Escape from Kivotos   作:からしすみそホタルイカ

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最近デュオリンゴをはじめました


第6話

 

「お前ら遠征だ、戸締りをしっかりしろよ」

 

「ブラックマーケットに行くのね?」

 

「そうだよ(便乗)」

 

「足取りが掴めるといいのですが…」

 

 

 

 

 

 

「ここがブラックマーケット…」

 

「わぁ☆かなり賑わってますね〜?」

 

「一応闇市だからな…警戒を怠るな」

 

「まさかここまで大きいなんて」

 

「うへぇ〜普段私たちはアビドスばっかりに いるからねー、学区外はヘンテコな場所が多いんだよ〜」

 

「なんだ、来たことがあるのか?」

 

「いんやー、でも他の学区には変な場所がたくさんあるんだってさー」

 

「ほう」

 

「ちょーデカい水族館もあるんだって、アクアリウムっていうの!うへへ…お魚…お刺身…」

 

キラキラと目を輝かせながら言うホシノを見て、いつか連れて行ってやろうと思った

 

「とにかく、この辺りを見て回ろう…何か手がかりがあるかもしれん」

 

その時銃声が鳴り響き、反射的に身をかがめてAKSのスリングを手繰り寄せる

 

「銃声だ」

 

「なんだ…?」

 

「うわぁぁぁ!まずっ、まずいですぅぅぅ!!ついてこないでくださぃぃぃ!」

 

「待てコラァ!」

 

どうやらチンピラが誰かを追いかけ回しているらしい…しょうがない、助けてやるか

 

「お前ら、警戒しとけよ…向こうが発砲したら反撃しろ」

 

セレクターをフルオートに切り替え、向かってくるチンピラを迎え撃とうとする

 

「あれ…あの制服は…」

 

「わわわっ、そこどいてくださいー!」

 

シロコとぶつかった様だな…

 

「いたた…ご、ごめんなさい!」

 

「大丈夫?…なわけないか、追われてるみたいだし」

 

「そ…それが…」

 

「来たぞ」

 

「なんだお前ら!どけ、アタシ達はそこのトリニティ生に用があるんだよ」

 

現れたチンピラの狙いはやはりこの子のようだな

 

「あ、あうう…わ、私の方は特に用はないのですけど…」

 

「そういう問題か?」

 

『…!思い出しました、その制服…キヴォトスのマンモス校の1つ、トリニティ総合学園の制服です!』

 

「そう、そしてキヴォトスで1番金を持ってる学校でもある…だから拉致って身代金をたんまり頂こうって訳さ」

 

「拉致って交渉!中々の財テクだろ?クククク…どうだ、お前らも興味があるなら計画に乗るか?身代金の分け前は…」

 

こいつら本当に救いようがないな

 

「勧誘、押し売りは結構だ」

 

首筋を撃って気絶させ、ゴミ箱で死角になるように置いておいた

 

「正義のヒーロー、シャーレの先生に悪事の勧誘とは恐れ入る」

 

「悪人は懲らしめないとです☆」

 

「うん」

 

「あ…えっ?えっ?」

 

アヤネにドローンでの偵察と警戒をして貰って安全を確保し、なんとか追跡を振り切った

 

「あ、ありがとうございました…皆さんが居なかったら学園に迷惑をかけちゃう所でした…それに、こっそり抜け出して来たので、バレちゃったら…あうう…想像しただけでも…」

 

「こっそり学校を抜け出すとは中々ワルだな」

 

「あう…」

 

「えっと〜ヒフミちゃんだっけ?それにしてもトリニティのお嬢様がなんでこんなあぶないところに?」

 

「あはは…ちょっと探し物を…もう販売されていないのですが、ブラックマーケットなら密かに販売されてるらしくて…」

 

「もしかして…戦車?」

 

「違法な火器?」

 

「化学兵器とかですか〜?」

 

「それともヤクか?」

 

「絶対違うでしょ!!先生と一緒にしないの!!」

 

「はぁ?!合ドラが嫌いな人間なんかいるか?!」

 

「居るわけないでしょ?!いい加減にして!!」

 

「えーっと…ペロロ様の限定グッズなんです」

 

「ペロロ?」

 

「限定グッズ?」

 

「はい!アイス屋さんとコラボした時の限定生産で、100体しか作られていないんです!可愛いでしょう?」

 

取り出したぬいぐるみはキモイ見た目の鳥がアイスを口にぶち込まれているという、なんともどの層を狙っているのか全くわからないゲテモノであった

 

「か…かわいい…な…うん…」

 

「わぁ☆モモフレンズですね!私も大好きです!ペロロちゃん可愛いですよねえ!私はミスター・ニコライが好きなんです」

 

「分かります!ニコライさんも哲学的な所がカッコよくて、最近でた本も買いました!それも初版で!」

 

「…俺はもう何を言っているのかついていけんよ…」

 

「おじさんも〜…」

 

「最近の若い子の感性にはどうにも分からんな」

 

「同感〜」

 

その後少し雑談を交わし、友好関係が深まったと思った時、アヤネから通信が入った

 

『四方から武装した集団が接近中です!!応戦してください!』

 

「ウェポンズフリー、交戦を許可する…殺してこい」

 

「気絶させるだけでしょ…」

 

トカレフのプレスチェックも行い、戦闘準備は十分

 

「ヒフミ、援護しろ…奴らの狙いはお前だが安心しろよ、しっかり守ってやる」

 

遮蔽を使って上手く敵に接近し、近接戦闘を仕掛ける

 

「クソ共が」

 

AKSで2人をノックダウンし1人に飛びつかれたが肘で顎を殴って怯ませ、首にトカレフを3発撃ち込んでダウンさせる

 

「シロコ、手榴弾寄越せ」

 

「ん」

 

遮蔽に隠れていた3人を手榴弾で吹き飛ばし、追加でフラッシュバンを焚いてスタンしているうちに格闘で気絶させる

 

「オートマタか、なら手加減はいらんな」

 

オートマタの頭部を撃ち抜き、胴体部を蹴倒してさらに銃弾を撃ち込む

 

「この程度で終わりか、まるで中国製だ」

 

さらっと中国製をディスりながら周辺のチェックを行う

 

「状況報告!!」

 

「ん、敵影なし」

 

「クリア!」

 

「異常な〜し」

 

「よし、深呼吸でもしてろ」

 

『増援が接近中です!』

 

「またか、残弾を確認しろ」

 

「残り2マグ」

 

「3マグあるわ!」

 

「320ちょっとです☆」

 

「21発かな〜」

 

「ちょちょちょっと待ってください!これ以上戦っちゃだめです!」

 

「何故だ」

 

「これ以上目立っちゃうとここら辺を巡回している治安組織に見つかっちゃうかもしれません…」

 

「上等だ、こちとらシャーレの先生だゾ」

 

「ですが…」

 

「当職の行動を邪魔する奴がいるなら5000万払わせるナリ」

 

「えぇ…」

 

「流石に駄目、ヒフミの言う通りにしよう」

 

「チッ」

 

「先生、今舌打ちした?先生は私達に逆らえないよね?」

 

「な、なんでもないぞ!は、早く行こう!」

 

例の1件から極力戦うのを避けろと言われているからな…被弾した時はマジで詰められる

 

「ここまで来ればもう大丈夫です」

 

「まったくなんでこんなに過保護になっちまったんだか」

 

「自分の胸に聞けば?」

 

「辛辣だな、シロコ…こんなむさ苦しい男の心配したって何も出てこねぇぞ」

 

そう言うとみんな謎のプレッシャーを放ち始め、いよいよ命の危険を感じ始めた

 

「そ、そういえば、ブラックマーケットってかなりデカいよな…」

 

「それはもう…数学園にも匹敵しますし、噂では様々な企業がこの地区で違法な事柄を巡って利権争いをしているとか…」

 

「ほう、シャーレの顧問としてそれは聞き逃せんな…情報に感謝する、トリニティの生徒会にお前の手柄を連絡しておこうか?」

 

「だ、ダメです!ブラックマーケットに入り浸っている事がバレちゃうかも…」

 

「怪しい人の話をこっそり聞いたって事にしておけ、捜査はこちらでやる」

 

「あう…」

 

さて…アビドスに関するものがあればいいが…




アイドルマリー可愛すぎるだろガチイク!!

私設の軍隊つくる?

  • つくれよ
  • つくらないで
  • 赤軍に勝る者なし
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