【のびのびTRPG リプレイ】ファントムバニーは2度笑う!   作:羽園頼也

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[第八章 前編]GM knows... (前編)

 

 

GM「さぁそしたら、各キャラとしては最後の場面カードだよ。最後はレニーかな、カードをどうぞ!」

レニー「………ん………」

バニー「この次がクライマックスカードなんでしょ?ラストだし、ぜひ【力】で判定するやつが出て、楽に判定成功してほしいよね!」

アン「そうですぅ!レニーさんの【力】は今+9ですぅ!【力】なら勝ち確ですぅ!」

ティム「だといいが(笑)さて、どんなカードだったかな?」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜シーン・8〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜【捕らわれた仲間】〜〜〜〜〜

君の左側のPCが敵に捕らえられて三日が過ぎた。みんなで知恵を振り絞り、君たちはついに仲間の場所を突き止めた。閉ざされた無数のゲートの奥底で、今まさにこっぴどいあれやこれが行われようとしている。急げ、急ぐんだ!

 

※5回連続【技:10】以上で成功。スキル効果は判定中継続

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

GM「んーー、………残念、【技】判定だね」

バニー「えっ!【技】!?ここで【技】!!?」

ティム「しかも、5回連続で成功しないといけないのか……ちょっと難易度が高いぞ」

レニー「………………」

GM「………ん?レニー?どうした?」

レニー「………………引き直し、できる………?」

GM「………………………ダメです」

レニー「(´;ω;`)」

アン「レニーさんの【技】って、初期の2だけですか?」

レニー「………吸血鬼で+2………でも、太陽あると-4で実質-2………」

ティム「太陽なしとして、+2+2の+4か………」

バニー「判定は10以上だから、2ダイスで6以上を5回、ね。まぁ出せない数字じゃないけど………ちょっと不安かな」

アン「太陽ありだと12を5回出さないといけないですぅ!無理ですう!」

ティム「それは無理だな………ガンブレイズのスキルは使い切ったのだろう?」

レニー「………うん………」

アン「ガンブレイス使って太陽なしなら+7………確実にクリアできてました!」

GM「銃を使えないシーンかもしれないけどね(笑)」

バニー「あたしの振り直しスキルがあと1回使えるけど………」

ティム「他の者のスキルは………使えるものはないか。そうすると、少なくとも4回はダイス目だけで成功する必要があるな」

アン「あっ、"スキル効果は判定中継続"ってなってます!だから、判定中は5回ともバニーさんのスキルが使えるのです!」

GM「うーん、さすがにそれはつまらなくなっちゃうから、振り直しスキルは5回分合わせて1回だけとさせてもらうよ」

バニー「流石にダメかー」

アン「けちー(ぶーぶー)」

レニー「………しかたない………」

ティム「ちなみに捕まってるのは誰なんだ?"君の左側のPC"だから、順番的には………」

バニー「あたし、かな?」

GM「……………いや、アンちゃんが捕まりました」

アン「はぅ!!?」

レニー「………………!!?」

バニー「えっ、それいいの?(笑)」

アン「な、並び的にはバニーさんじゃないですかー!捕まるのはアンじゃないですぅー!」

GM「いやぁ、ここはバニーが捕まるよりもアンちゃんが捕まった方が面白いだろうからねぇ………(ニヤニヤ)」

アン「そんなエンタメ精神いらないですぅーーー!!」

ティム「……………確かに、バニー君が捕まるよりは、はるかに面白い展開にはなりそうだな(笑)」

アン「面白くないですぅーーー!!」

レニー「………現時点で、もうすでに面白い………」

アン「バニーさんバニーさん!GMさんに言ってやってください!アンは捕まりたくないですぅ!捕まるのはバニーさんなんですぅ!!」

バニー「…………神様、仏様、GM様がアンちゃんだって言うなら、そりゃあ仕方ないよね!うん、仕方ない、仕方ない!!」

アン「仕方なくないですぅーーー!」

ティム「まぁ、すでに居場所は突き止めているっぽいから大丈夫だ。必ず助け出すから安心したまえ(アンに肩ポン)」

アン「絶対に助けてくださいね!!絶対に絶対にぜーーーったいに助けてくださいね!!」

レニー「……………それはダイス目次第…………」

アン「絶望した!薄情な仲間に絶望したっ!!」

バニー「大丈夫だって!殺人鬼の時も何とかなったじゃん!」

アン「あっ、あれはたまたまですぅ!今回はレニーさんの判定だから、アンは関係なくなっちゃうんですぅーー!」

ティム「ん、そうか、前回のように出た闇カードを使って逃げることができないかもしれないということか」

レニー「………判定失敗したら………?」

バのニー「そりゃあ………………まぁ、ね、うん」

ティム「………………さすがに、死ぬことはないと思うが………(目逸らし)」

GM「………………あー、うん。その時に考えようか!!(無駄に明るく)」

アン「ひーーーーん!やっぱり嫌ですぅーーー!!えーり〇!えーり〇!助けてえーり〇ーーー!!」

レニー「………震えて眠れ………」

 

 

 

GM「それじゃあ、アンちゃんを除く君たち3人はいつもの場所で打ち合わせ中だね。ソーマ製薬への対応について協議中かな?」

バニー「ソーマ製薬はあれからどうなったの?」

ティム「ソーマ製薬の兵器工場には警備隊を調査に行かせているが………」

GM「なんだかんだ理由をつけて調査を拒んでいるらしいね。強制捜索できるほどの力も証拠もないため、苦労してるようだ」

バニー「証拠、今んとこ秘薬しかないもんね。工場から何か盗んでくれば良かった」

ティム「証拠隠滅される前にはなんとかしたいが………」

レニー「………もう遅いかも………」

GM「まぁもう2、3日経ってるからね。重要書類とか重要機器とかは無くなってるだろうね」

ティム「くっ………やはり証拠がゾン秘薬だけだと厳しいか………!」

アン「ソーマ製薬よりもアンを心配してくださいーー!」

バニー「何か聞こえる(笑)………そうだ皇子サマ、アンちゃんはどうしたの?」

レニー「………最近見てない………」

ティム「私も知らなくてな……こんな事なら何か通信機器を持たせておけば良かったか」

バニー「あれ、行方不明?」

アン「行方不明ですぅーーー!」

GM「アンちゃんはなぜかソーマ製薬に行った日の翌日から見てないね。もう2日ほどになるが、ティム皇子もレニーも、他の王宮付きメイドもどこに行ったか知らないらしい」

ティム「………だそうだ。部屋にも帰っていないようだな」

バニー「あー、その、彼氏の所にお泊りとか………?」

レニー「………色を知る年齢か………!」

ティム「想い人がいるとは聞いてないが………」

アン「彼氏はいないですぅ、募集中ですぅーー!」

バニー「じゃあ、何か事件に巻き込まれてるとか………?」

ティム「かもしれん………」

レニー「………裏切り者だってバレて、夜逃げした………」

バニー「えー、いやいや、まさか………さすがに………ねぇ?」

ティム「それはないと信じたいが………」

アン「夜逃げじゃないですぅーー!捕まってるんですぅーー!!」

バニー「何かさっきから風の音がうるさいわね(笑)」

レニー「………風が語りかけます。うまい、うますぎる………(まんじゅうモグモグ)」

アン「早く助けに来てくださいぃーー!!」

ティム「すまんすまん(笑)そしたら………それにしても、さすがに心配だな。一度アン君を探そうか」

バニー「そうだね。さすがに2日も見かけないってのは何かおかしいし」

レニー「………やっぱり、夜逃げ………」

GM「なおアンちゃんの荷物は全て部屋に残ってたから、着の身着のままでいなくなってるぞ」

ティム「なら、夜逃げではないようだな(笑)」

アン「だから違うって言ってるじゃないですかぁーー!ぷんぷん!!」

レニー「………風が荒ぶってる………」

バニー「でもさ、どこを探せばいいの?アテなんてあるの?」

ティム「うーむ、アテと言われてもな………尋ね人の貼り紙でも出すか?」

レニー「………犬に匂いを追わせれば………」

バニー「数日前の痕跡でもちゃんと見つけてくれるかな?(笑)」

ティム「さすがに難しそうだな」

アン「早く見つけてくださぁーーーい!」

バニー「えー、あー、えーっと、あっ、じゃあさじゃあさ、行きつけの店とか、アンちゃんの好きな場所とかは?」

レニー「………知らない………」

ティム「そもそもそこまで細かく設定練ってるわけじゃないしな(笑)」

バニー「おっとぉ、マジかー、これはお手上げね」

アン「アンはここにいますぅーー!」

バニー「その"ここ"がわからないから苦労してるんでしょっ!(笑)」

ティム「しかし困ったな、手がかりがなくて話が一向に進まんぞ(笑)」

レニー「………情報屋に聞けばいい………」

バニー「情報屋?」

レニー「………ん………("新聞記者"のカードを指差し)」

ティム「………そうか、ジョー記者がいたな。そのツテで調べてもらおうか」

バニー「あー!確かに!」

レニー「………いて良かった、新聞記者………」

バニー「いやー、ジョーのヤローに初めて感謝する日が来るとはね」

ティム「まだ依頼の話すらしてないが(笑)」

バニー「ま、前払いよ、前払い!」

GM「さてさて、では………みんながジョー記者を探しに行こうとすると………

  バンッ!『大変ですぜ!』と、そのジョー記者が慌てて飛び込んで来たぞ!」

バニー「ちょうど話をしてたら(笑)………………えっ、時短?」

GM「これは時短(笑)」

レニー「………時短なんだ………」

GM「さて、君たちの目の前には荒い息をしたジョー記者がいるぞ。準備ができたら聞いてみてね」

ティム「なんだ!?一体どうした!?」

ジョー「こ、これを見てくだせぇ!」

バニー「えっ何!?」

GM「ジョー記者は手に一枚の手紙を持っているよ」

レニー「………探さないでください………」

ティム「待て待て(笑)」

バニー「どっちかっていうと、娘は預かった、とかの方じゃないの?(笑)」

GM「そうそう、『メイドは預かった、返してほしくば1億円相当の金塊を用意しろ』と、新聞の文字が切り貼りされた手紙が………(笑)」

バニー「うっわ、チープな誘拐!」

GM「いやもうなんか、こんなんでもいいかなって(笑)」

バニー「ぐっだぐだね(笑)」

ティム「もはや眠くて頭が回っていないな(笑)」

レニー「………………(くぁー、とあくび)」

バニー「ってか、ルレーブ王国の貨幣単位は"円"なの!?」

GM「まぁそこはわかりやすいようにしただけなので気にしないで(笑)」

レニー「………メイドは熱かった、彼氏がほしくば一億人相当の人海を用意しろ………」

バニー「暑苦しいわ(笑)」

ティム「しかし、メイド1人に一億円要求とは、えらい大きく出たな」

GM「一億円相当の金塊、ね」

ティム「違いがわからんが(笑)」

バニー「ん?あれ?金塊って………」

レニー「………これ………?(カードの"金塊"を見せ)」

バニー「あっ、それかぁ!」

GM「せっかくなので使ってみました」

バニー「入手先不明で使い道もわからなかった金塊の有効利用!!」

ティム「何かのコピペみたいだな(笑)」

レニー「………オオグンタ〇の貴重な産卵シーン、的な………」

バニー「どっからそんなネタが出てくるのよ(笑)」

GM「なお金塊の受け渡し場所は、2日後に街外れの空家になってるね」

バニー「アンちゃん、やっぱり誘拐されてたのね。………これ、受け渡しより先に保護したいよね」

ティム「だな。とりあえず、アン君の足取りと監禁先の調査はジョー記者頼む。王国の調査員を総動員してくれて構わない」

ジョー「了解でやんす」

バニー「そしたらあたしも独自の裏ルートから調査するよ!」

ティム「わかった、頼むぞ」

レニー「………わたしは、他のメイドとかに聞き込みしてみる………」

ティム「よし、ならば私は警備隊を中心に、不審な行動をしていた人物がいなかったか調査しよう」

GM「そしたら、今はみんなアンちゃんの行方を探す、でいいかな?」

バニー「了解!」

ティム「よし、みんなさっそく行くぞ!」

レニー「………かにかにどこかに………?」

バニー「そう言えば、今回はさすがにDSK社は関わってこないようね」

ティム「今の所は単なる誘拐だからな」

GM「………………………………………まぁ」

バニー「ちょっと、今の間は何!?(笑)」

 

 

 

GM「さてさて、そしたら打って変わってここからはアンちゃんのシーンだよ」

レニー「………彼女は麻薬を"打って変わって"しまった………」

バニー「縁起でもない!(笑)」

ティム「ああ、『どんよりを使って文章を作りなさい』、みたいなやつか?」

レニー「………う"どんより"そばが好き………」

バニー「いや絶対そうじゃないでしょっ!(笑)」

レニー「………みんなも読もう、茶畑〇り作品………(明後日の方向を向きながら)」

ティム「それは誰に向かって言っているんだ?(笑)」

GM「さて、アンちゃーん………?」

アン「…………………はっ、うとうとしてました!」

ティム「しばらく反応がないと思ったら、やはりか(笑)」

バニー「TRPGで1人だけ別行動してると暇よね(笑)」

アン「………こんなかに、眠ってる奴いる?いねえよなあ!!?」

バニー「あんたが言うかっ!(笑)」

レニー「………これは、アンの人生のリベンジだ………!!」

ティム「………………あー、GM、気にせず進めてくれたまえ(遠い目)」

GM「あー、うん、ではでは………アンちゃんは目が覚めると、知らない場所で捕まっているのがわかったよ」

アン「………つ か ま っ た (逃走〇のあのナレーションの声で)」

バニー「そこは"アンちゃん確保、残り〇人"とかじゃないの?(笑)」

ティム「ちなみにいつ頃、どうやって捕まったんだ?」

GM「夕方に買い出しに行って、なんか後ろから羽交締めにされて薬品のようなものを嗅がされてから記憶がないみたいだね」

アン「誘拐犯御用達のクロロホルムですね!」

バニー「御用達って(笑)」

ティム「ちなみに、現実ではクロロホルムをそうやって嗅がせてもすぐに失神しないらしいぞ」

GM「そしたらまぁ、ソーマ製薬製のよく効く麻酔薬、マッスインとかにしようか(笑)」

バニー「何その小〇製薬みたいな名前は(笑)」

アン「あーあの子誘拐したいなぁー。そんな時は、ソーマ製薬"マッスイン"!

   ハンカチに数滴、そっと嗅がせる、すぐ失神!急な誘拐、かどわかしに、ソーマ製薬"マッスイン"!」

バニー「ちょっと、めちゃくちゃ犯罪助長CMじゃない!(笑)」

ティム「嫌なCMだ(笑)」

レニー「………コンプラ的にアウト………」

アン「マッスインはお近くの薬局、またはドラッグストアでご購入ください」

バニー「こんなの気軽に買えたら危なすぎるわ!規制規制!」

ティム「だな(笑)」

レニー「………でも、それを使って誘拐されたんだよね………?」

アン「あっ」

バニー「そうじゃん、こんな危ない薬を普通に売ってるからこんなことになるのよ!(笑)」

ティム「犯人たちも、マッスインを薬局で買って手に入れたのだろうか?(笑)」

アン「………………うう、市販のマッスインのせいでアンが誘拐されちゃったじゃないですかぁ!ゆ゛る゛さ゛ん゛!!!」

バニー「自分でその設定作ったんでしょ!(笑)」

レニー「………自業自得………」

GM「さすがに危なすぎるから市販は無しだね(笑)多分ソーマ製薬関係者から横流しされたとかなんとかで………」

ティム「ふむ、ソーマ製薬と繋がりのある誘拐犯か………」

バニー「えっ、今回はDSK社の関わりはなかったんじゃないの?」

GM「…………………………………まぁ、うん」

バニー「だから、その間は何なのよっ(笑)」

 

 

 

GM「さてさて、そしたら改めてアンちゃんのシーンかな」

アン「了解ですぅ!アンはどこで捕まってるんですか?」

GM「檻、というか、牢屋の中だね」

バニー「アンちゃんの周りには誰かいるの?見張りとか」

GM「今は誰もいないね。牢屋の中にアンちゃんがいるだけだよ」

アン「よーし!なら、この筋肉で壁を壊して脱出しますぅ!フンッ!フンッ!!(ゴッゴッゴッ)」

バニー「いきなりの脳筋キャラやめい!(笑)」

ティム「無茶苦茶だな(笑)」

アン「努力!未来!ア ビュリホーッター!努力!未来!ア ビュリホーッター!!(ゴッゴッゴッ)」

レニー「………バァーーーン(どこからか来るひき逃げトラック)………」

GM「あー、その、壁は木とかじゃなくて石壁だったんで壊せなかったよ」

バニー「じゃあその筋肉で鉄格子を、こう、ぐいっと………!」

レニー「………アンは鉄格子を曲げることが出来るのか?出来る、出来るのだ………」

アン「ぬふぅ!(鉄格子を開こうとする仕草)」

GM「力一杯引っ張ったけど、残念、鉄格子も曲がらなかったよ」

アン「うーん、ダメです!顔が濡れて力が出ないのです!」

バニー「アンパ〇マンかっ!」

アン「もしくは、海楼石ならぬ肉楼石によって捕まっているからなのです!」

ティム「何だその謎の石は(笑)」

レニー「………肉楼石の手枷………」

GM「あー………………そしたら、肉楼石で出来た鎖付きの手枷足枷を嵌められて、筋肉パワーでは脱出できないようにしよう(笑)」

バニー「肉楼石、採用!?(笑)」

レニー「………まさかの………!」

GM「何でもいいけど、皆が助けに来る前にアンちゃんに逃げられちゃうとまずいんで、これで(笑)」

アン「ぐわー!力が!力が出ないぃーー!なんだこれはぁーー!!」

バニー「肉楼石、めちゃくちゃ効いてるじゃん(笑)」

ティム「ふむ、スーパーマ〇に対するクリプトナ〇トみたいな効果があるのか?」

アン「ぐわーーーー!………筋肉の力が無くなったので、アンは今日から普通の女の子に戻りますっ!キラッ☆」

バニー「筋肉の件が無くても、アンちゃんは普通とは程遠いじゃない!(笑)」

アン「普通ですぅ!一般人ですぅ!」

バニー「こんな濃い一般人がいてたまるかっ!(笑)」

ティム「さすが、"歩く設定過多"の異名は伊達じゃないな(笑)」

レニー「………どんどん変な設定が増えていく………」

バニー「あ、でもさー、よくよく考えると、アンちゃんはタフガイなだけで筋肉マッチョメーン、じゃないよね?(笑)」

アン「タフガイとは、筋肉の鎧をまとったフィジカルの鬼なのです!鬼強いのですぅ!」

バニー「だから、タフガイはタフなだけで、腕力が人よりあるとかそういうのじゃないでしょ!ってこと!」

ティム「確かに、力が強いのとタフなのは違うな」

アン「えっ………じゃあ、アンはムキムキではないんですか!?」

バニー「少なくとも、グラマーでふくよかなマッチョはいないっ!(笑)」

アン「なん………だと………!?」

レニー「………嘘………だろ………!?」

バニー「ということで、アンちゃんは筋肉キャラじゃなくてちょっとタフなだけのメイドだからね!」

アン「うーん、それなら仕方ないですね!アンは今日から普通のメイドです!メイドー服をっ!脱ーがーさーないでっ!」

バニー「それじゃおニoン子クラブじゃないっ!(笑)」

ティム「うーむ、ネタに年季が入ってきたな(笑)」

レニー「………インターネット老人会………」

GM「さてさて………アンちゃんが逃げようとガチャガチャやっていると、通路の奥から悪党がやってきたぞ」

アン「あー!あなたがアンを誘拐した人ですかっ!?」

悪党「うるせぇな!黙ってろオラァ!(ガシャーンガシャーン!)」

ティム「どこぞのチンピラみたいだな」

バニー「典型的なオラオラ系ヤンキーね」

アン「うっ、怖いけど舐められたら終わりです!毅然と対応するのです!」

レニー「………怒らせないように気をつけて………」

アン「アンに何するつもりですかっ!」

悪党「お前は人質だオラァ!」

アン「はっ!………人乳………!?(バッと胸を隠す仕草)」

バニー「乳じゃないっ!質っ!ひとじち!!(笑)」

ティム「どうしてそうなった(笑)」

アン「いやー、ついうっかり聞き間違えちゃいましてー(てへっ)」

バニー「いや"人乳(ひとぢち)"はないわ!(笑)」

レニー「………どういうことなの………」

ティム「とりあえず、まずは動機とかを確認したらどうだろうか(笑)」

アン「そうです!なんでアンを誘拐したんですかっ!怒りますよ!ぷんぷん!!」

バニー「どう見ても人質の態度じゃない(笑)」

ティム「穏便にな、穏便に」

悪党「お前らが金塊を持っているのはわかってるんだオラァ!どこにあるか吐きやがれオラァ!(ガシャンガシャーン!)」

アン「アンは知りません!」

悪党「強情な奴だなオラァ!」

アン「レニーさんが知ってます!」

レニー「………!?」

バニー「はぁ!?」

ティム「おい、いきなり仲間を売るな(笑)」

悪党「おお、いきなり素直になったじゃねーか。そのレニーって奴は誰だ?何処にいるんだオラァ?」

アン「アンは知りませんっ!」

悪党「何だとオラァ!強情な奴だなオラァ!」

アン「レニーさんの居場所は知りませんが、多分ここに金塊を隠したんだろうなって場所なら知ってます!」

悪党「本当だろうなオラァ!」

アン「本当です!」

悪党「嘘ついたら承知しねえぞオラァ!」

アン「………ごめんなさいやっぱり嘘ですぅー!ホントは何も知らないんですぅー!!」

悪党「何だとオラァ!?」

アン「うそはうそであると見抜ける人でないと(アンと話をするのは)難しい(ひろゆ〇のようなドヤ顔)」

悪党「テメェ!舐めてんのかオラァ!!」

バニー「ホントよ(笑)」

ティム「なぜそこで嘘をついたんだ(笑)」

レニー「………無茶しすぎ………」

アン「ギャラリーはシャラップなのですっ!こうやって時間稼ぎして助けを待つのですっ!」

バニー「その前に逆上して殴られたりしなければいいけど;」

悪党「テメー、舐め腐りやがって!わかってんだろうなオラァ!」

アン「ああ、落ち着いてください。あなたにお話しがあります、いいですか?………どうか、落ち着いて」

悪党「あぁん?」

アン「金塊の保管場所をお教えします」

悪党「今度は本当だろうなオラァ!」

アン「ええ、ええ、わかってます」

バニー「ちょっと、大丈夫………?」

レニー「………嫌な予感しかしない………」

ティム「頼むぞ………」

悪党「よーし、どこにあるんだオラァ?」

アン「金塊の場所は………………………………

  ………教えてあげないよ、ジャン!(あのポーズ)」

悪党「何だとこの野郎!(怒)」

バニー「うわぁ、案の定………!(あわわ)」

レニー「………やらかし先生………!」

ティム「お、おい、激昂してるぞ、大丈夫か!?」

アン「うん、必ずしも泥棒が悪いとはお地蔵様も言わなかった」

悪党「あぁん?」

アン「総天然色の青春グラフィティや一億総プチブルを私が許さないことくらい、オセアニアじゃあ常識なんだよ!」

悪党「はぁ?」

アン「ラ・ウスラ・デラ・ギポン・デ・リルカ、ニョキニョキ(ニョキニョキ)」

悪党「な、何言ってんだテメー!」

アン「ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう るるいえ うがふなぐる ふたぐん!」

悪党「な、な、な………!?」

アン「アロハの工場を持っています。まるであんこの姉妹のようです」

悪党「ど、どういう意味だオラァ………!?」

アン「理解できませんか?悪党さん、あなた疲れているのよ……」

悪党「お、おぉ………?」

アン「くにへかえるんだな。おまえにもかぞくがいるだろう…」

悪党「うるせぇ!ちっ、調子が狂うな……!(イライラ)」

アン「Estuans interius ira vehementi. Estuans interius ira vehementi. Sephiroth ! Sephiroth !」

悪党「いいから少し黙ってろオラァ!!」

バニー「すごい、ハタから見てても何言ってんのか全くわからない………」

レニー「………ネタの濃厚接触………」

アン「これぞ、領域展開『我が(未)定義世界(アン・ディファインド・ワールド)』!!」

悪党「クソが!全然意味わかんねーんだよオラァ!」

GM「悪党は混乱している!(笑)」

ティム「うーむ……理解できない言葉の羅列は恐ろしいな(笑)」

アン「ちなみにこれはアンディファインドと、アンのディファインド、すなわちアンが定義した、ってのがかかっててですねーー」

バニー「いちいち説明せんでいいっ(笑)」

悪党「………ちっ!いいか!てめぇはここで黙って大人しくしてりゃいいんだよ!逃げんじゃねーぞオラァ!!」

GM「とか何とか言って、悪党は一旦去っていくね(笑)」

アン「どこへ行こうというのかね!三分間待ってやる!」

悪党「うるせぇオラァ!バカヤロー!!」

GM「と、遠くから捨て台詞が………(笑)」

アン「ふっふっふ、悪党さんはアンに恐れをなしたのですね!貧弱!貧弱ゥ!」

レニー「………WRYYYYYYYY………!」

バニー「煽るなっ!(笑)」

ティム「しかし、一体アン君は何を言っていたんだ?」

アン「馬の骨ならわかるかもしれませんね!」

ティム「?????」

バニー「?????」

レニー「…………自重汁…………」

 

 

中編へ続く………

 

 








[次回予告!]


初めまして。
私(わたくし)は、ソーマ製薬、社長秘書のソーマ=(しず)と申します。
以後お見知り置きを。

この度はワット社長より、次回予告の説明を仰せつかりました。
稚拙な説明とはなりますが、何卒よろしくお願いいたします。


それでは、次回内容につきましてご説明させていただきます。こちらのスライドをご覧ください。
このように、前編におきましては、ティム皇子のメイド、メリーアンが悪党の手によりどこかに捕まっていることが判明いたしました。
次回中編におきましては、ティム皇子たちがどのように彼女、メリーアンを見つけ出すのか、そしてどのように救出するのかが見どころとなるでしょう。

それでは、次のスライドをご覧ください。
中編では、謎の二人組が登場します。片方はもちろん………(急にフェードアウトする音声)



次回!
ファントムバニーは2度笑う!

『GM knows... (中編) 』



アン「伊達にいい目は出てねぇぜ!」
静 「以上で次回予告を終わります。ご清聴、ありがとうございました」



※8/27(火) 21時は巻末付録(キャラ設定集1)を更新します。
 本編更新は8/31(土) 21時の予定!

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