東方二重録【完結】   作:咲き人

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どうも咲き人です。
いや~前々回の件からなんとか逃げ切った私氏。
今回で今章に終わりがくるのだろうか?

そして狂骨の挿絵を描いた。後悔はしていない。


第四五話「深騒世界」

私、狂骨の物語

 

 

私は狂骨と言います。

狂骨というのは古井戸に捨てられた人骨が怨霊と化して生まれる妖怪です。

ですが私からしたらどちらかというとただの妖怪だと思います。

だって呪殺とかできないから………………

実際私は昔、人間でした。とある一人の女性でした。

親に友に愛する人に裏切られ古井戸に身を投げた………というくだらない最期でした。

私からしたら………ですけど。それから気が付いたら妖怪になっていました。

私が昔どんな人間だったかはもう思い出せないけれど多分色んな事に絶望していました。

私は沢山の怨念を身に纏い、近づく人間は見境なく襲っていました。

いつからか自分は特別な力を持っていることに気づきました。

ある人間を襲っているとき急にその人間は逃げることをやめてしまったのです。

ですがその顔は恐怖や絶望を表していました。

まるで金縛りにあったかのようになっていました。

え?その人間ですか?………その日の夕食になってもらいました。

冗談です。昼食です。

えっと………そうそう。その日から必死に自分を勉強をしました。

どうやら私は………最近妖怪の間で広まっている『程度の能力』とやらを持っていました。

それで自分勝手ですが名前を作ってみました。

 

 

『軸を作る程度の能力』

 

 

どうでしょうか?私の『ねえみんぐせんす』………というのでしょうか?

兎に角そういうものがあるかは不安ですがこれが私の能力です。

私は自分や相手の軸を作ることができました。

軸というのは肉体の支え………

精神にも軸はありますが私のは肉体のみに軸を作ることができます。

いらない能力だとお考えの人も数多くいると思いますが私はこの能力でどんな輩も倒してきました。

軸があればあるほど人は動けなくなるものです。

又、本来の軸を別の軸に切り替えることができるのです。

これなら大概の人間や妖怪も身動きがとれず私にグシャッとされるわけです。

そういうことなので本当に私が言うのも何ですけど相当厄介な能力だと思います。

そのためかどうか知りませんが周りには人懐っこい妖精ぐらいしか近寄ってこなくなってきました。

ちょっと『こみゅにけーしょん』………でしたっけ?

それは苦手になってしまいました。

私が人と話をしたことなんてもう、数える程しかありませんし………

べ、別に寂しいわけじゃっ!

………すみません。少々取り乱してしまいました。

まあ、今は改まっていますが昔の私は絶様がおっしゃっている

『元ヤン』というものだそうです。

『不良』とも言うらしいです。人間の言葉って難しいですね。

私は昔も今も健康体なのに『不良』だなんて………

これからは滅様の式としてしっかりとしていかなければいけないので

こういうのも必死に勉強します。

蛇足ですが私は勉強は好きな方です。

色々なことが私の知識となりますからね。

 

 

 

 

それはそうと滅様に初めて会ったとき、あれは凄かったです。

私はいつも道理に夕食のことを考えていました。

普段はテリトリーからは出ないのですがその日だけは少し離れた山道まで行きました。

すると向こうの方から立派な人間が出てきました。

これはいい機会だと思い、その人間が私に背を向けた隙に飛びかかりました。

ですがこの人間は背中に目があるのかと思うほど華麗に避けました。

慌てて能力を発動すると流石に人間は驚きました。

この隙にグシャッとしたかったのですが私の能力を突破したのです。

この後知りましたが軸というものを『滅した』そうです。

そのときの私はただただ呆然と彼を見ることしかできませんでした。

人間はくるりと後ろ………つまり私の方を向きジロジロとこっちを見てきました。

すると一回こくんと頷くと口を開きました。

 

 

「俺にいきなり襲って来る覚悟と2秒間も俺の動きを止められる程の能力………

そんでもってその華麗な容姿………気に入った。そこのお前、俺の女になれ。」

 

 

私は瞬時にその言葉の意味を理解してしまい、咄嗟に彼に背を向け、

赤く染まっていく顔を両手で覆い隠そうとしました。

横目で見ても彼の姿はとても格好良く、なんか神がかっていました。

その姿に一目惚れしてしまった私はいつの間にかOKしていました。

と、まあ………………実際は滅様の式兼嫁という扱いになりました。

まあ、確かに今の時代………というか最近の時代男性の人ばっか活躍して女性はなんか

いらない扱いになっているとこありますし仕方ありませんけどね。

天狗や鬼達は違いますがあれは実力の内というものなのでしょう。

そして私もテレパシーなるものを習得しました。

絶様でさえ10年かかったものをたった2日で身につけてしまい、

絶様に申し訳ないです。

でも、取っちゃったんです!取れるようにした投稿主が悪い!

そうだ!全部投稿主が悪いんだ!!(なんでだよ!)

私は悪くねえ!私は悪くねえ!皆だってそう思うでしょう!?

(親〇大使さんの名言パクってんじゃねー!)

は!………すいません。私としたことが取り乱してしました。

そういうことなのでこれからは狂骨という新たなオリキャラをよろしくお願いします。




なんということだ………
あの女ただのフラグのためのオリキャラかと思ってたら
急にあの名言吐いてきやがった。
なんて奴だ………狂骨………恐ろしい子!勢いで狂骨の挿絵を描いてしまった。

【挿絵表示】


狂骨はナイスバディだよね。
………式神って古い妖怪ほどそうなのかな?

次回「種変世界」

コラボだ~。
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