最近はラップをよく聞いています。(何言ってんのかはわからない)
このテンポで小説を編集するとなると………ソンナコトデキタライイナァ。
そして今回はコラボ回です。コラボ相手は………あの人です。
知っています。私の小説を一から読んできた人にはわかります。
そんな人じゃなくても大体のお方はわかります。
う~ん。頭が痛い。昨日(前回)飲みすぎたか?
だからお酒は
そう漣は頭を抱えながら唸っていた。
昨日の宴会で妃香梨をフルボッコにした後、絶と妖忌に進められて
あの『鬼殺し』を飲まされたのだ………しかも5升も………
それなら二日酔いも当然起きるわけで………と、今は自分たちの家で休憩している。
どうやら冥界でもあの宴会は堪えたらしく、妖忌や幽々子は寝たきりだと紫から聞かされた。
それはそうと最近………『見聞色』に似た力が現れた。
何故今になって………と考えて思いつくのはやはり『鬼殺し』を飲んだからだろうか………
お酒の力って凄えええ!とか、巫山戯ていると少しはしゃぎすぎたのか目の前の景色が暗くなっていく、
そして今更だが睡魔が襲っていることにも気づいた。これは受けるべくして受けたようなもの
なので睡魔に身をゆだね、そのまま横になった。
???side
え?俺はどこにいんの?え~っと確か俺は………
『神社』で宴会が開かれて色んな人から沢山の酒を勧められて………
そのままうとうと眠って………起きたら?ここに?
どこよここ………なんか『博麗神社』に似ている場所の前にいるんですけど………
ま、まぁ………死んでいないだけまだましか………
それにしても………ここは本当に神社に似てるなぁ………
建っている家もなんかそれっぽいけど新築なんだよな。
しかも家の玄関から少し行くと階段が何段もあって………そしてここから………人里が見える!
「………ここ博麗神社じゃねーか!」
『………何言ってんの』
「え!?」
『お前が持っているものだ………』
「持っているもの?あ!もしかしてペンダントか!?」
どこからか声が聞こえ始める。
最初は驚き、どこから来ているのかとか幻聴ではないのだろうかと考えたが
この声はどこか聞いたことがある………
すると声の主が俺が今いる場所の近くの森の暗がりから現れる。
やっぱり『絶』ですよねー!
「まさか、また来たとはな………紫がやったのか?」
「い、いやそうじゃないっぽいんだけど………それよりも『
聞こえたんだけど!」
「それ『通信器』としての役割もあるってことまるで忘れていたんだ。丁度伝えようと思ったときでなぁ………」
若干絶に怒りを感じたが、どうも考えてみればこれを俺の能力でコピーすれば
擬似的にだけど携帯みたいなことができるのか!
それはいいことを聞いたし、絶は中々面白い物をくれたんだな。
「ありがとう………こりゃ便利だ。」
「そりゃどうも。」
「そうだ。なんでここに家なんてあるんだ?」
「俺が建てたんだ。悪いか?」
「た、建てたぁ!?絶が!?」
「暇で暇で何も思いつかなかった時にそういや不老不死なんだし、なんでもできるじゃんと思い立ったのが始まりだ。」
「すげえな!あんたの行動力!」
思わず突っ込んでしまった。いや、不老不死だろうとなんだろうと実行できるだけの気力が
俺にはないと思ったので少し感心した。
「あれ?じゃあなんで博麗神社がないんだ?『博麗大結界』は誰が管理してんだ?」
「………へえ………大結界ねぇ。そんなもん紫考えてたんだ。」
「は?」
意味が分からん。どういうことだ?『そんなもん』って知らないのか?
するとそれをまるで聞こえていたかのように絶が答える。
「まさか、幻想郷を隔離するって結界張るってことなんだ。ま、今ここは幻想郷でもなんでもないけどな。」
「ここが………幻想郷じゃない!?いや、でも………」
「俺が思うにお前は凄い勘違いしていると思うぞ。パラレルワールドっていうのは何も世界観だけじゃなく、時間も違ったりする。
それは過去の事象が消えていたり、どころかお前がいる世界は俺たちからとっては『未来』。逆に俺たちがいる世界はお前にとって
過去なんだ。」
やっと理解した。確かに幻想郷もそう簡単には出来るわけもない。
何百年もかけてようやく完成するのだから………だったらこの世界は今、西暦何年なのだろう?
もしかして、それさえもないのだろうか?そこまで過去って漣と妃香梨は俺が今いる幻想郷に至るまで生きているのか?
すると絶は俺に家に入れと言われた。勿論のこと入る。すると、異常なまでの酒臭さが鼻にこびりつくように刺激する。
絶もこれには苦笑いをしていた。
「今日は酷いな。すまない駿。昨日は冥界で宴会があってな………」
「あ、ああ。漣も寝ているのか?あれ………」
ほぼ仰向けに倒れている漣を俺は見た。あそこまでダウンしているとは………!
一体、何の酒を飲まされたんだ!?一言だけ言ってあげると可哀想だ………
絶は窓を開けて、換気している。うん。そうだよな、俺も気持ち悪くなってきそうだったもの。
そして絶は腰を下ろす。俺もそれを見てから腰をゆっくり下ろす。
それからは自分たちが体験した身の回りのことを話し合った。
南瓜が降ってきたぁ!?なんだそれ!?異変なのか………?一応異変か………
俺は赤い霧の異変について話した。原因は夜行性な自分と妹が夏には全く活動できないということからだった。
犯人は自分の妹のためにこの異変をやったというと絶は「俺に似ているな」と言った。全くもってそのとおりだった。
その行動力には誰しも胸をうたれるものだろう………
暫しの間話合った。結構面白い話が聞けて大満足だった。
すると、この家の玄関の扉が不意に開く、入ってきたのは全く見たこともない女性だった。
絶はやっと来たかと言わんばかりに深い溜め息をつく。
「遅いぞ妃香梨。」
「な、なんか全身が痛いんだけど………ってあれ?お客さん?」
「こ、こんにちは。藤永 駿です。貴女が鳥遊 妃香梨さんですよね………?」
緊張してはいるが丁寧語なのは勿論、初対面の人だからだ。
妃香梨は俺の名前を聞いてピンとくるものがあったのだろう。
とても吃驚して絶の方を見る。絶は冷たく「こっち見んな」という。流石に一緒にいる時間が長いからって言葉が酷くないか!?
と思ったが俺がツッコミ役になりかけているのでここは黙っておこう。
「へぇ………!漣が言ってた転生者なんだ。初めまして、私は鳥遊 妃香梨。よろしくね。駿くん。」
「え、ええ。よろ「きゃああ!漣!どうしたの!?」………もう何も言うまい。」
「本当に駄目な女だな。少しは上品でいろ。あと、漣はきっと寝ているだけだから安心しろ。」
「で、でも………!」
「昨日はお前をフルボッコしたぐらい元気だったんだから鬼殺しの5升程度で死にはしないだろう。」
「「鬼殺し(よ)!?」」
聞いたことがある。あの鬼がよく飲む酒だって………飲んだことはないけど漣も俺と同じ年齢で
5升も飲まされたのか………そりゃ………漣、ご愁傷様。
「やっと見つけた!」
「紫!?って『こっちの世界』のじゃないのね………」
どうやら俺は宴会が面倒になって違う世界にでも行きたいなぁと思っていてそれを酔っ払いながら何度も口にしていたらしく………って俺の
せいじゃねーか!またこの展開かよ!もう飽きたよ!あれ?そういやさ。妃香梨さんの能力って聞いてないよね?
一応聞いておこう………もしかしたらコピーできるかもしれない。
「私?私は『ありとあらゆるものを拒絶する程度の能力』よ。それがどうかした?」
………前言撤回。もしコピーしようとしたら俺という存在が消えかねない。
これは俺の心の奥にでもそっとしまっておこう………
俺はまた紫の能力に頼って元の世界に戻る。一応、妃香梨に会えたし、良しとするかな?
漣はいつまで倒れているのかな?ここで俺は元の世界に戻った。
はい。終わりです。疲れた。以上。
次回「戦争世界」