東方二重録【完結】   作:咲き人

20 / 124
どうも咲き人です。今回は異常に長い定理のお話です。
凄いですよ。だってピチューンって効果音が私の体内から
7回ぐらい聞こえてきましたもん。


第十六話「死神も寄って来ない」 

世界………それは広くそして狭い。その中で神を信じる生物は人間だけだろう。

他の動物は恐らく自分より上はいない。いても自分を簡単に殺せる者だけだろう。

草食動物なら肉食動物を自分より上だと思うだろう。

なら肉食動物は?肉食動物には上がいないのか?

否、ちゃんといる。『苦しみ』『嫉妬』『憤怒』『憎しみ』『復讐』

そんな感情しか持たない馬鹿の一つ覚えだけで動く生物が上・・・

『天敵』だろう。これを打ち勝つには『希望』『正義感』を持てばいいのか?

そうではない。『同じ感情』にならなければ『勝つ』ということにはならない。

ただの『自己満足』だ。また『強欲』が良い例だろう。

何が言いたいかというと何か『強い感情』だけで動いている生物には

『同じ感情』こそが『天敵』だということだ。

そんな感情に縛られている者は地位的には一番弱く

力で言えば一番強い。『単純』それこそが『世界の定理』なのだろう。

ゲームでも『ゴリ押し』でどうにかなるものもある。

ならないものは難易度が高く、攻略すればかなりの達成感があるだろう。

逆に『ゴリ押し』で攻略できてしまうゲームなんぞは俗に言う

『クソゲー』と呼ばれ達成感の欠片も無いだろう。

 

さっきも言ったように『世界の定理はゴリ押しだ』。その基準で考えて欲しい。

なら昔の人が言っていた『世界征服』とは『クソゲー』なのではないだろうか?

今ではそんなものはできない。ゲームでいうのであれば生産停止されてるに等しい。

昔の戦争の方が『世界征服』が楽で簡単にできるのである。

さらにその昔なら世界を旅した者こそ『世界征服した者という基準点』に入る。

『世界征服=ゲーム。しかもクソゲー』という理論になるのではないだろうか。

 

これを必死に目指し、達成した者がいたのならその人物は一体どういう気持ちになれたのだろう。

いつの間にか終わってしまい拍子抜けして完全燃焼したのではないだろうか?

そんな奴なんかには死神も寄って来ないだろう。次の目標があればいいのだ。

例えば・・・宇宙とか・・・だが、打って変わって現在のことを考えて欲しい。

 

世界は皆人間の物になり、さらに人間は更なる惑星を探している。

 

これはかなりの『強欲』だと思わないだろうか?

人口が増え、狭すぎることを勝手に予想し、

勝手に他の惑星に移住計画を考え、人類の繁栄だけを考えている。

新たな薬品ができれば人間ではなく他の生物だけで試す。

そして………不可解な事故が起きれば、祟りや神の裁きなどと言う。

なんて自分勝手なのだろう。これなら神や仏という存在は可哀想である。

勝手に崇め、人間にとっていい事が起きれば神や仏のお陰になる。

ここまではいい。なのに人間にとって悪いことが起きても

神や仏のせいになる。とてつもない理不尽に神達は振り回されているのだ。

人間は他人に責任を擦り付ける・・・これは非道ではなかろうか。

それなのに人間は天災続きだと神だよりになる。

無責任すぎるのだ。だからこそ天災とは、

人間にとって非道なことをした者に降りかかるものではなく

人間全体に対し降りかかってくるのである。

 

人間は神を称え敬いそして時に祟っている。

 

『世界の定理とはゴリ押しであり罰である』

 

この世界の理論であり原理………これが壊されることはないだろう。

未来永劫………必ず………それが人間なのだから………………

 

 

「だから………人間は嫌いなんだ。」




はあ、はあ………つか………れ、た。ガクッ。
ってか何書いてんの?私。

次回 「思いは届かない」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。