僕と最愛の2人のお嬢様   作:私の黒い天使様

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クオリティが低い………

アイディアはあるのに創作意欲が沸かない………

なのに新作のアイディアも溢れて来るなんて…末期ですね……

兎も角…本編ドウゾー♪


第17問 僕と試召喚戦争と煩わしい女達

2年Aクラス教室内

 

いよいよ今日、Fクラス戦の試召戦争が始まろうとしていた。

僕達クラスの代表は顔合わせの為に教室中央集まっていた。

予想通りに島田さんはFクラスの代表からは外れていたみたいだ。

 

「では、両クラス共準備はいいですか?」

 

「ああ」

 

「……問題ないです」

 

AクラスとFクラスの一騎討ちが始まる。

会場はAクラス。

こっちの方が広いし、雄二達から聞いている腐った畳のFクラスじゃ締まらないしね。

 

「それでは「まちな」……学園長!?」

 

Aクラスの担任で学年主任で全ての教科が承認可能な立会人を務める高橋女史が驚いたような声を上げる。

学園長が来ることを知らなかったんだろう。

 

「何しに来やがった、ババァ」

 

「お前さんが面白い事をやらかすみたいだから見に来てやったんだ感謝しなよ」

 

「何故、学園長がここに?」

 

「そこのクソジャリとちょっとした賭けをしててね。ここに来たのはそのためだよ」

 

やっぱり雄二も学園長(お婆ちゃん)と賭けをしていたみたいだね。

雄二は学園長(お婆ちゃん)が来るなんて予想外だったみたいだけど実は僕が呼んでいたりするのは雄二達には知るはずも無い。

 

「チッ…ババァは大人しく棺桶の仲に入って結果を待っていりゃ良いのに……」

 

雄二…それはいくら何でも失礼だよ……

 

「それでは改めて…両クラスの一回戦の出場者以外は一度クラス陣営に戻って下さい」

 

僕達は高橋女史に促され僕はアテネと翔子の肩に手を添えて戻っていたその時…

 

「吉井!何を天王州と霧島といちゃ付いているのよ!!」

 

「そうです。吉井君は私達以外に女の子と仲良くしてはいけません!!」

 

ハァ…全くこの二人は……

大事な試召戦争の前に何を言っているんだか……

それだけならまだ良いが二人とも既に釘バットと鉄パイプを装備して臨戦態勢状態だ。

学園長も観に来ているのに何を考えているのか僕には全く理解出来ないよ……

 

「私は主をエスコートしているだけなのに君達が何を考えているのか僕には理解出来ませんね」

 

「五月蝿い!吉井の癖に生意気よ!!」

 

「それがイケないんです!吉井君は私と美波ちゃんだけを見ていれば十分なんです!!」

 

「意味が分かりません。行きましょう…お嬢様」

 

僕は二人を無視してアテネと翔子を連れて陣営に戻ろうとしたその時…

 

「吉井!何を天王州と霧島にイヤラシイ事をしているのよ!!」

 

「吉井君、天王州さんや霧島さんが嫌がっているのにみんなの観ている前で端たないです。お仕置きです!!」

 

そう言うと二人は持っていた得物を振り上げてこちらに向かって来たので二人の攻撃を躱して僕は内ポケットに忍ばせていたナイフを取り出して島田さんと姫路さんの喉元に突き立てた。

 

「どう言うつもりよ!」

 

「そうですよ。女の子にこんな真似をして恥ずかしくは無いんですか!?」

 

「どう言うつもりもこうも有りませんよ。貴女達が試召戦争を妨害して俺の主に仇名し邪魔をしているので実力行使に出たまでです。断って措きますが俺は主達に危害が及ぶので有れば不本意では有りますが貴女達を傷付けるのも躊躇は致しませんよ…」

 

(あいつ…自分の事……俺って………不味い!!)

「島田に姫路、ここは大人しく引け!!これ以上明久を怒らせるな!!」

 

ふぅ~ん…流石は雄二…俺がキレてるのに気付いてるみたいだね……

 

「何でよ!坂本!!」

 

「そうです、吉井君にはお仕置きが必要なのに……何故、止めるのですか!?」

 

「良いから、言うことを聞け!!」

 

「断るわ!!」

 

「ふぅ~。坂本様から折角止めて戴いていたのに……仕方ないですね…女性の顔に傷を付けるのは俺の本意からは外れますが……覚悟してくださいね…」

 

俺がそう言って彼女達の喉元からナイフを外し彼女達の頬に向けてナイフを切り付け様とした瞬間……

 

「いい加減にそこまでにしときな!」

 

痺れを切らした学園長が止めに入って来た。

俺が振り抜こうとしたナイフも彼女達の頬の寸前で俺は止めていた。

 

「学園長、何で止めるんですか!?」

 

「バカを言うんじゃない、島田よ。アタシが止めとか無きゃお前さんと姫路の顔はズタズタに切り裂かれていたんだ。感謝されるなら未だしも文句を言われる筋合いはないさね」

 

「ズタズタにって……」

 

島田さんと姫路さんは学園長の思いも因らない言葉に何も言えなくなってしまった。

流石は学園長…止めて無かったら本当に殺っていたけどね……

 

「分かったのなら両者共に引きな!今なら無かった事にしといてやるさぁね」

 

「「分かりました…」」

 

((ウチ(私)は悪く無いのに……))

 

「学園長、私も冷静さを欠いておりました。申し訳ございませんでした。」

 

冷静さを取り戻した僕と島田さんと姫路さんが自分の陣営に戻ろうとしたら次はFFF団のバカ共が騒ぎ始めた。

 

「我々のクラスの清涼剤である姫路さんや島田に手を出すとは万死に値する!!因ってFFF団の盟約の裁きにより弁解の余地なしとし、今から吉井の処刑を敢行する!いけ!野郎共!!」

 

「「「「うおおぉぉ~~!!」」」」

 

僕はそれを聞いた瞬間に先程、持っていたナイフをFFF団のリーダーである須川の足元に当たらない様にナイフを投げた。

 

「危なねぇじゃねえか!吉井!!」

 

投げたナイフは狙い通りに須川の足元の床に突き刺さりリーダーの須川とFFF団の足を止めた。

 

「君達も学園長の警告は聞いてるよね……それともそれすら理解出来ないバカなのかな…?」

 

「黙れ!吉井!!貴様はAクラスの女子達には優しく、我々のクラスの女子二人を傷付け様とした。これは許されない!!」

 

「ハァ…まともな事を言ってる様に聞こえるけど、手を出して来たのは向こうが先だからね…それにお互いに引いているんだ…これ以上進行の邪魔をするなら俺はこの場で君達を……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「容赦なく殺すよ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は殺気を込めて言い放った。

それにバカ共は耐えられるはずもなく大人しく引き下がって行った。

ハァ…これで漸く始める事が出来るね…

 

「すみませんでした。坂本様」

 

「ああ…こちらこそ悪かったな。そっちが気にする必要はないさ…」

 

「ありがとうございます。じゃあ優子様、一回戦はお願いしますよ」

 

「任せといて、明久君♪」

 

「秀吉、頼んだぞ!!」

 

「任せるのぢゃ!!」

 

「それでは一回戦を始めます…」

 

 

いよいよ戦いの火蓋は切って落とされようとしていた。

僕は自分の陣営に戻ると頭を切り替えて一回戦の行方を見守る事にした…




バカテスト

第14問
みかんが3つあります。4人に平等に分けるにはどうすれば良いでしょう。

桂ヒナギクの答え
「2つを半分切り半分に切った1つを更に半分切って、残り1つを4つに切り分ける」

教師のコメント
正解です。

清水美春の答え
「ミカンジュースにする」

教師のコメント
確かにそれなら簡単に分けられるかも知れませんが不正解です。

 
須川亮の答え
「じゃんけんで決める」

教師のコメント
問題を勝手に変えないで下さい。

次回
 「召喚戦争一回戦~三回戦」
      ここ。テストに出ます。

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