私の畜生街   作:島田愛里寿

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お待たせしました!


質問があったのですが、カヤの個性で召喚された生徒は一応再召喚という形で捕虜になっても呼び戻すことは可能ではあるのですが、相澤先生の個性を使われると再召喚できなくなる可能性があるのです。

なので前話の戦闘で必死に捕虜奪還に走っていたわけです。


ちなみに今回銀英伝の名言をちょっと意訳して入れました!


第二十九話

さて、三大ヤクザや埴輪教の増援が来るまでの間、自前の戦力のみかつ、南側ゲートにいた戦力のみで防衛を強いられていた防衛室であったが‥‥

 

 

『こちら一階守備隊!!敵が突破しました!!』

 

 

『二階守備隊応戦中!!』

 

 

 

『こちら十五階守備隊!!侵入されました!!交戦を開始します!!』

 

 

 

「いや、なんでそこまで突破されているんですか!!まだ下層部とはいえなんで!!」

 

 

「じ、実は‥‥」

 

 

なんと管理室はエレベーター関係のシステム一式を停止させていなかったのだ。

 

 

 

実をいうと防衛体制の構築がビル内で整っていなかった関係で管理室は独断でエレベーターを使用しての部隊展開を行っていたので、敵に侵入された際に使用されないようにエレベーター関係のシステムを停止させろという公安局からの指示を無視したのだ。

 

 

おかげで展開が完了する前にファットガム・サーナイトアイ・バブルガール・センチピーダー・ロックロック・刑事・雄英生数名が突破してしまい、エレベーターを使用されてしまったのだ。

 

 

一階守備隊からの急報を聞いて慌てて十五階で停止させたのでこれ以上の侵入を阻止できたが、サンクトゥムタワーに下層とはいえ侵入者に侵入されたのはこれが初なので大失態である。

 

 

「ぬわぁにをやっているんですが!!管理室は!!後で全員折檻です!!」

 

 

 

『『『『『ひぃ~~~~~~!!!』』』』』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、ヒーロー達と警察はエレベーターが途中で停止したので十五階から必死に防衛部隊を退けつつ、階段を駆け上がっていた。

 

 

さて、サンクトゥムタワーが何階建てなのかについて皆様は疑問だと思うだろう。

 

 

(というか作者も調べたのですが不明でした‥‥)

 

 

 

この世界のサンクトゥムタワーは畜生街一の建造物であり、その階数は脅威の二百階である。

 

 

 

おかげで階段も普段は非常用とされており、埃まみれなのだ。

 

 

おまけに非常用に各十階ごとにシャッターが閉められており、雄英生一名を除いて突破は用意ではなかった。

 

 

一応監視カメラ経由で敵に知られているのは分かったが、個性ではないので物理的にカメラを壊すしかないのだが、ならず者が侵入した場合を想定して監視カメラにしては強固な物なのですでに放置して壊理を救出し、カヤを拘束することにしたのだ。

 

 

ん?なんでカヤが拘束対象なのかって??

 

 

 

よく考えてほしい。

 

 

 

 

不知火カヤ防衛室室長。

 

 

彼女の権限は畜生街においてはナンバースリーともいうべき地位だ。

 

 

流石に三大ヤクザや埴輪教、そして三大ヤクザ組長たちの恩師よりは下になってしまうが、畜生街においては絶大な権限と地位を有し、彼女が主に畜生街の外交担当でもある、要は隔離壁外に対する畜生街の顔役だ。

 

 

 

そんな彼女は政府からは要警戒人物としてみなされており、さらには彼女さえ押さえれば畜生街の権益は得たも同然な存在でああると思われていたのだ。

 

 

 

 

‥‥実際にはあくまで代行に近い立場であり、彼女の代わりは何人かいるという当時の三大ヤクザ組長らの考えを知ったらどうなることやら。

 

 

おまけにカヤ自身もその立場や防衛室・行政室等の権限拡大・確保のために多少なりとも隔離壁外では犯罪とみなされるような行為を指示したり、武器を大量に所有していることから政府としてはテロ等準備罪でしょっ引いて合法的に畜生街全体を接収しようと考えていたのだ。

 

 

三大ヤクザや新興宗教程度は後々、適当な罪をでっちあげて拘束してしまえばいいと考えており、剛欲同盟の保有する石油プラント等を接収した後の権限やそこに投入される公金のちょろまかしに眼が眩んで鎮圧できていないのに捕らぬ狸の皮算用と言わんばかりにすでに政府内で権力闘争が始まっていたりするのだ。

 

 

 

後にカヤは部下からこの報告を受けて部下に『政治家というのは別に偉いわけではありませんよ。国民から選ばれて国民が収めた税金を公平にかつ平等に再配分するという任務を託され、それに従事するだけの存在です。まぁまったく偉いわけではなく、いわばただの寄生虫。偉く見えるのは宣伝の結果なんです。寄生虫は基本的には寄生先を死なせたくはないのですが‥‥。まぁこの国の政治家は腐りきってますからそのうち瓦解しますよ…』と哀れみの表情をしつつ話したそうだ。

 

 

 

 

 

かなり話が脱線したので話を戻そう。

 

 

「もうすぐ百階です!!」

 

 

「情報のあった百五十階まではまだまだやな!!」

 

 

 

※捕捉しておくと、防衛室や財務室、行政室、調停室等は百七十階から上に存在し、防衛室は百七十階に存在します。壊理ちゃんはヒーロー達と警察が入手した情報とは異なり、接しやすそうな岩櫃アユムが室長を務める調停室(百七十九階)で保護中です。

 

 

 

さて、カヤがこんな状況を見過ごしているだろうか?

 

 

いいや‥‥

 

 

 

「ん?」

 

 

 

「侵入者を捕捉。排除します」

 

 

 

SRT、『FOX小隊』を投入させた。




次回 カヤ出陣!!

次回更新はおそらく三日あたりだと思います。

もしこれの後に書くとしたらどれがいいでしょうか?設定自体は書いているんですが…

  • 転生カヤもの
  • VOICEROID×バイオ
  • VOICEROID×スパロボ
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