第6問
時に食用できる地下茎をもつ英語で「Lily」と言う名の植物を何と言うでしょう。
野々原楓の答え
「ユリ」
教師のコメント
正解です、特に問題はありません。
東宮康太郎の答え
「トリカブト」
教師のコメント
トリカブトの根は製法によっては薬としても用いられる事も有りますが、そのまま食せば猛毒なのできをつけましょう。
島田美波の答え
「チューリップ」
教師のコメント
残念ながらチューリップの球根は食用として用いられるますが、問題になっている答えと違うので△にしときましょう。
2年Fクラス教室内 13:45
~ 雄二 side~
戦況は秀吉とムッツリーニのお陰で前線を押し上げる事に成功している…それに予定通りならナギとハヤテは今はAクラスにいるはずだ………
しかし、以外にも島田のやつが奮戦してくれてるのも予定通り…あいつは明久がAクラスにいる事が許せないのが原動力になっているのだろう……
俺がそんな事を考えているとルカと姫路が回復試験から戻って来た…
「雄二君、回復試験終わったわよ」
「よし、姫路にルカ、打って出るぞ!」
と言ったその時…
『あ~、あ~、船越先生、船越先生』
「何かあったのかな?」
「…?」
「この声は須川か…」
戦況はそんなに不利にはなって無いはずだが……まさかな…
『2年Aクラスの吉井明久君が体育館裏で先生を待っています、何でも生徒と先生の垣根を越えた男女の話が有るそうですので至急体育館裏までお越し下さい』
「えっ、それって明久君、ヤバイんじゃないの!?」
「っ!えっ何ですか!?」
やはりか…ルカが明久を貶める様な事はしないし、姫路の可能性があるが、この様子だとこの放送を指示した可能性は無い…となれば島田の独断で戦況を動かしやがったな…
『繰り返します、船越先生…うわっ、誰だアンタ……『船越女史、今のはこの生徒の照れ隠しですわ、直ぐにでも入籍まで済ませたいそうなので婚姻届を用意して放送室までお越し下さい…可能で有ればそのまま既成事実を作って頂いても構いませんわ』
この声はマリアさんか……助かったぜ…俺に作戦指示の確認を取らなかった須川にも罰を与えるつもりだったが
あとは島田の処遇だが…
『それと…Dクラス近衛隊の清水美春さん、Dクラスの廊下に2年Fクラスの島田美波さんが居るので保健室が空いているので好きにしてくれて構いませんわ』
流石はマリアさんだ…清水が島田にお熱の事は知っていたみたいだな…これで島田には十分な罰になる…これで島田処遇も良いな……
『あと、近衛隊隊長の玉野美紀さん、2年Aクラス吉井明久君が女装をしたいと言ってましたから至急、Aクラスへ行って上げて下さい♪』
明久には悪いが…マリアさんのアシストで近衛隊の二人を引き離す事が出来たからには感謝しないとな……
「よし、行くぞ!!」
「「うん(はい )!!」」
〈移動中〉
2年Dクラス教室前 廊下
「よし、良くやった、後は俺達に任せて秀吉以外は回復試験へ向かってくれ」
「…了解」
秀吉とムッツリーニの奮戦と島田が生…もとい、人身御供になってくれたお陰でDクラスの教室に乗り込むのみとなっていた。
「姫路はルカが突入するまでここで待機、ルカは秀吉の合図があるまではDクラス後方のドアの前で待機、秀吉は俺と一緒に後方ドアより侵入し、Dクラス連中を引き付けるぞ」
「「「了解(ぢゃ)(です)!!」」」
俺は三人の同意をとるとDクラスの教室に乗り込んだ…
2年Dクラス 教室内
「Dクラス代表、平賀源氏はいるか?」
「おや、代表自らお出ましとは…その自信が仇にならなきゃ良いがな、坂本」
「坂本だと…!?」
俺の読み通り数人の近衛隊の後方にDクラスの前方のドアよりに平賀が立っていたが近衛隊の一人が俺の名前を呼び俺の前に出てきた。
「お前は?」
「お前、俺の名前を知らないのか!?」
誰だ、コイツ…如何にもひ弱そうで気の弱そうなやつは…
「知らん」
「俺の名前を知らないとは、やはりバカの集まりのFクラスだな…」
カチン
「知らないなら教えてやろう、俺は東宮財閥の子息、東宮康太郎だ」
東宮…ああ、俺がヒナと付き合っているのにも関わらず、ヒナに横恋慕しているヘタレの坊っちゃんか…
俺は皮肉めいて答えた。
「俺のヒナに永遠に届く事のない、無謀な横恋慕しているヘタレの坊っちゃんか…」
「か、桂さんを愛称で呼んでいるだと!許せん!!」
「ああ、恋人だしな、あと明久も呼んでるぞ」
「明久さんは良いんだ、だがお前の様なやつが呼んでるのが許せん!」
…何だ、明久が良くて恋人である俺が呼んでいるのが許せ無いのが理解出来ない。
「どうでもいい…ヒナがヘタレでひ弱で気の弱そうなお前に靡くとは思えんしな、男なら力付くで来てみろよ!」
ヘタレの坊っちゃんがそんな度胸があるとも思えんしな…
「よし、その言葉今すぐ後悔させてやるぞ!」
「面白れえ!受けてたってやる!!」
おっ、コイツはヘタレと言うのは単にウワサだったのか…
「ま、待て待て待て!誰が俺が相手をすると言った」
「何…?」
「野々原、野々原来い!」
ヘタレの坊っちゃんが野々原と呼ぶと何時の間にかにヘタレの坊っちゃんの後ろに白髪の長身の男が立っていた。
「野々原楓と申します、東宮の家で執事などをやっている者です、以後お見知りおきを…」
野々原って確か…明久が憧れているとか言っていたな…
だが確かにアイツが憧れているだけの事はあるな……
俺を含めた全員に気付かれずにヘタレの坊っちゃんの後ろに控えていやがる…それに確かコイツは………
「野々原、コイツだ、アイツをやっつけてくれ!」
「かしこまりました…」
オイオイ、良いのかよ…そんな事をしたら………
「だが、その前に…」
ドガッ!
その瞬間に野々原はヘタレの坊っちゃんを蹴り飛ばしていた。
「の、野々原、一体何を……」
「坊っちゃま?私、言ってませんでしたっけ?男なら
「ギャャャャァァァァ~~!!」
だよな…野々原楓、3年Aクラス代表詰まり学園トップだからこの戦争が開戦している今は介入できる訳がない…それすら分からなかったのか…この坊っちゃんは……
その間に俺は秀吉に合図を送りルカと姫路を侵入させる…
「今日と言う、今日は許しません!」
「す、すまん、野々原、分かったから許してくれ!」
「いいえ、その腐った根性、叩き直して差し上げます!」
その隙に姫路が代表の平賀に試召戦争を仕掛ける様に指示をした。
「あれ、姫路さんAクラスはここは通らないはずだけど…」
「2年Fクラス姫路瑞希、代表の平賀君に現国で試召戦争を挑みます、
「はぁ、どうも…えっ?さもん?」
平賀はまだ理解出来ていないみたいだし、他の連中もヘタレの坊っちゃんの方に気を取られているから好都合だ。
Dクラス
平賀源氏
125点
VS
Fクラス
姫路瑞希
412点
「ごめんなさい♪」
と姫路が平賀に言って平賀の召喚獣を一閃、決着が着いた。
Dクラス
平賀源氏
戦死
VS
Fクラス
姫路瑞希
412点
「戦争終結!勝者、Fクラス!!」
「「「「えぇぇぇ~~!!」」」」
立ち会いの教師がFクラスの勝ち名乗りを上げた瞬間、Dクラス全体から悲鳴とも取れる歓声が一気に上がった………
~ 雄二 side out ~
『私と明久との恋模様』の後書きにも書きましたがこちらの小説でお気に入り登録数が100件を突破致しましたお知らせと事と御礼を申し上げます、ありがとうございました。
現在も活動報告にて2つのアンケートを募集していますのでご協力をお願いします。
では今回もご閲覧戴きましてありがとうございました。