はい、第一話です。よろしくです。
誤字脱字の報告はドゥンドゥンください。知りしだい直すように頑張ります。
あと、この小説は月1本行けばいいなあという感覚で行きます。(これも見切り発車かよ)
第一話「転生者」
パチッという目蓋の開く音がするくらい此処は静まっていた。
天井らしきは思えるようなものはないと思えるほど真っ白い。
だけれども外ではなくここはどっかの部屋なのだろうという考えが離れなかった。
起きたばかりの男は動かなかった。どうして知らない場所にいるのか記憶を探っていたのだ。
少しずつ思い出せてきそうだ。思い描かれていたのは朝に自分の家にいるところだった。
でも、ここじゃない………そんな気がする程度だけれど。そんな時、直感が働く。
誰かいる………知っている人かは分からないが確実にいる。
人の気配がするほうを向く。けれども誰もいない。
でも近いだろう………もう少しでどうしてここにいるかもう少しで思い出せそうだったというのに。男は立ち上がって歩き始める。思い出すより、人を探すほうが先決と考えたからだ。
そうすれば柄が悪いやつじゃない限り、ここがどこか教えてくれるはず。
そう思ったのをまるで待っていったかのように、一人の女性が降りてくる。
もう一度言おう。降りてくるのだ。もちろんというべきか、階段らしきものも人を吊るようなワイヤーのようなものもない。どうやってフワァって降りてこれたのだろう?
だがその問題はすぐ解決した。この女性には背中に羽が生えていた。
これならフワフワ地面へ降りてきても納得だ。普通の人ならコスプレ等だと思うだろうが。
「いや~間に合いましたか。一秒でも遅れていたら死んでいましたよ。」
女は柔らかな口調で一切の迷いもなしに物騒なことを口走る。
解りたくないが、多分死んでしまったのだろう。
それなら・・・ここはよく言う天国なのかもしれない。
…この女は何者なんだろう。という素朴な疑問がふと頭の中に蘇った。
ここが天国なのだとしたら彼女は天使なのだろう。見た目がそうだし。
「あんたは何なんだ?………見た感じだと、神………………とか?」
これを第三者が聞いていたら頭がおかしい人だとい思われてもおかしくないだろう。
いきなりあなたは神ですか?と聞いているのだから。でも女は何食わない顔で
「大体そうなんですけどね。まあ、簡単に言えば神に近いです。」
男は戸惑っていた。そりゃ目の前に神様が居るのだから慌てるのは当然だ。
だがそれで彼女がここにいることは納得できない。神なら尚更だ。
どうして自分の前にいてこのよくわからないところにいるのか。
男は悩んだ悩みすぎて当たり前のことを神から聞いていなかった。
なんて名前なのか?や、なんで自分がいるんだ?とか。だが男がそれらを聞くより先に神は答えた。
「自分の名前は特に決まったのはないから自由に呼んでいいですよ~。
ついでにあなたは死んでしまったのです。」
男が考えたものを全て先読みして答えるので質問するものがなくなっていくのである。
もういいやと思って、ありきたりな質問をする。
「俺は死んだんだろ?何で神様がここにいるんだ?全然見当がつかないんだが。」
嘘である。もしかしたら………という仮説を予め立てていた。
だが確証が持てず聞いたのだ。
それに対して神はさっきまで明るかったはずの表情が一気に暗くなった。
それを見て男の仮説が事実になった瞬間だった。
「あなたは本来の死因は寿命でした。ですがちょっとした誤差によって………死んでしまった。」
ある程度予想していたが、やはりそうだったのかと納得する。
やっと記憶が戻ったのだ。男はある人物の家に向かっていた。
そこの玄関でチャイムを鳴らした。そこで異変が起きたのだ。
グニャッと景色が歪み、記憶が一瞬とんだのだろう………何を思ったのか道路に飛び出した。
そう………トラックが走っている道路を…………………そこで記憶は完全に途切れる。
全てを理解してしまった男を見て神はちょっと間を空けてこう喋る。
「流石に残念だと思いましたので………転生のチャンスを与えてあげちゃいます♪どうです?」
どうです?と言われても………だが転生のチャンスとはどういういうことなのだろうか?
まあ、さっき聞いた話をまとめると偶然的に運命から外れたというのだから
神様が元の世界に戻せないと言われても不思議ではなさそうだ。と思っていると神は
「そうですよ?だからご希望の世界ぐらいは聞いてあげましょう。」と言う。
神だから上から目線なのはわかるが無性に腹が立ってくる。
まあ、自由に選べるというのなら………ということで
「東方projectの世界で………」
神はなるほど………とだけ言ってちょっと後ろを向いてかがみ込んだ。
何をしているのかと見てみると、普通のパソコンだった。この時、
神でも知らない事があるというのを学んだ。そして神はこっちを向き
「なるほど………あなたも物好きですねー」と言ってきた。
多分登場するキャラクターが女の子しかいないところを
なるほどと言ったのだろうが、妙にどうです?図星でしょう?というドヤ顔のせいで
イライラしてしまう。………………少し時間が経ち、心も落ち着いてきたので
神に言われた。転生の儀式とやらに挑戦してみる。神はブツブツ人には理解できない言葉を並べる。最後に「………東方projectに転生しますか?」とRPG風に言われたので
きっとこれがゲームだったら「はい」か「いいえ」とあっただろう答えはもちろん………
「はい………」
「そんじゃ!いや~無駄なことするって疲れますね~」
「え!?ブツブツ言ってたのいらなかったのか!?」
そう言った瞬間に一気に背景が暗くなる。
最後に見えたのは神がバイバイと手を降っているところだけだった。
どうです?すごいありきたりでしょう?ありきたりではやってられないけれど・・・
頑張ろう!そうしよう。うん。
次回 「落下物」
―――――追記;・・・→………及び文列の若干変更