Blue"Fantasy"Archive~透き通るような"幻想"世界~ 作:八坂 義景
初手からPC版リリース告知!おま国のSteam版からついに...!
ストーリーは散々擦られ続けたデカグラマトン3章更新!しかもライブ後夜からPart1解禁ってマジィ??!!
イベントピックアップはメモロビがHな臨戦リオ!身体うっす。ケツでっっ。な臨戦ヒマリ!報酬は臨戦トキ!完全な武器種変更は初では?!そしてアニバ限定でついに臨戦アリス!動きも演出も既視感しかねぇ!そしてそして!!遂にケイ実装だァァァァ!!
7thPVは調整次第だけど4月頃!次は一体どんな物語が来るのか...
そしてデカグラ3章Part1&2!結構早かったケイの新ボディ登場!でも生徒立ち絵とは違う所が多いからまだ変身残してるな...?それはそれとして表情豊かで可愛い。皆の臨戦装備はミドリデザイン!流石ゲ開のデザイナーやで...!一方マルクトはお姉様兼オカンやってて尊い...鋼鉄大陸だからこそだろうけど、預言者を複製できるのは無法だな。でもビナーもケテルもあっという間にボコボコにされてて草。ケテルは広域スキルの絡みがあるとはいえビナーより早い...てかビナーはマジで何なの???
付き添いの筈だったのに主戦力にされてるユズ、そして最後の防衛ラインになったモモミド...この娘ら廃部寸前のゲーム開発メインだったんだぜ?すっかりC&C並の特殊部隊だよ!
...さて、プロット練り直さなきゃ()いやまぁ、いつかケイも生徒として来てくれるとは思ってたけどさ...
長々とした興奮はさておき補習授業部...ではなく、『エデン条約』締結に向けた動きです。
~"連邦生徒会"オフィスビル 大会議室~
side-
「――では、双方条約内容に異議異論はありませんね?」
「――はい。『トリニティ』、"ティーパーティー"として異論はありません」
「――キキッ。我が『ゲヘナ』、"
―――私の言葉に対して、右側上座に座る『トリニティ』"ティーパーティー"トップ、"ホストリーダー"
『トリニティ』側ではナギサ以下、"
「では――『エデン条約』の内容はこれで決定とします。双方の充分な合意を得られた条約となったこと、心より感謝いたしますわ」
「こちらこそ、前"連邦生徒会長"
「これで我が『ゲヘナ』の治安の悪さも多少は改善されるだろう。前"連邦生徒会長"の
二人の賛意を確認して『エデン条約』の締結内容の確定を宣言し、安堵を内心に収めて謝意を述べ、二人も謝意を返す。―――これで『エデン条約』締結に向けた折衝の山場を
長きに渡り続き、当然の物として認識されていた『トリニティ』と『ゲヘナ』の対立。前"連邦生徒会長"が提案し、主導して進めていたけど、唐突な
―――しかし、あくまで
「――さて。後はこの条約内容を双方が承認する場が必要ですわ。...
「――会場として選定されました、『通功の古聖堂』の修繕工事は順調です。皆様に共有されております資料の通り、一ヶ月以内には全工程が完了すると確実な見通しが立っております」
サクラコが報告を挙げる。挙げられた聖堂は嘗て『トリニティ』が成立した『第一回公会議』が行われた歴史ある場所と聞いている。しかし、その歴史の長さ故に老朽化や崩落が多く、且つ歴史、景観保全を理由に殆ど手が加えられていなかった為、彼女と"シスターフッド"には骨を折ってもらった。彼女が挙げた資料を見れば、『カイザーコンストラクション』が主体となっている今後の修繕工程は一か月で全工程が終わると確認出来る。『カイザーコーポレーション』そのものは
『トリニティ』が生まれた場で、今度は
「結構。――警備体制については?」
「――資料の通り、委員会の総力を挙げて綿密な警備体制を構築している。...非公認部活動ではあるが、"トリニティ自警団"にも協力を要請して更なる増員も進めている所だ」
警備体制について尋ねれば、"参謀"メグムがそう報告を挙げる。―――資料でも会場となる聖堂周辺だけでなく、自治区内や境界地域でも巡回や検問を設けて綿密な警備体制を構築する計画が示されている。"トリニティ自警団"の名前を挙げた時に微かに眉を顰めたけど―――"トリニティ自警団"は、前"連邦生徒会長"
「――警備体制については
「分かっているとも」
メグムは私の言葉に頷く。
「――では、条約内容、他案件で懸念、疑義はあるかしら?」
私の言葉に対して沈黙が返る。―――条約内容はこれまで何度もこうして重鎮達を集め、話し合ってそれぞれの要求や懸念を解消して来た。懸念、疑義が出ないなら条約内容は充分と言えるだろう。
「――結構。では、本日の『エデン条約準備会議』は閉会とします。次回は調整次第ですが約二週間後――式典準備を主とした会議を実施します。
小休止の後、会見ホールにて各メディア向けの記者会見を行いますので、桐藤"ホストリーダー"代行、羽沼"議長"は控室にて待機をお願いします」
「――承知いたしました」
「――うむ」
閉会を宣言し、両校の
「――遂にここまで来ましたね。前"連邦生徒会長"が提案した当初と比べれば、よくここまでお互い歩み寄れたものです」
「そうね。――長い歴史が積み上げた『トリニティ』と『ゲヘナ』の対立関係。
資料を片付けながら、隣に座っていたリンの言葉に頷く。―――『トリニティ』と『ゲヘナ』の対立は誰もが当然のものだと認識しており、その改善、解消など夢物語だろうと思っていた。
―――『...エデン条約。両校の対立を治めようとする条約に"楽園"を意味する言葉を与えるなんてね。...対立を歴史として続けてきた
―――『もう充分過ぎる程対立してきたからこそだよ。対立は永遠に続くものじゃない。...協調にも同じことが言えちゃうけど...それでも――
だから彼女が―――前"連邦生徒会長"が条約締結の提案を挙げた事には驚かされた。そして、私の否定的な見解と反する様に条約締結に向けた会議や交渉は順調に進み―――その最中に彼女は突如
私は"副生徒会長"の職責として次の"連邦生徒会長"へと昇進し、
「――もう少しよ。最後の詰めが肝心。双方納得できる条約内容ができたからと油断せず、粛々と進めましょう」
「――分かりました。では、私は会場準備の指揮に向かいます」
「えぇ、お願いするわ」
リンが立ち上がり、両校の面々に混ざって会議室を出て行く背中を見送る―――
~『アビドス』校舎 "廃校対策委員会"部室~
side-モコウ
『――――では、質疑応答に移ります』
―――借金返済の傍ら、稼ぎが良くて浮いた金で最近買った部室のテレビが"連邦生徒会"での会見を中継している。『八雲
『――八番席の方、どうぞ』
『――クロノススクール"新聞部"、"花果子念報"の姫海棠ハタテです。当条約は長く対立関係にあったトリニティとゲヘナの協調という極めて画期的なものですが――――』
「――ただいま~モコウ」
「――ただ今戻りました、先輩」
「――おう、掃除お疲れさん」
―――部室出入口の引き戸が開き、校内の砂掃除を終えたユメとホシノが入ってきて、顔を向けて労う。
「あれ、珍しいね。モコウがニュースなんて見てて...」
「偶然だ。留守番が暇だから適当に付けたチャンネルがコレをやってたってだけさ」
ユメにそう答えつつ、テーブルに置いていたピッチャーから麦茶を紙コップ二つに注ぐ。
―――『エデン条約』。私達に直接関係は無いが、マミゾウが経営している『カイザーコンストラクション』がこの条約の調印式典会場の修繕工事のメインを手掛けていると聞いている。歴史的建造物の修繕はマミゾウにとって初めてらしいが、聞いた話では順調の様だ。
「ありがとうございます、モコウ先輩。...『エデン条約』...本当に締結されるんでしょうか」
「『ゲヘナ』と『トリニティ』って、学校そのものがずっと対立してたんだよね...それが解消されるならいいことなんじゃないの?」
「アッサリできるならな。私らが
麦茶を注いだ紙コップをそれぞれに渡しながらユメの言葉にそう応える。
―――『ゲヘナ』と『トリニティ』の対立は、殆ど無関係だった『アビドス』側ですら"またいつものか"と思う位には
私とユメだって、ユメの両親が亡くなって私の家に来た当初と、私自身の両親が亡くなった当初も、朝起きたら居る筈の人物が居ない状況に慣れるのには時間が掛かったものだ。
―――日常にあったものがいきなり無くなったり、変わってしまう。それを受け止めたり、慣らそうとするのは難しい。
「でも、そんな対立を変えようと動いているだけでもすごいことだよ!現に、条約は締結するだけまで進んでいるんだし!」
「...詳しい経緯は何も知りませんが、それでも対立を抑えて締結目前まで持って行けたのはすごいことですね」
中継のテロップに映っている『エデン条約、締結目前』の文字を見たユメの言葉にホシノが頷く。
「確かにな...前の"連邦生徒会長"の
―――前職は『百鬼夜行』生徒会"陰陽部"部長で、大人相手でも堂々駆け引きを行い、"連邦生徒会"を纏め上げるカリスマと手腕を持つ現"連邦生徒会長"『八雲
~『ミレニアム』"岡崎研究室" 談話室~
side-チユリ
『――十二番席の方、どうぞ』
『――○○新報記者、□□□と申します。本条約はトリニティ、ゲヘナ両校の協調を目的としているとのことですが、その協調で以て他校との駆け引き、或いは
『...あくまで本条約はトリニティ、ゲヘナ両校の関係改善、治安維持の強化連携を目的としたものです。先程ご説明した条約内容の通り、それ以外の意図を含んではいません。逆に質問させていただきますが、本条約のどの条文、条項を以てそのような意図があると推測されたのでしょうか?そのような点がありましたら、迅速に修正を行いますが』
「...酷い記者ね。説明された条文を見ればそんなの分かり切ってるでしょうに」
「聞いたこともないメディアだが、こんな質問を投げるあたり程度が知れるな」
―――談話室のテレビで『エデン条約』に関する会議後の会見の中継が映されていて、パグ獣人の記者の質問に対して『八雲
その様子を見て呆れた半目で言ちるナルミ先輩の言葉に頷く。現に画面の中では記者が『いえ...その...自分の勘違いでした...』と言葉を濁し、顔を真っ赤にして肩を震わせながら着席する。
「――大方、『エデン条約』は
『――一番席の方、どうぞ』
『――クロノススクール"新聞部"、"文々。新聞"記者射命丸アヤです。本条約においては両校間で紛争や暴動が起きた場合の鎮圧、制圧を執行する機関として"
『"
『送り出す人員、役職や体制...具体的な整備はこれからになるが、如何せんお互いに手探り状態なのでな。だが、お互い納得できる条約内容を決定できたのだ。"
仮想画面を複数展開したノーパソでキーボードを打つ手を止めず、"教授"が辛辣な意見を挙げる。画面の中では『クロノス』の新聞記者兼『シャーレ』"広報員"である『射命丸アヤ』が"
「『桐藤ナギサ』、『羽沼マコト』...現
「確かに。"連邦生徒会"の権限じゃ構成校に条約締結を強いるなんて無理だしな。前任もだし、今の"連邦生徒会長"も活発だったとはいえ――」
「......」
「...
―――ふと、私の向かい側に座ってコーヒーを啜っていた
「...!どうしたの、チユリ?」
「どうしたはこっちのセリフだ。何か上の空に見えたから声を掛けたんだが...」
「...『エデン条約』が本当に締結されるのが意外ねって思ってただけよ。ずっと対立していた学校が手を取り合う...歴史的にも快挙でしょう?」
私の声で一瞬肩を跳ねさせ、しかしすぐに平静を取り繕って私に顔を向けた先輩の言葉にそう返すと、先輩は
「歴史的快挙か...確かにそうだな。条約内容の合意が決まっただけでもすげぇことだしな。後はその内容を承認する場――調印式典を行うだけ、か」
「"
私の言葉にナルミ先輩が言葉を続ける。―――今の中継の通り、今回決定したのはあくまで条約内容。その内容を正式に承認するなら、世間に知らしめる方が効果的だろう。
「確か...会場は『トリニティ』のどっかの聖堂とかだったか?」
「――『通功の古聖堂』よ。会見で言ってたでしょ...」
「あぁ、それだそれだ。――ガッツリ『トリニティ』内で式典やるんだな。『ゲヘナ』の治安の悪さを考えりゃ
「――軽く調べてみたけど、『トリニティ』成立が決定した『第一回公会議』の会場だったみたいね。『トリニティ』としての歴史的に重要な場所で『ゲヘナ』との関係改善を成す条約を結ぶ...実におあつらえ向きね」
―――作業を進めながら話を聞いていたらしい"教授"が仮想画面一枚をこちらに流す。そこには『通功の古聖堂』についてのネット上の情報が載っていた。
かなり歴史的に重要みたいだが、それ故に殆ど手が付けられず廃墟同然にまで劣化していた様で、会場選出にあたって急ピッチで修繕工事が進んでいる様だ。載っている画像には、『カイザーコンストラクション』を初めとする建設企業の足場や重機に囲まれた聖堂の姿がある。
「嘗てバラバラだった『トリニティ』を
仮想画面を"教授"の方に返し、中継映像に目を戻しながら言ちる―――
「......」
―――チラリと
~『ゲヘナ学園』"風紀委員会"本部~
side-サクヤ
『――――これ以上質問がないようでしたら、これにて本会見を終了いたします。この度は多くのメディアにお集まりいただき、誠に感謝いたします』
『――次回、皆様が集まるのは調印式典となるでしょう。歴史的瞬間をキヴォトスへ報じられる日を、どうぞ楽しみにお待ちくださいませ』
―――『八雲
『――シノンさん、マイさん、ありがとうございました。...遂に歴史的条約の締結が目前に迫ってきました。このエデン条約は前"連邦生徒会長"の提案から始まり――――』
「――条約内容が合意されたんですね。昨日委員長から共有された、提出予定の要求内容を見ましたが...かなり
「ずっと対立していた学校が手を組むもの。お互いの差別、対立意識がまだ根強い今はあれくらいの譲歩は必要でしょう。今後問題を起こすとなれば、大体は
―――コーヒーを淹れて来たチナツからマグカップを受け取りながら彼女の言葉にそう返す。
―――マコト"議長"、レミリア"
この条約の主目的は両校間での治安維持での連携と、紛争、全面戦争を防止する事にある。特に我が『ゲヘナ』は"温泉開発部"や"美食研究会"の様な『ゲヘナ』外でも広く活動する問題組織を抱えており、これまでは『トリニティ』内で問題行動を起こされると引き渡しや鎮圧で無駄に折衝や交渉が必要で、状況によっては"正義実現委員会"との間で
―――しかし、『エデン条約』が発効されれば"温泉開発部"や"美食研究会"が『トリニティ』内で活動し、問題を起こした場合に私達"風紀委員会"も『トリニティ』内で迅速な鎮圧に動ける様になる。正確には条約成立と共に設置される"
「...このまま条約調印も成功するでしょうか」
「その為に私達が支えるのよ。
自身のデスクの椅子に座って書類作業を再開するチナツの言葉にそう答える。―――条約内容の合意に至ったのだ。調印もきっと成功すると祈りながら、私達
「現にイオリがその鎮圧に出向いていますしね。――話を変えますが、本当に委員長は"
「..."議長"も"
―――『条約が成立したら、
―――『エデン条約』締結に向けた『ゲヘナ』内での最初の会議でヒナ"委員長"はそう宣言し、その為に積極的に活動していた。この宣言には誰もが驚き、且つ『ゲヘナ』
しかし、私達が知り得ない―――
「"行政官"も当然委員長について行くでしょうし、そうなれば自然とイオリが"委員長"に就くことになりますが...」
「――私が
チナツの懸念にそう答える。"
―――"
罠、策を読めない、無鉄砲に突っ込む単純さが玉に瑕だけど、真面目な性格と自頭の良さは"委員長"としての素質に相応しいものだ。頭脳面で彼女を支えられるものが居れば欠点も補えるだろう。
「――貴女が居ればきっとイオリも大丈夫でしょう。...『エデン条約』発効、"
「そうね。――でも、今はあくまで条約内容が合意に至っただけ。調印と発効が成されるまで油断なくすべきことをしていきましょう」
「はい」
チナツが頷いて書類仕事に戻り、私も書類の決裁を再開する。
『――続いては、今日のニュースピックアップです。トリニティ自治区内にて
~『通功の古聖堂』前広場~
side-アズサ
「.....」
―――スマホで見ていた『キヴォチューブ』の"連邦生徒会"アカウントでのライブ映像を閉じ、顔を上げる。作業足場に覆われた『通功の古聖堂』が見え、作業員があちこち動き回っている様子も見える。
「...もう少し、か」
呟きが空に消える。―――そう、
―――『...君が来ることは
なるほど君達からしたら
「――隣、いいかしら?」
「――!...あぁ、構わない」
―――声を掛けられてハッと顔を上げると、紫のリボンを飾った白い帽子を被った金髪、紫のカラーに同色のリボンタイを締めた白いセーラー服とスカートを纏い、ブーツを履いた生徒が糸目で微笑みながら私を見下ろしていて、素直に頷きながらベンチの端へ少しお尻をずらしてやる。
「失礼するわね」
生徒は私の隣に座り、トランクを傍に置いて『トリニティ』に来た観光客向けの旅行雑誌を開く。その様子を横目に見ながら『モモトーク』を立ち上げてヒフミ達にそろそろ戻ると連絡するべく―――
「――もうすぐね、アズサ」
「――!...そうだな。条約の内容も決まったらしいし、後は...あそこで調印するだけだ」
―――隣から声が聞こえて目を向ければ、
「ずっと対立し続けていた学校が握手を交わす――歴史的に大きな変革ね。そんな快挙を、『トリニティ』成立を成した場で披露する...実におあつらえ向きよね――
ルイズの言葉に耳を傾けながらも、彼女の方に
―――『...ルイズ?なんで、
―――『
貴女がしっかり
―――
ルイズは気配り上手で、
「――補習授業はどんな感じ?」
「...私は順調、だと思う。――明日、一回目の特別学力試験なんだ。それに"補習授業部"
―――私の膝に置かれたノートを見たのかルイズがそう尋ね、"補習授業部"での現状を答える。"先生"の指摘通り、ヒフミとキクリに教えてもらったおかげで苦手な所、追い付けなかった所は段々と分ってきた様に自分では思う。
「そう...
ルイズは私の返事を聞いて安心した声色で答える。―――"補習授業部"の設立自体は校内に周知されているけど、
「――アズサ。何か
「...!"補習授業部"の皆とは交流を始めて日が浅いけど、今の所特に問題は――」
「――
―――ルイズからそう問いかけの狙いを明かされ、言葉が詰まる。
―――やっぱり、ルイズは
「...言えないならそれでもいいわ。無理強いはしない。でも――」
ルイズが開いていた雑誌を閉じる音が聞こえる―――
「――辛いなら、いつでも打ち明けて。真っ直ぐで真面目な貴女が
―――そう言ってルイズが立ち上がって私の前に立ち、元に戻した糸目で私を見て『それじゃあまたね。補習授業、頑張ってね』と言い残して歩き出し、私はその後ろ姿を見送る。
―――『悩みがあったら
―――"
<~♪
「...!」
阿慈谷ヒフミ
アズサちゃん
もうすぐ補習授業が始まりますよ!
用事は終わりましたか?
阿慈谷ヒフミ
分かりました!
明日は一回目の試験です!
合格できるよう最後まで油断なく
勉強していきましょう!
「...今は、明日の試験に備えないと」
―――『モモトーク』の返事を打ち終えてスマホをしまい、心の中に燻る
ということで条約に絡む各校の動きでした。
感想、評価、お気に入り、栞、ここすきは大歓迎です。作者が喜びでわっぴ~します。