書きやすかったので、第一弾はリリカル無印。
こちらは別作品として扱っていきます。
こちらの方も読んでいただけると嬉しいですorz
L月A日
グレートレッドさんの所に遊びに行ったら、帰り道を間違えた。
……何を書いているか判らないが、俺もまだ現状を理解できていない。
ここ何処よ?
今度から『次元の狭間』に行く時は、帰り道をしっかり確認しよう。
ちゃんと帰れるよね?
――やっぱり、オーフィスちゃんの道案内は不味かったかなぁ。
L月B日
ヴァーリ君、兵藤と会えた。良かった。
あと、この建物の持ち主とも。
プレシアさん。プレシア・テスタロッサさん。魔法使い。
……なんで俺って、一般人より、悪魔とか魔法使いとかと知り合う確率が高いんだろう。
いや、悪い訳じゃないんだけど。
『次元の狭間』の事を『虚数空間』と言っていた。悪魔の事も知らなかったし。
――ここ何処? 異世界だとか認めたくないんです。
帰れるのかなぁ……まぁ、なんだかんだで俺以外の皆が落ち着いてるから、俺も落ち着いてる。と思う。
レイナーレさん達は元気かな。
取り敢えず、どうにかして無事だと知らせたい。
L月C日
『虚数空間』を通って帰ろうとしたら止められた。
なんでも、あの空間は安定してないからまた別の世界に行くかもしれないとの事だ。
……前科があるからなぁ。
止めてくれたプレシアさんに感謝。
身元を証明できない俺達を家に置いてくれてるし、良い人だなぁ。
オーフィスちゃんが言うとおり、グレートレッドさんが見付けてくれるまで待つことになった。
レイナーレさんのご飯を食べたい。
L月D日
オーフィスちゃんに友達が出来た。
アルフさんとフェイトちゃん。
フェイトちゃんは仲良く……なれると良いなぁ。
どっちもあまり喋らないけど、仲は悪くないみたいで安心してる。
アルフさんは大きな狼。喋る。
あと、プレシアさんから『アルハザード』っていうのを聞かれた。
何だろう。魔剣? 確か、何かのゲームでそんな名前の魔剣があったような気がする。
違うだろうから言わなかったけど。
ヴァーリ君達にも聞いてみたけど、知らないそうだ。
なんでも、プレシアさんはその『アルハザード』に行ってやりたい事があると言っていた。
家に置いてもらってる恩もあるので、何か手伝えることがあったら言ってほしい。
役に立つかは別だけど。
L月E日
なんでこの家には、料理を作れる人が居ないのか。
料理当番が俺に決定した。いや、いいんだけど。
兵藤はともかく、ヴァーリ君も料理をした事が無いそうだ。意外だった。
何でも出来ると思ってた。
ちなみに、美猴さんの中華料理は凄いそうだ。それは美味いのか、本当に凄いのか。どっちだろう。
……気になる。帰ったら、作ってもらえないか頼んでみよう。
しかし、プレシアさんが料理をしないのは意外だ。
フェイトちゃんのお母さんなのに。あんまり仲はよくないみたいだけど。
どうにかして仲良くなってほしいなぁ。フェイトちゃんも仲良くしたいと言っていた。
L月F日
アルフさんが女の人だった。
雌だったのか、あの人。
……兵藤が興奮してたので、止めたけど。
恩人の家族なんだから、落ち着けよおっぱい魔人。
グレモリーと付き合うようになって落ち着いたと思ったけど、相変わらずだった。
取り敢えず、帰ったらグレモリーに言いつけようと思う。
黙っててくれと頼まれたが、知るか。
彼女が居るのに他の女性に興奮するお前が悪い。
あと、ヴァーリ君とフェイトちゃんの仲が良い。
……ヴァーリ君に彼女を作ろうと美猴さんと頑張った事があったけど、さすがにフェイトちゃんは年が離れ過ぎだろう。
でも、悪魔って寿命が長いらしいから、良いのかな?
L月G日
ドライグさんとアルビオンさんの仲が良い。
この世界には『おっぱいドラゴン』は無いからね。
仲が良い二人――二匹?
仲が良いドライグさんとアルビオンさんを見てると俺も嬉しい。
いきなり泣き出したり、殺伐としたりしてたからなぁ。
この世界だと、『神器』の事を『デバイス』と言うらしい。
多分違うんだろうけど、似たようなものだと思う。
バルディッシュさんを紹介してもらった。
英語だった。勉強しててよかったと思う。
今日から、オーフィスちゃんに英語を教える事になった。
ヴァーリ君、フェイトちゃんと一緒に。
何だかんだで、こっちの世界での生活に慣れつつある。
あっちの世界は大丈夫かなぁ。
L月H日
魔法使いというのは凄いなぁ、と。
ヴァーリ君とフェイトちゃんの訓練は派手だった。
その一言に尽きる。
というか、フェイトちゃんが派手だった。
凄いなぁ、魔法。
俺は魔力がほとんどないから、使えないそうだ。残念。
兵藤とアルフさんは殴り合ってた。
……兵藤って強かったんだなぁ、と思った。
いや、悪魔なんだから強いんだけどさ。
それにしても、この家の掃除がマジで大変だ。
大きいし、広いし、高いし。
手が届かない所が多いので困る。あと、入室禁止の部屋も。
多分、研究所とか汚れてるんだろうなぁ。
レイナーレさんの大変さが身に沁みてよく判る。
L月I日
プレシアさんから、なんで俺がヴァーリ君達と仲が良いのか聞かれた。
いや、判るよ?
ヴァーリ君や兵藤の魔力って、この世界だとSランクとBランクなんだそうだ。
そして俺は一般人並。
判るよ。だって二人とも悪魔だし。俺人間だし。
オーフィスちゃんとは一緒に暮らしてるから仲が良い、と言っておいた。
家族だと思ってる。
兵藤は学校の後輩で、ヴァーリ君は、気付いたら仲良くなってたなぁ。
今思うと、ヴァーリ君みたいな凄い人とよく友達やってるよなぁ。
プレシアさんから呆れられた。
まぁ、そんなもんだよ。男友達ってのは。俺はそう思う。
ヴァーリ君にも聞いてみた。
「俺と居ると楽しい」からだそうだ。
俺もヴァーリ君と居ると楽しいよ。
L月J日
プレシアさんの部屋にご飯を持っていったら怒られた。
……まぁ、部屋に近寄ったらダメだって言われてたけどさ。
大丈夫かな、あの人。
あんまりご飯食べないけど。
アルフさんが言うには、気難しい人らしい。
まぁ、本当は気難しいじゃなくてもっとヒドイ言い方だったけど。
薄々判ってた事だけど、仲悪いんだなぁ。
何とかしたいな。家族で仲が悪いって、ダメだと思うんだ。
フェイトちゃんはヴァーリ君に懐いてるし、なんだかんだで兵藤とアルフさんも仲が良い。
この家の雰囲気は悪くないけど、フェイトちゃんアルフさんとプレシアさんの関係は微妙だ。
正直、三人が揃うと空気が重いデス……。
ヴァーリ君と兵藤、アルビオンさんとドライグさんに相談してみたけど、いい案が浮かばなかった。
難しいなぁ。
L月K日
最近、食事準備と掃除が板についてきたと言われた。
……喜んでいいのだろうか。
これで、元の世界に帰ったらレイナーレさんの手伝いが出来るね。
あと、プレシアさんから元の世界の事を聞かれた。
――凄いよ、元の世界。
天使、堕天使、悪魔、神様、ドラゴン。選り取り見取り。
あと、悪魔は駄目。大体俺を巻き込もうとしてくるから。
全員じゃないけど、悪魔のトップ辺りは俺を巻き込む事に命を賭けてると思う。
グレモリー家とか、グレモリーとか、サーゼクスさんとか。
楽しい時もあるけどさ、大体が危ない事だから困る。
俺ってただの人間なのに。
苦労してるのね、と同情された。
うん。まぁでも、俺なんかよりレイナーレさんとかアザゼル先生とか苦労してるんだけど。
いつも俺を助けてくれる。
レイナーレさんは大切な家族。
アザゼル先生は恩師だよ。本当に。
……やっぱり、家族は仲良くしないと駄目だよ、プレシアさん。
今は離れ離れで寂しいけど、家族が居るから帰ろうって頑張れるから。
というか、フェイトちゃんって家族じゃないの?
まぁ、髪の色は違うけど。フェイトちゃんはお母さんってプレシアさんを呼んでるし。
やっぱり複雑そうな家族だなぁ。
L月L日
元の世界に帰れるかも、と教えてもらった。
なんでも、『ジュエルシード』って願い事を叶えてくれる宝石があるらしい。
雑誌の一番後ろに乗ってるパワーストーンみたいなものじゃないよね?
21個あるんだそうだ。確かに全部集めたら、御利益がありそうだ。
あと、この世界にも地球があるんだね。
名前はちょっと違ったけど。『第97管理外世界・地球』だそうだ。
異世界というか、並行世界って感じなのかな、ここは。
『ジュエルシード』はヴァーリ君と兵藤、後フェイトちゃんとアルフさんが集めに行く事になった。
俺とオーフィスちゃんは留守番だ。
何事も無く、無事に戻ってきてほしい。
まぁ、二人とも信じられないくらい強いから大丈夫だろうけど。
フェイトちゃんを守ってあげてね、ヴァーリ君。
ドライグさんとアルビオンさんも頑張って。
L月M日
やっぱりこの世界は、俺達が居た世界とは違うんだなぁ、と。
駒王町って場所は無いそうだ。
その代わり、海鳴って場所があるらしい。
色々違うんだなぁ。
美味しいお菓子屋さんがあったそうなので、戻る時に買ってきてくれるそうだ。
楽しみだ。
オーフィスちゃんも、嬉しそうだった。
でも、フェイトちゃんが居なくなって寂しそうにしてた。
友達だもんね。
しかし、魔法というのは便利だなぁ。
『時の庭園』と『地球』の間で通信が出来るんだから。
どれくらい離れてるのかは知らないけど。
L月N日
プレシアさんが、最近調子がいいと言っていた。
笑顔だった。珍しいなぁ。
でも、プレシアさんの機嫌が良いのはいい事だ。うん。
機嫌が良いからか、プレシアさんの目標を教えてもらえた。
娘を蘇らせたいんだそうだ。
……笑顔で言われても、重いんですが。
フェイトちゃんとは別に、もう一人娘が居るって事だろうな。
居た、か。
『ジュエルシード』願いを叶えるパワーストーン。
なんか、そういうのって裏がありそうなんだけど……願い事が叶うと良いなぁ。
俺達は元の世界に戻りたい。
プレシアさんはフェイトちゃんのお姉さんか妹さんを蘇らせたい。
叶うといいな。
そうすれば、フェイトちゃんとも仲良くしてくれるかな?
でも元の世界に戻るとフェイトちゃんとは会えなくなるのか。
オーフィスちゃんは悲しむかな……。
いろいろ複雑だ。
管理局側の難易度がルナティックでは済まない件。
連れてきてるのはヴァーリ君、兵藤、オーフィス、主人公(笑)の四人。
上代家全員だと人数が多すぎたので、練習としてこの四人です。
もし次にも他作品に突っ込むとなったら、メンツを変えていく予定です。
次があれば、ですが。
主人公は年上キラー(笑)
ほら、ドラゴンって年上だし?