【のびのびTRPG リプレイ】ファントムバニーは2度笑う!   作:羽園頼也

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[巻末付録2-3]めざせ「のびのびTRPG」マスター (のびのびTRPGの遊び方3〜メインフェイズ編〜)

 

 

アン「ぺーぺれぺれぺれぺー、ぺぺれーぺーペーれーぺーれー、ぺーぺれぺれぺれぺー、ぺっぺれっぺ!」

バニー「何を1人で歌ってるのアンちゃんは(笑)」

ティム「聞いた感じだと、ポケモ〇の曲だな(笑)」

アン「ポケ〇ンマスターに、俺はなるっ!」

バニー「なんか混じってない!?」

レニー「………〇ーグタウンにさよならバイバイ………」

 

 

ティム「さて、ここからは『場面カードを引く→場面PCが対応→GMが判定→光か闇カードを得る→GM・場面PCの交代』の繰り返しだな。

   リプレイでは都合上2周で止めているが、本来は3周これを繰り返したらクライマックスだ」

バニー「じゃあ、1ゲームで1人3回場面PCになれるってことね」

ティム「そうだな」

レニー「………3回×参加人数分だけ場面がある………」

ティム「うむ。今回は3人なので、9回場面カードを引けるぞ」

アン「ティム様ティム様!アンたちはなんで本編では2周でやめちゃったんですか!?」

ティム「本編見てもらうとわかるが、1場面カードで何人か同時に判定しているから、長くなりそうでな………

   それよりも、皆眠かった、というのが本音だが(笑)」

バニー「あー、そっか、夜2時からやってたもんねぇ………(笑)」

レニー「………徹夜のテンション………」

ティム「ああ、そうだ。大まかな流れはゲーム進行カードに書いてあるから、最初のうちはこれを見ながらやるといいぞ(ゲーム進行カードを配る)」

バニー「あー、このカード、こういう時に使うんだ(笑)」

アン「じゃあ、さっそく場面カード引きますぅ!」

ティム「………あー………すまない、少し待ってくれ」

バニー「ん?どうしたの?」

アン「早く引かせてください!」

ティム「今気付いたが、場面カードは、ルール上ではGMが引くことになってるな(笑)」

バニー「えっ、そーなの!?(笑)」

レニー「………自分たちで引いてた………」

ティム「ずっと場面PCが引くものだと思っていたが………まぁ細かい所は間違っていても気にしないようにしよう(笑)」

アン「考えちゃダメなのですぅ!それじゃあ引きますぅ!」

ティム「引く前に少しだけ………場面カードは青い色のカードになるぞ。

    一番多くて、山札が高く積み上がるから崩さないように気をつけてな。あとは………」

バニー「ちょっと、先にカード引いてからにしない?(笑)」

ティム「ああ、だが先にカードの使い方を説明しておこうと思ってな、で………」

アン「いいや!『限界』だッ!引くねッ!今だッ!」

バニー「あっ(笑)」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜シーン・1〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜【とどろく雷鳴】〜〜〜〜〜〜

 

鉄塔が黒いシルエットとなって、白い光が一瞬視界を埋め尽くし、ぴしゃごろごろごろどーん!雷鳴がとどろく!

(中略)

この空気の中、君は勇気を振り絞り、一歩踏み出すことができるだろうか。

 

※ かっこいい言動ができたら判定に成功する。

 または無言のまま、【力:14】以上で成功する。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

アン「ですぅ!」

ティム「ま、まぁいいか。というような感じで、場面カードを引いてそれを読み上げるんだ。

   その後は、みんなに見えるような場所に置いておいてくれ。キャラの近くでもいいぞ」

アン「はいですぅ!」

ティム「さてそしたら、さっきのイントロダクションカードからこの場面カードにどう繋がるかを、GMをはじめとしたみんなで考えるんだ」

バニー「うーん、世界一周レースをしてたら雷が多い地区を通った、みたいな?」

レニー「………そこを避けて行けばいいのに………」

バニー「あー、うー、た、多分、絶対に通らないといけない理由とかがあったのよ!」

アン「チェックポイントで、そこを絶対通らないと!みたいな感じですか!?」

バニー「あー、それいいかもね!採用!」

ティム「と言うような感じで、話を繋げて行くんだ。多少無理があってもなんとか繋がるようにするといいぞ」

バニー「よし、じゃあ………ロボアンくん率いるチームは、過酷な世界一周レースに参加しています。

   最初のチェックポイントは、雷鳴轟く工場地帯の中!

   はたしてロボアンくんは勇気を出してここを通過できるでしょうか!?………………って感じ?」

ティム「そうだな。いい感じだ」

アン「ピピー!ワイ ハ かみなり ナンカニ マケヘン ゾ!ヤッタル デー!」

バニー「了解でございます、御主人様。さぁ、恐れず参りましょう!」

レニー「………行こう………!」

アン「シカシ ホンマ かみなり オオスギ ヤナ! ミンナ キヲ ツケ………(バリバリバリ!)アギャーー!」

バニー「ご、御主人様!!?」

レニー「………キッドは腹を抱えて笑っている………」

バニー「………おー、いい感じじゃん!ちゃんとTRPGしてる!」

アン「楽しいですぅ!」

ティム「さて、そしたら判定だ。判定は、場面カードの下の方にある表記に従って行うぞ」

バニー「えーと、今回のはっと………」

ティム「判定欄、下側の方にある部分だな。そこが黄色なのはダイスで判定、赤色なのはロールプレイで判定だ」

バニー「ロールプレイで判定?どういうこと?」

ティム「ダイスではなく、会話などを行なって、その結果によってGMが成否を判定するんだ」

レニー「………今回のは赤い………」

アン「てことは、ロールプレイで判定するタイプですか?」

ティム「今回のは赤色だが、『ロールプレイしてもいいし、あるいはダイスを振ってもいい』と言う内容なので少し特殊だな。

   アイドルコンテスト(第四章)も、"ダイスまたは歌ったり踊ったりしていい"と複数方法があっただろう?」

バニー「あー、あったね。………あれ、でもあそこで踊ったりしてたらどうなってたの?」

ティム「結果は、その時のGMが、カードに書かれた判断基準を参考に判断することになるぞ」

アン「じゃあ、バニーさんがアンの言葉を判定して成功か失敗かを決めるんですか!?」

ティム「そうなるぞ。もちろん、無言でダイスを振ってもいいが(笑)

   ダイスの場合は、6面ダイスを2個使って、出た目にステータスを足すぞ」

バニー「確か、判定が【力】の場合はキャラカードの【力】の数字、【技】の場合は【技】の数字を足すのよね!」

ティム「その通りだ。後で出てくる光カードや闇カードのボーナスも足して、合計値が判定値以上であれば成功だ。

   今回ダイスを振るなら、判定が『【力:14】以上で成功』なので、2ダイスに【力】の値だな」

レニー「………スキル、あるよ………」

ティム「おっと、ロボアンはスキルにより常時3ダイスか。

   つまり、今回は3ダイスに【力】+2で、合わせて14以上出れば良いぞ」

アン「それなら出せる気がするですぅ!」

ティム「そうだ、先にこれも………TRPGでは"6面ダイスを2個"は『2d6』などと表記される事もあるから覚えておくといいぞ。今回は『3d6+2』、だな」

レニー「………6面以外も書けるみたい………」

バニー「そうなの?4面ダイスとか?」

アン「ティム様ティム様!12面ダイスを5個振る時はどう書くんですか!?」

ティム「その場合は、手前側が数、後ろ側が面数なので、『5d12』だな。

   ならば問題だが、クトゥルフ神話TRPGで有名なSAN値チェックは『1d100』だ。これは何面ダイスを何個振る?」

バニー「1面ダイス………なんてのはないから、100面ダイス1つ振る………かな?」

ティム「正解だ。このように、ダイス表記はTRPGではよく出てくる表現だから覚えておくといいぞ」

バニー「なるほどね!」

レニー「………そろそろ決めて………」

バニー「ん?何を?」

レニー「………判定、どうするの………?」

バニー「あ、忘れてた(笑)結局アンちゃん、どうする?ダイスか、ロールプレイか」

アン「うーん………………そしたら、せっかくだから、アンはなんかカッコいい言葉を言いますぅ!」

バニー「了解、そしたらよろしく!」

ティム「あ………待ってくれ。忘れていたが、もしスキルを使いたい場合は基本的には判定前、つまりこの時に宣言する必要がある。

   結果が出てから、『さっきのダイスの結果に、スキルを使ってボーナス追加』などはできない、と言う事だ」

バニー「あれ?あたしの怪盗としてのスキルは、ダイスを振ってから発動だよ?」

ティム「そういうスキルもあるが、まぁ特殊だな。基本的にはダイスを振る前に発動させるか決める感じだぞ」

バニー「なーるほどね」

ティム「あと、光闇カード上にもスキルが記載されていることがある。

   この場合、ルールとして"1場面は1人1スキルまで"だけと決まっているから、

   PCカードのスキルを使うなら、そのキャラは光闇カードのスキルは同時に使用できない、ということだな」

レニー「………常時スキルは………?」

ティム「常時スキルは発動型じゃないから、同時に使うことになっても問題ないぞ」

アン「うーん、ややこしいですぅ!間違えそうですぅ!」

ティム「まぁその辺は細かく考えすぎず、流れに任せて柔軟に遊んだらいいと思うが(笑)」

バニー「了解了解!そしたら、えー、ロボアンの判定前にスキル使う人はいる?ちなみにバトラはダイス判定じゃないから使わないよ」

レニー「………GM、キッドのスキル、使う………」

バニー「ん?………えっ?レニー………じゃなかった、キッドの!?」

レニー「………場面を空中に変更して、飛行機を操縦する………」

バニー「えっ、えっ、これ、使えるんだっけ?」

ティム「自分の番じゃなくても、場面を空中にする所は使えるぞ。ボーナス+4はつかないがな」

バニー「そうなんだ………じゃあ、レニーのスキルによって現在の場面は空中になりました!」

アン「えっ、これどうなるんですか!?」

バニー「あ、あたしに聞かれても………どうしよう?」

ティム「レニー、何か思惑があるのか?」

レニー「………おいらの飛行機に乗るんだ!これを使えば、雷なんか怖くない!さぁ、チェックポイントに行こう!」

ティム「なるほど、確かに飛行機なら雷の中でも問題なく行けそうだな」

レニー「………さぁ、早く!」

アン「ピピー!きっど!!」

バニー「おお、助かりますキッド様!行きましょう!」

レニー「………キッドはみんなを飛行機に乗せたよ………!」

アン「ピーガガー!ヨシ!イクデ!シュッパツ シンコー れっつ ごー!!」

バニー「ということで………キッドのおかげで、無事雷地帯を抜けてチェックポイントを通過できたよ!、って感じね!」

ティム「そうだな。場面としてはクリアだが………判定はどうする?」

バニー「あ、そっか、ロボアンの言動を判定しないとね」

アン「かっこいい言動でしたか!?かっこよかったですか!!?」

バニー「うーん、今回アンちゃん………じゃない、ロボアンは『行くで!』くらいしか言ってないし………むしろキッドの方がかっこよかったし(笑)」

アン「えー!ロボアンもかっこよかったじゃないですかー!」

レニー「………そこまででは………」

バニー「うーん………?」

ティム「皆の意見を聞いて決めるのもいいが、最終的に判定するのはGMだからな。バニーが成否を決めてくれ」

バニー「うーん………そしたら………ロボアンはそこまでかっこよくなかったから、判定は失敗で!」

アン「ビビー、ガックシ」

ティム「判定に成功したら黄色の光カード1枚、判定に失敗したら黒色の闇カード1枚を得るぞ。今回は闇カードだな」

バニー「あれ?でも場面としてはチェックポイント行けたから、成功だよね?」

ティム「判定の結果と場面の流れは別に連動させないといけないわけでもないからな。

   今回のは『ロボアンの言動はかっこよくはなかったが、キッドのフォローでチェックポイントは抜けられた』

   みたいな流れにすればいいんじゃないかな?」

バニー「確かにそうね!じゃあ、ロボアンは闇カードを引いてください!」

アン「ビビー、ボチボチ デンナー………」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜闇カード〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜【俺はお前だ ↑】〜〜〜〜〜

 

君は二重人格者の裏側の人格だ(同じ身体を共有しているかもしれないし、

何らかの理由でとりついている存在かもしれない)。

矢印が指すPCが「本来の人格」なので、力になってあげよう。

 

※ スキル(対象の判定):対象の【力】or【技】ひとつを自分のものと交換することができる。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

アン「矢印カードですぅ!」

バニー「あっ、関係性とか言ってたの、これかぁ!」

ティム「ああ。こんな風に、カードに矢印が書かれたものが関係性カードだ。他キャラとの関係性を示すカードになるぞ」

レニー「………誰を選ぶ………?」

アン「えーと、そしたら、本来の人格はキッドにします!ロボアンはキッドの思考を元に作られたロボットなのです!」

バニー「そ、そんな背景が(笑)」

ティム「光闇カードは、設定を増やすカードだからな。こうして、場面ごとに設定が増えて行くんだ」

レニー「………スキルの効果は、何………?」

アン「えーと、ロボアンのステータスをキッドに移すことができるんですか?」

ティム「だな、キッドの判定時に、【力】2か【技】0を使って判定してもらうことができるぞ」

バニー「全然強くないじゃん、意味なくない?(笑)」

ティム「まぁ、銃士の【力】5みたいなのなら効果が高いが、ロボアンの場合はこのスキルを使う方が弱くなるため、あまり意味ないな(笑)」

アン「ビビー、イミ ナイ ネン ナー………」

レニー「………そういうこともある………」

バニー「さて、そしたら、この場面は終わり?」

ティム「光か闇カードを引き終わったら、最後にGMと場面PCカードをそれぞれ左隣の人に渡して、次の場面だな」

バニー「えーと、GMがアンちゃんになって………」

アン「で、場面PCはレニーさんに移りますですぅ!」

レニー「………がんばる………!」

ティム「で、レニーが次の場面カードを引いたら同じ事の繰り返しだな。あとはこれを3周したら、クライマックスになるぞ」

バニー「なるほど、場面カード引く、判定する、光か闇カードもらう、が1セットなのね」

ティム「その通りだ。最後のクライマックスカードについては、長くなったから次回に回そうか」

バニー「了解!でも場面カードの流れは意外とスムーズよね!やる事決まってるからかな?」

アン「あっという間に1シーン終わったですぅ!」

ティム「このフェーズでは、場面カードの内容を膨らませてロールプレイしてもいいし、サクサク進めてもいいぞ。そこは遊ぶ人次第だな」

レニー「………リプレイ本編は、ロールプレイ中心………」

ティム「まぁ、サクサク進めてしまうと本当にあっさり終わるから、そこはな(笑)」

バニー「そしたらまた次回、かな?」

アン「キッド君のセリフが聞けましたですぅ!」

バニー「そういえばキッド、しゃべってたわね!」

レニー「………気のせい………(照れ)」

ティム「まぁ、恥ずかしいかもしれないが、キャラに成り切って遊ぶとそれはそれで楽しいぞ」

アン「マタ ヨロシュウ、きっど!」

レニー「………よろしく!」

バニー「うんうん、お二人の仲が良いことはいい事でございますね(ほろり)」

ティム「そしたら、また次回だな」

 

 

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