僕と最愛の2人のお嬢様   作:私の黒い天使様

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バカテスト

第4問
西暦1492年アメリカ大陸を発見した人物の名前をフルネームで答えなさい。

霧島翔子の答え
「クリストファー・コロンブス」

教師のコメント
正解です、卵の逸話で有名な偉人ですね、コロンブスの名前は有名ですがファーストネームは以外と知られていないので意地悪問題のつもりでしたが霧島さんには関係有りませんでしたね。

東宮康太郎の答え
「コロン・ブス」

教師のコメント
見事に引っ掛かりましたね、コロンブスは一言でファミリーネームであり「コロン・ブス」でフルネームでは有りませんので気を付けましょう。

吉井明久、天王洲アテネ、三千院ナギの答え
「クリストファー・コロンブスだがこの時は『大陸』は発見はしていないし、彼の行っていた行為は偉人とは呼ぶには分相応ではないと思います」

教師のコメント
正解ですが意地悪問題で意地悪で返さないで下さい。

ペラッ(吉井明久の答案用紙の裏)
Fクラスの坂本君と土屋君辺りが「コロン・ブスじゃなくてクリストファー・コロンブス」と答えていると思います。

まさか…そんな事は無いでしょう…

坂本雄二、土屋康太の答え
「コロン・ブスじゃなくてクリストファー・コロンブス」

教師のコメント
本当に書いていましたか…

須川亮の答え
「ブス」

教師のコメント
歴史上の偉人に何て事を…



第7問 僕とお嬢様と迫り来る災厄

2年Aクラス 教室内 13:40

 

僕はあれから学園長室から教室へ戻って来ていた。

クラスの人達はそれぞれ自習をしていた、翔子とアテネは僕との席が近いので一緒に居たので僕も自分の席に戻る為にアテネ達の下へ行った。

 

「あら、漸く(ようや)戻って来たのですね」

 

「うん、種まきと用事は済ませて来たからね」

 

「種まきは分りますが、用事とは何ですの?」

 

「それはFクラス戦が終ったら分かるよ」

 

「…分かりましたわ、そんな時の貴方はどうあっても口を割りませんからね」

 

「理解していてくれて助かるよ」

 

「それはそうと、口調は元に戻しているのですね」

 

「……それは…私が頼んだ…」

 

それだけでは流石のアテネでも理解出来ないだろうと思い僕は捕捉を付けようとしたが……

 

「学園で教師が居る時とプライベートだけは恋人として居たいからですわね」

 

わかんのかよ!!

 

「貴方達と何年付き合って居ると思っているのです、そのくらい簡単に分かりますわ、それに私も翔子と同じ立場だったならば、私も同じ事を言ってますし」

 

「僕は何も言ってないけど…」

 

「貴方の事は分かるといったでしょう、どうせ『わかんのかよ』とか思っていたのでしょう?」

 

僕はアテネの洞察力は時に恐ろしく思うよ。

 

「まあ、その通りだけどね、でも公式の場や教師の立ち会いがある時はそう言う訳にはいかないから何時も通りだけどね」

 

「私もそれで良いと思いますわ、学園生活くらいは堅苦しい事からは解放されたいですし」

 

そんな話をしながら僕は疑問に思っていた事が有ったのでアテネに聞いてみた。

 

「そう言えば、どおして転入してくる事、黙っていたの?」

 

「それは、貴方のお義父様と帝のお爺様から口止めされていたからですわ」

 

「……何で?」

 

翔子も疑問に思っていた様だった、でも聞いたのが間違いだった……

 

「黙っていた方が面白そうだかららしいわよ」

 

 

………あのクソ親父とクソジジィィィ~!!

僕は思いっきり、心の中で叫んでいた。

しかし、翔子は僕の父親と帝のじいちゃんの性格ならやりかねない事を理解していた様で何事もなかった様にアテネに質問していた。

 

「……アテネが学園に来たって事は財閥の方は大丈夫って事…?」

 

「ええ、今年の冬に正式に総帥に就任致しましたわ、あとは明久のお義父様と帝のお爺様の計らいで『財閥の経営は私達に任せてアテネは高校生らしく学園生活を楽しんでこい』との事です」

 

「……お義父様と帝のお爺様は相変わらず…」

 

「あのポーカーフェイスが歪む姿が目に浮かぶとも言ってましたわ」

 

…あのクソ親父とクソジジイ、何時かシバく!

と思いながら僕は翔子を呼ぶ。

 

「翔子」

 

「……何、明久?」

 

「昔、教えていた大化の改新(625年)覚え直しておいて(645年)

 

「……分かった…」

 

僕の考えている通りに雄二が動けば必ずこれを戦争方法として使って来ると思っていたらアテネが僕に声を掛けてきた。

 

「大化の改新を間違えて教えていたのは知ってますけど、それがそれほど重要なのかしら?」

 

「うん、中学の時に雄二に話した事があってね、僕の考えが正しいなら必ず雄二は翔子が出る時にはこれを突いて来るよ」

 

「なるほど、翔子の完全記憶術の欠陥(・・)と坂本君の作戦を逆手にとる訳ですわね」

 

「その通り、でも念には念を入れてその為に種まきをして来たしね♪」

 

「上手く行けばこちらに有利に交渉が出来ますわね」

 

そんな話をしていたら教室後方の扉が開いた。カチャリ

そこには試召戦争中のハヤテとナギが来ていた。

ナギとハヤテは僕に気が付きこちらにやって来た。

 

「お久しぶりです、翔子様、明久様、アテネ様」

 

「翔子、明久、アテネ、遊びに来てやったのだ」

 

ハヤテとナギは僕達に挨拶をした。

 

「あれ、アテネが居るのに驚かないんだね?」

 

「ああ、私とハヤテは知っていたからな」

 

「ハヤテとナギには教えていたのか…」

 

「はい…明久様のお父さん様(おじ)と帝様に口止めされておりました」

 

「理由は明久のポーカーフェイスが崩れるのが面白いからだそうだ」

 

ハヤテとナギから予想通りの答えが反ってきた。

……前言撤回、今度会ったら絶対にシバく!!

そんなやり取りをしている事に気が付いたヒナと優子と利光、愛子がこちらにやって来た。

 

「二人共、明久君の予想通りFクラスなのね」

 

「ええ、お嬢様が振り分け試験中に倒れてしまって、保健室にお連れした為に僕達2人はFクラスに振り分けられてしまいました、ヒナギクさん」

 

ハヤテはヒナにFクラスに振り分けられた経緯を説明する。

 

「ナギの事だから大方、振り分け試験前の夜までゲームを徹夜して試験中に熱を出して倒れたってところでしょ」

 

「まさか、そんな事有るわけ無いよねぇ~♪」

 

ヒナの予想に愛子が反論するがナギならあり得る話だ。

 

「…そんな訳…「その通りですよ、ヒナギクさん」おい!」

 

ナギが否定をハヤテが遮り、肯定する。

 

「まさか、只でさえ文月学園のテストは難しいのに大事な振り分け試験前でそんな事をする訳無いじゃないか…」

 

利光が言う事は最もだけど…ナギはまた別格だからな…

 

「ナギちゃんは飛び級なのよ」

 

「「えっ!!」」

 

優子の説明に愛子と利光は驚きの声を上げた。

 

「……その気になれば大学まで軽く卒業出来る学力はある」

 

「「ええぇぇ~~!!」」

 

翔子の説明に二人は更に驚きの声を上げる。

 

「飛び級って年は幾つなのカナ?」

 

「13なのだ」

 

「13歳で大卒出来るって、化け物じゃないか…」

 

愛子がナギの年齢を聞き、利光は更に驚愕の表情をしている。

 

「でも、私の知る限りでは私よりの化け物が5人居るのだ」

 

ナギはそう言うと僕とアテネ、翔子とヒナをみんなに気付かれない様にみた。

あと一人はこの場には居ないが僕が唯一学力で勝てない人だ。

 

「それは、誰なんだい?」

 

「それはFクラス(ウチ)の試召戦争で嫌でも分かると思うのだ」

 

利光の質問にナギは答える気は無いみたいだ。

 

「まあ、そんな事はどうでも良いよ、折角みんな集まってるからさ、利光と愛子とハヤテとナギは名前で呼び合えば良いよ、友達の証としてさ」

 

僕は利光と愛子以外はナギとハヤテとは既に交流が有り名前で呼び合っているから交流の無かった二人と仲良くなるために提案した。

 

「私は構わないのだ」

 

「僕も構いませんよ」

 

「ボクは工藤愛子、ヨロシクね、ハヤテ君、ナギちゃん」

 

「よろしくなのだ、愛子」

 

「よろしくお願いします、愛子さん」

 

まずは愛子が自己紹介を済ませる。

 

「僕は久保利光、よろしくお願いするよ、ナギさん、ハヤテ君」

 

「よろしくなのだ、利光」

 

「よろしくお願いしますね、利光君」

 

利光の自己紹介も終わって暫く雑談をしていると事件が勃発する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回につづく!!




次回はDクラス戦完結です。
現在、「東宮の坊っちゃん」のカップリング相手と『私と明久との恋模様』で清涼祭後の挟むストーリーと両小説にてキャラコメ風の雑談のアンケートを募集していますので皆様のご意見をお待ちしていますのでよろしくお願いします。
設定を追加していますので良かったら目を通して見てみて下さい。『私と明久との恋模様』も腕輪の設定を追加しているのでこちらも良かったら目を通して見てみて下さい。


では今回もご講読頂きありがとうございました。

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