希望の未来にレッツゴーに突っ込んでしまった結果 作:ねこinu
「で何で伝えて無かったんだい?」
ひとしきり暴れた後(全部回避された)、
ピコピコハンマーの柄で自分の手のひらをぺしぺししながら、
電脳世界の事に対する伝達不備を突っ込む。
「どう考えても永住先とするにはかなりリスクがあるからね」
死後の第二の人生を過ごすにはいい場所なんだけど。
「君に行ってもらってた時にはまだ出来たらいいな位のものだったし」
⦅マニトゥを発見しなかったらここまでの物にできなかったしね、
現物から送られてきた座標が大雑把に判明したから
調査頼んじゃダメかな?⦆※言ったら打撃属性万能攻撃が飛んできます。
出来たらできたで期待してた程ではの出来だったし。
「正直神の見える手にチョッカイかけられなかったら、
今頃引っ越しはじめてたから、
変に考えさせずに集中してほしかったんだよ」
幾つか候補は見つかったんだろ?
「まあね大方の予想道理だったよ」
少し寂しげにしながら
「定期報告でも伝えていたけど、
確実に存在していて片道とはいえ移動実績のある前世の世界については
座標は見つけたけど、
出禁にされてたね
本霊に近い本体のケルビムが本気でファイヤーウォールを組んで阻んでたよ、
何とか突破しても今度は天軍総出でおもてなしされるだろうね」*1
予想はしてたけど自分の生みの親に拒絶されるのは、
体験すると堪えるね。
いつもはみなのカーちゃんをやっている人物はその瞬間だけは
若い娘の様に悲しんだ顔をした。
ショタオジはフォローしない、
この強い女がそれを望んでいないとしっているからだ。
「そのことについては詳しい事は濁しながらそれとなく伝えておいたよ、
前世の世界に本気で未練の残していた子達も、
周囲の人にフォローを頼んでおいたから、
前を向いてくれている。」
「ありがとね、天使どもの不穏さが増してからは殆ど出張行きっぱなしで、
あまり見てやれてなかったから心配だったんだよ」
山梨に居る時は徹夜で作業している俺達に
飯くらいちゃんと食いなとお握りと大なべ料理を持ってきて食わせ、
他人の分は残しときなと暴食系におやつを渡し、
不眠不休で働かなきゃいけない仕事かと無理して徹夜続きの製作班を布団に寝かせ、
ゴリ押しするんじゃないといろんな意味で力持ちの趣味依頼者のパワハラを、
パワーで押し返す、
女は山梨のカーちゃんと認められていた。
「希望第一は無理だったから人間が移り住んだ、暮らしたとされる領域を
魔界で捜し歩いたけど、
集落単位では見つけられなかったね。
いたのは仙人とかの英雄や魔人になったかつて人であった者たちの異界や
かつて人がいた痕跡のある廃墟か、
マネカタの隠れ家位だったね、
想像以上に魔界に堕ちた人間達は悪魔にとってごちそうらしい
生き残っているとしたらあたしに見つけられないくらいの
優秀な隠れ里の中か、高位悪魔の懐の中だけだろうね。」
そもそも
「L属性の魔界はそもそもあいつらのホームグラウンドだし
N属性でも別側面とか言って精霊系で出てくるし*2、
D属性まで下りないと天使の影響振り切れないんじゃないかね」
もっともそのまんま地獄で平然と生きてられるのは選ばれし超人共だけだろうけどね。
「そこはまあ、魔界に堕ちたら天界で日和見してた穏健派の大天使達も
同胞がアウト行為してるの間近で見せられたら、
内心どうあれ天使としてふさわしい行動取らないといけないし、
地上に降りれなかった天使の監査官も縄張り内での悪さなら
取り締まりできると思うから」
天国にいるなら、
過激派たちが建前で使ってる信者たちを救うとか、
召喚契約で縛られていて無理やりとかの言い訳が出来なくなるから。
⦅まあ天使召喚プログラムは壊れても、
大量生産された分霊たちがL魔界に溢れてるだろうけどね⦆
「まあ元々Lの魔界なんて俺たちの気質的に無理だから、
Nの魔界一択だけど、
人間から昇華した者たちも多いい仙人たちならと思たんだけどね」
「追いかえされたかい?」
「いいや、逆に
無力な人間が仙境に移ることの危険性を熱心に伝えられたよ、
ガイア連合とは今後とも良い商売相手としてやっていきたいからと。」
ようはガイア連合が力を持った状態で自分たちの本拠地に引っ越して
お隣さんにはなってほしくないらしいね、
まったく死の運命から逃げ抜いてる超人たちから危険視されるとは、
半世紀も立たない組織がでっかくなったもんだ。
「まあ最悪、スサノオの領地でもある根之堅州国や
アマテラスの高天原の隅っこにお邪魔させてもらっても良いけどね」
どちらも、DやLに傾いてるのが気になるけど
「どっちでもコメは食えそうだったよ」
米の発祥はアマテラスのところから持ってきたお話があります。
「まあ日本人に甘い神の領地に身を寄せるとなるとそうなるか」
仏教の浄土とかだと全員修行養成、悟りを開いて
天道で駄目人間量産されるかまあ普通の人間にはきつい。
「あとは妖精とか自然神の領地を切り開いて開拓していくかかね」
西洋的というか自然を完全に敵とする考えで、
環境保護団体は激怒しそうな展開だね。
「まあ天使地獄よりはまし、ある程度は人類が生き残れそうだから魔界行も良し」
全滅ENDでなければグッドENDでしょ
「別宇宙の方は式紙飛ばしたりして偵察したんだっけ?」
「迷子になったり、迎撃されたり、力尽きて消滅したりも結構あったけど
それなりに情報は集まったね」
逆探知されないよう迂回するのが面倒だったよ。
「移住できそう」
色々あったけど一般人事なら。
「とりあえず、昭和ライダーと光の巨人の世界ならどちらがいい?」
「ライダーキックもスペシウム光線もどちらも嫌なんだけど」
ただでさえ暗黒メガポートなのに本物のヒーローのいる世界で、
悪の秘密結社に公式認定されたくないよ。
このお母さんは
ショタオジ相手にも無制限に黒札を甘やかすんじゃない、
寝てないから馬鹿な思考になるんだ寝な、と
強制的にお布団行できます、
そしてショタオジに頼りきる俺たちに、我儘ばっかり言うんじゃないよと
頂戴頂戴と強請る大きい子供にしっかりと叱れる女性です。