知のOSやシステムに触れられるかもしれないという興味から先に解析を試みたのに、それすら出来ない状況だ。
「だったら外装を剝がして中身を直接調べればいいんじゃないの?」
「それで中身を損傷させて起動すらできなくなっちゃうと困るなぁ。サンプルはこの三機しかないし、
モモイの言葉にそう返す。―――研究や解析にあまり縁が無いからこその言葉だ。損傷によって研究や解析が不可能になり、サンプルとしての価値が無くなる場合がある。サンプル数が多ければ試せる手段は多くなるけど、今回回収出来た"ガーディアン"は三機。そして、解析が終わったら"岡崎研究室"に引き渡す。故に、サンプルとしての価値を損なう様な外的刺激はあまり与えたくない。どうしたものか―――
「――お疲れ様...って、大所帯ね。"ゲーム開発部"だけじゃなく『シャーレ』まで居るなんて...」
「――先輩、お疲れ様」
「お邪魔してまーす!マキがこの変なドローンについて私達が知ってる情報が欲しいって言われたから来てるよ」
「"や、お邪魔してるよ。"ゲーム開発部"からの依頼で来ていたんだけど、私達も『廃墟』探索の経験はあるから一緒に来たんだ"」
―――部室のドアが開いてチヒロ先輩が入って来て挨拶を交わす。先輩は私とマガン、マキで書き上げた『廃墟』探索のレポートを代わりに"セミナー"に提出しに外出していた。その間にと私達は"ガーディアン"の解析を試みたけど、こうして手詰まりの現状を迎えている。
「レポートは受理されたわ。――それで、見た感じ進捗はなさそうね」
「あぁ。コードを繋げるポートがまるで見付からねぇ。ドローンの類なら充電やらシステムアクセス用のポートや端子があって然るべきだってのに...」
「現状打つ手がないから、モモイ達に話を聞こうかなって考えてたところ。その情報から何か手掛かりを――」
「......」
「――アリス?」
―――ふと、モモイ達の間を抜けてアリスが"ガーディアン"に近付く。その瞳は心ここに在らずという感じでフラフラと歩き、"ガーディアン"の内一機の傍でしゃがんで手を触れる―――
―――prrr...!
「――内線?...こちら"ヴェリタス"」
『"セミナー施設部"だ!アンタらの部室の
『20...32...46...消費電力が上がり続けています!』
『緊急事態だ!メインを遮断して非常用系に切り替え!』
「――は?え...?」
―――私の傍の壁に備え付けられている内線のコール音が鳴り、受話器を取ると"セミナー施設部"部員の怒声が鼓膜を震わせる。その後ろでは慌ただしいやり取りも聞こえ、突然の事態に頭が真っ白になる。
「――う、動いた...?!」
「「アリスちゃん、一体何を...?!」」
「おい待て待て!お前何をしやがったアリス?!」
「"アリス...?!"」
「アリスさん、一体何を...?!」
―――アリスが
「み、皆待って...!なんでか構内の電力をこっちで一方的に――」
『本当に何してやがる?!そっちでも早くブレーカーを落として電力供給を――』
―――皆を止めようと声をあげた瞬間、アリスが私達に[
~『ミレニアムタワー』"セミナー"司令室~
side-ユウカ
<「消費電力の急上昇停止!」
<「まだ復旧はするな!しばらく様子を見る!」
「――『廃墟監視サイト』より緊急通信です!回線回します!」
『――こちら廃墟監視部隊、"WOLF1"!"ガーディアン"及びオートマタ
『――こちら"セミナー保安部"指揮所!"システム棟で
「こちら司令室!エレン、『第三監視境界地区』にも部隊を送れる?!『廃墟』のドローンやオートマタが境界を越えそうだと、廃墟監視サイトから通報があったの!」
『それはまた急ね...!了解よ!そっちは私が現場指揮を執るわ!』
「了解、任せたわよ!...はぁぁ...一体何が起きてるの...?」
―――オペレーターの喧騒に満ちる"セミナー"司令室。次々起きた
―――"ヴェリタス"の部室で
―――それと
「...ノア、"ヴェリタス"に直近で『廃墟』に絡む活動の実績はある?」
「――昨日、"教授"引率の下『廃墟』に入域しています。チヒロ部長が事件発生前に提出したレポートのコピーがこちらです」
傍に居るノアに尋ねればそんな返事が返り、ノアが差し出したレポートを受け取って速読する。
「――未知のドローン..."廃墟監視サイト"側の仮称"ガーディアン"三機を回収。"ヴェリタス"にてシステム解析を試みる...これが原因かしら」
「――だとしても、
「――現在の状況は?」
「「――会長?!」」
「私の入室ごときで手は止めないで。事態収拾に必要な指示と作業を続けなさい。一分の遅延は数十倍の被害拡大に繋がるわ」
―――ふと司令室の扉が開いたと思いきやリオ会長が姿を現し、私とノア含めて皆驚きで動きを止めるけど、会長は表情を変えずにそう指摘しながら司令席に座って仮想画面やコンソールを立ち上げる。
「――ユウカ、改めて聞くわ。現在の状況は?」
「は、はい!"ヴェリタス"部室にて――――」
司令室が再び慌ただしくなる中、私はリオ会長の前で現状報告を行う。
「――――以上が現在判明している事態とその対応になります」
「報告ありがとう。――"ヴェリタス"の部室には"C&C"エージェントも投入しなさい。保安部の娘達を信用しない訳ではないけど、恐らく
「それはどういう――」
『――こちら"C&C"エージェント"
「――り、了解よ。...でも、鎮圧にわざわざ"|00(ダブルオー)"――ネル部長が介入したの?」
―――インカムに
『――"
「――は...?あ、アリスちゃんが...?」
―――アカネの返答に頭が真っ白になる。
「...アリス...やはり、私の予測は的中したみたいね...
―――驚きと困惑で飽和した感覚は、リオ会長の小さな呟きを捉える事が出来なかった。
~"ヴェリタス"部室
side-ミヤコ
「...ぅ...ん...?」
「"――ミヤコ!"」
「――目を覚ましたか、ミヤコ」
「..."先生"...か、カリン先輩...?」
―――
「――見たところ外傷はないけど、起きれる?」
「...っ...少し頭がクラクラしますが、なんとか...」
「支えよう。っと...」
後頭部に鈍い痛みを感じるものの幸い起き上がれない程深刻ではなく、カリン先輩に背中を支えられながら上体を起こす。
<「皆大丈夫かなー?」
<「イテテ...あぁ、何とかな...」
<「私も、[アテナ3号]も大丈夫だけど...一体何が...」
<「コタマ、起きれる?」
<「な、何とか...あの閃光、衝撃...どうして皆無事に...?」
―――アスナ先輩の治療を受ける"ヴェリタス"の皆さんと、
「...モモイさん以外は、無事なんですね...あの距離で攻撃されたのに何故...?」
「"
『へとへとですぅ~...もう今日はアロナバリアは使えませんよ~...』
"先生"がそう事情を説明し、"シッテムの箱"からアロナさんの疲れた様な声が聞こえる。どうやら"シッテムの箱"が持つ機能である
「後頭部を診るよ。ちょっと失礼...」
「お願いします...ところで...カリン先輩。何故、"C&C"の皆さんがここに?」
「"私は幸い吹き飛ばなかったから、"セミナー"か"C&C"に通報しようとしたら、カリン達が真っ先に駆け付けてくれたんだ。ここに運んで避難させたのもカリン達だよ"」
「元々別任務の準備で外出して、偶然『システム棟』の傍を通りがかったんだけど、"ヴェリタス"の部室辺りから
「おらおらおらおらぁっ!!」
バララララ...!
「――防御行動。カウンター」
[[[――■■!!]]]
パラララ...!
―――私の後頭部を診ていたカリン先輩が目を向けた先。サーバー筐体の残骸や、飛び散ったパーツで辛うじてそこが元々"ヴェリタス"の部室であったことを示す、天井と壁が殆ど吹き飛んだ『システム棟』の一角。そこではネル先輩と、
ネル先輩の[
「...!アリスさん、どうして私達を...」
「"分からない。でも...あの
「少なくとも、今のアリスは
「っち...!おいチビ!アリス!テメェ今何やってんのか理解してんのか!!」
「――レールガン、エネルギーチャージ。――射撃開始」
「っおぉ...!――ちっ!変わらず聞く耳持たずかよ...!」
―――戸惑いを隠せない私の言葉に"先生"とカリン先輩がそう返し、ネル先輩がアリスさんに呼び掛けるも、
「...よし、大丈夫そうだね」
「ありがとうございます...しかし、あれだけ激しい戦闘では、私達の介入は寧ろ危険ですね」
「"今はネルの説得が通るか、鎮圧を待つしか――"」
「――総員降車!」
―――トラックのエンジン音が聞こえて目を向けると、"セミナー"のロゴマークを誂えたトラック二台と救急車らしき車両が私達の近くで止まり、武装した"セミナー保安部"の方々と"セミナー施設部"所属らしきエンジニアが荷台から降りて此方に駆け寄って来る。
「あれは...」
「"セミナー保安部"と"施設部"の部隊だ。流石の即応力だけど...今介入してもあの二人の戦闘に巻き込まれるだけだ」
「"なら、私が話して止めてみよう。"セミナー"ならユウカ辺りに話を通せれば..."」
"先生"はそう言って立ち上がり、"セミナー"の即応部隊の下へと足を向ける。
「――貴方は...!」
「"連邦捜査部『シャーレ』。"ゲーム開発部"の依頼遂行中、現在の事態に巻き込まれた。幸い負傷者は気絶が一名のみ。他は軽傷だ。
ただ、見ての通り"C&C"エージェントが
「り、了解しました!部隊はいつでも動けるように包囲態勢で待機!それから救急チームを呼んで担架も持って来て!...こちら"保安部"即応チーム。現場に到着しましたが、『シャーレ』の"先生"が現場に居まして......はい...話をしたいと...」
指揮者腕章を嵌めた"保安部"の生徒は"先生"が説明した状況に戸惑いながらも受け入れ、モモイさんの搬送を指示してから"セミナー"に通信を繋ぐ。
「...!分かりました。――"先生"、早瀬"会計"が対応します。インカムはありますか?」
「"あるよ。回線番号を教えてくれるかい?"」
「はい。番号は135.02です」
「"分かった。......ユウカ。こちら『シャーレ』顧問。...うん、"ゲーム開発部"の依頼中に"ヴェリタス"に寄ってね。それで巻き込まれて――――"」
「――負傷者を運びます!」
「あそこのグループ、金髪にピンクのラインが走る黒い猫耳ヘッドフォンを着けた娘だ」
「...あちらですね!よし、行くよ!」
「了解!」
―――"先生"がユウカ先輩に説明する中、赤十字の腕章を嵌めた担架を運ぶ"保安部"部員二人がやって来て、カリン先輩の案内に従って移動する。
―――担架にモモイさんが乗せられ、ミドリさん、ユズさん、マキさんが救急チームについて行く。
「...命に別状なげればいいですが...」
「彼女は良くも悪くも諦めが悪い娘だ。きっと目を覚ますよ」
「――おらァッ!!」
[■■...?!]
「――これで取り巻きは剥げた!後はテメェだけだチビ!」
「......」
―――チェーンが揺れる音に続いて地面に叩き付けられる音が聞こえ、ネル先輩とアリスさんの方に目を向けると、アリスさんの傍についていた
「...チャージ完了。射撃――」
―――一瞬だった。アリスさんの[
「......」
「...気絶した、か。――鎮圧完了、後は任せるぜ。おいアスナ、カリン![
―――ゼロ距離で銃弾を浴びせられては流石に耐えられなかった様で、ヘイローも消えてぐったりと目を閉じて動かなくなり、スニーカーの爪先で軽く小突いて反応しない事を確認してアリスさんを肩に担ぎながらアスナ先輩とカリン先輩に指示を出す。
「――鎮圧確認。現場調査と聴取を始める!」
「「「「了解!」」」」
「了解。――ミヤコ、後は大丈夫だね?」
「はい。...少し頭はクラクラしますが、大丈夫です」
「分かった。――"先生"も話が終わったみたいだね」
ネル先輩の鎮圧を見届けた保安部と施設部の部隊が”ヴェリタス"部室
「"――鎮圧できたみたいだね"」
「はい。保安部の聴取が終わったら、モモイさんのお見舞いに行きましょう。早く目を覚ますといいですが...」
"先生"に頷き、マリサ先輩への聴取に目を向ける。
―――アリスさんが
「...アリスさん、貴女は一体...」
―――"ヴェリタス"部室跡地では現場調査と証拠の押収が進む中、不安から漏れた私の呟きは昼下がりの青空に消えていく。
ということで、
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