ヘビはカエルに食べられる。たまに兎に食べられる。   作:Kkmn

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時間がなかったので大変短いです!ごめんなさい!


28.性癖を歪ませるナナちゃん

雄英高校新1年生、緑谷出久は入学早々とてつもない危機に瀕していた。

そうそれは勿論、『最下位は除籍!』などという飛んでもない個性アリの体力テスト

 

 

────ではなく。

 

 

その後連れてこられた保健室で今、彼は人生最大の危機に直面していたのだ。

 

 

「お、おっぱいが…おっぱいが…目のまえで、跳ねて、揺れて、変形して…」

「?どうしたの?大丈夫?」

 

 

その神秘的な美人の顔が小首を傾げる。

シャープな印象を与える釣り目には見られるだけで胸が高鳴る。その上胸は見事なまでに大きいだけでなく形も芸術的に丸く、歩く…?度に柔らかそうに揺れる。

そして今彼は────そんな彼女に迫られていたのだから。保健室のベッドの上で。

 

「い、いや!!その!!!!これ、治療なんですよね!?!!?なんで服を脱いでるんですか!?!?!?」

「あぁ。『愛情』の効きが悪いから、『魅惑』でちょっと補強しながら治療をするの。少し我慢してくれ…じゃない、してくれる?」

 

その言葉にハッ!と今までの戸惑いが嘘のように彼は目を輝かせた。

 

「…!?あ!そうか!ラビットヒーローミルコのサイドキック、ナージャは世界的にも類を見ない7つの個性を駆使するヒーローなんだ!特にその強力な治癒能力は数多の怪我人を助けてきた凄い個性で、他の個性と掛け合わせることにより更に治癒の効率を────」

「…そ、そういうこと、だからごめんね?」

「────あっ待って!心の準備が────」

 

一瞬、いきなりニュースキャスターのようになった彼にドン引いたのもつかの間、彼女はその胸元を露わにした。ブラは付けてるからあんしんだね。

そして赤面し、まるで命乞いのようにガタガタと震える彼を思い切り抱きしめ────。

 

 

「────」

「よい、しょっと。」

 

 

手加減もない。顔どころか後頭部まで乳肉に覆われる様に谷間の一番奥まで抱き入れたのである。

こうなると当然緑谷の視界は生々しい肌色が全てになってしまい、ロクに光も差さない薄暗い世界になってしまう。

 

「は~い、思いっきり吸って~~~…吐いて~~~…」

 

『愛情』の効きが悪ければ、『魅惑(テンプテーション)』の匂いを嗅がせてから再度キスすればいい。

そうすれば多少なりとも相手が自信に愛情を向けてくれるので効き目が上がるという訳だ。

そのためには一番汗が溜まる箇所────そう、胸元の谷間が一番都合が良かったのだ、もちろんちゃんと体臭ケアグッズは使ってるぞ。

 

「─────」

 

たった一回の深呼吸。それだけでもがいていた彼の身体は止まった。

妙に動きが遅くなった脳が最初に情報として処理したのは肺一杯に吸い込んだミルキーな匂いだった。まるで母乳のような優しい匂いが上半身全てに流れ込んだ様にくっきりと感じられる。

 

(嗚呼……もうダメだ……)

「考えないで。大丈夫、痛いのも全部忘れるから。」

 

続いてこれまたゆっくりと理解したのはナージャの乳房の中の快適さだった。頼もしくも優しい弾力が四方八方から囲んでくれて、怖がる必要は何もないと訴えてくる。普段から陽光をたっぷり吸い込んでいるのか、乳肉が移してくる温もりは本能に訴えかけてくるかの様に自然で押しつけがましさが欠片もない。

 

「あっ…やば、ニオイ出すぎてる…これくらいで……」

 

最後にそんな感想を抱きながら、緑谷出久は完全に意識をフェードアウトさせてしまった。

この日を境に彼の性癖に多大な歪みが発生してしまったことは、言うまでもない。

 

 

 

────▽▽────

 

 

「アンタ、アンタね……罪作りだね…」

「……?それはどういうコトでしょうか、センセイ」

 

保健室の窓の換気を手伝いながら、わたしの先生?になったお婆ちゃんことリカバリーガールは呟く。

彼女がアンタの個性を改めて見たい。やってみな。と言うので彼をこの手で治してみたが、手際が悪かっただろうか。

 

「わたしの個性は何度かご覧になられたはずでは…?」

「ああ、何回か敵災害現場で一緒になったもんね。その時も言おうと思ってたんだけども…」

「????」

 

どっ、と彼女が丸椅子に腰かけ、クリップボードに挟まれた資料を手渡してくる。

それにざっと目を通すと…さっきイレイザーヘッドに言われた「特殊治癒個性科」なるモノの概要が書かれていた。とっても長ったらしく。

 

「……何か御大層なこと色々書いてますけど……要は第二第三のリカバリーバールになりましょうって感じでしょうか」

「要約し過ぎだよアンタ。まぁ、あながち間違いではないか…」

 

その資料には「医療とヒーローを繋げる懸け橋を作る」なんてスローガンが掲げられている。

で、入学実績は…なし?っていうか新設か?

視線を上げるとコブ茶を飲んでいたお婆ちゃんがふぅ、とため息を吐く。

 

「昔から根津…校長に話してたんだよ。もし若い子の中にアタシと同じ個性を持つ子がいたら、無理やりにでも雄英(ウチ)で保護する仕組みが必要だってね。」

 

再びため息。どうやら彼女に取って重たい話のようだ。

 

「アタシがねぇ、ホントにしなくていい苦労をたくさんしてきたからね。…草案だけはずっと温めてあったんだよ」

「しなくていい苦労。」

「ああ」

 

まぁこんな個性。確かに敵を呼ぶし狙われる個性だろう。

実際わたしは大変な目にあったぞ。巨悪とか公安に目を付けられて酷い目にあった…っていうか現在進行形で遭ってるぞ。

ミルコさまと梅雨ちゃんが居なかったら死んでるぞ。

 

「内容はあの子ら(ヒーロー科)が普通授業を受けている間、アンタには医療について学んでもらう。で、ヒーロー科目の授業は混ざって授業を受ける。」

「ハードですね」

「医師免許も取ってもらうからね」

「…医師免許って、医大とか行かなきゃ無理では…??」

「超常以前のかつてはそうだったね…でも、今は違う!(ギュッ

 

まるでスーパードクターのような擬音を発しながら、力強く答えるお婆ちゃん。

 

なるほど。梅雨ちゃんと一緒に普通授業受けられないのは残念だけど、それはまぁ仕方ないか…。

それに医療について学ぶのは悪いことではない。せっかく拾ったこの『愛情』。知識を身に着けてもっと使いこなしたいのだから。

 

 

「あ!あとアンタ!男の子にアレやるときは気をつけな!!アンタ思春期の男なんてホント多感なんだからね!簡単に惚れちまうよ!!」

「えぇ…わたしみたいな気持ち悪い見た目のヤツが惚れられるワケないじゃないですか」

 

 

その返事に何故か唖然とした表情を浮かべるお婆ちゃんに別れを告げ、わたしは目を覚ましてきた緑谷くんと一緒に教室へ戻った。

 

 

そしてその日は葉隠ちゃんと一緒に帰ったり、塩崎さんとバッタリ出会ったりしてた。

それを見た梅雨ちゃんが「帰宅したの…!?私以外の子と」「こ、こんなの認められないわっ」などと供述して襲い掛かってきたりしてた。

そして襲われて梅雨ちゃんがツヤツヤ満足状態になってから、ミルコさんと合流してバイトの子に血を吸われたりしたけど元気です。

 

 

 

 

 

────▽▽────

 

 

 

 

わたし蛙吸梅雨!雄英高校1年生!「フロッピーランド」で生まれ育った、ヒーローを目指すまじめな女の子!ある日、フロッピーランドのお姫様「ナナちゃん」がつれさられてしまった!異変に気づいた私はナナちゃんを追い、不思議な穴へ……。そんな中、突如として謎の巨大要塞が現れ、街や人々を飲み込んでしまう。そして生徒たちの前に、見た目はオールマイトにそっくりだが真逆の信念を持つ敵・ダークマイトが立ちはだかる

 

「梅雨ちゃん。教室で今度のドラマのナレーションの練習しないで」

 

 





いつも当作品を読んでくださり本当にありがとうございます。

実は現在、「連載を切り上げてこちらを完結させてR-18版書く」か、「このままこちらを続けていくか」で非常に悩んでおります。
正直、前の章までで書きたい梅雨ちゃん達はしっかり書けたので、なおさら悩んでしまっています…。

もしよろしければ皆様のご感想で教えて頂けたらと思います。

どういう展開がいい?

  • スーパー梅雨ちゃん無双
  • 主人公ちゃんがひたすらえっちぃ目に
  • スーパーミルコさん無双
  • ひたすら百合百合
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