【のびのびTRPG リプレイ】ファントムバニーは2度笑う! 作:羽園頼也
GM「そしたら次はアンちゃんかな?場面カードをどうぞ!」
アン「はーい!よ ろ し く お ね が い しまーーーーす!!」
バニー「サマーウoーズかいっ!(笑)」
〜〜〜〜〜〜〜〜シーン・7〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜【秘密の武器製造工場】〜〜〜〜
君たちがたどり着いた地下秘密区域…。そこは恐るべき兵器を量産している、悪の工場だった。 機械に刻まれた紋章は、信じられないことに、(GMは心当たりのあるキャラを指名しよう)を指していた。 その時「誰だ!侵入者か?」巡回兵の鋭い声。隠れて!真実ごと墓場に送られてしまうぞ!
※ 【技:11】以上で成功。失敗したら続けて判定し【力:16】以上で成功。
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アン「わ、わわ、何か怪しげな工場のカードを引いたのですぅ………」
ティム「次は帝国の秘密武器工場に侵入するようだな」
バニー「で、そこの機械になぜか、この4人の中の誰かを示す紋章があった………ってこと?」
GM「そうみたいだね。………"GMは心当たりのあるキャラを指名しよう"、か………ふむふむ」
レニー「………なんか悪い顔をしてる………」
GM「そんな事はないよ。そんな事は………(ニヤニヤ)」
アン「(ベロンッ)この味は!………ウソをついてる『味』だぜ………!」
レニー「………ペロッ………これは、青酸カリ………!」
バニー「そこっ、舐めなくていいから!(笑)」
ティム「………してGM、結局紋章は誰のだったんだ?」
GM「んー………そうだね………みんながその工場に着いたら発表します」
アン「えーー!今じゃないんですかーー!?」
GM「お楽しみは後にとっておこうと思ってね(ニヤリ)」
レニー「………誰なの………」
バニー「うーん、ほら、紋章って言うくらいだから、刻まれてるのは王家の紋章とかじゃない?(皇子サマを見ながら)」
ティム「そんな事は………無いと信じたいが………」
バニー「ほら、良くあるじゃん、のどかな王国の裏の顔!
その実は帝国と手を組んで世界征服を目論み、オートマタ兵を大量生産している侵略国家だった!!………みたいなさ」
ティム「さすがにそれは………うーむ」
アン「ティム様はそんなことしないですぅ!」
バニー「いやいや、わっかんないよー?このGM、極悪だからね!」
GM「根に持ってるなぁ………(笑)」
アン「あっ!バニーさんの予告状に描かれている、このウサちゃんマークってのもありえますよね!(PCカードの絵を指して)」
バニー「うっ」
アン「盗んだお宝をお金に変えて大量の兵器を作るバニーさん、その目的は国家転覆………!あわわわわ、それならバニーさんをすぐに捕まえないと!!ルパ〜〇!逮捕だーー!」
レニー「………とoつぁ〜ん………!」
バニー「も、妄想でしょ!そんなことやるわけないじゃない!宝物は全て秘密の基地にしまってあるわよ!」
アン「いやいや、わっかりませんよーー!レニーさんとアンには紋章みたいなのはないですし、ティム様はそんな事しないですから、実はこの4人の中でいっっちばん怪しいのは、バニーさんなんですっ!(ビシッ)」
ティム「ううむ、一理あるかもしれん………」
レニー「………確かに、この2人のどっちかっぽい………」
バニー「ぬ、濡れ衣よっ!こんなの、絶対罠じゃない!」
アン「さぁバニーさん!ワット社長の目的を吐くのですっ!至宝を使って何をするんですかっ!?さぁっ!」
バニー「だから知らないって!!そ、そもそもあたしの"怪盗バニーマーク"じゃないかもしれないじゃないっ!」
ティム「あのマーク、"怪盗バニーマーク"という名前だったのか………」
レニー「………キャoツアイのマークみたい………」
アン「あっ、なーる!あのマーク、キャoツアイを元にしてたんですね!」
バニー「い、いいじゃない、怪盗って言ったらキャoツアイかセイ〇ト・テールでしょ!」
ティム「怪盗キoドではないんだな(笑)」
レニー「………神風怪盗ジoンヌでもない………」
アン「………ねぇねぇ、世代がバレて今どんな気持ち?ねぇねぇ?ねぇねぇ今どんな気持ち??」
バニー「うっ、うるさいっ!ど、どーでもいーじゃないそんなこと!(顔真っ赤)」
レニー「………ウザさ爆発、アン印………」
ティム「ま、まぁ、その紋章?を実際に見てみないとわからないからな。とりあえずそこは後で考えよう」
GM「さて、それではいつものジョー記者だ」
バニー「あー………もうあいつが来ても驚かなくなったわね………」
レニー「………慣れって怖い………」
ジョー「先日はどうもすいやせん、あっしの情報でダンナとお連れの方々を危険な目に遭わせちまったと聞きやして………」
アン「そーですよ!アンたち、帝国の戦艦に襲われて死にかけたんですからね!ぷんぷん!」
バニー「ぷんぷんって言っちゃうタイプなんだ(笑)」
アン「ぷんぷん!!」
ジョー「ホントすいやせん(平伏)」
ティム「構わんさ。君もあの廃屋に罠が張られていたなんて思いもよらなかったのだろう?」
ジョー「へぇ、お恥ずかしい限りで………」
ティム「ならば気にする事はない。あれはこちらも見通しが甘かった」
バニー「まぁ、場面カードがそもそも戦艦に襲撃されるって内容だったからね(笑)」
レニー「………ダイス目も、トラブってたし………」
アン「でもその後はアンのスーパードリフトにより逃げ切れたので結果オーライですぅ!」
バニー「エッ?ドリフト?バクソウ?ナンノコトデス?(カクカクしている)」
ティム「ま………まぁ、その、なんだ、いろいろあったが、とりあえず君が気にすることではない、ということだ」
ジョー「ありがとうごぜぇやす、そう言っていただけると気が楽でさぁ」
アン「アンはまだ許してないですけどね!!激おこぷんぷん丸です!ぷんぷん!」
レニー「………ムカ着火ファイヤー………」
ティム「まぁ、その辺にしておいてくれたまえ(笑)………で、今日は何か新しい情報でも得られたのか?」
ジョー「へぇ、ティム皇子に先日廃屋から持って帰って来ていただいた秘薬ですが、ラボで解析した結果が出やした」
バニー「(復活)おー、なんか知らないうちに入手したことになってた秘薬が有効活用されてる!(笑)」
ティム「そう言えばそんなのも入手してたな」
アン「やっぱり、飲むと緑色のムキムキ男になったりするんですかー?」
レニー「………それは超人ハ〇ク………」
ジョー「そこまではいきやせんが、中身は強い精力剤みたいですぜ。マウスに打ったら、100時間以上眠らず動きまわったとか何とか………」
ティム「おそろしい効果だな」
アン「24時間戦えますか!ですぅ!」
バニー「どこのジャパニーズビジネスマンよ!(笑)」
アン「そしたら………な〜ま〜た〜ま〜ご〜 あ〜か〜ま〜む〜しぃ〜〜」
バニー「ちょっと、いつのネタよ(笑)」
ティム「今は令和だ(笑)」
レニー「………だっふんだ………」
バニー「しっかしまぁ、何その、ブラック企業御用達ドリンクみたいな効能!(笑)」
レニー「………でも、そんな薬があったら………」
ティム「兵に飲ませれば、不眠不休で襲ってくる軍隊ができあがる、というわけか」
バニー「ヤバッ、なんちゅー薬なのよ!もはやゾンビじゃない!」
アン「ゾンビの秘薬で、"ゾン秘薬"ですね!」
バニー「うまいこと言ったつもりかっ!(笑)」
ジョー「へぇ、で、いろいろ分析した結果、ソーマ製薬が売ってる精力剤の成分と半分以上が一致しやした。どうやらこの薬がベースのようでやんすね」
ティム「ソーマ製薬………だと?」
GM「ここ数年売上を伸ばしてる、ギガンジア帝国に本社を置く製薬会社だね。DSK社の関係会社で、DSK社のオートマタ技術を使った医療用機器の製造販売もしてるよ」
バニー「またDSK社の影が………!」
ティム「どうやら、DSK社とは切っても切れない関係らしいな」
GM「(まぁ、そうなるように流れを作ってるからねぇ………)」
アン「DNAは、デオキシリボ核酸!デオキシリボ核酸ですよーー!」
レニー「………ちなみにDHAは、ドコサヘキサエン酸………」
バニー「どうでもいい情報!」
ジョー「ソーマ製薬は、しばらく前にここから少し離れた街道沿いに大きな工場を作りやした。建設時の情報によると、かなり大きな地下設備を有してるようですぜ」
バニー「怪しいわね………」
アン「なるほど、そこが悪の武器製造工場になってるんですね!」
GM「ああ、待って待って、早い早い;」
アン「あっ、間違えました!そこが悪のゾン秘薬製造工場になってるんですね!」
ティム「あんまり変わらんように聞こえるが………(笑)」
バニー「まぁ、とりあえず、その秘薬?ゾン秘薬だっけ?をほっとくといろいろヤバそうよね」
アン「ブラック企業が増えちゃいますぅ!」
バニー「そっちじゃないから!」
ティム「由々しき事態にはなりそう、ではあるな」
レニー「………調査、する………?」
ティム「うーむ………」
バニー「皇子サマの強権で強制捜査!とかできないの?」
ティム「さすがにそこまでの力はないぞ;」
アン「そしたらこっそり潜入ですぅ!」
バニー「いいけど、捕まっちゃったらもっとヤバいじゃない!」
アン「大丈夫ですぅ!アンのジェットブーツでこう………………あっ、ジェットブーツまだ修理中でした………ショボーン(´・ω・`)」
バニー「あっ、そうよ!GM、あたしのオートメイルも!どうなったのよ!」
GM「あっ、そうだね、じゃあ先に………」
ジョー「そうでやんした、オートメイルとジェットブーツ、修理終わったんで持ってきやしたぜ」
バニー「おっ!ようやく帰ってきたよ、あたしのオートメイルちゃん!」
アン「きた!ジェットブーツきた!これで勝つる!」
レニー「………GM、もしかして、2人に返すの忘れてた………?」
GM「だ、大丈夫だよ、ちゃんと覚えてたよ!」
ティム「ナナマル砲を作った王家御用達の機械士集団による修理、調整をしてもらったからな。使いやすくなってると思うぞ」
バニー「(キュイ、キュイと回して)確かに、心持ち動きがスムーズになったかな?センキューセンキュー!」
アン「アンも試してみますぅ!ジェットブーツ、起動!(ガキガキガキン!)」
ティム「待て待て、ブーツで飛ぶのは外でやってくれ!部屋の中がめちゃくちゃになる(笑)」
アン「あっ、はーいですぅ………」
レニー「………なぜ室内で飛ぼうとした………」
バニー「さて、とりあえずこれで潜入もできるようにはなったわね。これからどういたしましょうか、皇子サマ?(皮肉っぽく)」
ティム「うーむ………そうだな。そういえば、ワット社長とアラン医師の動きはどうだ?あれからどうしている?」
GM「あの飛行船襲撃の日から数日、特に目立った動きはしてないみたいだね。他国だからかあまり情報がないみたい」
バニー「犯人わかってるんだから逮捕すればいいじゃん!できないの?」
GM「相手は帝国の大企業の社長だし、証拠もない今の状況じゃ………あちらの警察は取り合ってくれないだろうね」
ティム「そう簡単にはいかないか………そうなると、やはりアラン医師側から攻めた方が早そうだな」
アン「で、そのためにソーマ製薬へ潜入調査ですねっ!」
バニー「アンちゃん、えらいノリノリじゃん」
アン「ジェットブーツが返ってきましたからっ!これで負けなしですぅ!」
レニー「………逃げるのはできても、隠密はできない気がする………」
バニー「まぁ、潜入しても見つかるのは、カードからすでに既定路線っぽいけどね(笑)」
ティム「………仕方がないか。このままでは何の情報も得られないだろうし、ソーマ製薬の新工場へ潜入する方向で進めよう」
レニー「………逃げ切って生きるか、捕まって死ぬか………」
アン「所詮この世は焼肉定食、美味ければ生き、不味ければ死ぬのです!」
バニー「何か違う気がする(笑)」
アン「おろろ〜?」
ティム「今回の潜入で、アラン医師や、"高価な同人誌"の行方に繋がる情報が得られるといいんだが……」
アン「気になって夜しか眠れないですー!」
バニー「いやそれ普通だし!」
レニー「………あるあるw………」
GM「さて、それじゃあ今回はソーマ製薬の新工場に潜入するってことでいいのかな?表から行く?それとも、裏から潜入?」
バニー「あ、じゃあさ、皇子サマが視察に行ってあちらの警備の気をひいてもらってさ、その裏であたしたちが潜入するってのはどう?」
アン「えっ、みんなで一緒に行かないんですか?」
バニー「うーん、潜入はできるだけ少人数の方がいいんだよね。
視察側は皇子サマが1人だと取り囲まれた時困るだろうから、視察と潜入で2人ずつ分かれたらいいと思う」
ティム「確かに、それが一番順当だな」
アン「順当な感情は空回り〜」
レニー「………アラブさえ家無いで犬、マイカー〜………」
バニー「なんか違う気がするんだけどっ!(笑)」
ティム「あー、さて、視察側は私が行くのは決定として、他の人選はどうするかね?」
バニー「あたしは隠れる方が得意だし、潜入側かな。最悪オートメイルで戦えるし」
アン「はいはーい!アンはティム様について行きます!バニーさん、レニーさん、潜入よろしくお願いしまーすっ!!」
バニー「何でそっちなのよ!アンちゃんはカード引いた本人なんだから潜入側でしょ!!」
アン「えーっ、だって、女2人で敵地に潜入とか、絶対フラグじゃないですかっ!捕まって、あんな事やこんな事をされちゃうかもしれないんですよっ!!」
レニー「………エ〇同人みたいに……?」
アン「エ〇同人みたいにっ!」
ティム「こらこら、これは18歳以下でも読める健全なリプレイだから、その辺でな」
バニー「まー、至宝が"高価な同人誌"な時点でお察しだけどね………」
レニー「………一応R-15………」
アン「R-15だから、やればおっぱいくらいは露出できますよっ!」
バニー「せんでいいっ!!(笑)」
ティム「まぁ、そうなると必然的に私とレニーが視察、バニー君とアン君が潜入、という形か。GM、こんな割り振りでどうかな?」
GM「了解了解。えーと、帝国の企業に皇子様がいきなり立ち入り視察となると多分それなりの理由とかアポイントが必要だけど……」
ティム「対応の時間を与えたくない。準備ができ次第、今からでもアポ無しで突入しよう。理由は後で考えるが、さすがに門前払いはされないはずだ」
GM「は、早いね」
アン「スピードが命ですぅ!スピード!」
バニー「エッ、スピード?ハヤイ?クルマハヤイ?(カクカクしている)」
ティム「ああ、もはやスピードと言う単語だけで………」
レニー「………はーてーしーなーいーー………」
バニー「それSPEEDっ!(笑)」
GM「じゃあ、とりあえず今から工場に向かおうか。歩くには少し遠いし、蒸気自動車とかで行く?」
バニー「えっ車!?あ、あたし、車は乗らないからね!!」
GM「でも、歩くと遠いよ………?」
ティム「それなら、王国の運転手に運転をさせよう。少なくとも、酔うほどの運転はしないはずだ」
バニー「そ、それなら大丈夫かな………ゆっくり行ってねゆっくり!」
アン「アンが運転すれば即到着ですよ!」
バニー「だから酔うってば!!(笑)」
ティム「まぁ、慌てて行ってバニー君に吐かれても困る。ここはゆっくり安全に行こう(笑)」
レニー「………ゆっくり運転して行ってね………」
中編へ続く………
[次回予告!]
ピピーー!
マイド オーキニ!ドナイ デッカ!
ワイ ハ ろぼあん ヤ!
ン?ダレヤ、ワイ ノ コト シラン ユータン ハ!
「カンマツフロク」ヲ ヨミナハレ!
デ 「ジカイヨコク」 ヤデ!
てぃむサマ ト れにー ガ ヨウドウ シテル ウチニ
ばにー ト あん ハ ヒミツコウジョウ ニ シンニュウ ヤ!
ソコデ ミツケタ ぞんビヤク ノ ゲンリョウ!
ソシテ、ブキ ノ モンショウ ガ シメス きゃら ハ、マサカノ………!!
イヤー タノシミ ヤナ!
コリャ ミナキャ ソン ヤデ!!
次回!
ファントムバニーは2度笑う!
『3/4の順当な感情 (中編) 』
アン「伊達にいい目は出てねぇぜ!
………ビビー!!コンカイ ハ ゼヒトモ セイコウ シタイン ヤデ!」
※8/6(火) 21時は巻末付録(のびのびTRPGの遊び方5)を更新します。
本編更新は8/10(土) 21時の予定!