恋愛をやったことのない私ですが
色んなこと自体は書けるということをお披露目します。
ですが過度な期待はしないでください。
2008年某日………
絶が登校して間もなく二人の女子生徒が絶の目の前に現れた。
『宇佐見蓮子』と『マエリベリー・ハーン』だ。
二人は『秘封倶楽部』というオカルトサークルの部長と副部長………
ちなみにその部活に入っているのはこの二人だけだ。
この二人………主に蓮子は絶を追い回してる。
絶の噂………『化物』の事でだ。
といっても絶本人が分かっていないのだから取材しても意味がないのだが………
蓮子の用は違う………無論、どっちらかというとこっちが本命だろうが部活の勧誘だ。
でも絶は色々………やることが多すぎてそういう方面は断固拒否しているのだが
この女は一向に諦める気配がなく・・・ほぼ軽くあしらっている。
「絶!今日という今日は私達の部活………『秘封倶楽部』に入りなさい。」
「はあ………なんで俺なんだよ………」
「蓮子………絶も忙しいのだから貴女もいい加減諦めなさい。」
「いやよ。だって絶………貴方喧嘩強いでしょ?」
「それが?」
「私達はか弱い女二人だけじゃない。」
「………まあ、女二人だけだな。」
「か弱いを付けてよ………まあ、ともかく強い騎士みたいな人………
それでいてオカルトっぽい人が私達は欲しいわけよ。」
「っつてるぞ。『メリー』(マエリベリー・ハーンの呼び名)」
「ま、まあ………絶は、強いからね。」
メリーのどっちつかずの答えに疑問を持った。
絶は当たり前、ありきたりな質問をした。
「お前は反対派なのか?」
その質問にメリーはかなり戸惑い
目が色んな所に泳いでいっている。
そして耳から赤くなっていく………………
「え!?え、え~と。そ、その………私は絶と一緒に部活ができたらいいなって思うけど///」
蓮子はメリーの発言を聞き内心やった~!とでも思ったのだろう。
蓮子は薄く笑っているがガッツポーズから体を動かさない。
「来た~~!そういうのを待ってたのよ。さあ!絶。
この純情な乙女の気持ちを踏みにじるのかしら?」
「純情な乙女?………………なんだメリー誰か好きだったのか?」
絶の朴念仁な質問に蓮子は呆れたが
メリーは顔を赤らめて戸惑って、
「い、言わないわ///秘密………そう!乙女の秘密なんだから///」
「ふーん?そういうものなのか?ならいいんだけど。」
「全く………相変わらずの鈍感っぷりだねえ。」
「鈍感だと?俺は結構俊敏だぞ?」
「そうじゃないから………もう………昼休みにまた来るから。」
「そっちじゃない?じゃあ………どっち?つか、何?」
鈍感過ぎでしょう………と蓮子は思ってメリーに話しかけたが
メリーは以前として顔を赤らめたままだ。
今のやりとりを思い出して蓮子はメリーの耳元にボソッと囁いた。
「ストレートに言っちゃいなさい。」
その事に慌ててメリーは両手を上下に振りながら
顔も横に振っている。昔の恋愛系の漫画のキャラみたいになっていて
少し面白かったのは内緒だ。
それはそうと絶を部活に入れさせることがまさか
メリーとくっつけることだとは最初は思ってもみなかった。
よく考えたら最初会った時の方がなんだが人を寄せ付けなかい
オーラがあったが今では色んな(特に運動部の)部活に勧誘を受けている。
ただ助っ人として時々部活に参加することもあるそうだ。
人も変われる………というか見た目だけじゃ
判断できないな………と蓮子は思った。
最近のメリーは絶の事になるとこちらが引くぐらい慌てる。
これが恋煩いなのだろうか?
全く絶に鈍感と言ったが自分もかなり鈍感なんだな。
ん?でもこうすればいくらあの朴念仁でも
メリーを意識するんじゃない?
「ふふふ………この計画は完璧ね。」
いや~旧作知っている人は大体のことはわかっていたでしょう。
そう!答えは宇佐見 蓮子とマエリベリー・ハーンでした。
皆さん分かりましたか?まあ、旧作知らなければ答えが分からないのは
目に見えてましたよね。
番外編の次回「クリスマスイブ」