大神 龍様の東方存在録より、
薙浪 迅真
怠猫様の東方我迷伝より、
藤永 駿
reira様の東方守絆然より、
仲光 絆
射命丸 凍夜様の東方幻本録より、
鳥谷 文谷
以上四名の皆様ありがとうございます!
平行世界に存在する複数の幻想郷にいるとある人物たちの元にある一通の手紙がやってくる。
鳥谷 文谷は紅魔館にいた。廊下を歩きながら図書館へと向かっている最中にスキマが現れ道をふさがれる。
「……いきなりどうしたんですか?」
スキマから現れた紫に特に驚く様子もなく、冷静に対応する文谷。
紫は緊急のものだと言って、一通の手紙を文谷に渡す。
「これは……漣君の世界が危機に陥っている……?手紙の送り主は誰ですか?」
「それが分からないの。起きたら枕元にそれが置いてあってね。異世界から来たものなら貴方の方に届くものなのだけど」
「……理由は分からないが、これは行った方がよさそうですね。この世界の危機となると書いてあるし……では、行ってきます。他の人には内緒にしておいてください」
「ええ、分かったわ」
そう言って、紫はスキマの中へと潜りこむ。それを見届けると文谷は手紙に書かれてあった転移魔法陣に魔力を注ぎ、テレポートする。
「迅真ー」
玄関からルーミアの声が聞こえ、薙浪 迅真は玄関に行く。
「どうした?」
「手紙が来ているわよ。貴方宛ての……恋文じゃないでしょうね?」
「そんな馬鹿なことあるわけないだろ……どれ……あー」
「どんな女?」
ジャキンッ!ルーミアが大剣を闇の中から生み出す。慌てて迅真はルーミアを宥める。
「ま、待て落ち着け!これは前に言った別世界からの手紙だ」
「別世界での恋文ってことでしょ」
「ち、違う!内容を見てくれ!」
「……明らかに女の字なんだけど」
「そこじゃない!」
「まぁ、内容は分かったけど……本当に浮気じゃないのよね」
「断じてしてない!」
「……別世界の私じゃないわよね?」
「……違います」
「何今の間。まぁ、いいわ」
「(ホッ……)」
「帰ってきたら……分かっているわよね」
「ルーミアハーレムができるかなと思っただけなんです!別に浮気しているとかじゃないんです~!」
迅真はルーミアから逃げるように手紙の魔法陣を使って、その場から消えた。
藤永 駿は博麗神社の縁側の方で暇をしていた。
「さてと……あー暇だなー……なんか面白……あ、まずいか……?」
駿がそう懸念するが、時既に遅し。上空から手紙が降ってきて、駿のひざ元に落ちてきて、偶然的に封が剥がれ、偶然的に中身の紙が出てきて、偶然的に3つ折りが開かれる。
「どんだけ読ませたいんだよ……」
そう駿は呆れるが、手紙の内容を見ると、表情を変える……魔法にまだ知識はないが、魔力の流し方だけは何となく体が覚えている。博麗神社の巫女。博麗 霊夢が買い物から帰った時、駿は姿を消していた。
仲光 絆は珍しく一人で、湖にいた。スキマが開き、紫が現れるとどうしたらいいか分からない中途半端の反応した。
「やっはろー!ゆかりん17歳だよー!」
「……え?え、ええ~……?」
「ぶーつまんないよー☆」
「……何キャラなんですか?」
「フフフ……ごめんごめん。今日あなたに用があって来たの」
「珍しく」
「そう珍しく。はい、手紙」
「なんですかこれ?」
「私の……ラブレターよ」
「ふんふん。成る程、漣君の世界に行けと言うことですか」
「聞いて?私のボケをスルーしないで」
「じゃあ、行ってきます。葉には心配かけたくないので、内緒にしといてください」
「……え?え、ええ~……」
さっきの絆と同じリアクションをとりながらも紫は承諾して、その場から絆が消えるのを見送った。