私の畜生街   作:島田愛里寿

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予定よりも早く投稿できました!調子が良かったら金曜にも投稿できるかもしれません!


第三十四話

え~。現在、畜生街隔離壁外部では三つの勢力がマリーとヒヨリが収容されている近隣の警察署と不穏なたくらみをしていて件の警察署の近くまで来ていた政治家共の元に向かっているわけであるが‥‥。

 

 

 

「私は!!」

 

 

ドガ!!バキ!!

 

 

「本当に!!!」

 

 

ダァン!!

 

 

「とても!!」

 

 

バコン!!!

 

 

「悲しいです!!!!」

 

 

ドガァァン!!

 

 

 

 

「正義の味方を語り、市民を守るべきあなた方がこのような蛮行に手を貸すなど!!」

 

 

 

救護騎士団団長の蒼森ミネが大泣きしながら暴れ散らかしていた。

 

 

 

ちなみに事態を聞いて慌てたティーパーティーから聖園ミカが駆けつけてきて制止を図ったが…

 

 

「ミカ様!!しばしお待ちください!!この者たちを完全に救護せねば!!」

 

 

「だからそれを一旦やめてって言ってんの!!」

 

 

‥‥制止を聞くわけがなかった。

 

 

 

 

ブルーアーカイブファンの方々ならご承知のことであろうが、蒼森ミネはトリニティ総合学園において怪我をした生徒の治療が主な活動内容となっており、この世界線ではトリニティ管轄内での負傷者全般の治療を請け負っている組織だ。

 

 

そしてその団長であるミネは正義感と使命感が極めて強く、実直で生真面目な性格もあって職務に非常に忠実且つ邁進している。しかし、頑固で思い込みが激しい一面があるせいで訳も聞かずに自身の考えで有無を言わさずに他者に向かって疑惑や正論を直球でぶつけるか、即座にM1887散弾銃か拳でぶっ飛ばす悪い癖があるのだ。

 

とはいえ他の救護騎士団員はまともな救護要員な上に献身的な医者でもあるので頼りにはされている。

 

 

まぁ『救護が必要な場に救護を』が救護騎士団のモットーであるのだが、前述したミネ団長の素行も相まって救護騎士団は『ミネが壊して騎士団が治す』とこの世界においても三大ヤクザや畜生街一般住民たちからそんな評価を受けていたりする。

 

 

 

 

 

 

しかし、畜生街側の常識などヒーロー側は知らないので‥‥。

 

 

 

 

「いやいやいや!!あれが救護騎士団!?あれで救命専門部隊とか絶対うそでしょ!?」

 

 

公安の工作員から情報を聞いていたホークスは唖然と驚愕を同時にするという器用なことをしながらアリウス分校の生徒が放ったスティンガー対空ミサイルを必死に回避していた。

 

 

アリウス分校の戦力はA41重巡航戦車『センチュリオン』Mk.1が三十五両。87式自走高射機関砲十三両、ウォーリア装甲戦闘車二十五両という…いやもうこれ機甲師団レベルだろと突っ込まれそうな編成できており、これにシスターフッドのクルセーダー巡航戦車二十五両と救護騎士団特注の救急車が五十五台も随伴しているのだ。

 

 

え?救急車は戦闘車両じゃない??防爆・防弾・機関銃搭載の安全安心な畜生街仕様ですがなにか?

 

 

‥‥まぁ戦車や装甲車に随伴する形で大量の救急車がサイレン鳴らしながら猛進してくる様はなかなかシュールであるが( ̄▽ ̄;)。

 

 

 

さて、何故マリーとヒヨリが連れ去られたのか読者の皆様は疑問であると思う。

 

 

まぁ最初の理由としては不運が重なった結果といえよう。

 

 

マリーはシスターフッドとして戦う者達の後方支援のためにヒヨリは高所からのNTW-20対物狙撃銃を用いた狙撃任務のために後方に展開していたのだが、前線がヒーローと警察との混戦によって混乱。

 

その結果、マリーは弾薬を持っていたために捕縛され、ヒヨリは対物ライフルを所持していたことから逮捕されたのだ。

 

 

そして警察の現場としてはこの弾薬や武器の入手経路を把握して畜生街への武器の流入を止めて再度突入・検挙するために尋問目的に警察署に連行したのだ。

 

 

公安としても似たような理由から警察署への連行に賛成し、聴取を行っていたのだ。

 

 

とはいえマリーは怖がって泣き顔でいるだけで何も話さず、アリウススクワッドのヒヨリも卑屈で小心者な悲観主義者なこともあって「うわぁぁぁん!」と悲鳴を上げるだけでなにも話さなかった。

 

 

まぁヒヨリは実働部隊なのでそこまで極秘裏な裏情報は知らないし、マリーも普段はシスター業務しかやっていないので畜生街についてはトリニティの管轄エリアや三大ヤクザの一部情報しか知らないので情報を引き出すのにはこの二人をしたのは完全な人選ミスであった。

 

 

んでこの二人のことを知ったAFOシンパや諸外国との繋がりがかなり強い政治屋共が人身売買や人体実験・個性研究等の素体として有用だと思い裏ルートで売りさばこうとしたというわけである。

 

 

 

そしてその警察署では‥‥

 

 

ダダン!!ダダダダダ!!

 

 

サオリ率いるアリウススクワッドの面々がすでに留置所に突入しており、ヒヨリとマリーを救出していた。

 

 

「大丈夫か?」

 

 

 

「はっはい!!」

 

 

「怖かったです~~!!」

 

 

既にこの警察署の人員は半数以上が死傷しており、壊滅状態であった。

 

 

 

 

 

ちなみに件の政治家共はどちらが二人を好きにするかでもめていたせいで避難が遅れてアリウス分校の部隊に泊まっていた建物を包囲されていた。

 

 

アリウスの部隊は突入しようとしたが、事情を知らない警視庁機動隊が駆けつけてきたので銃撃戦は苛烈さを増す結果となったが‥‥。

 

 

「こちら政治屋確保部隊の白洲アズサだ!!鬼の第四機動隊が出てきた!こっちにセンチュリオンを寄越してくれ!!」

 

 

 

 

それから三十分後、政治家共は確保されて畜生街に連行されていった。




次回で政治家共がとんでもないことに‥‥?

これの後にブルアカ物書く予定なんですがどれがいいでしょうか?

  • 転生カヤもの
  • オリジナル学園&カヤの母校
  • 改変版カヤ 元SRT
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