take1は間違えて消しちゃってtake2はいつのまにかどっかいっちゃったw
(。・ ω<)ゞ(´;ω;`)
滅が月で大暴れしている時と同時刻………
漣達が境界で地上に………妖怪の山に戻るやいなや
紫が半ば発狂しながら境界を開こうとした。
あれほど絶は参加しないと言いながら身を呈して自分達を助けてくれたのだ。
そして月の民に殺される可能性があった………
そういう心配があるからこそ紫は助けたかった。
それでも境界は開いても反応しなかった。
漣には境界の向こう側に『結界』らしきものが貼ってあるのが見えた………恐らくというか絶対それが原因だろう。
妃香梨と紫には見えなかったのだろうか妃香梨はただ慌てている。紫は自分の能力に苛立ってしまっている。漣だって苛立っていた。自分の無力を憎んだ。
命を賭けて助けてくれた絶を自ら見殺しにしているような気持ちになったからだ。
徐々に何かに呼ばれているかのように漣はこの場を離れた。
怒りでどうにかなりそうなこの気持ちをどうにかしようと地面を蹴った。
当然というか今更というか最早常人の脚力とは違うため、地面がとても深く抉れ周りが崩れる。
それでも漣の苛々は収まらない………むしゃくしゃして髪を掻き毟る。
指の爪が肌にまで到達し皮膚を引っ掻く。
頭から大量の血が流れ落ちた所で人の気配を感じた。
咄嗟に振り返るとそこには漣を追ってくる
ストーカー2号………通称『射命丸 文』。
(ストーカー1号は………言わなくても分かるな?)
にこにこしながらこちらの様子など見向きもしないで話しかけてきた。
「どうも!いつも清く正しい射命丸 文です!」
漣は文を睨んだ。彼女の笑顔が依姫のこちらに向けた
皮肉の笑みがと重なり余計憎しみが増幅した。
漣がそんなことになっているとも知らず文はいつもどうりの話をしてきた。
「それでですね!漣さん。今回の取材にもご協力してもらいたいのですが………」
「………失せろ。俺は今苛立ってんだ………………」
「まあまあそんなこと言わずに~。ここは平和に行きましょうよ~。」
「うるせえ!俺に近づくんじゃねえ!」
漣は怒りのあまり文に向かって怒号を放った。文は突然の出来事で何が何だか分からなかったが今日は月に戦争しに行ったという事を思い出すと全てを悟ってしまった。
漣の様子だと妖怪側は惨敗だということが分かる。普通の文ならすぐに「スクープです!」と喜ぶのだが今回は………今回だけは違った。
漣の気持ちをわからず軽い事を口走った自分を責めた。
そして文は泣き出した。漣が我に返ったのはちょうど同じタイミングだった。
「………ううう………………ごめんなさい!ごめんなさい!………………私………知らないとは………いえこんな………ひっく………うあ………うう。」
「ち、違っ!な、泣かしたくてあんな事言ったわけじゃ………
すまない!謝るから!あ、謝るから頼むから泣かないでくれ!」
漣は我に返り自分が言った言葉の酷さを身に染みてしまい。
まるでトラウマを掘り返されているかのように慌てている。
文はそれをみて少し癒された気分になった。少し心が和らいだ………そんな気がした。
文は漣の胸に飛び込む。漣は驚くが暫くするとそのまま文の背中に手を回した。
文は若干顔を赤らめながら漣の口元に自分の顔を近づけた。
そして………『ちゅっ』という音が静かな森の中で小さく聞こえた。
長いあいだ取材(デート)が続いた。
暫くの時間月の出来事を忘れることができた。
そして夕日が地面に顔を沈める時に漣は妃香梨と紫がいた場所に戻ってきた。
だがしかし………いない………………家に戻ったのだろうか………………?
いや、それにしては人………正確には生命体の気配が全く感じられない。
これは妖怪の山では異常な出来事だ………何か………とてつもない大きな力が漣に襲いかかってきそうなそんな不安が漣の考えにはあった。
さっき文と別れた方向から悲鳴が聞こえる………文の声だ………嫌な予感を咄嗟に顔を横に振って悲鳴が聞こえた方向に走りだした。
そこには倒れている文の姿………生きている。
ほっと胸を撫で下ろすが後ろから不気味な気配が現れた。
驚きを隠せないが恐る恐る後ろを振り返ってみると
あの時の………能力が覚醒した時に現れた(二六話参照)
『あの時の妃香梨の姿があった』
これから新章が幕を開ける。
漣の前に突如として現れた覚醒時の妃香梨………
彼女はなぜ現れたのか?
妖怪の山で起きている不可解な事件の正体とは?
新たな異変が漣を襲う!
次章『邪悪世界編~選べない選択肢~』
次回 「神葬世界」