今回は絶の回想………絶が語り手です。
ええ。次回からいつもどうりの3人称視点に入ると思います。
これは………滅の封印が解けたのか………
………やはり感情の制御が俺達の弱点なんだな。
でも逆にそれで………………………………はあ、今は滅が操っているのか。
まあ、どっちかというと月の民には生きていて欲しいのだけれど。
それでも滅は怒ってるだろうな………あいつは相当短期………では無いか。
ああ、そうか。そういえば俺が寝るのは久しぶりだな。
確か最後に滅に体をあずけたのはいつの日のことだったか………
『暴走』なんて言っていた時もあったっけかな。
あの時は感情を抑えきれなかっただけなんだけれども。
まあ、それが弱点なんじゃ意味がないよな。
あれ?こんなにも眠くなるものだったけ?
『俺は………絶………滅でも………『あいつ』でも………無い。』
それが最近の俺の口癖になってきている。
全く………こうなったのも全部あの
新人の閻魔大王がいけないんだ!
俺の………『絶』の前の呼び名知っているからって
そっちで呼ぶから………クソ!
四季映姫っつったけか………あの野郎………
こんなことになるならあいつが地蔵の時に
いたずらでもすれば良かった。
………餓鬼か!俺は!やめだ!やめだ!もう………
子供じみた行為を考えるのは………
ん?ん??ん???えええぇぇぇ!?
「なんだ………どこだ此処?夢?」
そこは白い空間。部屋といっても過言ではないだろうがかなり広い。
こんな空間はそう簡単にあるものでは無い。
つまりは特別だということか。
ん?あそこに見えるのは………漣!?
それにあそこに見える女は………もしかして………
「あなたは本来の死因は寿命でした。ですがちょっとした誤差によって………死んでしまった。」
そう神が漣に言った。その瞬間絶は理解した。
これが転生の場所………神の棲家………………そして今から漣は過去の俺に会いに来る。
成る程………つまりこの夢は神の記憶といったところか。
なら………神は一体何を伝えたいんだ?漣だっていつもの漣………!?
ち、違う!?『こいつ』は『漣』じゃない!髪型や顔、体格………雰囲気までも
漣そのものだ………『こいつ』は漣のような『霊力』と『魔力』………の『癖』
まで同じだ………それは俺が感知している。
漣は妖怪では無いから『妖力』を持っているはずはない。
なのに『こいつ』は!『妖力』も………ましてや『神力』さえも持ってやがる!?
どういうことだ!?もし神が転生させたのが『こいつ』だとしたら
漣は一体どこから………それに『こいつ』の正体も分からない………
どうして………まさか俺と滅みたいに1つの体に2つの魂があるのか?
………………いや、もしかしたら『こいつ』の魂が
どっか………漣とは違う体に入ってしまった………とか。
神はこの事を伝える為にこんなところに呼んだのか?
しかし、こうなると計画を1から作り直す必要があるな。滅が来たら教えておこう。
あいつは俺よりテレパシーの力………というか脳細胞の発達が異常だからな。
蓮子もそのくちかな………なんだか最近あいつらを思い出すのはなんでだろう?
(それは去年に番外編を出したからです)
蓮子にメリー………なんか久しぶりだな。
この響き………うーん。会いたいけど凄い遠い未来の話だからなあ………
ま、いっか。よく見たらもういつもの真っ暗な空間にいるし、いつもの俺達の封印の中の空間になっている。これを破れるってんだから神はやっぱり凄いんだな。
ちょっと見直したよ………あーあ。誰に言ってんだか………
あれ?ああ。そうだったそうだった。
滅が見ている光景を共有出来るんだった。
どれどれ?ほお。中々激しい戦いだな。
ちょっと豊姫と依姫が可哀想な気がしないでもないけどさ
いくらなんでも能力をフル活用してまで戦うのはなあ………………
『触れた物を滅する程度の能力』
俺と似て非なる能力。俺のはどっちかというと精神的な
消失系の能力で滅は物理的な消失系の能力だからな。
………………はあ………いい加減もう、寝よう。
疲れたな。あ!地上の漣と妃香梨それから紫はどうしているかな?
ああ、心配だなあ………ま、それが俺らしいんだとよ。
メリーが言ってた。………駄目だー………もう、本当に
俺………末期だ………あながち間違っていないのが
また腹が立つ………ちくしょー………………
………実を言うとクリスマスの番外編の次の日にこれ編集しているので
1人称慣れが早かったなあ………と思いますwそして3人称慣れするのに
時間がかかると思いますw
次回 「地上世界」