僕と最愛の2人のお嬢様   作:私の黒い天使様

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バカテスト

第1問
『少年探偵団』や『怪人二十面相』等を世に送り出した日本の小説家は誰でしょう。

天王洲アテネの答え
「江戸川乱歩」

教師のコメント
正解です。他には明智小五郎の初登場作品『D坂の殺人事件』等もありますね。

三千院ナギの答え
「青山剛昌」

教師のコメント
作品が違います。それ以前に小説家では無く漫画家です。

東宮康太郎の答え
「青山剛昌」

教師のコメント
ここにもいましたか…

島田美波の答え
「あおやまごうしょう」

教師のコメント
島田さんはまだ日本に馴れていないのでしょうか?
せめて漢字で書きましょう、でも不正解です。


第4問 僕とAクラスと代表挨拶

代表挨拶前に思わぬ邪魔が入り、アテネの放り投げた爆弾処理に時間が掛かったが僕達の身分とアテネや翔子の関係(2人と恋人である事は認めた)がばれない程度に説明をしクラスのみんなを漸く落ち着けて漸く代表挨拶に入る事が出来た。

 

「では、クラス代表の吉井明久君、代表の挨拶をお願いします」

 

「吉井ってあの観察処分者だろ」「何でAクラスにいるのかしら?」「カンニングしたんじゃないか?」

 

随分、好き勝手言ってるし…あぁ~あ、アテネが殺気立ってるし…

僕はアテネを落ち着かせるのに肩に手を置いた。

その時、高橋女史からフォローが入る。

 

「吉井君はカンニングでは有りませんよ、吉井君の希望で彼の試験官を担当したのは全て私と西村先生です、カンニングを見逃す訳はありません」

 

「でも、観察処分者ですよね?」

 

観察処分者、成績が悪く、学業意欲のない轢いては学園内で問題行動等を起こし反省のみられない生徒に与えられる処遇で所謂『バカ』の代名詞である。

しかし、僕の場合は少し違う。

 

「吉井君は私達の恩返しと言う事で自ら志願して観察処分者になったんですよ」

 

高橋女史の言葉にみんな納得したみたいで、僕も前に出て代表の挨拶を始める。

 

「はじめまして、クラス代表を務める事になりました吉井明久です、先程の騒ぎでお分かりだと思いますが、我々は近い内に試召戦争を仕掛けられるでしょう、その為に皆様には学力向上と召喚獣の操作に馴れて頂く為に来るその日までにクラス内で毎日1時間、模擬試召戦争を行って頂きます、それと試召戦争が終了するまでは私が代表である事を他のクラスに漏らさない事です」

 

「所詮Fクラスだろう、操作に馴れて無くても点数で圧倒できるんじゃないか?」

 

クラスの1人が質問してきた。

 

「確かにクラスとしての成績は最低かも知れませんが今、このクラスに居るべき人達が居ないからです」

 

僕の言葉にクラスのみんなが教室内を見渡す。

 

「「「「あっ!!!」」」」

 

みんな気付いたみたいだね…

 

「その通りです、三千院ナギ様と彼女の執事の綾崎ハヤテ様、学生アイドルの水蓮寺ルカ様に先程の騒ぎに居た姫路瑞希さんです、本来の彼女達の学力であればAクラスに居るはずなのですがこの場に居ないと為れば何らかの理由で振り分け試験に参加出来ずにFクラスに振り分けられていると思います」

 

「だったら…」

 

クラスの誰かが口走る…

 

「その通りです、彼女達が居れば間違いなく攻め上がってこれるでしょう、それに加えFクラスの代表の坂本様に優子様の弟の秀吉様にムッツリ商会の若き社長の土屋様がおられます、彼らも本来ならA クラス上位の学力の持ち主なので下手をすれば今のFクラスはA クラス以上です、つまりFクラスが戦争を経験して召喚獣の操作に馴れた所で攻めてこられれば我々の敗北も十分に有り得てきます」

 

僕がFクラスの勝算を説明すると先程とは変わって皆厳しい表情になるが僕は続ける。

 

「召喚獣の操作については私とヒナギク様で学力強化には翔子様、アテネ様の4人で指導して行きます」

 

「ちょっと、質問を良いかしら?」

 

「何でしょう、ヒナギク様?」

 

ヒナが質問してきた。

 

「学力向上に翔子や次席の天王洲さん、召喚獣の操作制は観察処分者の仕事をしていて使い慣れてる明久君と言うのは理解できるけど、召喚獣操作に何で私が入ってるのかしら?」

 

「それは運動能力の高さと理解力と適応力が高いからです、ヒナギク様は私が操作のコツをお教えすれば直ぐに使いこなせると判断したからです」

 

「随分と過大評価されてるみたいだけど、明久君が言うんだし、それに乗ってあげるわ」

 

ヒナは納得してくれたみたいだがアテネが手を上げていた。

 

「如何ななさいましたか、アテネ様?」

 

「明久が代表だと隠す理由は何なのですの?」

 

僕は親友の雄二が何で試召戦争を起こそうとしている理由と雄二が僕が代表とは思わない様にする作戦を伝えた。

 

「分かりましたわ」

 

「ありがとうございます、それとFクラス戦終了までの指揮権や交渉担当はアテネ様が行って頂きます、私の考えてる事は伝え無くても分かるはずですし」

 

「分かりましたわ、交渉や指揮は私の経験を活かす事で出来るだけ翔子が代表だと印象付けたい訳ですね…」

 

流石はアテネ、理解が早い…

 

「その通りでございます…アテネ様、お願い出来ますか?」

 

「Aクラスの代表は貴方です、その期待に答える事にしましょう」

 

「ありがとうございます、アテネ様…」

 

まだ準備が足りないけど…アテネに任せてれば大丈夫だろう……

 

「では皆様、必ずFクラスは攻めて来ますのでよろしく頼みます!!」

 

  「「「「おぉぉぉ~~!!」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よし!士気は良い…あとは雄二達が攻めて来る前に準備しますか……

 

 

 




ご講読ありがとうございます。
次回にはハヤテやナギお嬢様を出せれば出します。
ハヤテのごとく!を知っているとは思いますがバカテストで東宮の坊っちゃんを出してますが、彼の執事の野々原さんと一緒に登場予定です。
他のキャラクターも考え中ですが今の所はこの二人だけです。

活動報告では現在も連載中の『私と明久との恋模様』で清涼祭後に少し挟むストーリーを募集しているのでご意見を頂ければ助かります。

ご意見、ご感想、ご指摘、ご希望等がありましたら感想箱へのご投稿もよろしくお願いいたします。
そのついでに評価も付けて頂ければ嬉しいです。
それでは今回もご講読頂きありがとうございました。
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