ちょっと時間軸が違うかもしれませんが
それらの疑問はあやふやにしとくことで解決させようとして失敗する。
それが私クオリティー!!
或日、絶は妖怪の山の近くの山で一人の子供をみつけた。
見た目、5、6歳程度だろうか………迷子なのだろう。
泣き声が聞こえたところを見ると声の主を見つけたという経緯なのである。
絶は泣いていた子を泣き止ませていた。
そんなことをやるのは紫に会った時ぐらいでとても懐かしい気分になっていたのは
余分だろう………この少女は見た目というかまんまこの時代の人間なのだが
「なあ………どうしてこんなところにいるんだ?
ここは人間が来ていい場所じゃないぞ。知らないのか?」
「知らない。私………どこにも居場所がないの………」
「………………そっか。なら俺について来い。暫く泊めてやる。」
「あり………がとう。」
「素直が一番だ。」
と、いうわけで………
なんと4人が住んでいた小屋に新たに1人がやって来たため
狭く感じるようになって遂には増築するという事に………
段々『博麗神社』みたいな形の家になってきている。
今その少女は漣と妃香梨が色んなとこに案内をしている。
戸惑ってはいたもののまるで兄妹が増えたかのようだった。
その光景を見ていた絶と紫………
少女の顔を見た絶は何かを思い出した。
「そうだ………さっき、あの少女が独り言を言っていたんだが………」
「なんと言っていたのですか?」
「『藤原 妹紅』と言っていた。多分あいつの名前だ。」
「『藤原家の人』ですか。成る程………他には無かったのですか?」
「無い………訳では無いが聞き取れなかった。」
「………能力があるのに?」
「あんな子供に使う訳無いだろ。」
「………甘いですね。」
「ケーキみたいだろ。」
「なんですかそれ?」
「甘い物だ。」
「………………今度食べさせてくださいね?」
「いいだろう。」
「(ケーキ………美味しそうな感じがする。『彼女』にも分けてあげましょうか………)」
紫はそう思いながらずるずると境界の中に入っていった。
絶はその場に腰を下ろすと遊んでいる皆を見ながら口を開いた。
「ふ、ここも大分賑やかになってきたな………」
「………………」
「なんだ?不服か?まあ、こういう気分転換ぐらいはお前にも必要だと思うぞ。」
「そういうものか?………ふむ。そろそろ出番が来るかな………………」
「………………………ああ。取って置きの出番があるよ。」
「そうか、なら………もう少し休んでいよう………」
「俺が言いたいよ。」
「お前は………まあ、ちょくちょく休みはとっとけよ。」
「お前も甘いな。ま、お前も頑張れよ。『無色の賢者』さん。」
「………そういえばどうしてお前は『灰色の賢者』なんて称号にしたんだ?」
「そう………だな。人間でも妖怪でも無いからその間を取って灰色………ってとこかな。」
「はっ!くだらねえ。」
「だろうな。」
「で?本題にずれたんだが、いつ俺は『封印』から出てこれるんだ?
かなりもどかしいんだが。」
「まあ、待ってろって。取って置きが来るって言ったろ?」
「早くしろ!」
「怒りすぎだ。頭冷やせ。」
「ケッ!」
絶の周りには誰もいない………
なのに絶はまるで誰かと会話しているかのように
ペラペラと口を開く。そんな光景を見ていた漣はふと疑問に思ったが
妹紅が遊ぼうと言ってきたの機会にそのまま忘れてしまった。
「『運命の虹色の糸』………か………まさかあの二人が………とはなあ。皮肉な話だ。」
ちょっとずつ進めつつどこに息抜き回を作ろうか模索する………
これが私スタイル!!
そして唐突な次回予告………
「妹紅………全力で戦って俺を超えて見せろ!」
「うん!勝つよ………絶対に!」
次回 「火焔世界」