さて、先日の放送事件から一週間ほどがたった。
政治家共はアリウスとトリニティの怒りをもろに買って斬殺されていた一部の者を除いてさんざん痛めつけられたうえで全員返却されたが、生きて帰っても裁判等が待っており全員が政治家としての道を終了させられていた。
そんな状況下でも畜生街側は外部からの干渉が明らかに減ったのですごしやすくなったので、内政に注力するようになり関係性や壁外への武力行使もなくなっていた。
のだが…。
「はい?異能解放軍??」
カヤはカンナからの報告に頭を傾げながら聞く。
「はい。どうも最近壁外にて流行っている思想組織らしく、『異能の自由行使は人間として当然の権利』を題目にして好き勝手やりたい連中のようです」
カンナの報告にカヤは頭を抱えた。
畜生街では基本的に個性の使用はとがめられないが、一定の規則は存在するのだ。
なにせここは基本的にヤクザによる統治が行われている畜生街。
不文律というのも存在している。
たとえば三大ヤクザの組長らでさえ顔の上がらない
上記の他にも何個かあるが、基本それさえ守れば好き勝手やっていいのが畜生街だ。
しかし、それに満足できない輩が一定数いるのもまた事実である。
「で?その異能解放軍がどうしたのですか?」
カヤはそこが疑問であった。
「それがどうもこの畜生街にも進出してきているようで‥‥」
ドガァァァァァァァン!!!
カンナが説明し始めた瞬間、突如として爆発が起こった。
「っ!?何事ですか!!」
「緊急!!異能解放を叫ぶ半グレ集団が残無様ならびに滞在されていた寺を襲撃!!たまたま会合のために同席しておられた三大ヤクザ組長の方々が応戦していますが数が多く形勢不利とのこと!!」
カンナが話していた異能解放軍がなんとよりにもよって残無を襲撃したのだ。
この行為は畜生街においてはタブー中のタブーである。
三大ヤクザ組長らの恩人であり彼女たちでも顔が上がらない相手だ。
当然カヤも頭が上がらない関係上、彼女が怒ったら手が付けられない。
そのため彼女自身を襲うことや神社仏閣を破壊する行為はタブーとされてきたのだ。
この時点で異能解放軍は畜生街の逆鱗に触れるどころか無理やり引っぺがす行為を働いたも同然であった。
この事態にカヤは動員令を発令し、慌てて全戦力を戦闘エリアに投入。
数時間で鎮圧に成功したが‥‥。
翌日、残無に呼び出されることとなった。
次回 勅令
これの後にブルアカ物書く予定なんですがどれがいいでしょうか?
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転生カヤもの
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オリジナル学園&カヤの母校
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改変版カヤ 元SRT