【のびのびTRPG リプレイ】ファントムバニーは2度笑う! 作:羽園頼也
ティム「さて、そしたら今回は、のびのびTRPGの遊び方その2、ゲーム進行だな」
バニー「さすがに前回、前々回と話が長かったから、今回はサクサク行くわよ!サクサク!!」
アン「サクサクですぅ!」
レニー「………サクサク………」
ティム「ちなみに、ここで説明するのは『のびのびTRPG スチームパンク』に準拠した、二人以上での遊び方だ」
バニー「ん?のびのびTRPGシリーズじゃなかったっけ。他のバージョンは遊び方違うの?」
ティム「無印は少しだけ違うが、スチームパンク・ホラー・ソード・マジックは今から説明するのと全く同じ遊び方だぞ。
まぁ今後のシリーズでルール変更があるかもしれないから、一応な」
アン「1人で遊ぶこともできるんですよね!そちらの説明はないんですか?」
ティム「一人で遊ぶ場合は少しルールが変わるから、後で別に紹介しようと思う。一緒に説明すると混乱しかねん(笑)」
レニー「………とりあえずは複数人用の、スタンダードなルール説明………」
バニー「了解了解!遊ぶには、まずキャラクターを決めるんだよね?」
ティム「そうだ。まず始めに、前回紹介した大カードである"PCカード"から、参加者それぞれ役職を決めるんだ」
アン「この辺に出したらいいですか?(お皿を少し片付けて)」
バニー「だね」
レニー「………ん………(PCカードを机に広げる)」
バニー「うーん、改めて見ると、いっぱいあるわね………(見返しながら)」
ティム「役職(ジョブ)は、スチームパンク・ホラーは24種類、ソード・マジックは16種類から選べるぞ。
バニー「あれ?ソード・マジックは種類が少ないの?」
ティム「ああ、カード枚数をスチームパンク・ホラーの2/3程度に少し減らしてるからな。その分価格も約2/3でリーズナブルだ」
レニー「………お安い………」
ティム「説明兼ねて試しに少し遊ぶから、3人とも実際に選んでもらっていいぞ。自分で決める、ダイスでランダムに選ぶなど、好きにしてくれ」
バニー「えっ、何でもいいの?怪盗とかじゃなくても?」
ティム「もちろんだ(笑)」
バニー「じゃあ、あたしは執事やろうかな、執事!イケオジプレイしたかったのよね!」
アン「あくまで執事ですから、ということですね!(ニヤリ)」
バニー「
ティム「そしたら、他の2人はどうするかな?」
レニー「………じゃあ、わたしは………飛行士(男)にする………」
アン「あーー!!アンが飛行士やりたかったのにぃ、ですぅー!!」
レニー「………早いもの勝ち………」
アン「ティム様ティム様!アンも飛行士で遊びたいですぅ!レニーさんと同じジョブで遊んでもいいですか!?」
ティム「あー………カードが各1枚しかない都合上、同じ役職のキャラは基本同時には出せないからなぁ………」
レニー「………ねんがんの 飛行士をてにいれたぞ………!(ドヤ顔)」
アン「→ゆずってくれ たのむ!!」
レニー「………だめだ!! いくらつまれても ゆずれん………」
アン「→殺してでも うばいとる」
レニー「………な なにをする きさまーー………!」
バニー「そんなんで
ティム「まぁ、飛行士は1つしかないから、じゃんけんでもしてどちらがやるか決めてくれ(笑)」
アン「うーー、仕方ないですね!そしたらレニーさん!いきますよ!!
レニー「………負けない………!」
アン「せーの!めざましじゃんけん、じゃんけんぽん!!………………俺はパーを出したぞ!」
レニー「………わたしは、チョキ………」
バニー「レニーの勝ちね!」
レニー「……………………(ぶい)」
アン「こんなのって、こんなのってないよーーっ!!(号泣)」
ティム「どこのレイアー〇だ(笑)」
レニー「………ゆずーーれーないーー………(カードを見せながら)」
アン「ひーーーん!!」
バニー「ま、まぁほら、こっちにまだいっぱいあるじゃん!他のキャラも楽しいから他のにしよ、他のに!」
アン「うーーー………………じゃあ、アンは自動人形にします!………あれ?」
ティム「どうした?」
アン「ティム様ティム様、自動人形ですが、鎧みたいなのは【力】が2、【技】が0で、裏の初音〇クみたいな方は【力】0、【技】2ですぅ!」
バニー「あれ?表裏でステータス違い?そんなのもあるの?」
ティム「ああ、自動人形を含む一部のキャラは特殊で、表と裏で性別だけでなくステータスやスキルが異なるんだ。どちらを選んでもいいぞ」
アン「うーん、じゃあ、自動人形の鎧タイプにします!ウィーン!ガシャンガシャーン!!」
レニー「………ガチロボ………」
ティム「さて、3人のキャラが決まった所で、ここでそれぞれのキャラのスキルを確認してくれ。PCカードの下の方に書いてあるぞ」
レニー「………"場面を空中に変更して飛行機を操縦できる………自分の判定時ならさらに+4"………」
アン「アンのスキルは、"自分の判定にダイス+1"ですぅ!」
バニー「あたしのは、"仕える主人のスキル効果×2"だね。………ん?あれ、そうか、仕える主人決めないといけないんだ」
ティム「その通りだ。そこに書いてあるスキル効果を出すために、遊ぶ前に決めないといけないものがあったりするから注意だぞ」
バニー「仕える人かーー………あ、これお遊びなんだよね?そしたら、アンちゃんの自動人形に仕える執事、とかどう?」
レニー「………ロボに人間が仕えてる………」
バニー「いーじゃんいーじゃん!そういうのもありえるでしょ!」
アン「わかりました!じゃあバニーさんはアンの執事ですね!よろしくお願いします!」
バニー「じゃあ、アンちゃんがダイス振る時にこの執事のスキル使うと、追加ダイス1個が×2だから………ダイス4個で振れるってこと!?」
ティム「まぁ、そうなるな」
アン「わぁ、ありがとうございます!毎回4ダイス………勝ち確ですね!」
レニー「………毎回………?」
バニー「発動時だけ!毎回じゃないわよ!」
アン「えーー!毎回じゃないんですかー!?」
ティム「ああ、スキルの所には[常時][すべての判定]など書かれているが、そこに書かれた状況でのみスキルは使用できるぞ。
[常時]はプレイ中ずっとだが、それ以外は必ずダイスを振る前に発動すると宣言しないと使えないから注意だ」
アン「そうなのかーー………残念ですぅ!」
バニー「毎回4ダイスはさすがに強過ぎるって!(笑)」
レニー「………チートになっちゃう………」
ティム「なおルール上、特に記載がなければスキルの使用制限や回数制限はないらしいが、使うとかなり強いので乱用厳禁だな。
緊張感を出すなら、リプレイのようにスキル使用に制限をつけたりすると面白いぞ」
バニー「その辺は適宜ルールを決めたら良さそうね!」
ティム「しかし、自動人形(男)に執事(男)に飛行士(男)か………本編とは見事に性別逆転したな(笑)」
レニー「………TRPGではこんなこともできる………」
バニー「そうね、ゲーム中では男が女を演じても、女が男を演じても怒られないしね(笑)」
アン「ネカマやっても怒られない………合法TSですね!」
バニー「何それ(笑)」
ティム「合法って何だ(笑)」
レニー「………むしろ違法TSとは………」
バニー「………さて、みんなキャラ決まったわよ!次は何するの?」
ティム「そしたらとりあえず、使う各カードを山札として積み上げて、ダイスと一緒にテーブルの真ん中のあたりに置くんだ」
レニー「………この辺………?」
アン「はーい!置きましたぁ!」
ティム「そしたら、じゃんけんなり希望を募るなりして、最初にGMをやる人を決めるぞ」
バニー「"最初に"ってことは、今やらなくても後から回ってくるんでしょ?」
ティム「そうだ。本編リプレイだとGMは固定だが、本来のルールは持ち回りで、みんなに回ってくるぞ」
バニー「じゃー誰からやっても一緒かぁ。あたしがやろうか?」
レニー「………りょ………」
アン「ティム様ティム様!最初に場面カード引く人は誰になるんですか?」
ティム「ルールでは"GMの左隣が最初の場面PC"になっているから、並びからすると初回はアン君になるな」
アン「わかりましたですぅ!ウィーン、ガッチャ!」
バニー「それ、オートマタの真似?(笑)」
アン「ワイ ハ オートマタ ノ ろぼあん ヤ! モウカリ マッカー?(カクカクした声で)」
レニー「………名前、ロボアンなんだ………」
バニー「適当ね!(笑)」
ティム「しかも関西弁のロボなんだな(笑)」
バニー「えっ、つまり、くいだお〇人形?(笑)」
アン「ピーーー!ガガガ!ヒドイデスゥ!プンプン!プンプン!」
レニー「………素が出てる………(プルプル)」
バニー「あ、キャラの名前も決めとく?」
ティム「まぁ、キャラの名前は別にあるといいだろうな。執事のバニー、とかでもいいが(笑)」
アン「バニーさんの名前で執事って、すごい違和感がありますぅ!キャラ名はあった方がいいですぅ!」
バニー「あー、なら、あたしはバトラにしとこうかな。執事のバトラ!
えーと………バトラと申します。何かございましたら、わたくしめにお任せください。………って感じとか?」
ティム「いいんじゃないか?」
レニー「………わたしは飛行士のキッド君にする………元気な男の子………」
バニー「キッド君はどんな口調なの?」
レニー「(しばらく考えて)………秘密………………」
アン「ピピピ、ヨロシュウ、きっど!」
バニー「んっんん!(照れながら)………これはこれは。今後ともよろしくお願いいたしますね、キッド様(紳士の微笑み)」
レニー「………キッドは帽子を取り、2人に元気に挨拶を返した………」
バニー「………………ちょっと!恥ずかしいの我慢してロールプレイしてるんだから、レニーもやってよ!(笑)」
アン「ピーガー! きっど ノ セリフ ガ キキタイ ネン!」
バニー「アンちゃんは逆に役に入りすぎなの!(笑)」
ティム「まぁそう言うな。レニーのやり方もロールプレイの一つだからな。もちろん演じては欲しいが、その人が嫌な場合は強制してはいけない(笑)」
アン「TRPGは演じてナンボですぅ!配信アバターみたいな感じですぅ!」
レニー「………ちょっと、苦手………」
バニー「まぁ、そのうち喋ってもらえるかもしれないし!んんっ………それでは、ゆるりと参りましょうか、御主人様?」
アン「リョウカイ ヤ!」
レニー「………キッドも元気に頷いてるみたい………」
バニー「よし!じゃあ、とりあえず最初のGMはあたし!そして場面PCはアンちゃんで!レニーの番はその次ね!」
アン「はいですぅ!頑張りますぅ!」
ティム「そしたら、GMタイルをバニー君の前に、場面PCタイルをその左のプレイヤー………アン君の前に置くぞ。これで遊ぶ準備はほぼ完了だ」
バニー「じゃあ、ゲームスタートかな?えーと、この青い場面カードを引いてもらうんだっけ?」
ティム「あ、いや、違うぞ。場面カードの前に………」
レニー「………イントロダクションカードを引かないと………」
バニー「あ、そっか、それあったね」
ティム「準備が終わったら、イントロダクションカード………この赤青グラデのカードだな。それを誰か代表で引いてくれ。そこからゲームスタートになるぞ」
アン「ティム様ティム様!イントロダクションカード、アンが引いてもいいですか?」
ティム「他の2人が良ければ、な」
バニー「アンちゃん、引いちゃって!」
レニー「………………(コクコク)」
アン「わかりました!これですぅ!」
〜〜〜〜〜〜イントロダクション〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜【最速伝説の幕開け】〜〜〜〜〜
12の王国が共同で運営する、世界一周レースの季節がやってきた。 スタート地点には100を超える馬車や蒸気自動車が集まり、自らの最速を証明するため、最後の準備に余念がない。 (中略) 君たちはそんな出場チームのひとつだ。 賞金のため、名誉のため、そして冒険心のために、君たちはレースに挑む。
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バニー「なんかすごいのが出たわね。世界一周レース?(笑)」
レニー「………チキチキマシ〇猛レース………」
ティム「多分そんな感じだろう(笑)」
アン「あ、知ってますよぉ!ワンちゃんが笑うんですよね!ヘームヘムヘム(口に手を当てて笑う)」
バニー「それじゃ忍た〇乱太郎!(笑)」
アン「………し、知ってますぅ!ちょっと混同しちゃっただけですぅ!」
レニー「………シッシッシッシ(口に手を当てて笑う)」
ティム「と言うことで、君たちはどうやら世界一周レースとか言うものに参加しているメンバーのようだな。
………と言う設定でゲームがスタートするぞ。場面カードで出たイベントが、レース中のアクシデントとか解釈すればよさそうだな」
アン「ティム様ティム様!この引いたイントロダクションカードはどうするんですか?」
ティム「いつでも見返せるように、みんなが見える所に置いておいてくれ」
アン「了解ですぅ!真ん中のあたりでいいですか?」
ティム「まぁ、見えればどこでもいいぞ(笑)」
バニー「この辺置いて、この辺!(お皿を横にずらして)」
アン「はいですぅ!」
ティム「なお、イントロダクションカードは最初だけ、後で出てくるクライマックスカードは最後だけ使うから、
山札を置く場所がなければ使用時以外は片付けておいてくれても構わないぞ」
バニー「そーなの?じゃあ、その2つの山はちょっと端っこの方に置いておこっか」
レニー「………で、後で手をぶつけて落としてバラバラになるやつ………」
ティム「さて、ここから場面カードを引くメインフェイズになるが、ここまでを一回おさらいしておこうか」
レニー「………長くなったしね………」
バニー「アンちゃんのめざましじゃんけんがなかったら、スムーズだったかもしれないけどね!」
アン「ピー!ガガー!ソンナコト イワントイテーナ、ばとら!」
バニー「今はバトラじゃないし!(笑)」
ティム「のびのびTRPGのゲーム開始前の準備について、大まかな流れとしては、
①PCカード(キャラ)を1人1枚選ぶ
②山札、ダイスを準備する
③GM、場面PCを決める
④イントロダクションカード引く
になるぞ」
バニー「こう見ると、準備は割と簡単よね」
レニー「………すぐにできる………」
アン「サクサク進められるですぅ!」
ティム「という所で、場面カードを引く所からは次回だな」
バニー「刻むわね(笑)」
ティム「いや、作者が計算ミスって巻末付録が足りないらしくてな。こうやって細かく分割しないと、最後の方は休載を挟まないといけなくなるらしい(笑)」
バニー「あー、まぁ、それならしょうがないか;」
アン「計画的に作らないからですぅ!ご利用は計画的に!!」
バニー「本編だとアンちゃんが一番計画性がないから、説得力ないのよ!(笑)」
レニー「………どうする、ア〇フル………」
ティム「まぁ、そんなこんなで、次回もよろしく、だな(笑)」