ヘビはカエルに食べられる。たまに兎に食べられる。   作:Kkmn

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19.☆水無月ヒーロー『フロッピー』

─────ケロ?キスされてるわ。

 

 

戻ってきた意識が最初に知覚したのがそれ。

それ以外には?ベッドで寝てるわね。なんか全身が重くてバッキバキに痛いし。

…なるほど?さっきの継承者さん達との心の中でのお話が終わって、私はこれから起きようとしているのね?

でもこの感じ、どうやら私は怪我をしてどこかのベッドに寝かされている。そんな感じかしら?

 

(ケロ。っていうか、この唇の甘いふわふわした感じ…啄むようなくすぐったいキスはナナちゃんね。ミルコさんのはもっとしっとりしてるし乱暴だし)

 

 

─────ほ、本当にこんなことで…彼女が目を覚ますとでも?一体どういう個性で…

─────信じられない。一生植物状態でもおかしくない怪我ですよ?こんなのリカバリーガールでも匙を投げますよ

─────るせェ!!!!!!!!黙ってろ人がキスしてんだぞ!!!雰囲気を考えやがれ!!!

 

 

いや今のミルコさんの叫びで雰囲気が壊れたんだけど。SMASH!って音が聞こえたくらい壊れたのだけど。

ほらナナちゃんの唇もちょっともぞもぞして居心地悪そうに…恥ずかしそうにしてるわ。

 

 

(きっと『うぅ…人前で梅雨ちゃんにキスするのはずかしいよぉ…///』って思ってるのね。うふふ可愛いわうふふケロケロ)

 

 

ああもう!早く起きて赤面してるナナちゃんをギュ~ってハグしたいのだけど、まだ身体がまだバッキバキで起きれないわ、ケロ。

だってアレよね。最後に見えた光景だと私達がいたオールマイトの事務所のビル…マイトタワーだっけ?

それを壊しちゃうくらいの蹴りをあのスーツ姿の敵…たしか菜奈さんがオールフォーワンと呼んでた敵に叩きこんだのよね。

今でも信じられないわ。だってミルコさんと出会うまでは私ただの中学生だったのよ?

 

(………っていうか、まどろっこしいわね。相変わらず可愛いキスだわ。小鳥が啄むみたいなケロケロ。─────いい?ナナちゃん。キスっていうのは…こうやってするのよ!!!

 

────ちゅぷっ♡ちゅるる♡じゅぽ、ちゅぴぃ…♡じゅるりん…♡ちゅぬ。じゅぽ♡ちゅるちゅるっ♡

 

「─────!?!?ちょっ…ふむっ…♡んぁ…しゃるるぁ、」

 

 

無理やり唇を割り入って!舌でお邪魔するのよ!!

そうしたらこんな感じに口の中で「怖いよ~」ってしてる可愛い舌さんを迎えにいって!そこでダンスのお誘いをするのよ!

ああもうホントなんでナナちゃんのお口の中ってこんなに甘いくて良い匂いするの?

まるでチョコレートとマシュマロを食べた後にキスしたみたいにとってもふわふわとろとろで…♡

 

「ちょっ。まっ…むんっ///ふわぁっ♡おき、て…れろぉ、ちゅる、んれぁ///」

 

(ケロ。逃がすワケないでしょ?)

 

とっさに逃げようとしたナナちゃんに足を思い切り絡め!動くようになった腕で思いっきりホールドする!

逃がさないわ…!ナナちゃんからキスしてきたんですもの!私が満足するまで逃げられるなんて思わいないことねケロケロ。

 

「やぁっ…♡ちゅるっ…んむぐ~~~っ♡」

 

ああ、可愛いお目目をウルウルさせて、お顔を真っ赤にして身をくねらせるナナちゃん…やば可愛すぎない?

身をくねらせてるせいで、ずっと私に押し付けられてるおっぱいがふよふよ跳ねてとっても幸せ…♡

もう何なの?何でできてるのかしらそのおっぱいは?脂肪じゃないわそれ。人類の未知の物質よきっと。

 

「むちゅぅっ~~~~っっ♡♡ちゅる…れろぉっ…じゅぷっ♡」

 

あ~~…ナナちゃんとキスしてると『蛙』の個性のすばらしさが身に染みるわ…。

歯頚まで、舌の裏側までなぶるようにじっくりと蹂躙して…♡『蛇女』の個性で口内が敏感なナナちゃんと相性抜群。

 

「────しゃぁっ♡やめ、ちゅむぐぅ…♡だ、め…♡…イ、イくっ…あっ♡♡」

 

────びくびく、びくんっ♡!!!

 

あ、キスだけでイっちゃったのね。かわいいわ。…でも逃がさない。

だって普通の舌だとナナちゃんとの素晴らしいキスをじっくり全体的に隅々まで味わえないんでしょう?辛い。

そこだけは唯一ミルコさんにマウントを取れるわ!って思てったけど一回キスしたら蹂躙されたわ。つよい。

 

「ん~~~~~~…れ、ろぉっ…ぷはぁ♡」

 

数分間に及ぶキスの蹂躙を終え、私は口を話す。

私悪くないわ。先にキスしてきたのはナナちゃんだし、途中から乗り気になってたもの。私悪くないわケロケロ。

あ、やば。頬ピンクで涙目で息遣い荒い彼女を見てたらムラムラが…あ、でも周り人いるわ。落ち着くのよ梅雨!

 

「…ケロ。おはようナナちゃん。ミルコさん」

「テメェ寝過ぎだぞ。今何時だと思ってんだ!」

「え、10時くらい?」

「バァカ5時だ!!腹減ってねぇだろうな!ニンジンあるぞ、食っとけ!!」

 

私のベッドの周りを取り囲むのはミルコさんに、白衣を着た慌てて目を白黒させているお医者さん達。あ、あのコアラ頭の人可愛いわ。

で、私のベッドにもたれかかって悶えているナナちゃんと。看護師さんが駆け寄っているけど、多分大丈夫よね。

私はケロンッと差し出された生ニンジンを口の中に一口で放り込む。看護師さんが止めたけど既に遅し。

 

「ほ、本当に起きて…複雑骨折していた腕や足まで動いている!??お、おい心拍数とかのカメラの記録は撮ってあるか!?」

「カメラなんて撮ってませんよ!誰もそんな『個性』信じてなかったんですもの!!」

「うわマジかよ…どうすんだよコレ…病院いらなくなるぞ…」

「急いでCTスキャンと各種検査の用意をしろ!あと、修繕寺教授にも急いで連絡を────!!」

 

慌ただしく駆け回る看護師さんやお医者さん達。あぁやっぱりナナちゃんの『個性』ってすごいのね。

そんな様子をぼんやり眺めながらニンジンを咀嚼していると、ミルコさんがゆっくりと歩いてきて。

 

 

 

────むぎゅぅぅっ

 

私と、そしてナナちゃんを同時にその豊満な胸にぎゅっと抱きしめて押し付けて。

 

 

「……よくやったなガキども。もう大丈夫だから。今はゆっくりしてろ」

 

 

 

別人かと思うくらい優しい声音。

そして私たちの頭をぐりぐり…ではなく、本当に心から労わるような優しい手つきで撫でる。

まるでお母さんを思い出すような、柔らかで大きくて暖かい手…。

ぎゅむぎゅむと押し付けられている胸の柔らかさも相まって、まるで天国みたい。ともすればうっかり眠ってしまいそう。

 

「これでヘビっ子もカエルっ子も大丈夫だな…。うし!アタシちょっとオールマイトと話しつけてくるからな!テメェらあんま人前で乳繰りあうんじゃねェぞ!!!!」

 

最後に朗らか笑みを私たちに見せ、彼女は脱兎のごとく駆け出して病室から消えてしまった。

ケロ…もう一本ニンジン欲しかったわ…おなかすいてたのに…。

空腹感をごまかす為にナナちゃんの白くなった頭を撫でると、ガラガラと喉…喉なのこれ?を鳴らして甘えてきたわ、ん~~~可愛すぎないかしらケロケロ??

やばいわ、白くなってるせいで何か艶めかしさというか色っぽさというか、妖艶というか。妙にえっちで…ケロ。

 

 

 

「────コホン。失礼するわ。さっきのお話の続きを、よろしいかしら…()()()()()

 

 

 

?ケロ?撫でるのに夢中で気づかなかったけど。このスーツの妙齢の女性の方はどちらさまかしら?

気づいたらお医者さんや看護師さんたちも居なくなってるし。あ、この人が人払いさせたのかしら?

っていうかア、アダンロマ…ってなに?

 

「ケロ?初めまして?」

「ッ……()()()()()!お前ともう話すことなどないと言っただろウが!!」

 

────ぞわぁっ。

 

ナナちゃんが見たことない男の子っぽい乱暴な口調で、見たことないほどに髪の毛を荒立てその女性に威嚇する。

あ、髪の毛の蛇ちゃんたちがシャーしてるわ。可愛いわねケロケロ。

 

「そう邪険にしないで()()()()()。私が無駄話しにきたことくらいアナタならわかるでしょう?」

「…?アンダロマ?」

「聞かなくテ、いい!!」

 

相変わらずずっとナナちゃんは敵意100%でシャーシャー威嚇するのをやめない。

この子にこんな知り合いがいたのかしら?と口元に指を添えながら考えていると。

 

「────アンダロマ。彼…いえ、今は彼女ね。()()()()()()()()()()()よ。かつては公安の優秀な一員として働いてくれていたの。つまり私は元・仕事仲間という訳」

「それ以上梅雨ちャんのまエでしゃベるナ。殺すぞ。」

「ふふっ…『梅雨ちゃん』ね」

「黙レ!!!」

 

アンダロマ…。ケロ、元ヒーローの記憶があるって聞いていたけど。その人のことを言っているのね。

で、この人はその時の仲間。…でも何でそんな人からナナちゃんは私を庇うように覆いかぶさってるのかしら??

ちょうど顔の目のまえで入院着越しに揺れるおっぱいがあって落ち着かないのだけど????ケロ????

 

「彼女にも関係はある。今世間がどれだけ大騒ぎしてるか知ってる?『マイトタワーを壊した女の子』について。」

 

ケロ?女の子…それ私のことなのかしら?

 

「個性の無断使用。それもただの個性じゃない。あの通常のビルよりはるかに高い堅牢性を誇るマイトタワーが1蹴りで壊されるなんて。…そのシーンだけ運悪くマスコミのヘリが捉えてしまい、その映像は全国に…いいえ、世界中に流れた。とんでもない話題になってるのよ。『オールマイトの隠し子か?』とかで。多分今も5時のニュースで流れてるわ。」

 

彼女は私たちを交互に見ながら言葉を続ける。

 

「でも安心して。公安の名に懸けて、あなたの個人情報は一切漏れていない。それと警察には話を付けたわ。あなたが罪に問われることもないし、あなたのお師匠さんが監督不行き届きで罰せられることもないわ。」

「………」

 

ケロ?この目の前の人が、公安の人が私たちを守ってくれたってことかしら?

それならとっても良い事じゃない?感謝しないと…なんでナナちゃんがそんな赤い眼をジト目にしてるか不思議だけど。

 

「で、あなた。」

「なンだ」

「DNA検査では確かに別人だった。けど個性因子検査では、あなたの個性はあの”自動連続誘拐殺人犯”の敵と()()だった。これはいずれ大事になるわね?蛙吸さんのコトよりももっと大きく。でも、今なら公安が動けばもみ消せる。検査結果も都合のいいようにすり変えるコトができる。…つまりあなたは()()()()()()()()()()()

「……もったいブるな、早ク要点を言え」

 

ケロぉ…ホントに大人の駆け引きって感じがする会話だわ…。まるで平日お昼にやってるドラマみたいな。

ナナちゃんも凄いハードボイルドだわ雰囲気が。カッコイイ…さっきまであんなにキスだけでイッてたのに、ケロ。

 

 

 

「────提案なのだけど、公安でヒーローとして復帰しない?今公安は深刻な人手不足なの。あなたも一緒にどうかしら?蛙吹さん?」

「…梅雨ちゃンに話しかケるな。殺すぞ。………はァ……」

 

 

 

ベッドに肘をついて、思い切り深いため息を漏らすナナちゃん。かわいい。珍しいわ物憂げなナナちゃんなんて。スマホスマホ…あれない。

ってしてたら、彼女は立ち上がり…っていうか蛇の下半身をしならせ、公安のおばさんに食ってかかる。

 

 

「何が提案だ…!!!その肚を隠すような物言いのセいで()()()があんな事になッタのを忘れたのか!!いや、その師匠のアマリの時だってソうだ!なぜ人を見下す物言いしかできん!!」

「あら、しっかり覚えてるのね。そんな些細なコトまで」

「だいたい何が公安ガ人手不足だ!まだスナイプやハナに…曽村もレトーサもいルだろうが!!!」

「スナイプなら公安をやめたわ。今は学校の先生をやってるみたいね」

「は……?」

 

女性の襟をぐっとつかんでいたナナちゃんがポカンとしたお顔になったわ。かわいい。

 

「ロボを操縦シてたハナは…」

「韓国に帰ったわ。恋人ができたとかで」

 

「…ハッカーの曽村は」

「知らない。ある日から連絡が取れなくなって行方不明よ。」

 

「一番優秀だったエージェントのレトーサは……」

「死んだわ」

 

「アマリ…は…」

「引退したわ。だってもう彼女80歳手前よ?」

 

「スナイプのバカは…」

「だから先生になったって」

 

「じゃあ誰が今残ってルンだ…」

「あなたのころに居たのはほぼ全滅ね。今は20台の若いヒーローが一人で現場を回してるわ。優秀な子よ」

「………じゃあお前が現場に戻レ!!!」

「無理よ。誰が私の代わりをするの?」

 

うおおお、と言わんばかりに白い蛇が蠢く頭を抱えて悶えるナナちゃん…。はい可愛い。ちゅっちゅしたいわ。

っていうかヒーロー公安って聞いたことはあったけど、内情はそんなに大変なことになってたのね。

ケロ、たまにワイドショーとかでちょっと後ろめたい話題になってるのは聞いたことあるけども。

 

「公安の仕事が回らなくなればこのヒーロー社会がどうなるか。あなたが一番よくしってるでしょ?ヒーローだけでは処理できない社会の闇がどれだけあるか。その結果のひとつがあなたの今の姿でしょう?」

「……………」

 

────パシャ

 

New!!【苦虫を押しつぶしてる顔のナナちゃん】(SSR)

さすがにこれ以上パシャパシャしてると夜泣きそうなのでこれくらいにしておこうかしら、ケロケロ。

で…、私はそっとそのナナちゃんの蛇ちゃん蠢く頭を抱きかかえて。

 

「私がナナちゃんの代わりに、そのお手伝いをできないかしら?」

「……!?梅雨ちゃ…」

「もう15歳だもの、来年高校に入ればヒーロー免許も頑張れば取れるわ。それにもともとヒーロー科志望よ私。だからそれまで待ってくれるなら、私が」

「…と、彼女は言っているけども。どうする?」

 

この子が喜ばないのは分かってたけど…さすがにお友達が苦しそうにしているのを見過ごせるほど大人じゃないの。

ごめんね、ナナちゃん。

そんな彼女はしばらく恨めしむようにこちらを見上げていたけど、やがて観念したかのように口を開いた。

 

「……わかった…わたs…おレ、がヒーローに復帰する」

「よろしい。約束どおりあなたの検査結果、及び蛙吸さんについては各方面に手引きしておきましょう。復帰準備もね。それと…」

 

その女性の目がちらりと私の顔に移る。

ケロ、何かしら?と私も見返す────前にナナちゃんが庇うように抱き着いてきておっぱいの谷間に挟まれたわ。至福。天国。極楽。

 

「公安の手伝いはいい。でも彼女の────この子のお手伝いをしてくれる気はあるかしら?蛙吸さん。」

「ケロ…ええ、もちろんよ」

「!?」

 

おっぱい越しに見上げるナナちゃんが口をパクパクしているけど、ごめんね。これは私がしたいことだから。

 

「なるほど…そうか。それなら…年頃の幼い子供が二人…あの構想だけだったイメージアップ戦略を…」

 

そしてそうブツブツ呟き始める女性から私を守るように、更にぎゅ~っとおっぱいに私を抱きしめるナナちゃん。役得。

でも嬉しい。

 

 

 

 

────▽▽────

 

 

 

数週間後。

 

 

立て直されたマイトタワーに新たに設けられた記者会見場。

要望によっては他ヒーローも使用することができる、国内の中でかなりの規模を誇るその場所に私はいたわ。

え?社会見学?ケロケロ残念だけど違うのよね。

 

だって────壇上の方だもの。カーテンで遮られてるけど。

 

 

「………心を殺せ…なに、モ、かんがえるナ……」

「ケロケロ。ナナちゃん大丈夫よ。とっても可愛いし似合ってるわ♪」

「それが、ヤなの……///」

 

 

あ、隣でフリフリのナナちゃんが放心してるわ!ケロンッ!シャッターチャンス…と思ってスマホをポケットから…。

っと思ったけど忘れてた。ポケットなんかないわ。だって今コスチューム姿だもの。

 

(ミルコさんはコスチュームの時スマホ…っておっぱいの中にしまってたわね…。私どうしようかしら)

 

纏っているのはミルコさんとほとんど同じコスチューム。

少しきわどめの白いレオタード状の衣装はとっても動きやすく、三日月のエムブレムもとってもかわいくて好きだわ。

ウサ耳がないから頭だけ寂しかったのだけど、いつもの髪リボンの位置を頭上に持って微調整すると…ケロンッ!疑似ウサミミの完成!

足のトウガードの形状だけカエルっぽくアレンジされてるわ。かわいい。

 

(でもナナちゃんのもとっても女の子らしくて素敵だわ。ミルコさんの衣装にこれでもかってくらいにフリフリを足したの)

 

隣でもう爆発寸前のナナちゃんもほとんど同じコスチューム。

でも鼠径部や肩に、ボリュームたっぷりのパニエのようにふんわり広がるお姫様のようなフリルがもりだくさん。

そうまるで日曜の朝にテレビの中で活躍している魔法少女ヒーローのような、そんなふわふわドレスのようなアレンジがされている。

 

「ケロ、そろそろだわ。ナナちゃん、口上大丈夫?ほらもっと胸張らなきゃダメよ?」

「うう…ころして…コロシテ…」

「はいはい頑張りましょうね」

 

 

────シャァァアアッッ!!

 

そしてやがて、カーテンレールの音とともに、私たちを隠していた幕が開いた。

次の瞬間、フラッシュが一斉にたかれ、多くの目が二人に注がれた。

…ちょっと緊張するけど深呼吸をし、彼女の震える背中をそっと摩る。

 

 

そして…前に出たナナちゃんに対し、フラッシュがこれでもかとたかれる。

 

腰を捻り、そのかわいらしくしならせた蛇の下半身と、パニエに覆われたお尻が前に出る。顎を隠すように軽く握った右の拳を当て、細い左手を前に突き出して────

 

 

「あぃ…あ、愛と正義のマリアージュっ♪本日デビューと相成りましたっ♡こ、公安ヒーローの『ナージャ』ですっ♪」

 

 

慣れないウインクをしながら、甲高い声でナナちゃんは叫んだわ。ピンクのフリルが白く見えるほど、その頬っぺたは真っ赤で。

 

 

 

「…ケロ。あ、私は水無月ヒーロー『フロッピー』よ。よろしくね。」

「ちょっと梅雨ちゃん!??!ポーズは!?!?!」

「ナナちゃんが可愛すぎて忘れちゃったわ、ケロケロ」

どういう展開がいい?

  • スーパー梅雨ちゃん無双
  • 主人公ちゃんがひたすらえっちぃ目に
  • スーパーミルコさん無双
  • ひたすら百合百合
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