翔子等の目線を描く場合は~○○side~で表示して行きます。
第1問 僕と翔子の新学期
暫くすると校門が見えてきた。
「さて、仕事モードに入りますか」
「‥私は普段通りで良いのに…本来なら明久の方が…」
「そう言う訳にはいかないよ、吉井家の仕来り(しきたり)だからね」
吉井家の仕来り…吉井家は影に徹する事…本来なら霧島財閥より権力が高いのだが執事やメイドの家系なので自ら家の権力を誇示せず、常に仕えて支える立場を快とする為、世界的にも吉井家の権力は他の財閥よりも低いと言うのが一般的で、真実を知る者は少ない。
「でも、抜ける時は抜いてるでしょ?」
「‥そう…だけど…学校くらいはありのままの明久でいて欲しい…‥」
「それでも先生達が居る時だけだよ、僕はあくまでも君達の執事だからね」
一流の執事…主の望みを忠実に叶え主の盾なり剣となるが時として主の望みを背いてまで主を良い方向へ導くのが執事の務めである。
翔子の望みで二人きりの時と学校にいる間は他の生徒に気を使わせたくないと言う配慮で、普段通りに接しているが先生達が居る時は公の場なので話は別だ。
「先生が居る時だけだから我慢してよ」
僕は歩きながら翔子の頭を撫でた。
「‥うん////」
そう話ているうちに校門の前に着いた。
校門の前には髪型は角刈りの大柄な男性が立っていた。
その男性は『西村宗一』トライアスロンを趣味とし、アマチュアレスリングの心得もある肉体派教師で、通称「鉄人」と呼ばれていて、召喚戦争以外でも点数が「0点」になると「戦死者は補修!!」と叫びながら何処からともなく現れて『鬼の補修』を敢行する事から生徒から恐れられているがその厳しさは生徒の事を考えての行動であるので僕は信頼できる先生だと思ってる。
「西村教諭、おはようございます」
「‥…西村先生…おはようございます…」
僕と翔子は西村先生に挨拶をした。
「おはよう、吉井に霧島、これがお前達の振り分け試験の結果通知だ」
西村先生は足元に置いてある段ボール箱から2通の茶色い封筒を取り出して僕達に渡してくれた。
「「ありがとうございます」」
僕達は西村先生にお礼を言い、封筒を受け取った
「それにしても吉井、お前は流石だな…昨年は散々バカをやって起きながらこの成績とは驚いたぞ」
僕達は受け取った封筒をあける。
『吉井明久 学年首席 Aクラス代表』
『霧島翔子 Aクラス』
「しかし、霧島は残念だったな、俺は次席は霧島だと思っていたが…」
「‥仕方ありません、私の努力が足りなかっただけです…」
翔子はそうは言うが翔子を押さえて次席になった人って誰だろう?
「お嬢様、また頑張りましょう、今年は私が着いてる事が出来ますから」
僕はそう言うと翔子の頭を優しく撫でる。
「‥うん///」
「う~ん、余り朝から見せ付けてくれるな、取り敢えず二人共Aクラスに恥じぬ様により勉学に励んむのだぞ」
「「はい!…」」
僕達は返事をし、西村先生にもう一度挨拶をし、Aクラスの教室へ向かった。
今回もご閲覧頂きありがとうございます。
皆様に質問ですが、バカテストを今作品でも導入するかどちらが宜しいでしょうか?
24日まで活動報告にて受付ますのでご意見をお願いします。
ご意見、ご感想、ご指摘、ご要望等々有りましたら感想箱へのご投稿をお願いします。
ついでに評価を付けて頂けたら有り難いです。
そして今回もご閲覧頂きありがとうございました。