まずは誤字脱字報告ありがとうございます。結構気をつけてるんですがねぇ……。頑張ります。
次に次回はオリジナルストーリーとなります。某ゆるキャン△二次創作のネタを参考にしてるので似た展開になる気がします。もちろん全く同じにはしません。
そして最後に今回結構キャラ崩壊というか解釈違いがあるかもしれません。ご容赦を。
ではどうぞ。
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「おーっ! 斉藤がクリスマスキャンプ来るってさ!」
『この前誘ってくれたキャンプ私も行っていいかな?』
「ほんとだっ!」「おー」
場所は変わってなでしこの部屋に戻り、途中志摩さんの昼ごはんを巡って論争が起きながらもクリスマスキャンプに向けた会議をしていると、大垣さんに斉藤さんからチャットでキャンプ参加申請が来た。
「ますます楽しみになってきたね!」
「だなーまだ何も準備してねーけど」
「早めに準備しないとね」
とりあえずクリスマスキャンプでどこに行くかだよなー。そこんところはキャンプ歴の長い志摩さんに聞くのが一番だが……。
「あきちゃん」
「ん?」
「今回はリンちゃんも誘ってみようよ」
「たしかに、斉藤さんが行くなら志摩さんにもお誘いしないと」
「うーんそうだなー」
まあ、志摩さんが来るにしろ来ないにしろ斉藤さんまで誘ってるのに全く誘わないのはちょっとな……。
志摩さんが来てくれないと何か寂しいしな。…………?
「っし! 次の学校で部長直々に誘ってやっかー!」
「おー」
「頑張ってあきちゃん!」
とりあえず志摩さんもクリスマスキャンプに来ると仮定してキャンプ場を決めてくことに。
「どのキャンプ場にすっかなー」
「はいっ! 富士山の見えるキャンプ場がいーです!」
「となると富士五湖周辺かな」
「山中湖……は遠いし、行くなら本栖湖か西湖、清進湖じゃないか?」ポリポリ
「むむぅ〜」ポリポリ
やっぱり富士山は欠かせない要素のうちの一つだよな……。うーん、迷うぞ。
もっかい本栖湖でキャンプしてもいいし別の富士五湖で富士山見るキャンプもいいし……。
「あっ、この田貫湖は? ここもキャンプ場あるよ!」
「田貫湖かーそれもいいなー」
田貫湖。
その昔"炭焼き藤次郎"が沼を開墾し一財を築き炭焼き長者と呼ばれ、これに因み"長者ヶ池"と呼ばれていた。
湖畔では釣りだけではなく1周3.3kmのサイクリングロードでサイクリングを楽しめます。(by大塚○夫ボイス)
(おっ、ダイヤモンド富士も見れるのかここ)
ダイヤモンド富士……富士山の山頂ちょうどに太陽が沈む現象だったはず。
富士山山頂がダイヤモンドのように輝く幻想的な光景だっていうし、一回はお目にかかりたいと静岡にいた時から考えてるんだよなー。まあここらで見れるのは時期的に一月くらいだろうけど。
「けどお前らがキャンプした麓キャンプ場も惹かれんだよなぁー」
「ふもと最高でした!」
なでしこの坦々餃子鍋がほんとうまかったなぁ……。
「迷うなぁー」ポリポリ
「迷うよねぇー」ポリポリ
「うーむ……」ポリポリ
正直どこもいいところがありすぎて決めるに決めきれん。……ポ○キーうまっ。
「お」ブーンブーン
「?」
「リンちゃんからだ。そろそろキャンプ場着いたかな?」
「流石に6時過ぎてるし着いてるんじゃない?」
なでしこのスマホに志摩さんからチャットが来たようで確認している。……うーむ、やっぱ思い出深い本栖湖で再キャンプするか? 俺実際にキャンプしたわけじゃないしやってみたいな。
「OH……」
「どしたー?」
「なでしこ?」
なでしこがスマホを見たまま声を漏らしていたので大垣さんとともにスマホを覗き込むと……
『通行止めなうⅡ』
という志摩さんからのチャットとともに通行止めの立て看板と、そのすぐ側に志摩さんのバイク(多分)が写った夜道の写真が送られていた。
「うわぁ……」
「こんなに真っ暗で大丈夫かなぁ?」
「確かに暗くなってからこれはマズイなぁ……」
「……マズイね」
バイクは車ほど安定感が抜群なわけじゃないし、暗くなると転倒リスクは昼より跳ね上がる。大きい石や濡れたマンホールなどちょっとしたことで転倒するからだ。
「り、リンちゃんが遭難しちゃったらどうしよう!」
「おちつけなでしこ(うーん、これって……)」
「…………」
最悪の場合がいろいろと頭をよぎる中、なでしこがより具体的な"遭難"というワードを出した瞬間一気に血の気が引く感覚を覚える。遭難…………志摩さんが遭難……。
「……っ! 俺ちょっと行ってくる!」
「パイセン!?」
居ても立っても居られなくなった俺は急いで志摩さんのもとへとバイクで向かうべく玄関に向かう。
大垣さんから声をかけられるがあいにくそれを待ってる場合じゃない……一刻も早く志摩さんのもとへ行かなきゃ…………!
「ちょま……これ多分通れるんすよ!」
えっ?
「ど、どうゆうこと?」
「た、多分置きっぱなしになってるやつで」
「……そんなことある?」
「と、とりあえず! しまりんに一旦電話してからにしないっすか?」
「…………わかった」
話しているうちに幾らか冷静になった頭でよくよく考えたらここから志摩さんとところまではどのみち3時間はかかるんだよな……。
大垣さんの案に賭けるしかないか……。
『もしもし』
「お、しまりん? 電波繋がってよかったー」
とりあえずなでしこの部屋に戻って志摩さんに電話をかけてみると1コールで志摩さんが電話に出た。とりあえずなんともなさそうでよかった…………ほんとに。
はぁ、さっきから心臓がバクバクしてて落ち着かない。
「そこの通行止め多分そのまま通れると思うぞ」
『え? 通れるって……思いっ切り看板あるけど』
「それ多分置きっぱなしになってるやつだ」
『本当に?』
「騙されたと思ってさ」
『……わかった』
「あ、くれぐれもゆっくりな。もし通れなくて引き返してもロスは10分くらいだしさ」
『うい』プツッ
「「「…………」」」
大垣さんが志摩さんとの電話を終え、俺たちの間に沈黙が訪れる。
「リンちゃん大丈夫かな……?」
「多分大丈夫だろ」
「…………」ソワソワ
志摩さんから写真が送られたときからどうにも気持ちが落ち着かない。いつもならこういうときすぐ状況に順応して冷静に対処できるのに……。
十数分後…………
「「「…………」」」
「……お」ポコン
「あ」 「!」
『無事キャンプ場につけたよ。ありがと助かった』
……っ! はぁ~……よかった…………。
とりあえず何も起きず無事にキャンプ場につけたみたいだ。
「お兄ちゃん大丈夫?」
「ん? ……あぁ大丈夫」
「本当? 顔色悪いよ?」
「うん、ほんと大丈夫」
いつの間にか結構冷や汗をかいてたみたいでなでしこに心配されてしまった。いかんいかんしっかりしないと……。
「とりあえずしまりんにもっかい電話すっかー」
「うむ」
生存確認も兼ねて志摩さんにもう一度電話することに。
『もしもし……』
「リンチャン! 夜景の写真アリガトウ!」
「!?」
『大垣だな?』
「クククよくわかったな」
びびったわ。急に大垣さんが変な声出したから普通に驚いたぜ……。
『ねぇさっきの通行止め、何で通れるって知ってたの?』
「あぁー前に家族と車で出かけたとき似たようなことがあってさ……引き返そうとしたら地元の人に工事の人が置き忘れてるだけで通れるって教えてもらったんだよ」
大垣さん曰く志摩さんからの写真には通行止めの理由もなく、柵も端に寄っていたためもしかしたらと思ったとの事。
ちゃんと片付けといてくれぇ工事の人ぉ……。
『とにかく助かった……ありがと』
「いいってことよー…………あのさぁしまりん」
『?』
「今度野クルでクリスマスキャンプすんだけど……しまりんも来ないか?」
『…………』
「たまにはグルキャンも楽しいと思うぞ」
『大垣……』
「しまりん……」
これは行ける感じでは…………? (フラグがたちまちた!)
『それは遠慮しとく、おやすみ』
プツッ……ツー……ツー……(フラグ回収乙!)
「…………やっぱフラれたぜ」ガクッ
「みんなでキャンプ出来たらって思ってたんだけど……ちょっと残念」
「志摩さんにも事情があるんだよきっと。また今度誘ってあげようか」
「うん」
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(む、今度は斉藤か)ブーンブーン
大垣との電話を終えた直後に斉藤からチャットが飛んできた。
『お早うございまーす』
『遅っ!』
『3時頃起きたんだけど布団の包容力に寝落ちしてしまいました』
『14時間も寝てたのかよ』
相変わらず布団と相思相愛みたいだな(呆れ)
『そういえば今度野クルの子たちキャンプ行く事にしたよ』
『あ、それ大垣からさっき誘われた』
『断ったけど』
『えー! なでしこちゃんリンとクリスマスキャンプするの楽しみだって言ってたのに!』
『ウソだけど』
『ウソかい』
ウソかい。てっきりまた無自覚でやっちゃったかと思ったわ。
『でも、一回だけ一緒に行ってみない? リンはソロキャンの方が好きかもしれないけど』
『みんなでやるキャンプは違うジャンルの楽しさがあると思うよ』
誰かとやるキャンプか……。
何回かソロキャンプする中で考えたことがある。みんなでワイワイ話しながらテント建てたり、焚き火を囲んで夜更かししたり……。
『それに』
『各務原先輩も来るんだよ?』
「!」
そう言われて思い浮かぶのはどことなく雰囲気がなでしこに似てるけど、ちょっぴり大人っぽくてかっこいい先輩の姿。
先輩と一緒にいるとき変にドキドキするのは……この気持ちに名前をつけるとするならそれは多分……"恋"……なのかもしれない。
だから…………私は……たぶん好きなんだと思う。先輩のことが。
(………………って何考えてんだ私!?)
うむ、きっと疲れてるんだ私。そう、そうに違いない…………たぶん今日一日で色々問題が起きたから疲れてるんだ。
たぶん……メイビー……。
『なぜそこで各務原先輩がでるんだよ』
『だってリン好きじゃん』
…………むぅ。結構容赦なく(?)言ってくるようになったな斉藤のやつ。
「…………」
"別に好きじゃない"とスマホに打ち込もうとしたところで不意に手が止まる。
…………本当にそうなのか?
「…………」
本当に好きじゃないのか?
「…………」
この気持ちは………………。
(うぅ…………考えてもわっかんねーーー!)
『じゃ私そろそろ寝るよー』
『また寝るのかよ、もう布団と結婚しちまえ』
『だめよ私は既にこたつと結婚しているの、そんなコトいけないわ』
『斬新な昼ドラやめろ』
とりあえず考えても埒が明かないから頭の隅に追いやって斉藤とチャットする。
『たまには素直になりなよ〜』
『じゃ、おやすみ〜』
「…………素直に……か」
………………はぁ、大垣に連絡するか。
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「んじゃあたしそろそろ帰るわー」
「うん、またねー」
「家まで送ろうか?」
なでしこのお見舞いを済ませて帰ろうとしたときパイセンに付き添いを提案されるが…………まぁ、ちょっと魅惑的な提案だが流石に悪いな。
「いや大丈夫ッス」
「そう?」
「うす」
「あきちゃんほうとう美味しかったよ」
「ふっ、梨っ子の必殺ほうとうアタック喰らわせてやったぜ!」
まじで適当に作ったけど案外うまく作れるもんだなぁ。今度自分の家でも作ってみっかー。
「おじゃましましたー」
「あ、千明ちゃん帰るの? ちょっと待っててね……」
「?」
丁度帰ろうとしたときなでしこ母に呼び止められる。……なんだ? もしかして忘れ物か?
「これよかったら持ってって」
「餃子っすか?」
「浜松餃子だね」
ほうとうをご馳走したら餃子カウンターを喰らったぜ。さすが浜松っ子、恐れ入るぜぇ。
「ありがとうございます!」
「寒いから風邪引かないようにね」
「あきちゃんバイバイ!」
「またね大垣さん」
「またなーお前ら」
そう言ってな各務原家をあとにする。
にしても、餃子大量だな。袋パンパンに詰まってんぞこれ。
「ふーっ」
今度のキャンプはなでしことパイセンとイヌ子、斉藤を入れて五人か……。しまりんともちょっとしてみたかったんだけどなぁ、キャンプ。
「お?」ブーッブーッ
そんなことを考えていると件のしまりんからチャットきたじゃん。どれどれー?
『やっぱりキャンプ考えとく』
「……素直じゃねーなー」ニマニマ
ったくあのツンデレめ〜。
「おーし、明日の昼めしは餃子定食だーっ!………へっくし!」
高揚する気分を感じながら帰路につく。こりゃ楽しいクリスマスキャンプになりそうだぜぃ……!
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次回作制作中なんですけどオリジナルストーリーって難しいですね。基本原作寄りだからなお難しい……。
一から作れる人マジリスペクト。
頑張りますんでしばしお待ちを!