ヘビはカエルに食べられる。たまに兎に食べられる。 作:Kkmn
「…ぁ…っゅ、ちゃ。ク、る…///。~~~~~~~っっ!!!」
「大丈夫、っ、ケロ。一緒に……ッッ…///」
……。
今日もまた。二人仲良く同時に頂に到達した私は、そのまま優しく彼女を膝枕で休ませる。
「え、ヘへ…♡つ、ゅ、ちゃ…♡」
あぁ、なんであなたはそんなに可愛いの。
どうして普段はめっちゃ大人びた冷たい眼をしてるのに、スイッチ入ると子猫になっちゃうの???
やめてほっぺたを太ももにスリスリして甘えないで、もうワンセット突入しちゃうでしょ???
「ケロケロ、ホントにお喋り上手になったわね。よかったわ」
「ぅ、ん。ありが、と……!」
「羽生子ちゃんにお礼をいっておかなきゃだわ」
あれから一週間、羽生子ちゃんがくれた「蛇の舌での発声練習ノート」をプレゼントしてみたところ、これがとってもわかりやすかったみたい。
でも『蛇の個性が発現した従姉妹ちゃんのため』という嘘をついたのが心が痛むわ…。
さすがに二足歩行の羽生子ちゃんは蛇の歩き方までは分からないと言われたため、一緒に練習してるのよ、ケロケロ。
─────くきゅう、くるるぅ~……♪
「ぅ、ぁ………///」
「ケロ、お腹ぺこりんだったのね。待ってね、すぐ用意するわ」
ええ?お腹の音までこんな可愛いことあるかしら?ズルくない??
あぁ普段大人びてるのに、そんなお腹の音聞かれて頬っぺた真っ赤でもじもじしてケロケロケロケロ。
ホント今ほど自分の個性に感謝したことはないわ。表情が顔に出にくいって最高。
「はい、お待たせ。どうぞ」
そう言って私が彼女の口元に差し出したのは─────指先。
でもただの指先じゃないわ。"蛙"の個性で肌の表面に分泌される粘液を集中させている指先よ。
「…う、ぅぅ…///まって、べツ、に…」
「大丈夫よ、ガマンしないで。…ほら」
「─────あ、んむ…♡ちゅむっ、んくっ、んくっ…♡」
かぷっ♡、と蛇の少女が…ナナちゃんが指先にむしゃぶりつき、音を立てて吸い付く。
いや、まって欲しいわ。別にそういうプレイってワケではないのよ。
いやね?確かにめちゃくちゃこう、煽情的でえっちで、トロンとした顔で私の指をしゃぶる姿はもうアレだけど。
「ん…大丈夫よ、なくならないからゆっくり飲んでちょうだい」
「れろぉ…ふぁ…♡ちゅっ、んくっ、ちゅるるるっ……♡」
ヤバイわ。コレを日本の新しい刑罰にしましょう。
生殺しよこんなの!おっぱいも押し付けられてるし、指は舌でねっとり絡め取られて夢中でぺろぺろされてるし。
私が長女だから耐えれたけど長女じゃなかったら危なかったわケロケロ。
(でも…"子供"しか食べれない個性って大変ね……)
彼女の見た目を蛇たらしめてる個性、それが原因らしい。
何でも出会うまではネズミの子供を食べて飢えをしのいでいたらしく、それを聞いた私は優しく抱きしめてそのままワンセット突入したわ。
最初は私の身体を(性的な意味ではなく)食べてもらおうとしたの。だってこの子の個性で回復できるもの。
でも硬く拒否されてしまって…それなら血ならと言ってもこれも拒否。
そこで"蛙"の個性で分泌される粘液を試してみたら─────結果はご覧の通りよケロケロ。
「ちゅぷっ…♡ぷぁ…しゃぁぁ…♡つゅちゃぁ……♡も、もっとぉ……♡」
「──────────」
想像して欲しいのだけど。
涙目で上目遣いで、甘いふわふわの香りを漂わせて、興奮して息を荒げて。
更には綻んだ艶やかなぷにぷにの唇からは涎を垂らしながら、舌足らずでおねだりしてくる絶世の美少女。
「しゅ、る…♡なんでも、スる、から…もっと、もっと、ほしぃ……♡」
「え…じゃ、じゃあ、キス、しても……いいかしら…?///」
ケロ。落ち着いて。クールになるのよ蛙吹梅雨。もう若干手遅れだけど。
ご飯と引き換えに女の子のカラダを要求するなんて最低だわ、敵よそんなの。やっちゃいけないわ。
そうよ…キス一回!キス一回なら問題ない…わよね。
『ケロケロ…ヘタだわ、蛙吹梅雨。へたっぴよ…欲望の解放のさせ方がヘタ…!』
────!?あなたは、心の中の蛙吹梅雨(悪)!?
『わたしが本当に欲しいのは…こっち!ドンキでこっそり買った玩具…これを鞄の底から取り出して……今のこの子ともうワンセットしたい…!でしょ....?』
『ケロケロ。だけど……それはあまりに人間的にちょっとこう、アレだから…唇の…しょぼいキスでごまかそうって言うのよ。わたし、ダメなのよ…!そういうのが実にダメ…!せっかくもう理性の限界って時に、その妥協は傷ましすぎるわ…!そんなのでこの子の唇を奪っても満足しないわ…!嘘じゃない。かえってストレスがたまるわ…!ケロ…!」
ケ、ケロ…確かにその通りかも知れないわ。
今日はお話しなきゃいけないこともまだあるのに、こんなにドキドキしてたらまともに話せないものね。ケロケロ。
『─────そんな悪の心に屈してはダメよ!蛙吹梅雨!』
────!?あなたは、心の中の蛙吹梅雨(善)!?
『目の前の彼女を見なさい。太ももをスリスリすり合わせて貴方に求愛している様を。これはきっと食欲が満たされて"魅惑"の個性が暴走してるんだわ。きっと制御できなくて自分で自分を興奮させてしまってるのよ。』
『それをキス一つで終わらす?ダメよそんなの!ここは責任をとって最後まで一緒に果ててあげるべきよ。ケロ、そうよ何のために昨日ドンキで店員さんの視線を耐えながら玩具を買ったのかしら?それに見てごらんなさいナナちゃんを。あの照れ屋で恥ずかしがりやの子があんな風におねだりしてるのに…わたしはそれを無下にするのかしら?』
ケ、ケロ…確かにその通りかも知れないわ。
事件のことや調べたこともお話しないといけないのに、この子がこんなだとお話できないものね。ケロケロ。
「ぅ、ぅぅ…///つゆ、ちゃ…♡ごめん、おかしく、なってた……今日はもう」
「ええ。今日はもうとことん行きましょう。」
「ぇ────いや、チが…あぁっ─────///」
─────▼▼─────
「…///もう、ぉとコに、もドれないかも……///」
「ケロ?どうしたの?どこか痛いの?」
「う、ううん…だい、じョうブ」
悪の心に屈さず善の心に従って"致した"後、彼女の身体をウェットシートで拭き上げる。
ホントはシャワーでも浴びさせてあげたいんだけど……今はまだ無理ね。
「例の事件だけど…やっぱりまだ続いてるわ。ただおかしいのよ、最近のニュースは
蛇の髪も拭きながら、私はスマホやネットカフェの新聞で調べた情報を彼女に告げていく。
「ちょっと前まではあの"蛇の個性"の敵の新しい写真がニュースの度に出てたのに。つまりこれは…」
「─────そのう"ィらんが…姿を、かくしてル」
「ケロ、そうね。ここ最近はヒーローや警察が現着した時にはもう姿を消してるわ。でもおかしいわよね?だってそれが出来るなら最初からそうするもの」
そう。そんな風に姿を見られずに犯行できるなら、なぜ最初は姿を晒して犯行していたのか?
それもあんなカメラにアピールするかのような写真ばかりを撮影されながら。
あんな蛇と人との混ざった異形と言う、特異な見た目をしておきながら。
「まるで…似た見た目のあなたに罪を擦り付けるために、わざと顔を晒していたみたいね」
「…!!」
ざわり、と髪の毛の蛇たちが逆立ってその目を赤く光らせたので焦ってナデナデよしよしする。
すると一瞬でその蛇達はガラガラと喉を鳴らし私に絡みつき甘えて来たわ。ちょr…かわいいわね。
「ケロ、ごめんなさい、私思ったことをすぐ言っちゃうの。気をつけるわ」
「う、うウン。こっち、も、ゴめん」
拭き終わった後はそのまま、家から持ってきたお下がりの上着をそっと被せてあげる。
一度新品を買って来たのだが、脱ぐときに鱗がひっかかりボロボロに破けてしまった。
「事件について分かったのはこれくらいかしら…。力になれなくてごめんなさいね」
「…!あやマらないで!巻きコんだのは、こッチなのに!」
蛇の少女は…ナナはそういうと俯いて黙り込んでしまった。
…出会ってから今まで、彼女自身についてのことは私からは何も尋ねてないわ。
名前だって名無しって言ったのを私が聞き間違えただけなのよね…ケロ。
「ケロ…他に、何か調べられることはないかしら?なんでもいいのよ。」
「…………ダめ。もう、コれ以上シラベると…」
「調べると?」
「……………」
「─────私に危害が及ぶ。かしら」
そのまま俯き、しょぼんと落ち込んでしまったナナちゃんを抱きしめナデナデする。
ケロケロ、なるほどつまりこの子は何かしらの敵、もしくは敵の組織と関わりがあるってことね。
「ケロケロ。でもごめんなさいね、もう調べちゃったのよね。」
「─────しゃ…!?」
「"複数の個性"って珍しいじゃない?日本には約100人くらいしかいないらしいし、ギネスの個性最多所持数は中国のおばあちゃんの5個だわ」
思ったことは何でも調べちゃうタイプでもある私だもの。ついでに調べちゃったのよね。
でもギネスの5個は詳しく調査したらやっぱり3つの個性だったみたく、取り消しされたらしいけど。
「でもね、とっても気になることを書いてある個人ブログを見つけたのよ。もうそのサイトは消されてたからコピーなんだけど」
「……」
この話を始めてからずっと胸の中のナナちゃんが小さく震えている。
大丈夫、怖くないわ。私がついてるわ。とその震える小さな背中を撫でる。
「『ずっと昔、個性黎明期には今よりずっと"複数個性"が多かった』って。でもそれは個性の定義が曖昧で、基準が定まっていなかったから…ケロ、それも確かにあると思うわ。でもね、こうも書いてたの。」
ナナちゃんが顔を上げる。可愛い顔はぐちゃぐちゃに涙に塗れ、琥珀の瞳は泣き腫れていた。
「…つゆ、ちゃ……マっ…て…」
「『他者の"個性"を奪い与える"個性"』を持つヴィラ─────」
─────そこまで言った瞬間、私は信じられないほどの力で押し倒されていた。
更には唇を無理やり奪われ、紡ごうとしていた言葉を無理やり中断させられた。
初めてこの子からキスしてくれたというのに、こんなに胸が高鳴らないのはなんでだろう。
「…はぁっ……だめ…ャめて…!!いッちゃ、ダメ…!!」
「ケロ…」
唇同士が繋がった銀糸の橋に、彼女の大粒の涙が雨のように振ってくる。
この間の雨夜の時と同じ────いや、それよりも辛そうな声音がその口から漏れた。
ああ、信じてたけど、この子は絶対に敵なんかではないわ。
自分が苦しんでいる時より、他者を心配してる時の方が悲しい顔をする子が、悪い子なはずがない。
「ケロ────もしコレを、アナタ以外の誰かが聞いてるなら聞かせてあげるわ。」
自分でも驚くほどにハッキリした、強い声音が出る。
うるさい心臓の鼓動を感じながら、彼女の瞳を見つめて言った。
「この子は私の大切なお友達よ!この子に何かしようとしてるなら─────絶対に許さないわ」
彼女の唇が少しだけ動いて、何かを言おうとしたその瞬間─────突然の轟音が部屋中に響き渡った。
生き残っていた窓ガラスが粉々に砕け散り、無数の破片が光を反射して散乱する。
その破片の中から、白い影が飛び込んできた。
「っしゃぁっ!!」
白い兎の耳に、タイトなスーツを纏った彼女はまるで舞踏家のようにしなやかな動きだった。
鍛え上げられた腹筋が衣装の下で浮かび上がり、力強さと美しさを兼ね備えたその姿は、見る者を圧倒していた。
「────見つけたぜェェっ!!!今度は逃がさねぇぞヘビ女ァっ!!!!」
梅雨ちゃんが大変えっちになってしまいました。
皆さんの高評価のおかげです、あーあ。
どういう展開がいい?
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スーパー梅雨ちゃん無双
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主人公ちゃんがひたすらえっちぃ目に
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スーパーミルコさん無双
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ひたすら百合百合