咲夜は東方キャラの中でも好きな方です。
一位は………聖さんかな?
明日に紅魔館の調査に行くと言っていた絶がその日になっても
帰ってこない。仕方ないから漣は妃香梨と紅魔館に向かった。
着いた………が、扉が空いている。
少し違和感を覚えたがそのまま入った。
中は大きいがやっぱりというか外見よりずっと広い。
妃香梨はおお~と目を輝かせているがここらに漂う殺気には
ちゃんと気づいていた。
すると奥の部屋から咲夜が出てきた。
「また来たのね………」
「お邪魔してます。」
「邪魔してるぜ。あとお前寝顔結構可愛かったぞ。」
「なっ!そ、そんなことは言わなくてもいいでしょう///」
「このメイドさん可愛い~お持ち帰りしたいね。」
「俺からは言えない言葉だな。」
「貴方達は一体何者!?」
「ん~絶の使いってとこかな。」
「いや、別に絶の使いではないだろ。俺らは居候なだけだしね。」
「やっぱり………」
「何かしら?」
「(殺気が溢れている。危ないな………)」
「半殺しぐらいで十分かしら?」
咲夜が不敵な笑みを浮かべてナイフを構えて戦闘態勢に入る。
だが漣達は咲夜を見ていなかった。漣達が見ていた場所は紅魔館の入口側
そこには絶が立っていた。咲夜はそれを視認すると一瞬のうちに絶の背後に
移動し首を掻っ切ろうとする。だが絶は霊力の壁によってナイフを止め、
何のためらいもなく構わず後ろ回し蹴りをかます。
「ぐっ!さ、流石………絶。中々の実力。」
「ふーん。よく知ってるな。なら『大神 漣』と『鳥遊 妃香梨』
のことも知っているのか?」
「誰かしら?そんなことより………」
咲夜がそう言うと絶の周囲にナイフとクナイが飛び交う。
絶はいとも容易く避けるが徐々に避けられる範囲が狭くなっていく。
だがなんとなく絶は上の空だ。
「(未来にあいつらがいない?なんらかの事件によって
あの女がいる世界には死んでしまったということか。
なら………『計画』は早めに行わなければ)」
「チャンス!傷魂『ソウルスカルプチュア』!!」
咲夜は持っていた何本かのナイフで空を切り裂くと
斬撃が現れる。絶は一瞬の動揺により軽く切り刻まれる。
2本の霊剣を抜き出した絶はそれを刀に収めた風のポーズを取る。
「無音―
絶が刀を抜いたと思ったときには絶は漣達の所にいた。
一瞬甘い匂いがしたように感じそれに気を取られたのが
咲夜の敗因だった。全身を一文字に深く斬られ………
たように見えた、峰打ちだったのだ。
だが咲夜には現実的な感覚を覚えた。
確かに刀身を反対にしたのは見えたがそれでも『死んだ』そう思えた。
これが絶の能力『感覚を絶やす程度の能力』
一度絶やした感覚は幻覚の様な物。
死んだ時の痛み以外の感覚を絶やしたのだろう。
咲夜は膝をついたまま動かなくなる。
「で?俺がそんなに憎いか?小娘。」
「当たり前だ!貴様は私のご主人様を殺したんだ!」
「嘘!?」
「無くはないだろ。未来の世界は大体そんなことも十分にありえる。」
「ま、そりゃそうだけどさ。」
「(体が動かない………!)」
「それで?よく紫が俺を殺すことを承諾してくれたんだ?」
「やっぱり紫が絡んでるんだ。」
「紅魔館ごと飛ばしてきた………と?前に要石が降ってきたのも
未来の紫がそうやったのかな?」
「………絶。」
「ん?」
「お前は私が知っている『絶』じゃない。
少なくとも動けない敵に情けをかける奴じゃない。
確かに紫は渋っていたけれど絶は『幻想郷の敵』と見なされて私はこの世界に来た。」
「そんなに俺の性格変わってんのか………
まあ、『そっちの方が本当の俺なのかもな』
だけど少し聞け咲夜とやら。今の俺はお前のご主人を殺すことはない。
だが事実は事実ということ。その運命を受け入れなければ
お前は到底俺を倒すことなんかできない。
分かったのならとっとと元の世界に帰りな。」
「………そうするわ。」
咲夜はやっとこさ立ち上がると奥の部屋に入っていった。
絶達が紅魔館をでるとまるで最初から何も無かったかのように
そこは草木しかなかった。
絶が『幻想郷の敵』だなんて何かの間違いだと思った。
未来で絶がそんなことをするなんて嘘だと思っていた。
だけれど………
咲き人 「もう………疲れたよ。パ〇ラッ〇ュ。」
パ〇ラッ〇ュ「知るか。次を早く編集しろ。」
次回 「迷子世界」