私の畜生街   作:島田愛里寿

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今回は原作時間軸に一気に飛びます。


ちなみにキヴォトス人の不老性についてはオリジナルで神秘が常識のキヴォトスでは普通に年を取るがヒロアカ世界では神秘がないので不老効果となったみたいな感じです。


第三話

さて、あれから六年後。

 

 

カヤの年齢も十六歳となっていた。

 

 

なお彼女の身長と年齢は個性発現時からブルーアーカイブの不知火カヤと同じくらいになっているので変わっていないし、キヴォトス人のような耐久性と不老性を持ち合わせているので特に変化はない。

 

 

「さて、あれからもう五年ですか時間がたつのは早いですね」

 

 

 

「そうは言いますけど室長。この書類の山は消えませんよ??」

 

 

次席のツッコミにカヤは机に突っ伏した。

 

 

「いやぁ~。もうなんでこんなに書類が減らないんですかぁ‥‥」

 

 

カヤの嘆きはもっともだ。なんせ五年の間で彼女自身の書類処理能力が上がったものの、毎年殺す気かというレベルで書類が減るどころか増え続けているのだから。

 

 

「失礼するわ」

 

 

そんな防衛室にエルフのような耳をした少女が入って来た。

 

 

「あら?財務室長一体何用ですか?」

 

 

彼女は扇喜アオイ。

 

防衛室とは異なり経理部門のような部署の室長である。

 

 

「この書類のハンコの位置がずれていますから直してちょうだい」

 

 

と書類を突き返してきた。

 

 

 

「‥‥相変わらずのハンコ文化ですねぇ」

 

 

「何か問題かしら?」

 

 

「いやなんでも」

 

 

カヤとしては召喚したのは自分であるので顎で使われているような感じは少々不満だが修正点があるなら直さねばならない。アオイは良くも悪くも中立な立場なのだから。

 

 

「で?どこのハンコですか?」

 

 

「ここです。あなたの承認欄のハンコが斜めになってません」

 

 

日本の面倒な風習である。

 

 

 

さて、一旦防衛室に関係する部署や関係を説明しよう。当初は防衛室のみであったのだが政府との交渉だの予算の整理だの畜生街での戦闘での報告書の精査だのなんだのとカヤや補佐の次席や秘書官では手が回らなくなってきたのだ。

 

 

なので連邦生徒会のメンバー全員を召喚してそれぞれの部署を創設。これによってカヤたち防衛室の負担はかなり軽減された。

 

 

しかし、それに伴って各部署とのトラブルの発生していたりするがここでは一旦おいておこう。

 

 

これで防衛室が立場が一段階上であるが、そのほかに行政統括室、交通室、財務室、人材資源室が誕生した。

 

 

 

ん?何故生徒会室が存在しないのかって??

 

 

よく考えてみてほしい。この畜生街ではトップは三大ヤクザと最近勢力を伸ばしてきた新興宗教のトップであり、行政権等は防衛室等に委任されている関係なのだ。

 

 

街のトップまで任せられるわけがないのだ。

 

 

まぁおかげで防衛室の担当が治安維持と政府・三大ヤクザ・新興宗教との交渉に減ったのでこれでも負担は減ったのだ。

 

 

 

「…ではこれでいいですか?」

 

 

「…はい、まぁ多少はずれてますけどいいでしょう」

 

 

(いや、そんなに精密には普通できないのでは?)

 

 

カヤとアオイのやり取りを見て次長はそんなことを思っていた。

 

 

 

そしてその日の夕方

 

 

 

「お、終わりましたね…」

 

 

「まったく…。なんで昼休憩中に抗争が起こって私が出る羽目になるんですかねぇ‥…」

 

 

実はこの日の昼休憩時にカヤは行政官である七神リンとともに昼食を取りつつ街の内政についての詰め合わせを行っていたのだが、鬼傑組傘下の下部組織が外部から侵入してきて勝手にヤクの商売を始めたヴィラン組織を強襲。

 

届け出がなかったせいで警備局の二個小隊が急行する事態が発生。

 

 

その二個小隊相手に下部組織が応戦してきたせいで公安局の尾刃カンナが自ら人員を動員して急行したがそれに対抗するかの如く下部組織が鬼傑組本隊を呼んだせいで事態がさらに悪化。

 

 

そのせいで昼食兼会議中だったカヤがわざわざ前線に駆けつけて鎮圧する羽目になり、組長の吉弔八千慧に説明する羽目になったのだった。

 

 

※生活安全局や交通局はガチの戦闘では役に立たないので避難誘導を担当していた。

 

 

おかげで午後の書類処理が全く進まず、今しがたなんとか終わらせたのだ。

 

 

 

「さて、紅茶でも飲みましょうかね。何にしますか?」

 

 

「ダージリンしかないですけど…」

 

 

「あ、そうでしたね。ではd「室長ーーーーーー!!!」一息すらつけないんですかぁ」

 

 

「あはは‥‥」

 

 

「で、何事ですか?」

 

 

カヤはあきらめつつも飛び込んできた秘書官に話を促した。

 

 

 

「これが!」

 

 

「ん?」

 

 

彼女が渡してきた封筒の宛名に『国立雄英高等学校』とあった。




次回 雄英‥‥?え、なんで??

過去編を書こうかと思ったのですが、どれがいいですか?

  • オールマイトとカヤの話
  • カヤの防衛室創設前の話
  • 防衛室の日常話
  • ヤクザとの抗争
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