少々今回も短いですが、諸事情により時間がなく…。
検問所防御シャッター。
これは畜生街・隔離壁が建設された際に当時の技術の粋を結集して設計された防御シャッターである。
元々は当時の政府が異能者に突破されないようにと設置させたものなのだが・‥‥
それは今度は政府側の介入を妨げることになるとはなんとも皮肉である。
‥‥……
ドガァァァァン!!!!!
そしてその隔離壁の防御シャッターが突如として破られた。
さらにその土煙を突破して多くのヒーロー達と警察がなだれ込んできた。
「ヒーローと警察だ!!畜生街!!違法武器製造・運用・銃刀法違反及びその他多数の容疑で強制捜査令状が出ている!!」
刑事らしき男性が大声でそう言い放ちながら街に向かって接近していた。
この突破に関しては畜生街も少々詰めが甘かったと言わざるを得なかった。
そもそもこの街の隔離壁と街本体の位置関係としては東・北側のゲートが最も街に遠く、砂漠等がある関係で防衛線を構築しやすい。
西側のゲートはまぁまぁな遠さなのでそこそこの配置を敷ける。
しかし、南側はそうもいかなかった。
そもそも南側ゲートは街に直通している関係で検問所駐留部隊を多く配置できるが、防衛線を構築できないのだ。街の中にあるせいで‥‥。
「敵襲!!敵襲!!」
「北・東に集結していた戦車隊を呼び戻せ!!!」
おかげで戦車隊を北・東側に集中させすぎた弊害で、市街地守備隊には装甲車ぐらいしかいなかった。
防衛室
「はぁ!?南側ゲートからですか!?」
『はっはい!!北・東ゲートに主力を集結させていたせいで市街地戦が発生しています!!RCVの出動許可を!!』
「あ~もう!!許可します!!歩兵部隊の主力だけでは無理でしょうからへり部隊と軽戦車隊をさっさと回しなさい!!」
カヤは久々に大焦り状態であった。
防衛作戦はカンナとアコに一任していたが、二人は以前紹介した東側ゲートか近い上に外部から入りやすい北ゲートから来ると思っていたので北・東に戦力を集中させてしまったのだ。
なのでカヤ経由で急いで戦車隊を呼び戻したのだがそれでもこの隔離壁内で反対のゲート側へ行くのには一時間は余裕でかかるし、ヘルメット団の有無でニ~三時間程度になる可能性もあるのだ。
「…総員!!武装しておくように!!」
『『『ええ!?』』』
カヤはなんとサンクトゥムタワー内での交戦を想定して防衛室やその他の一般職員たちに完全武装を指示した。
さて、ヒーロー達と警察の目的地であるが、なんとそのサンクトゥムタワーであった。
実を言うと、壊理を回収した畜生街側であったが、畜生街において幼女を収容できる施設なんぞそうはない。
一見すれば各学園に任せればいいのでは?と思うだろう。
しかし、各学園は中小ヤクザやヘルメット団による襲撃や治安維持活動の影響でニ~三日に一回は銃撃戦に巻き込まれるので幼女を預けることなんぞ到底できないし、というか癖の強い者が多すぎて成長途中の幼女にどんな悪影響を与えるか分かったもんではない。
なのでカヤは三大ヤクザの組長らと交渉してサンクトゥムタワーの一室であずかることとしたのだ。
※ちなみに三大ヤクザと埴輪教は論外だと七神リン行政官から無言の圧力を受けたとカヤがのちに語っている。
まぁともかくだ。
今回のヒーロー達と警察はサンクトゥムタワーに壊理がいるという情報をどうやってか入手していたので突入してきたのだ。
「87式偵察警戒車(RCV)前へ!25㎜機関砲を浴びせろ!!」
とはいえ、畜生街側も必死だ。
これまで自分たちが必死に築いてきた街を蹂躙されかけているのだから‥‥
こうして交戦が始まった。
次回 第三者の関与?
次回は28日を予定しております。
もしこれの後に書くとしたらどれがいいでしょうか?設定自体は書いているんですが…
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