【のびのびTRPG リプレイ】ファントムバニーは2度笑う!   作:羽園頼也

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[第四章]もってけ!優勝カップ

 

 

GM「じゃあ次はレニーかな。早速いってみよう!」

レニー「……………ん、これ………」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜シーン・4〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜【アイドルコンテスト】〜〜〜〜

 

なんの巡り合わせなのか、新時代のアイドルを選出する大きなステージに引っ張り出されてしまう。

(中略)

このステージに立ち続けなければ栄光はない。さあ、本番だ!

 

※ 【カ:15】または【技:13】以上で成功。

 または、実際に歌ったり踊ったりしてもよい(結果はGM判断)

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

レニー「………………」

GM「………ん?レニー?どうした?」

レニー「………………引き直し、できる………?」

GM「………………………(面白そうなので)ダメです」

レニー「……………!………!………(悶えている)」

 

 

 

GM「それでは悶えているレニーはおいておいて………殺人鬼による被害の記憶が薄れてきたくらいの時期に、またまたジョー記者から情報が来たぞ」

バニー「前回は酷い目にあったから、やっぱりちょっと及び腰になっちゃうわね………」

ジョー「姐さん、そんなこと言わないでくだせぇ」

バニー「姐さんじゃないし!」

ティム「まぁまぁ、メタ的には"必ず至宝に関連するイベント情報を持ってくる"という意味で、かなり信頼できる情報筋だからな。そう邪険にしないでくれたまえ(笑)」

バニー「そりゃそうなんだけどさー………」

ティム「で、今回はどうしたのかね?」

ジョー「へぇ、アイドルコンテストでさ」

アン「アイドルコンテストですかっ!!?(鼻息荒く)」

ティム「突然どうした(笑)」

バニー「そこ、興奮しないっ!(笑)」

レニー「………コンテストって、どういうこと………?」

ジョー「DSK社がアイドルコンテストを開催する、という情報を得やして、お伝えしに来やしたぜ」

バニー「えっ、DSK社!?そこって、この前(第三章参照)、ロボ………じゃなくてオートマタだっけ、その時に出てきた会社だよね?」

ジョー「そうでやんす、巨象の運転席にいたオートマタを作った、あの帝国大手機器メーカー、DSK社でやんす」

ティム「ほう。オートマタ連続破壊事件はつい先日の話なのに、よく企画が通ったな。オートマタを破壊された貴族たちは開催に反対しなかったのか?」

ジョー「建前は"ルレーブ王国でのDSK社の知名度アップイベント"だとされてやすが、本音はこの前のDSK社のオートマタ多数破壊による貴族様方へのお詫び興行のようでやんすね」

ティム「ふむ、そこを言われると確かに拒否はできないか………」

バニー「でも、DSK社のオートマタを、DSK社の殺人鬼が壊したお詫びで、DSK社がイベントやるってことでしょ?うー、もろマッチポンプじゃん!」

ジョー「あと、当日はどうやら審査員としてDSK社の役員が会場に来るらしいですぜ」

レニー「………敵場視察………?」

ティム「あの時はたまたまDSK社のオートマタが狙われたというだけだから、まだはっきり黒幕だと決まったわけではないがな」

バニー「いや、でも、軍事大国の大企業ってったらさぁ………ねぇ?」

アン「めちゃくちゃ怪しいですぅ!」

ジョー「アイドルコンテストの予選を通過したら、審査員と直接会って面接らしいんで、そこで何か掴めるかもしれやせんぜ」

バニー「直接会うんだ………あっ、もしかしたら、"高価な同人誌"を盗んだヤツがその中にいるかも!?」

ティム「なるほど、それは重要なミッションだな」

GM「ということで、今回はアイドルコンテストだね。DSK社の役員が審査員となっているコンテストで見事予選通過し、

  DSK社の役員と"高価な同人誌"を盗んだフードの男との関連性について調査しよう!」

アン「資本主義の豚どもめ!いやらしい目で舐め回すようにアイドルの卵たちを見るんでしょう!エ〇同人みたいに!エ〇同人みたいに!!」

レニー「………………(想像して震えている)」

バニー「ちょっと、あんまり脅しちゃ可哀想でしょ!(笑)」

ティム「しかしそうなると、カードを引いたレニーが囮となってコンテストに参加し、私たちがその裏で怪しい奴がいないかチェック、確認するという形なのか」

レニー「………!………!!(必死に首を振っている)」

ティム「何、レニーのかわいさなら、予選通過間違いなしだ。心配するな」

レニー「………だって………(小ぶりな胸や、小さなお尻を気にしている素振り)」

バニー「………だ、大丈夫よ!世の中にはその、小さいのが好きな人もいるし」

アン「貧乳はステータスです!希少価値なのです!」

レニー「………曖昧3センチ………(胸をさすりながら)」

ティム「しかし、確かにレニー1人だけでは万一の事があると心配だな。もう1人くらい………(バニーを見る)」

バニー「はぁ!?あたしが出るの!?ムリムリムリ!怪盗ってバレちゃうじゃん!」

ティム「しかし………」

アン「わかりました!アンが参加します!このバインバインおっぱいとムチムチボディとプリプリヒップで、会場の審査員を悩殺してやるのですぅ!」

バニー「えっ!?」

アン「あふれ出るエロス!ほとばしるパトス!私の彼はパイロットなのです!ダッダーン!ボヨヨン!ボヨヨン!ウッーウッーウマウマ!可愛くてご・め・ん!」

バニー「………ムチムチボディって、その………」

ティム「………まぁ、なんだ、ちょっとふくよかだからな、アン君は」

レニー「………ウソ、大げさ、紛らわしい………」

アン「………………ひーん!!みんながデブって言いますーー!心に傷を負いましたーー!訴えてやりますぅーーー!」

バニー「そ、そこまでは言ってないでしょ!」

アン「じゃあバニーさんは、アンがデブかガリガリかって言ったらどっちだって言うんですか!?ねぇ、どっちだって言うんですか!!?」

バニー「えっ………その………ガリガリ、では、ないよね………?」

アン「………………わぁーーーん!やっぱりみんなデブだと思ってるんですぅーーー!」

バニー「そ、そんな、違うわよ!」

アン「じゃあアンのことをデブだとは、決して、一ミリも思わないんですね?神に誓えますね!?」

バニー「ま、まぁ、その、デブ、じゃないけど、ちょっと肉付きがいいって言うか、母性的と言うか………」

レニー「………バブみ………」

ティム「(ヒソヒソ)………グラマー、とでも言えばどうかね………?」

バニー「そ、そうよ!グラマー!グラマー美女!グラマー美女なの!!」

アン「美っ………!!び………美女なんて言われても、アンは騙されないですぅ!」

ティム「な、なんだ、その、私から見ても、アン君は十分綺麗だと思うぞ」

アン「えっ!!?」

バニー「そ、そうそう!綺麗綺麗!」

アン「………………えーー、そんなーまたーー。本当ですかぁーー?(照れ照れ)」

ティム「そうだぞ。ただ、その、レニーと一緒にアイドルコンテストに出てしまうとだな、

    レニーが逆にアン君と比較されてしまって、その、なんだ、いい結果を残せないような気がしてな」

アン「レニーさんが………?」

バニー「そ、そうね、レニーが本来の出場者だから、レニーより目立っちゃうのはちょっとね。ね?レニー?」

レニー「………………(こくこくこく)」

アン「むーーー………」

ティム「アン君はスピード狂だから、動体視力もいいんだろう?その素晴らしい目なら、観客席からでも怪しい奴をすぐ発見できるはずなんだ」

バニー「うん、うん!アンちゃんの目なら間違いない!」

レニー「………間違いない………(頷き)」

アン「………………わかりました!そしたら、アンは観客席から怪しい奴がいないかをチェックします!」

ティム「うむ、頼んだぞ!」

バニー「うん、うん、そうしよう、そうしよう(安堵した顔)」

GM「(小声)確かに、アンちゃんが壇上にあがると、コンテストがめちゃくちゃになりそう………」

バニー「(小声)GM、しーーーっ!!」

ティム「………さて、そうなると、私は男なのでコンテストに参加できないから、やはり参加はレニーとバニーが有力候補か」

アン「あ、GMさんGMさん!ティム様が女装して参加する、ってのはどうですか?」

GM「それは拒否かな………判定失敗して皇子様だとバレても面倒だし」

アン「えー、名案だと思ったんですが………」

ジョー「あっしがやりやしょうか?」

バニー「いや、無理(即答)」

ティム「ならば、選択肢は一つしかないな」

バニー「ええーー………やっぱりあたしがやらないとダメなの………?」

レニー「………(捨てられた子犬のような目)」

バニー「………あーもう、仕方ないわね………!ただ、あたしが怪盗だってバレないようにして参加するからね!」

ティム「ならば、レニーとバニーが出場、私とアンが警備と調査だな。2人とも!任せたぞ」

レニー「………ん………」

バニー「はぁーい………(半分ため息)」

アン「レニーさんレニーさん!誰もが目を奪われてく、君は完璧で究極の?」

レニー「………ゲoター!!」

アン「………よし、大丈夫ですね!」

バニー「何がよ!!」

アン「いやー、緊張をほぐそうとーー」

バニー「ほぐれるかっ!!」

レニー「………がんばる………!(ふんす)」

バニー「ほぐれてるっ!!(ガビーン)」

 

 

 

GM「さてさてコンテスト当日。会場の控え室には水着姿の美少女や美女が多数たむろしているぞ」

アン「げへへへ、水着の若いねーちゃんがいっぱいおるやんけぇ………眼福やぁ、眼福やぁ………!!」

ティム「アン君、君はこっちだ」

アン「あーーん!ご無体な!ご無体なーー!(ずるずると引きずられていく)」

バニー「ちょっと、コンテスト前に騒ぎは起こさないでよ?(笑)」

GM「さてさて、参加者のレニーとバニーはどうかなー?服装も申告してね」

レニー「………少し、恥ずかしい………(真っ赤な顔で、フリルのついた白い水着を着て壁際に立っている)」

GM「おや、スク水での参加じゃなかったのか(笑)」

レニー「………それはさすがに狙いすぎ………」

???「………あ、あの、レニーさんですか?(ピンクのビキニを着て前髪で顔を隠した、三つ編みおさげの少女がレニーに挨拶してくる)」

レニー「………誰………?」

???「あ、えっと、ボク、フェリアって言います。よろしくお願いしますね」

レニー「………フェリア………?(訝しむ)」

???「(コソコソ)………あたしよ、あ・た・し」

レニー「………あたし………?………オレオレ詐欺………?」

バニー「(小声で)………バニーよ、ファントムバニー!」

レニー「………!」

アン「ボクっ子………!!」

バニー「反応する所そこなの?(笑)」

アン「ボクっ子は貴重なのです!ボクっ子は貴重なのです!!!(大事なことなので2回言う)」

ティム「ここには我々はいないことになっているから、その辺でな(笑)」

バニー「(小声で)コンテストでは、このフェリアがバニーってのは秘密だから!名前呼んだりとかしないよう気をつけてね(前髪の間から覗く目は確かにバニーの瞳)」

レニー「コクコク(うなずく)」

バニー「恥ずかしいからあの2人にも秘密ね!………(フェリアの顔に戻り)じゃあ、また、後で(ペコリ)」

GM「そう言って去るフェリア、もといバニーの胸は、Bカップであった」

レニー「………!!」

バニー「ちょっと!変な設定つけないでよ!(笑)」

アン「ぐへへー、揺れるちちも捨てがたいけど、シャイな娘やボクっ子の小ぶりなちちもええなぁーーー」

ティム「アン!メリーアン!!だから君はこっちだと!」

アン「あーーん!もう少しだけ!もう少しだけ愛でていたいですぅーーー!(ずるずると引きずられていく)」

バニー「うわっ、やばい奴がいる………」

レニー「………見ちゃダメ………(目逸らし)」

 

 

 

GM「さて、そろそろコンテスト開始だ。ステージ前の審査員席には、DSK社の役員が数名と、白衣を着てモノクルをつけた医師が1人いるぞ」

ティム「医師?誰だ?」

GM「紹介では、アラン・クラインと言っていたね。DSK社お抱えの医師で、

   役員の体調管理のために来ているらしい。今日は一緒に審査員をやるようだね」

アン「怪しいです!こういう名前付きの敵は、大体ボス系かそれに類する奴なのです!」

GM「(ぎくり)」

ティム「そのアラン医師には、"高価な同人誌"を盗んだフードの男の特徴はあるのか?」

GM「うーん、ティム側から顔は見えず、判断できないね」

バニー「じゃあ、こっちからなら見える?」

GM「フェリア(バニー)とレニー側も、審査員席は遠くて判断できないね。判定成功すれば判別できるくらい近くに来るよ」

レニー「………がんばる………」

GM「さて、コンテストは5〜6人ずつの組に分かれてステージに上がり、特技などをアピールしていくぞ。レニーとフェリア(バニー)は同じ組のようだ」

バニー「ステージに上がる前にレニーに軽く手を振るよ」

レニー「………(照れながら軽くフェリアに振り返す)」

アン「あっ、レニーさんだ、ランランルー!ランランルー!!」

ティム「アン君、君は何をやっているんだ………?」

アン「ティム様!ほら、あそこ、レニーさんですよ!アンは嬉しくなるとついやっちゃうんです!ランランルー!!」

ティム「よしよし、わかったから静かにしていような(口押さえ)」

アン「ランラ(ムグムグムグ)」

GM「さて、ステージにレニーとフェリア(バニー)と他数人が並んだね。向かって左から1人ずつ自己紹介と簡単な特技やアピールを始めたよ」

レニー「………(ドキドキ)」

GM「それでは次は、37番、レニーさんお願いします。………歌う?踊る?」

レニー「………………!(激しく首を振っている)」

GM「じゃあ、ダイス判定かな。【力】と【技】はどちらがいいかな?」

レニー「………【力】にする………」

GM「今は………日中だろうね。そうすると、吸血鬼のカード効果は+2かつ-4の………-2になるよ?」

バニー「えっ、マイナス!?」

ティム「そうか、しまった、日中だったか………!」

レニー「………だから、ダメだって言ったのに………(口尖らせ)」

GM「やっぱり、歌う?」

レニー「………無理………」

アン「諦めんなよ!諦めんなお前!どうしてそこで諦めるんだそこで!もう少し頑張ってみろって!ダメダメダメダメ諦めたら!

   周りのことを思えよ!応援してくれてる人のことを思ってみろって!あともうちょっとのところなんだから!!」

バニー「うわっ、暑苦しい!」

ティム「ルレーブの松〇修造だな………」

アン「頑張れ頑張れできるできる絶対できる頑張れもっとやれるって!!」

レニー「………うぅ………」

GM「それでは、自己紹介からどうぞ」

レニー「………………さんじゅうななばん、レニー、です。特技は、射撃です(真っ赤になりながら)」

GM「レニーの紹介を受けて、品定めをするように見るアラン医師とDSK社の役員たち………」

バニー「そう言われると、なんか嫌な感じね………」

ティム「まぁ、審査とはある意味、品定めだからな………」

レニー「………うぅ………(真っ赤な顔で震えている)」

アン「紹介を受けて、いやらしい目で!じっくりねっとりと!

  レニーさんの乳・尻・ふとももを!舐め回すように見る!アラン医師と役員たち!!」

レニー「………………!!!」

バニー「うわっ!それは嫌!!絶対嫌!!!」

GM「さ、さすがにそこまでひどくはないよ。せいぜい面接官みたいな態度と視線くらいじゃないかな?(笑)」

アン「えーー、そうなんですかぁーー?(不服そう)」

バニー「良かった、いやらしい目で見られるくらいならいっそステージから飛び降りて逃げようかと思ったわよ!(笑)」

レニー「………………(涙目でプルプルしている)」

ティム「………アン君、あまりレニーを怖がらせないでくれたまえ(にこやかに威圧)」

アン「ひぃ!は、はいですぅ!ごめんなさいぃ!」

GM「えーと、さて、じゃあ、話を戻すね。………レニーの紹介を受けて、アラン医師が口を開くよ」

アラン「ほーぅほぅほぅ、可愛らーしいお嬢さんですなぁ。でーは、その得意な射撃とやらをぉやってみてくれますかぁなぁ?」

GM「実銃は危ないから水鉄砲で………はい、向こうにある風船を狙って撃ってね。ダイスをどうぞ!」

レニー「………これ、銃だとして、ガンブレイズのスキル、使える………?」

GM「うーん、難しい所だけど………一応水鉄砲も銃の範疇だからOKってことで」

バニー「適当!」

GM「この辺はGM裁量だからね。というか、この+3がないと12出さないと成功しないから………」

アン「えーと、5から2引いて、12足して………あっ、本当ですね!」

ティム「それでも成功には9以上必要か。頼んだぞ!」

レニー「…………ん………この銃、軽すぎ…………(ピューー)」

 

 

2d6+5+2-4+3 = 6+5+2-4+3 = 12 < 15

判定失敗!

 

 

GM「残念、水鉄砲を撃ったが、風船には当たらずその横にいた水着の女性スタッフを濡らしてしまったぞ」

レニー「………ダメだった………」

アン「ムッハーー!!濡れた髪!透けるシャツ!艶やかなその唇!!激しく前後に動く!カワイイヤッターー!」

ティム「アン君!だから!!君は!!!」

アン「アイエエエ!ティム様!?ティム様ナンデ!?………ンアーーーッ!!(ずるずると引きずられていく)」

バニー「…………うん、気にしたら負けよ、気にしたら負け(吹っ切れた)」

アラン「ほーぅほぅほぅ。射撃は得意と言いましたがぁ、あーんまり上手ではなかったよーぅですねぇ」

GM「アラン医師の言葉を聞いて、他の審査員ももう次の人に興味が移っちゃってるようだね」

レニー「………………………」

ティム「うーむ、吸血鬼のマイナス効果が想像以上に大きかったか。すまないな、無理をさせた」

アン「レニーさんは、色気、情熱、思想、理念、頭脳、気品、優雅さ、勤勉さ………そしてなによりも!速さが足りない!!」

バニー「速さは関係ないでしょ!」

レニー「………敗因は………速さ………!(ショックを受けている)」

バニー「信じちゃってるーー!?(ガビーン)」

GM「とりあえずレニー、闇カードを一枚どうぞ」

レニー「………自分、不器用ですから………」

バニー「どこの健さんよ!(笑)」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜闇カード〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜〜〜【孤児】〜〜〜〜〜〜〜〜

 

君には血のつながった家族がいない.....

だが幸い、優しい院長のいる孤児院で育つことができた。

この冒険がうまくいけば、院の子供達を助けられるかもしれない。

 

※ ボーナス:力+1

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

レニー「………孤児だった、みたい………」

バニー「へぇー………、あっ、じゃあ、孤児として幼少期から訓練を受けていたけど、実は吸血鬼の一族で素質があり、今では皇子お抱えの銃士になった!みたいな感じ?」

レニー「………きっとそんな感じ………」

ティム「孤児であっても、貧民であっても、優秀であれば登用する。我が国は生まれよりも成果を重視するからな」

アン「成果を重視するんですね!」

バニー「銃士だけに?」

ティム「………銃士だけに」

アン「こうして、この世界にまた一つ新しいトリビアが生まれた。トーリービアーーー」

レニー「………こちら、メロンパン入れになっております………」

 

 

 

GM「では、次はフェリア(バニー)かな。ティムとアンちゃんも、他の参加者を見て、消去法でフェリアがバニーではないかと気付いたぞ。………ということにしよう(笑)」

バニー「えー!秘密にしておきたかったのに!(笑)」

ティム「まぁ、目の前でロールプレイしている都合上、秘密も何もあったものではないがな(笑)」

アン「なんということでしょう!匠の技によって、勝気なバニーさんがおしとやかな美少女に………!」

バニー「そんなビフォーアフターな感想いらないから!(笑)」

ティム「さて、バニー君には頑張ってほしいが………」

バニー「大丈夫、出たからには全力でやるし!………出目以外(笑)」

ティム「うむ、任せたぞ!」

レニー「………………(期待の眼差し)」

アン「………はっ、アレやらなきゃです!ランランr(ムグムグムグ)」

GM「では、39番のフェリアさん、自己紹介からどうぞ」

バニー「はい。39番、フェリアです。家は大通りのパン屋、"月兎(ゲット)"です。みんな後で買いに来てくださいね!」

ティム「パン屋の娘だったのか」

アン「菓子パン、ゲットだぜ!(サ〇シ風に)」

バニー「そっちの意味じゃないっ!月のうさぎって書いて、月兎(ゲット)!」

アン「えっ!?月野う〇ぎでしたか!?」

レニー「………ムーン・プリズムパ〇ー、メイクアーップ………!」

バニー「違ーーーう!!」

ティム「GM、進めてくれ(遠い目)」

GM「了解(笑)じゃあ、フェリア(バニー)にアラン医師が質問するね」

アラン「ほーぅほぅほぅ、君の特技はなーにかね?」

バニー「はい、おいしいパンを焼くことです!ここでパン作りを披露できないのが残念ですが………

    お店に来てくれたらいつでもボクのパンが食べられますから、ぜひ来てくださいね!」

アン「ボクっ子………!!ボクっ子は貴重………!!!」

バニー「そのくだりはさっきやったでしょ!!(笑)」

ティム「しかし、特技をパン作りにしたのはうまいな」

バニー「でしょ!これならステージ上でヘマをしなくていいかなって!あと、お客さんも増えるかもしれないし」

レニー「………商売上手………」

アン「さすがバニーさんですね!」

ティム「(小声で)アン君………ッ!」

アン「あっ………(周りの視線を見て)バ、バニーの形のパンが美味しいんですよね!バニーの!」

GM「ウサギ形のパンをバニーパンと呼ぶかどうかはおいておいて………まぁ、なんとか誤魔化せた………かな?」

バニー「ちょっと!ヒヤヒヤするじゃない………!」

レニー「………誰も知らない、知られちゃいけない………」

アン「デッビー〇マーン、デビ〇マーーン!」

ティム「しかし、家が『月兎』という辺りで、怪盗ファントムバニーとの関連に気付く人は気付くんじゃないかと思うが………?」

バニー「そこは、ほら、お約束ってことで!」

アン「セーラームー〇やプリキoアが顔を見られても変身前の人がバレないのと一緒ですね!」

レニー「………怪盗キoドも………」

ティム「………まぁ、深く考えたらダメか(笑)」

GM「さてさて、ではバニー………もとい、フェリアの判定だ。【力】と【技】、どちらでいくかな?それとも、歌う?」

バニー「うーん、歌うのはちょっと恥ずかしいかな………あっ、そうか、ここ都市だよね?」

GM「まぁ、都市でやってるだろうね」

バニー「そしたら、この【都会っ子】のダイス増やす効果、使えるよね?」

GM「………使えるね」

バニー「よし!じゃあ、1ダイスプラスして、【技】でいっきまーす!」

GM「了解。じゃあフェリア、ダイスをどうぞ!」

バニー「とりゃ!………じゃなくて、えいっ!(ウインク)」

 

 

2d6+1d6+4 = 9+2+4 = 15 > 13

判定成功!

 

 

GM「おお、成功だ。フェリアのウインクで見事、審査員のハートを射止められたようだね」

バニー「やったぁ!えへっ」

レニー「………キャラ違う………」

バニー「えっ、だって、今はフェリアだもん、普通のパン屋の娘だもん。えへへっ」

アン「これぞ、ギャップ萌えですね!フヒヒッ!」

ティム「その笑いは怖いぞ………」

アン「えっ、デュフフって笑うよりはいいじゃないですかっ、"デュフフ!"よりかは!」

レニー「………比較対象が良くない………」

GM「ということで、予選会は終了だ。最終的に10名ほど残ったが、フェリア(バニー)は無事予選通過したよ」

バニー「やったぁ!」

GM「そして、残念ながらレニーは落選だったようだね」

レニー「………ダメだった………」

ティム「うむ、ご苦労だった。今回は残念だったな」

レニー「………………(胸をさすりながら)」

ティム「何、気にするな。胸の大小が影響したというわけでもないだろうし、たまたまだ」

アン「男の人っていつもそうですね!私たちの胸のことなんだと思ってるんですか!?」

バニー「あー、まぁ、胸ばっか気にする男は少なからずいるからねぇ………」

ティム「まぁ、レニーは十分に可愛いと思うぞ。惜しむらくは、それが審査員に伝わらなかったということだな」

レニー「………ありがとう………(真っ赤)」

バニー「おやおやーー?皇子サマー、もーしーかーしーてーー………?(ニヤニヤ)」

ティム「!!そ、そ、そういう訳ではないぞ!一般的に見て、だ。一般的にな!」

バニー「へーー?(ニヤニヤ)」

アン「ほほぅ………(ニヤニヤ)」

レニー「………………………(顔真っ赤)」

ティム「うっ、つ、次に進めるぞ!GM!」

GM「了解了解(笑)えーと、そしたら、最終選考に残ったフェリア(バニー)たちの前に、DSK社の役員と、アラン医師がやってきたぞ」

バニー「ん!ついに………!やっぱり、このアランってのが"高価な同人誌"を盗んだローブ男だったの?」

GM「アラン医師の顔は大きな鷲鼻が特徴的だが、近くで見た所、その鼻がローブからのぞいていた鼻に似ている………かもしれないんじゃないか、とわかった」

バニー「な、なんか微妙ね………」

GM「レニーが成功してたらはっきりしたかもしれないけど、バニーは今回場面PCではないから、この程度しかわからなかったよ」

バニー「まぁ、アラン医師は黒幕の可能性が高そうだ、だけでも分かったからいっか」

GM「といった所でアイドルコンテストは無事終了、かな?」

アン「GMさんGMさん!コンテストの結果はどうなったんですか?フェリアちゃんは無事優勝できたんですか?」

バニー「無事優勝って何よ(笑)」

GM「優勝はフェリアとは別の人になったみたいだね。これも、判定成功したけど場面PCではないからってことで」

バニー「そうね、さすがに優勝までいくと目立っちゃうし、目的の予選通過と顔の確認は達成したんだから十分、十分!」

ティム「2人とも、ご苦労だったな。アラン医師のことは後で我が国の諜報部隊に調べてもらおう」

アン「レニーさんもお疲れ様でした!また次のコンテストもよろしくお願いします!」

バニー「次ってあるの?(笑)」

レニー「………もう二度と参加しない………(ぷいっ)」

GM「えー、ではでは、"高価な同人誌"の手がかりを掴むため、帝国DSK社主催のアイドルコンテストに出場したレニーとバニー。

   アラン医師という謎の人物が現れた所で、次の……………おっと、忘れてた、バニーに光カードを引いてもらわないと」

バニー「あ、そうだった。えーと、じゃあ、これで!」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜光カード〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜〜【機械鎧】〜〜〜〜〜〜〜〜

 

蒸気を振りまき駆動する鋼鉄のパワードスーツ。

君にしか操れないこのスチームマシンで、悪を砕き、世界を救え!

 

※ ボーナス:力+3、技+3

 スキル(常時):(前略)ひとつでも1のダイス目が出た場合、君は判定に失敗して、周囲を破壊する。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

バニー「おおー、いわゆるオートメイル?」

GM「そうだね、アイア〇マンみたいな全身装着型とかでもいいけど、ゴツすぎるんで、ガントレットとか義手みたいなのを考えてもらえばいいよ」

アン「わー、すごいですね!バニーさんはこれから美少女+メカみたいな姿になるんですか?強そう!」

バニー「いやー、そんなことはないと思うけどーー(照れ照れ)」

レニー「………パンツじゃないから恥ずかしくないもん………」

バニー「………………えっ、待って!そっちじゃないでしょ!?えっ?ストライクウィoチーズみたいなのじゃないよね?ハガ〇ンみたいなやつだよね?」

GM「ご想像にお任せします(笑)」

バニー「嘘でしょ!?」

アン「パーンーツ、パーンーツ(手拍子付きで)」

レニー「………パーンーツ、パーンーツ………」

アン「パーンーツ!パーンーツ!!」

バニー「ア、ア………アンちゃんだってジェットブーツ履いてるじゃない!(論点すり替え)」

アン「アンの奴はスカートの所がバーニアになるブーツ一体型スカートなんですー!パンツ丸見えじゃないんですー!偉い人にはそれがわからんのですぅーっ!!」

バニー「うわっ、そう言われるとなんかムカつく!」

ティム「まぁまぁ………それにしても、判定的にも力+3、技+3はすごいな。暴走の危険はあるとはいえ、かなり強いことは間違いないだろう」

レニー「………日中でもデメリットないのはずるい………」

GM「だね。この機械鎧………オートメイルは、アイドルコンテストの賞品でもらった感じかな」

バニー「優勝したわけでもないのにオートメイルを賞品として渡すアイドルコンテストって、えらい太っ腹ね………!」

GM「ちなみに優勝賞品は、DSK社の最新家庭用オートマタ2台でした」

バニー「豪華すぎる!!!」

アン「うわー!アンもメイドロボ欲しかったですぅ!」

ティム「アン君はそもそもメイドではなかったのか(笑)」

バニー「メイドロボあったら、アンちゃんいらないよね(笑)」

アン「はうっ!?く、クビにしないでくださいぃーーー!」

レニー「………見事に自爆………」

 

 








[次回予告!]


えへへっ、フェリアです。
波乱のアイドルコンテストは無事終了しました!
で、そこで会った帝国DSK社のアラン医師って人が"高価な同人誌"を盗んだ犯人かもしれない!
………ってとこまではわかったんですが、証拠がないんですよね………

そんな中、殺人鬼………じゃなくて、殺ロボ鬼がまた現れたんです!
目撃されたのは、廃工場立ち並ぶ、巨大な虫とかいそうな汚染区域!


床とか油でベタベタ、毒々しいペンキがそこら中についていて………
みなさん、本当にこの中を探すんですか………!?



次回!
ファントムバニーは2度笑う!

『コワイの REFLECTION (前編) 』



アン「ハッキシ言ってね?おもしろカッコイイって!」
バニー「なんで依頼なのよっ!………じゃなかった、いけないいけない(てへっ)」



※7/2(火) 21時は巻末付録(キャラクターシート)を更新します。
 本編更新は7/6(土) 21時の予定!

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