天官よもぎは知りたい   作:ミルクセーキ

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恋愛ものって書くとナニカが削れていくよね


早坂愛は出かけたい

そして迎えた週末、かぐやは緊張した面持ちで映画館のあるデパートの噴水の前に立っていた。

 

「早坂…音楽とかかけられないかしら…」

 

「無茶言わないで下さい。もう会長さん来ますよ?」

 

かぐやは客に紛れてそばに控えている早坂に声をかけるが、気は紛れない。

 

「ところで早坂、その格好はどうしたのかしら?」

 

「どうとは?」

 

指摘された早坂はその場で自分の姿を確認してみる。

早坂の格好はいつものギャルスタイルでも、かといって四宮家でのメイド姿でもなかった。

綺麗めに整えられたパンツスタイルに、上にはまだ肌寒いからか薄手カーディガンが羽織られていた。

髪は上げられているがギャルスタイルのように派手な印象はなく、かと言ってメイド姿のよりは柔らかい雰囲気を纏っていた。

有り体に言えば早坂はおしゃれをしていた。

 

「いや、何か?いつもと格好が違くないかしら?」

 

「そうですかね?普通くらいだと思いますけど」

 

「ぜーったいオシャレしてるでしょ早坂!そう言えば貴方この後休みをとっていたわよね…まさか貴方デー…!」

 

「さぁ白銀会長が来ましたよ。それではこちらで失礼させてもらいます。」

 

「あ、ちょっと早坂!?」

 

早坂がおしゃれをしている事から、発想を飛ばし問い詰めようと思ったかぐやは早坂の言葉に遮られる。

そこに反応した時には早坂は足早に離れており、白銀が目に見える範囲にまで来ていた。

 

「四宮早いな。すまない待たせてしまったか?」

 

「いえ、今来たところですよ?おはようございます会長。」

 

(後で絶対色々聞かせてもらいますからね早坂…)

 

早坂が静かに去っていった方向を睨みつけながら、四宮は白銀と一緒に映画館の中に吸い込まれていった。

 

それと同時に周囲の客の大半がゾロゾロと移動していく。

このデパートにいた客の多くはかぐやが仕込んだエキストラやボディーガードだった。

早坂はその面々に仕事を引き継ぎ、自分自身はよもぎとの待ち合わせの場所に急いだ。

 

 


「すみません遅くなりました。」

 

「いえ時間通りですし大丈夫ですよ?僕も今来たところですし。」

 

そう言いよもぎは手に持っていたスマホをポケットに入れ、寄りかかっていた壁から体を離す。

よもぎは黒を基調としたどちらかというとフォーマルな服装をしている。

 

「うん。いつもと違う雰囲気ですけど早坂さんに似合ってて可愛らしい服装ですね。」

 

「あ、ありがとうございます。そちらも似合ってますよ。」

 

よもぎからの突然の褒めに、照れ臭さを感じながら早坂はよもぎの服を褒める。

 

(この人本当に躊躇いなく人の事褒めますよね…)

 

「それにしても意外でした。」

 

「何がですか?」

 

「てっきり僕は早坂さんは学校の雰囲気で来るものだと思ってましたから。」

 

「あぁなるほど」

 

早坂はなんとなくおしゃれをしてしまったというのがいうのが気恥ずかしく、髪をいじりながら答える。

 

「まぁギャルモードを知っている学校関係者に、見られないとも限りませんし…それより庶務君こそ服に頓着しないタイプだと思っていたのでビックリです。その服どこかで買ったのですか?」

 

早坂はここまで約半年間、関わりを持ってきた中で、よもぎがリアリストで効率重視、物にあまり興味がなく、どちらかというと新しい物が好きという印象を受けていた。

そんな彼が制服以外の服を、しかもそこそこ良い服を持っているということが意外であった。

 

(何なら「着慣れてる服の方がいいじゃないですか、後考える時間が無駄です。」とか言って制服とか着てくるのかと思ってました。まぁそんな人めったにいないでしょうけど)

 

実際早坂は見ていないが、着ていく服に迷って結局女性とのデートに制服で向かった男(白銀 御行)もいるため一概にいないと否定することはできない考え方であった。

 

「あぁこの服ですか?仕事上着るタイミングがあって、それ以来着ていなかったのでちょうどいいかと…」

 

(珍しく返り血で汚れませんでしたし…)

 

「だから少々フォーマルな服だったんですね…」

 

よもぎが物騒な考えをしているとは知らずに早坂は感心しながらふと駅についている時計を見上げる。

すると思ったよりも時間が過ぎていることが分かった。

 

「意外と時間もたってますし、こんなところで話していてもしょうがないので、そろそろ向かいましょうか。」

 

「それもそうですね…それじゃあ行きましょうか。」

 

そう言いながら2人は集合場所である駅構内から外に向かって歩き始めた。

その2人が出ていった駅舎の壁にはデカデカと秋葉原と書かれていた。

 

 

 

秋葉原

秋葉原といえば一番最初にあげられるのはサブカルチャーの豊富な街という事である。また、その影響から最近は外国人観光客も多く、世界からも注目されている街である事は間違い無いだろう。

しかし、そのサブカルの街としての役割を求めてこの2人は訪れたわけでは無かった。

 

「おぉ…このパーツやっす…えっこれ新作出てたんだ!うわこれどこ探しても無かったやつ!」

 

彼等が訪れた場所は秋葉原のもう一つの側面である電気街である。

本来秋葉原は電気街的役割が大きく、その商売を元にして成長していった街であった。

そんな中で彼等がいるのは自作PC用のジャンクパーツや道具、正規品のパーツが売っている専門店であった。

 

実は学校でギャルを演じている早坂愛の趣味というものが自作PC制作である。

彼女はいつもパーツをネット通販で購入しているが、機会があれば実際にこういう場所に来て買ってみたいと前々から思っていたのが、そんな時間がない事、時間があっても一人で行く勇気が持てなかったため、行く機会が訪れなかった。

 

しかし、ちょうどよもぎも秋葉原に行く用事があると言う事と自分自身が取れる休みの日が重なった為、今回2人で秋葉原を訪れる事にしたのである。

 

「これがパソコンのパーツですか…」

 

そう呟くよもぎはそこに置いてあるパーツを一つとり眺める。

その様子を見た早坂は恥ずかしさから顔を赤くして声をかける。

 

「す、すいません。置いてきぼりにしてしまって…」

 

「いえ、大丈夫ですよ。見てて結構興味深いものも多いですし。」

 

そうよもぎは口にするが、早坂はいたたまれない気持ちになっていた。

趣味がある人間にとって、その趣味に夢中になってる姿を人に見られるというものは思いの外恥ずかしいものなのである。

ましてやそれが異性、しかも普段とは全く違うテンションであり、更に自分が連れてきたのに特に何の説明もせず、我を忘れて一人だけ盛り上がってしまったという現状は、本人が気にしてないと言っていても気にせずにはいられない状態であった。

 

「いえ、そうは言っても庶務君をほっといて自分の世界に入ってしまったのは確かですし…」

 

そう言い、早坂はよもぎから顔をそらす。

 

「変ですよね…」

 

「何がですか?」

 

「ほら、こういう趣味ってどちらというと男の方の趣味じゃないですか。それを私が好きっていうのも…」

 

確かに早坂が言った通り、世間一般では自作PCなどのデジタル関連の趣味というものは男性用の趣味として見られることが多いのが現状である。

特に早坂は、幼少の頃から昭和の考えが色濃く残る四宮家の教育をかぐやと一緒に受けてきた影響からか、自身の趣味とのギャップに少々悩んでいた。

一人でこのような専門店に行くのに躊躇していたのもこの辺りが影響していると言える。

2人の間に何とも言えない空気が漂う。

 

「すみません変な空気にしてしまいました。私ももう満足したので次はそちらの用事を済ませに…」

 

「ちょっと待ってください。」

 

そう言って早坂は店の外に歩きだそうとするが、よもぎの声がそれを止めた。

 

「何ですか?」

 

「まだ、早坂さん何も買ってないじゃないですか。それに僕は趣味を持っていること自体がすごいと思いますよ。」

 

「え?」

 

そう言われ、今まで見ないようにしてたよもぎの顔を早坂は見上げる。

するとよもぎの真っ直ぐな目が早坂を見つめる。

 

「趣味を持ってる人って、それだけ自分以外の物にエネルギーを注ぎ込めるって事じゃないですか。それってすごいことだと思いますよ。僕には趣味がないので特にそう思います。それに早坂さんは忙しい中でその趣味を行っていますし、素直に尊敬します。」

 

そう言われた早坂は思わずまた、よもぎから顔をそらす

 

「そ、そうですか…ありがとうございます。」

 

「えぇ。ですから早坂さんが本当に満足するまでいてください。それに僕も分からないものがあるので良ければ教えてくださいね。」

 

そう言いよもぎは先ほどの棚の方へと歩き始めた。

 

「顔熱…」

そう呟いた早坂の言葉は周りのざわめきに埋もれ、誰の耳にも届かなかった。

 

 

 

 

 

 

「すみません色々持ってもらっちゃって」

 

「いえ全然大丈夫ですよ。僕も色々教えてもらったので。」

 

結局あの後早坂は吹っ切れ、よもぎに色々解説しながら自分の気になる物を次々と買って行った。

すると流石に早坂が持つには重すぎる荷物量になってしまったため、送れるものは(四宮家別邸)に送ってもらい、それでも送れないものはしょうがないため一部よもぎに持ってもらうことになったのである。

そして、店を出た後今度は、よもぎの目的を果たすために、よもぎの案内で目的地に向かっていた。

 

「ここですか…?」

 

「えぇここの4階ですね」

 

そうして連れてこられたのは少々年季の入った雑居ビルであった。

入口には各階に何が入っているかの案内が出ていたが、かすれていて良く見えない状況になっていた。

 

「本当にここですか…?」

 

「もし不安でしたら早坂さんは、ビルの前で待っててもらっても構いませんよ?すぐに戻ってくるので」

 

「…いえ、大丈夫行きましょうか。」

 

そう言った早坂の声は若干震えていた。

 

 

ビルの中は薄暗く上に灯りもついているがあまり手入れされてないのか、蛍光灯の電池が切れそうになっておりチカチカと点滅している。

4階に辿り着くまで早坂は途中の階を確認したが、やっているのかわからないお店などが入っており、やっぱり危ない所なのではと感じた。

かぐやの近侍というところで忘れそうになるが、早坂自身も早坂家のご令嬢であり、かぐやレベルではないにしろ一般の感覚よりは少々お金持ちの思想によっている。

そんな少女がこのような一般人から見ても怪しいビルに対して恐怖心を抱くのは至極当然の事だった。

 

(本当に大丈夫なんでしょうか?さすがにここまで来て変な場所って事は…嫌でも男は狼って言うしまさか…)

 

その偏った知識から、間違った考えを導き出しそうになった瞬間、前を歩いていたよもぎが立ち止まる。

まさか本当に、と早坂は一瞬思ったがよく見ると階数表示が4階になっていた。

 

「ここです。」

 

そう一言言い、よもぎはその階にあった扉の中に躊躇なく入っていく。

その扉の文字も下の案内同様にかすれてしまっており、良く見えない。

おそるおそる早坂が、中に入ってみると、そこは小さな引き出しのついた棚が、壁に沿って置いてあり、奥には店主らしき老人が一人いるだけの、小さな店だった。

 

「えーっとここは?」

 

とりあえず危ない場所ではなかったことに、胸をなでおろした早坂は先に入ったよもぎの方を見て問いかける。

しかし、よもぎは慣れた手つきでその引き出しのいくつかを開け、中に入っているものを取るとすたすたと奥の店主の方に向かっていた。

 

「すみませんこれを。」

 

「はいよ…Aの棚の方は良いのかい?」

 

「はい今回はこれで」

 

「そうかい」

 

これまた慣れた手つきで会計を済ませ、店主との会計も済ませるとよもぎは早坂の方を振り返る。

 

「はい、終わりました。」

 

「え、これで終わりですか?というよりここは何のお店なんですか?」

 

「あー…ここじゃ何ですしビル出てからでもいいですか?」

 

そう言いよもぎは店から出て、ビルの外に向かっていく。

早坂はあっけにとられた後その背中を追って店を出た。

 

 

 

「それで教えてください。あの店は何だったんですか?」

 

店を出た2人はそのままの足で近くにあった喫茶店に入った。

そして、注文も一通り終わった後早坂はよもぎにその質問を投げかけた。

 

「あそこは、いろんな部品を扱っているお店なんですよ。通販じゃ手に入らないものもあそこなら手に入るので。」

 

「部品ですか?いったいどうして…?」

 

「これの部品が欲しくてですね…」

 

そう言ってよもぎはポケットからあるものを取り出してテーブルの上に置いた。

それは、金色のチェーンがついた懐中時計であった。

 

「綺麗…」

 

その懐中時計は、チェーンと同じ金色をしていた。

蓋の部分に、天秤の意匠が施されており、その中心には小さい琥珀が輝いていた。

それを見た早坂は、その美しさに思わず声を漏らした。

 

「これが最近調子悪くてですね。それを直すための部品を、あの店に買いに行ったわけです。」

 

「え、ご自分で修理をされるんですか!?」

 

「えぇ。結構これ普通の懐中時計よりも複雑でして…それにもう10歳からの付き合いですから。」

 

そう言いよもぎは、いつの間にか届いていたホットコーヒーをすする。

早坂は、その懐中時計を見つめるよもぎの顔が、今までにない程優しい顔をしているのに気づいた。

 

「…大事なものなんですねその懐中時計。」

 

「実はこれ、ある人からの貰い物でして…うん、とても大切なものですよ。」

 

そう言い、よもぎは軽く微笑む。

その姿は今まで見てきた少し神経質そうなよもぎの顔と打って変わって穏やかなものであった。

 

「えーっと…ちょっと興味があるので教えてもらっても良いですか?その懐中時計について。」

 

早坂はその顔に見惚れそうになりながらも言葉を紡ぐ。

 

「えぇ…話せることなら。僕ももう少し早坂さんの話聞きたかったので。」

 

その後話しこむ2人の姿に、近侍とエージェント(いつも)の面影はなく、まるで高校生の友人同士が、放課後に話をしているようであった。

 

 

 

 

 

 

 

「すっかり遅くなりましたね…」

 

あの後しばらく喫茶店で話を咲かした後2人が店を出ると、辺りは夕日で赤く染まっていた。

そのまま2人は駅の方に歩いて行く。

 

「今日はありがとうございました。楽しかったです。」

 

「えぇこちらこそありがとうございました。」

 

そう話しながらふと、早坂はよもぎがいる方とは反対の方向を見る。

 

「あ」

 

そこには大きなゲームセンターがあり、店の入り口のところにはクレーンゲームが置いてあった。

そのクレーンゲームの景品に、早坂が見覚えがあった。

その景品は、早坂がギャルモードの時に鞄につけている、パンダのキャラクターと同じシリーズのキーホルダーであった。

最初は、擬態のためにつけ始めたキャラクターであったが、実を言うと早坂はそのシリーズに少しハマっていた。

 

「どうかしました?」

 

「あ、いえ」

 

よもぎは、急に止まった早坂を不思議そうに眺めるとその視線の先に目をやる。

そこにあるクレーンゲームを見ると、少しうなずいて早坂に尋ねた。

 

「あの景品が欲しいんですか?」

 

「まぁ少し気になるくらいですけど…」

 

そう言いながら早坂は財布を取り出す準備をしていた。

 

「ちょっと待っててください。」

 

そう言い、よもぎは、クレーンゲームの方に近づき100円を筐体に入れる。

そして、そのまま操作すると上手くクレーンを使い、隣り合った犬のキャラクターとパンダのキャラクター、2つのキーホルダーを取った。

よもぎはそのキーホルダーを2つとも早坂の方に差し出す。

 

「はい。これどうぞ。」

 

「あ、ありがとうございます。クレーンゲーム上手いんですね。」

 

あっさりと2つ取りをして来たよもぎに対して早坂は驚きながら声をかけた。

そう言われたよもぎの脳内にある映像が思い出される。

 

アンバー!クレーンゲームを極めよう!

 

「いえ、昔取った杵柄ってやつです。」

 

「?」

 

早坂は急に顔色を悪くしたよもぎを不思議に思いながらも、渡されたパンダのキャラクターの方を差し出した。

 

「これは庶務君が持っていてください。私このキャラクターの物は持っているので」

 

「えっいやでも、僕は…」

 

「そもそも庶務君がとったものですし、こっちも庶務君が…」

 

そう言って早坂は犬の方も差し出そうとする。

すると、よもぎはその差し出そうとする手を右手で制す。

 

「分かりました。これは受け取るのでそっちはもらって下さい。」

 

「はい。ありがとうございます庶務君。」

 

 

 

 

 

「ただいま戻りました。」

 

早坂はその両手を荷物でいっぱいにしながら帰路についた。

 

(今日は楽しかったですね…色々知ることも出来ましたし…)

 

そう言い、早速スマホにつけたキーホルダーを眺めて軽く微笑み、自室の方に歩き出す…

 

「早坂!映画館で一緒にチケットを買わずに、斜めじゃなくて隣同士に座れるように…」

 

「待ってください。まず何がなんです?」

 

帰って早々カオスであった。

 

 


よもぎは帰って早々買ってきたものを机に広げ始めた。

そして、そのまま作業を始めたが、そこには今回の話題に上がった、懐中時計の姿はなかった。

実はよもぎはあの店に関して早坂に説明していなかった部分がある。

 

確かによもぎはあの店に懐中時計の素材も買いに行った。

しかし、それ以外にもよもぎはあの店に行かないといけない用事があったのである。

 

実を言うと彼は、よもぎとして生活している傍らで、アンバーとしての本来の仕事もこなしていた。

その仕事とは、テロや事件の未然防止、要注意人物の観察と排除。

そして、その内容は特殊な音楽プレーヤーによって伝えられる。

その音楽プレイヤーは、普通には何の変哲もないものである。

しかし、特殊なパーツを組み込むことによって、隠されたメッセージを聞くことが出来、しかも、再生された後そのパーツは自壊し、2度とその音楽プレーヤーは使うことが出来なくなるという代物だった。

そのパーツを売っているのが、組織の直営であるあの店であった。

 

そんなこんなしているうちにその音楽プレイヤーが完成する。

よもぎはその音声を聞くと、立ち上がりエージェントの正装であるスーツに着替える。

その姿に数時間前まで早坂と談笑していた、高校生の雰囲気は残っていなかった。

そして、普段は隠してある武器庫からいくつか武器を取り出すと、よもぎ…アンバーはそのまま部屋を出ていった。

 

その作業後の机の上にはパンダのキーホルダーが残されていた。




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