なんかさ………日常編自体を想定していなかったからか
思う事があんましないんだよね。
第四六話「絶争奪戦―開会式―」
俺こと絶は今人生でそうないピンチに立っている。
それは………嫁候補の戦いだ。
言いだしっぺは紫だった。「母親が欲しい。又はお父様の妻になりたい。」
と………どうしてこうなった。
俺は勿論「お前をそんな風に見たくない」と言って否定した………
はずだった。何故だ?何故諏訪子や神奈子もこれに加わっているんだ?
「何故だ………俺は嫁なんか別に要らないってのに。」
「絶からしたらその程度なんだろうけどね!私達には枯渇問題なの!」
「何が枯渇するんだよ………」
「それにここにいる皆が皆絶の事が好きなのだから一度はこういう夢を見てもいいじゃないか。」
「ただの妄想で済ませておいて欲しかった。何故俺を巻き込んだ。」
「うふふ。私だって貴方のことが好きなんですよ?娘という立場だけでは満足しません。」
「なんだ………赤の他人でも良かっ「それだけは勘弁してください。」
そしてまるで待っていたかのように文が現れる。
一番面倒で厄介な奴が来てしまった。そして演技が始まる………
それはまるで今知ったかのように始めてそして戦いの司会者となった。
だからどうしてこうなった。
「さあ始まりました!絶争奪戦!及び絶の嫁決定戦んん!!」
「「「「「わあー!!!」」」」
「漣!妃香梨!お前らぶっ殺すぞ!!」
「司会は毎度清く正しい射命丸 文と大神 漣さん、鳥遊 妃香梨さんの3人でお送りします!」
「どこにお送りするんだよ!」
「お茶の間に決まってんじゃん!」
「メタいぞ漣!」
絶のナイスツッコミが炸裂する。
いつもはクールというかこんなこと言わないんだけれど………
今日はキレッキレのツッコミをかましてくれる。
「さあ!まずは選手の紹介です!まずNo.1!優勝候補筆頭(?)の一人!
絶さ………絶の娘なのにもかかわらず今大会の開催者で境界を操ることが出来る自称少女!
その能力で絶との距離も縮めることだできるか!?八雲 紫ぃぃぃ!」
「自称じゃありません。本当です。「え?俺知ってる限り大体…」少女です!
こ、こほん。今回は絶のことを『お父様(♡)』から『貴方(♡)』と呼べるように努力します!」
「お前が努力ぅ!?嘘だろ!引きこもりの癖にそんな言葉知ってたのかよ!
ってかなんで♡マークなんだよ!一回もそれ付けた状態で言われたことないぞ!」
絶は自分が感じた疑問を全て口に出す。
まあ、全て正論なので紫は遇の音も出ない。
だがそんなのは無視して文は紹介を続ける。
「No.2!この方も優勝候補筆頭(?)!地面を創る力で絶と夫婦という関係も
創り出すことが出来るのか!?見た者を全てロリータ・コンプレックス………
縮めてロリコンにする見た目少女!洩矢 諏訪子ぉぉぉ!」
「誰がロリキャラだ!いや、見た目そうだけど!大人の魅力があるから!大丈夫だから!そ、そそれはそうときょ、今日は神奈子みたいに生き遅れにならないように頑張ります!」
「なんだと諏訪子!」
「………もう………突っ込む気力が失せた。文………なんでお前ロリコンの意味知ってんだよ。」
「こんなこともあろうかと漣さんに事前に聞いておきました!ちなみに漣さんは幼女に興味はないそうです。」
「余計な情報だったな………漣の嫁候補漣の隣にいるし。」
「な!///ち、違ッ!」
「ち、違うの?(うるうる)」
「そ、そういうわけじゃっ………!文早く次を!」
「じゃあ、この大会が終わったら次は漣さん争奪戦を………」
「やらんでよろしい!」
漣もツッコミ役にまわった。だがそれは絶の予想通りだった。
どっかの計画通りの人と同じような不敵な笑みを浮かべていた。
文は目を輝かせながら紹介を続ける。
「さてさてNo.3!この方も………ってか全員優勝候補筆頭ですけど!
乾を創造する程度の能力で幸せを舞い下ろすことができるか!?
BBAの一人と噂されているこちらも自称少女!八坂 神奈子ぉぉぉ!」
「だれがBBAだ!ま、まて!ロリよりもBBAの方が良いだろ!?ま、まあ………頑張るぞ。」
「なんだと神奈子!」
「ロリもBBAも興味ねえよ………」
「続きましてNo.4!」
「「「「居たの!?」」」
「居ました!というか先輩が呼んで来てくれました!さあ!天界に住まう珍しき妖怪!迸る雷で絶のハートを痺れさせることが出来るのか!?永江 衣玖ぅぅぅ!」
「え、ええっとゆ、優勝目指して頑張ります!」
「何で衣玖がここに来てんだよ!?」
「い、い、いえ何だか大会があるらしいという虫の知らせを聞いたもので………」
絶は少しの間考えた。「先輩」「虫の知らせ」
「情報を風に乗せる程度の能力」………
結果またプツンという音ともに
何かを大声で叫びながらどっかへ走り去ってしまった。
「風間ああああ!!てめーふざけんなああああ!!」
「先輩逃げてー!超逃げてー!」
妖怪の山にて………
「む?何か嫌な予感が「風間ああああ!!」ぜ、絶様!こ、これには深い訳が………!
そう!山よりも高く海よりも深い訳がああああ!!」
戻って大会会場にて………
「先輩が星になってしまいました………ま、いっか。」
「言い訳あるか!」
「っち!まだ生きてたんですか………」
「俺………お前に何かした?」
「してません。気分です。さあ!というわけでね!
気分切り替えていきましょう!「何か腑に落ちな」エントリーNo.5!
因みにですがこれで最後です。人里の子供達に何故か大人気の女性!
お姉さんキャラで一役人気者!太陽の畑に住む最強の妖怪!
風見 幽香ぁぁぁ!」
「ふん………絶が欲しい訳じゃないけど、この戦いに勝ったら
絶!あんたと『今度こそ』真剣勝負をしようじゃない。」
「一番面倒臭い奴が来やがった………」
「さあさあ!盛り上がってきました!絶争奪戦!始まりだあぁ!………と、ここでコマーシャルです。」
1週間ものCM。凄い金がかかりそう………
そして現代風味が出ている奴等達………そして絶の胃がマッハ。
次回「絶争奪戦ー予選1回戦目ー」