このままだと話が進みにくいのでちょっと会話のテンポ上げてみました。不評だったらやめますので教えてください。(唐突な感想稼ぎ!)
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「……うおー広いなー」カラカラ
志摩さんとの連絡を済ませたあとさっそく風呂に入ることにした我々野クル一行。男湯と女湯で別れるため集合場所をあらかじめ決めておき、なでしこ達と別れた俺は脱衣所で服を脱ぎ大浴場の扉を開く。めっちゃ広い風呂やん。
(おい、あれやばくね?)
(うお、ほんとや)
(うわーすげぇ筋肉……)
(筋肉マニアのわたくしから見てもすごいわ……)
(ウホッ! いい男)
(きめぇからやめろ)
なんか周りがこちらをチラチラ見ながらコソコソと話しているが、特に気にせずシャワーを浴びる。見せもんじゃねーぞー。
「おい、あんた」
「?」
「見ねぇ顔だな新入りか?」
「??」
「一つ忠告しておこう、ここから先は戦場だぜ生き残りたくば己の腕っぷし1つで生き延びるんだな……」
「???」
え? なに? 急に隣に座ってたモヒカンヘアの筋肉マッチョマンに話しかけられたから何かと思ったらそれだけ言って去っていったんだが……。なんだあれ? 冒険者ギルドにいる荒くれ者みたいな人だったな。まじでなんだこれ? まあいいか。
「……ふいー。いーきかえるー」ざばー
寒さで凝り固まった身体をほぐすように少し熱めのお湯が染み渡るー。それに景色もいいー。
ここほっとけや温泉は"あっちの湯"と"こっちの湯"の2種類の浴場があってそれぞれ異なる景色が楽しめるという素晴らしい温泉なのだ! (誰?)
ちなみに俺となでしこ達が入ってるのは"あっちの湯"。
「なになに、黄金の湯の効能は……筋肉痛、関節痛、冷え性の改善に疲労回復、健康増進etcとな。盛りだくさんの効能だなー」
よくある備え付けの看板に書いてあるお湯の効能を読み上げるとそれはそれはたくさんの効能でいかにもな感じの風呂となっていた。
「…………お肌すべすべ……ねぇ」
お肌すべすべなぁ。なでしこも同じ湯に浸かってるんだよな……。
はっ! なでしこの肌がすべすべ…………まさかあのなでしこの秘宝がさらに磨きがかかってスゴイことになってるんじゃないか? …………風呂から上がったら触らせてもらおう。
「……あつい、そろそろ上がるか」
元々の体温が高いこともあってか入ってから少し経ってすぐにのぼせてきたためぶっ倒れる前に上がるとしよう。充分に堪能したし。
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「ふーあったまったー。へーここで飯食えんのかー」
風呂から上がり集合場所に行ったがなでしこ達はまだ上がってないようなのでぷらぷらとその辺を歩いていると食券の券売機があり、その近くに出店があったため特に考えず券売機を覗き見る。
「つきみそばにつきみうどん、他にも色々あるなー」
やべぇめちゃくちゃ腹減ってきたなー。駅から歩いてきた分消費しているためめっちゃ腹減ってる。
「つきみそばかなー…………はっ! ここで食ったらなでしこの手料理が食べられなくなる!」
つきみそばを食べようと食券を買うためにお金を入れようとしてギリギリのところで思いとどまりキャンプ飯のお腹を空けておくことにする。
あぶねぇあぶねぇ。危うく温泉飯の誘惑に負けてキャンプ飯が入らなくなるところだったぜ……温泉恐ろしやー。
「なでしこの手料理を逃すなど言語道断なり……悪霊退散悪霊退散……南無」
「おんたま揚げ美味しいよ〜。買ってって〜」
「…………おんたま揚げくらいなら食べてもいけるか」
温泉飯の誘惑を断ち切るように悟りを開き悪霊退散と唱えていると、券売機の近くにある出店から店員さんがおんたま揚げをおすすめしていたので少し悩んだ末おんたま揚げを買うことにした。
「なでしこ達には……冷めると良くないしあとで買ってあげよう。おんたま揚げ1つくださーい」
「はいよ〜」
おんたま揚げを売り込みしていた店員さんに食券を渡し、しばし待つと紙に入ったおんたま揚げが渡される。うお、あったかい。
「いただきます。はむ…………ん〜うめー!」
湯冷めするとせっかくの温泉が台無しになるため休憩所に移動し(なでしこ達には連絡済み)、さっそくおんたま揚げにかじりつく。
こ、これはっ! 卵を揚げただけというシンプルな料理なのに外はサックリ中はとろっとした絶妙な半熟加減でめちゃ美味い。これはあかんわ。
「あっという間に食い終わってしまった……」
塩のみというあっさりめな味付けにお腹が空いていたのもあってか、ものの数分で食べ終わってしまった。
「…………ねむい」
少しお腹が膨れて意外にも疲れが溜まっていたのかどっと眠気が押し寄せてきた。このまま眠りについたら心地良いだろうな〜。
「……? なでしこからだ」
『お兄ちゃん今どこ?』
『休憩所の荷物置いたとこ』
『わかった! 今行くね〜』
『りょーかーい』
どうやらなでしこ達もあがったようでなでしこから連絡が来たため気合で起きてることにする。なぜって? なでしこの秘宝を確かめねばならんからな……。
「あっお兄ちゃーん!」
「うい~」
(……なぁイヌ子、髪下ろしたパイセンやばくねぇか)
(やばいって?)
(なんていうかこう……色っぽいというか……なんというか……///)
(あぁー確かにな〜)
連絡が来てからしばらくしておんたま揚げを持ってなでしこ達がこっちに向かってきた。おんたま揚げ買ってたんか〜。…………俺もまた買おうかな。
「なでしこ〜」ムニムニ
「うみゅ〜」ムニョーン
……!? なんて柔らかさだ! さっそくなでしこの秘宝(ほっぺた)を触らせてもらうと驚異の柔らかさだった。しっとりもちもち。まじでつきたてのお餅みたい……。きもちー。
「…………」ムニムニ
「……」ムニムニ
「なんなんこれ?」
脳死でなでしこのほっぺたを堪能しているとしびれを切らした犬山さんにツッコまれたので程々にしておく。
「そういえばお兄ちゃん、そこの出店でおんたま揚げがあったから買ってきたよぅ」
「俺の分も買ってきてくれたの?」
「うん!」
うわーマジでなでしこ天使だわ〜。やさし〜。大好き。
「丁度もう一個食べたいと思ってたんだよー。ありがとなーなでしこ〜」なでなで
「もう一個? ってパイセンおんたま揚げ先に食ってたんすか?」
「実はお先に1つ頂いてました〜」
「ほーん」
隣に座ったなでしこにお金(2人分)を渡してから皆で揃っておんたま揚げにかぶりつく。
「「「「いただきまーす」」」」はむっ
「「「「んま〜〜〜」」」」
「卵揚げただけなのにうますぎるぞこれ」
「やっぱうめー」
「黄身がとろけるー」
「これ、湯上がりに食ったらあかんやつや〜」ポスッ
犬山さんが仰向けで座布団に倒れ込む。何がとは言わんがあかんな。
「うんあかんやつや!!」
「あかんあかん!」
続けざまになでしこと大垣さんが後ろに倒れ込む中俺はというと……
「あかんあかん〜」
一旦後ろに倒れ込んで途中で体をひねり仰向けの状態で倒れ込む。こうすることでなでしこたちのあかんやつ(?)を視界に収めることをせずみんなハッピー(は?)。やべぇねむすぎて語彙力がなくなってきた……。
「すまん……ちょっと……ねる」
そこで俺の意識は途切れた。ちなおんたま揚げは食い切ってます。安心して。(誰に言ってんねん)
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ブーッ……ブーッ……
「…………うーん」
なんかどっかで携帯なってるような……?
「……むにゃ」スピー
「…………なでしこ〜携帯なってるぞ〜」
「う~ん……? お兄ちゃんおはよぅ」
「携帯なってたぞー」
抱き枕にしていたなでしこのポケットから音がなっていたのでなでしこに声を掛けると寝ぼけ眼で振り向きながら挨拶してくる。かわいいなぁもう。
「……? あ、リンちゃんスープパスタ作ったんだ〜」
「おいしそうだなー」
「ねーっ」
なでしこの後ろからスマホを一緒に覗き込むと志摩さんとのトーク画面で"ボッチ山で食べるスープパスタうまー"という文字とともにコッヘルに入ったスープパスタの写真が送られてきていた。うまそー。てか、
「…………そういえば、今何時だ?」
「…………四時十二分だね」
「…………そっか~。よじじゅうにふんかー」
確かキャンプ場到着予定時刻が昼過ぎって大垣さんがいってたから………………。
え? めっちゃ遅刻してね? クソワロタやな! ハハッ! (やけくそ)
「あきちゃん!! あおいちゃん!! もう四時過ぎてるよ!!」
「ギャー!! 思いっきり寝過ごしたーッ!!」
「犬山さーん起きてー」
「あかんてあかーん……うふふふ」
数十分後……
「なーあきー。こっちで合っとるん? さっきから下っとるよ? 日も暮れてきたし……」
急いで出る準備をしほっとけや温泉から目的地のキャンプ場に行く道すがら犬山さんがナビをしている大垣さんに尋ねる。
ちなみにほっとけや温泉を出る際おんたま揚げを再び購入したり道に迷ったりしてたらすっかり日が暮れ辺りは暗くなってきていた。
「んー、地図ではこっちになってんだけどなぁ」
「私暗い森って苦手なんだよねぃ……」
「林間キャンプ場全部NGじゃねぇか」
怖がってるなでしこもキュートだっ! スバラシイ!
「安心しろなでしこ。幽霊だろうがなんだろうがなでしこに危害を加えるやつは血祭りにあげてやるから」
「すげぇ爽やかな顔でめちゃ物騒なこと言ってら……」
ガサガサ……ガサガサ……!
「ひっ! なになに!?」
「落ち着けなでしこ! 誰だ! なでしこに危害を加えようとするやつは! 姿をあらわせぃ!」
何やらすぐ近くの茂みから物音が聞こえたのでなでしこを抱き寄せながらその茂みを警戒する。眼と眼があったらポケモン勝負を仕掛けてやる! いけっピ○チュウ!
「チュー」
「……なんだねずみか」
ねず公が驚かせやがって……。2度とその姿を俺たちの目の前に現すなよ……今度現れたらオレハキサマヲムッコロス! からな。
「あ! もしかしてあれじゃね?」
そう大垣さんが指差す先には暗くてよく見えにくいがぶん投げられて捨てられてんのかって感じの看板にうっすらと"イーストウッドキャ"と書かれていた。以降は途切れてた。
「ンプ場?」
「ンプ場やな」
「ンプ場だろうな」
野クルは"ンプ場"に到着した!
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丁寧に書きたい気持ちとテンポよく話を進めたい気持ちが入り混じってる。