ヘビはカエルに食べられる。たまに兎に食べられる。 作:Kkmn
また、登場人物も全員着衣です。
※フェチ描写あります。
「アタシが何にキレてっか分かるか?」
広々としたスイートルーム中央に鎮座している、ふかふかのキングサイズベッド。
そこに腰かけたラフな格好のミルコさまはいつも以上に紅い吊り目の角度をキツくしている。
兎の耳も後ろに倒れ、尻尾もピンと立っている。これは不機嫌のサインだ。
(な、なんだ…?今日は梅雨ちゃんいなかったし、結構忙しかったからもう…どれが原因か全然わからない…)
そう、今日は学校の後合流予定だったのに、オールマイトから呼び出しがあったらしく不在。
そうでなくとも昼間の間もそこそこな忙しさで大変だったのんだ。
「…あのヒーローを誘拐しようとシてたマキアとか呼ばれてた巨人の敵に、一人で勝てなかったカら?」
「ちげーよ!!アレはよくやった!よく被害出さずにアタシ来るまで持ちこたえれたな!!褒めてやるけどそれじゃねえ」
“魅惑”使って郊外にまで誘導して、あとはサンドバックになってた。割と死ぬかと思った。
「あ!まさか近くで泣いてた角の生えた『酸』の個性の子と仲良くなってお話してたから…?」
「ちげェ。同年代の友達できてよかったなお前」
ピンク色の肌の明るい中学生だった。毒トークで盛り上がってLINE交換しちゃった…!ちょっと嬉しい。
「わかった!あのトゲトゲした男子中学生を励まシてたかラ、それでイライラして…」
「アイツいい根性してたよなぁ!!ああいう奴がヒーローに…いやちげぇって」
その巨人の捕り物を近くで見てた『酸』の女の子を、ガレキから守った男の子に声をかけてたことでもない…?
じゃあなんだ?他にミルコさまを怒らせるようなことしたか?
「…『テメェ雄英行け』って言われたのヲ、『子どモの機会を奪いたくないからイヤです』って拒否したこと?」
「あ、ちげぇけどソレもだ!戸籍年齢はガキなんだし大人しく行っとけ行っとけ。そんでちったぁガキらしくなってこい」
「え~…」
いや確かに公安が用意した戸籍のせいで、確かに年齢15だけど…。それでも嫌だ、自分のせいで本来受かるべき人が落ちるのはおかしい。
「あ、わかった。その後『魅惑』が漏れて、軽い騒ぎになっちゃったコトに怒っテるんですね?」
「ちげぇっての!!テメェそれで近くのファンに「カァイイねぇカァイイねえ」って襲われてんじゃねーよ!!しかも相手学生だったろ。負けてんじゃねーよ!!」
ボロボロにされたコスを着替えてたら、物陰から現れた金髪の女学生に「カァイイねぇ…♡」って言われて押し倒されて。
そのまま何故か首筋に歯を立てられて吸われて…すごく感じちゃって…///人が見てる前で凄い声で喘いじゃって…///
「こ~んなに美味しい血飲んだことないですっ!!」ってキラキラした目で言われて…何だろう『吸血鬼』とかの個性だったのかな…。
「ええ…これでも無ければ…あ、分かった。あの最後の『熱愛』の女性敵の時、”操られて”脚引っ張ったから…」
「だなぁ。そいつを様付けで呼んで、あろうことかアタシを呼び捨てにしやがったよなぁ?」
さっき捕らえた敵。まさか『熱愛』とかいう個性は強力だった。
『目線を合わせた相手を自分に惚れさせ操る』…ミルコさまはバフのおかげで効かなかったけど。
でも自分はまんまと術中にハマってしまい……操られたヒーローや市民と一緒になってミルコさまを襲ってしまった。
「う……」
「アタシ結構キズついたぜぇ?結局「ミルコさまミルコさま」って言ってんのも、上っ面だけかァ~ってな」
「ち、ちが……!」
ケラケラと笑い見下ろしてくるミルコさま。
ちょっと意地悪が入ってる…しかしだって、わたしだって好きで操られたワケじゃ…。
「結局捕まえたし、被害も無かったから良いじゃないですか…そ、それに…」
「それに?」
「…わた……おれは!元々!!言いたくてミルコさ…ううん、あなたをミルコさまと呼んでる訳じゃない!あなたが、そう言えって言うから…しょうがなく従ってるだけで─────」
そこまで言ってハッとなり気づいた。
目の前の彼女が─────かつてなく冷酷で静かな、冷ややかな笑みを浮かべていることに─────。
「へぇ」
「……っ!きょ、今日はっ…ま、負けません!!じゃない、まけない!わたs、俺は、女の子で子供だけど、尊厳までは─────ひっ!!!」
─────どんっ!
脚ドン。
兎が不機嫌や怒る時にやるというその習性を、しっかりミルコさ…彼女も備えている。
そしてそれは、敵の前でさえ滅多にしない恐ろしい合図だということも─────。
「どうした?尊厳が?なんだってェ?」
「ひぎっ…だ、だから…わたしは、その。ミルコ…さまより、ほんとは、年齢だって…うえ…だもん…」
「だから???」
─────じわっ……
恐怖の余り、何かが身体からあふれ出す感覚を覚え、ぎゅっと股のあいだを抑える。
…真顔だ。滅多に見ない、ほぼ最近は毎日寝食を一緒にしてるけど、それでもほとんど見る機会がない真顔。
でも、ぜ、ぜったいに、まけない…!
「きゃっ……ひぃんっ♡♡♡」
ぐいっ~って、チョーカーに繋がった鎖を引っ張られても…ま、まけない!女の子みたいな声出しちゃったけど…///
「どうしたぁ?好きなだけ抵抗しても良いんだぞ?」
彼女は豪奢なサイドテーブルに肩肘をつきながら、嗜虐的に笑う。
わたしの精一杯の抵抗を、なんの意味もないものだと言わんばかりに。
「くっ……///」
思わず、ミルコさま…じゃない、彼女を睨み付ける。
抵抗など、実力差を考えれば不可能に等しいだろう。
だが、せめて心だけは…!
「オイ。今日はまだ帰ってきてからアタシの脚、拭いてねぇよなぁ。……なぁ、”雑巾”♡」
─────どくんっ♡
雑巾。そう呼ばれ、浅ましくもわたしの心は高鳴ってしまう。
そうだ、いつもみたいに、ミルコ様のおみ足の汚れをふき取って差し上げなきゃ…違う!
今日はもうそんな屈辱的な扱いを卒業して!対等な立場と尊厳を取り戻すために─────。
「─────すん、すんっ…♡ふわぁっ……♡♡」
本能が危険だと察知していたのか、私は無意識に浅い口呼吸を繰り返していたらしい。
ほとんど、鼻では呼吸をしていなかった。
だからこそ、意識して鼻で呼吸をした瞬間、その香りは一気に私の鼻腔で広がった。
─────むわり♡…ふわり♡
甘酸っぱくも、どこか癖になる香り。
ただ一つ言えることは、わたしにとってその香りはたまらなく心地のいいもので…♡
意識して鼻で呼吸したその瞬間から、私の嗅覚は甘く芳しい香りの虜となっていた。
自分を足蹴にしている相手の、それも脚から放たれているという事実を持ってしても、私はその香りを嗅ぐことをやめられなかった。
「ふぁっ♡しゅるっ♡すん、すんっ♡くんくんっ…♡」
くんくん、すんすん。敵の目の前だということも忘れて、夢中になって鼻を動かす。
香りを求めるように、より濃い香りを嗅ぐために、拘束された身体を出来る限り前傾させた。
「あ~あ…あんだけデカい口叩いといて脚見るだけでコレかよ…」
香りを嗅ぐほど、ミルコさまを感じるほど脳髄がピリピリと痺れ、言い様のない幸福感が湧き上がってくる。
公安の任務をこなした時よりも、市民から歓声を浴びた時よりも、ずっとずっと心地のいい…♡
どこまでも沈み込んでしまいそうな退廃的な堕落。
「ち、ちがっ…♡これはっ、くんくんっ♡こせいの、せいでっ♡す~~~っくんくんっ♡」
「で?お前の主は?お前は誰の所有物だ?」
「は、はいっ♡わたしはミルコさまの所有物ですっ♡…あっ、ち、ちがっ…♡」
「あ?『二人っきりの時はどういう喋り方するか』って、この間決めたよなァ???忘れちまったのか??」
跪き、ミルコさまのおみ足に夢中になってたわたしに投げかけられる冷たい声。
急いでわたしは高級そうなカーペットに額を擦りつけ、乳房を圧し潰しながら土下座して答える。
「ぴょ、ぴょんっ♡ごめんなさいぴょんっ♡ナナはぁ…ミルコさまの所有物ですぴょんっ♡♡」
大きなお尻を突き出して、馬鹿丸出しの媚び媚びぴょん♡言葉で土下座しての謝罪。
頭上には兎耳カチューシャも添えられており、まるで幼稚園児でも恥ずかしがるような兎の真似だった。
それを見たミルコさまは腕を組んで満足そうに頷いて。
「でも自覚足りねエんじゃねェのか?ホントにアタシのモノだって自覚あるなら、アタシ以外の奴に操られるワケねーもんなぁ」
「そ、そんなことないですぴょんっ♡ナナはぁ、心の底からミルコさまをお慕いしてますぴょんっ♡♡」
屈辱すぎる。尊厳と理性の残りカスがやめろと叫んでいるのに。
なのに…どうしてこんなにきもちいい…ぴょん♡
頭の蛇ちゃん達におみ足の裏を押し付けられて、完全にわたし、雑巾扱いされてるぅ…♡しあわせぇ…♡
「ホントかぁ??今日もツラ良いファンに手ェ握られてニコニコしてたしなぁ~~~?」
「んへぇっ♡ご、誤解ですぴょんっ♡わたしが好きなのは、つゆちゃんとっミルコさまだけぴょんっ♡♡♡」
「はァ?そこはアタシの名前が先に出るんじゃないのかよ??」
─────ぐりぐりぐり~~っ♡♡
頭と、ついでに私の背中もぐりぐりと地面に擦りつけられてしまう。
あっ…やばいっ♡乳房が押しつぶされて、地面にぐにゅぐにゅ♡むにむにっ♡て押し付けられてぇ…♡♡
「アタシがこれだけニオイでマーキングしてんのによ。まだ足りねェのか?カオあげろ」
「あっ…///」
クスクスと嘲笑うようにご主人さまは目の前でふりふりと脚先を揺らす。
わたしの瞳は、その動きを素直に追いかけていた。
犬が飼い主からお預けをされているように、物欲しげな表情を浮かべながら。
「素直なメスは好きだぜ?…ほぅら、ご褒美だ」
彼女の脚先が、迫る。
わたしはその光景を、ただ蕩然と見つめる事しか出来ない。
少しずつ近づいてくる爪先に、待ち焦がれるような視線を向ける事しか出来ない。
もはや、今の自分にとっては、彼女の脚に踏まれることが何よりも大事なものになっていたから。
「テメェの、ご主人様の脚だぞ♡」
ミルコさまの褐色の脚が、私の顔を踏みつける。
ゆっくりと、足の裏の感触を教え込むように、そっと優しく押し付けるように。
その瞬間、私は達した。
(っ~~~♡あぁぁ~~~っ♡これだめぴょんっ♡頭とけるぅぅ♡♡)
直に嗅ぐ香り。ぎゅむぎゅむと押し付けられる感触。
ミルコさまに踏まれているという事実が、どんなものよりも甘美な刺激となり、私の脳に幸せを過剰に供給していく。
顔を踏まれている。
本来なら屈辱的なその行為のどこがここまで心地よいのか。
快楽に蕩けた私の思考では、その理由さえ分からない。
ただ、一つの揺るぎない真実は、今この瞬間が私の人生のなかで最上に近い幸福な時間だということだけ。
(幸せっ♡幸せぇ…♡幸しぇぇ…♡♡♡)
自分から少女の脚を両手で握りしめ、より深く密着するようにすりすりと顔を押し付ける。
踏まれ、嗅がされ、支配される被虐の悦びを覚え込まされた時点で、逆らえるはずがなかったのに。
自分の全てを捧げ委ねる心地よさに勝る快楽など、存在しないのだから。
「呆気ねぇなぁ…変態♡…脚フェチ♡マゾ♡」
ぷくく、と、甘くも嗜虐的な声が頭上で響く。
その嘲笑さえも心地よくて、背徳の快楽をより掻き立てるスパイスとなっていた。
目の前の強い主の手に堕ち、その脚に顔を踏まれ、恍惚の笑みを浮かべる自分の姿。
今までの全てを踏みにじられ手に入れた最高の快楽。
「あぁ…やめ、いわないで…♡ぴょん…♡」
もはや男だったという尊厳や理性など、完膚なきまでに叩き潰され屈服してしまっていた。
「明日はアタシが今日着てたコス着て一日中ヒーロー活動しろ。申請しとくから安心しろ」
「…ぴょ、ぴょんっ♡」
そ、そんな…♡そんな、ミルコさまのニオイに抱きしめられながら外になんて…出れるわけないっ♡
「あと尻尾も変えろ。コレ…どうやって装着すればいいか、分かるよな???」
「ぴょんっ♡」
ああもうとんでもないモノまで取り出されて、ブブブと震えるそれを見せつけられてはもう頷くしかなかった。
「あとバツとして喋り方も一週間は外でもそれで喋れ、いいな???」
「ぴょ…ぴょんっ♡そ、そんなの、恥ずかしすぎる、ぴょんっ♡」
「口答えすんじゃねぇ、もっと恥ずかしいことやってる猫のヒーロー達いんだろ」
ミルコさまが満足そうに嗤い、もう片方の脚で頭を撫でてくださる。
「よろしい…♡褒美だとっとけ♡」
くしゃくしゃと、髪が乱れる感触。
わたしを狂わせた香りが、感触が、二倍になって包み込まれる…♡
わたしが動かずとも、わたしが擦り寄らずとも、与えられる甘蜜。
…顔を踏んでいた脚もいつの間にか動きだし、両足でもみくちゃにされる。
むにむにとご主人様の両足に頬を挟まれ、擦られ、弄ばれる。
この快楽は、屈服したわたしへのご褒美…♡
(こんど、梅雨ちゃんにもやってもらいたいなぁ…♡あっ♡)
そこまで思考が巡ったとき、ミルコ様の両足が私の鼻を覆うように捕まえた。
逸れていた思考が、びくんと震えた身体によって引き戻される。
ああ、そうだ…私は今、寵愛を受けているのだ。
他のことを考えている暇なんてない。
今の幸せな時間を目一杯味わう事が、わたしの使命なのだから─────♡
─────▼▼─────
「ケロケロ、昨日ミルコさんから貰った動画なんだけど。」
「え?動画?なんのこと…ぴょん?」
「ナナちゃんってめちゃくちゃ脚フェチよね……今度から私も踏んであげた方が良い?」
「待ってぴょん!?それ外でする話じゃないカら!!…ぴょん!」
趣味全快になってしまった。
どういう展開がいい?
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スーパー梅雨ちゃん無双
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主人公ちゃんがひたすらえっちぃ目に
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スーパーミルコさん無双
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ひたすら百合百合