衣玖の料理が運ばれてくる。彼女は前回………
「料理………ですか?まあ、炊事当番になったことなら………」
と言っていた。多分………いや、失礼な話だが神奈子よりはセンスがあるだろう。
神奈子のは酷かったからね仕方ないね。
それはそうと衣玖が作った料理が明かされる………それは、
魚料理だった。刺身や寿司しかも使われた魚の種類も豊富だ。
これは魚料理で攻めても飽きない味付けだろう。
「へー。衣玖さん気合入ってるね。凄い美味しいし。」
「寿司とか久しぶりに食べたねー。前に漣と一緒に回転寿司行ったときのあれは美味しかったね。」
「(あれ?あいつ記憶ないんじゃなかったっけ?ま、いっか細かいことは気にしなくても)
すまないな衣玖。本当に重ね重ね………しっかし久しぶりに食ったなこういうの。」
「あややや!こういうのって始めて食べましたよ!(しかし………何処から素材って来てるんでしょうか?
私司会者なのに知らないんですが………)」
「凄い………ですね。弱気発言していた人の料理とは思えませんね。」
「これは、難しいですね。」
「
「いや~これだけでお腹いっぱいですが最後の一品があります!幽香さんが作る
果たして吉と出るか凶と出るか!?さあ!幽香さんの料理です!どうぞ!」
そして文の合図で幽香の料理が運ばれてくる。
正直これは皆には想像できない品物だったろう。
なぜなら………彼女が料理をしていると思えないからだ。
駄菓子菓子幽香は前回こんな事を言っていた。
「料理はいいんだけど、他の人に食べさせるのは何か恥ずかしいわね。」
「料理はいいんだけど………」って、大丈夫なのか?
そうみんなが思った。そして出てきた料理は………
野菜メインの料理達だった。
まあ、のうかりんとか呼ばれてるゆっくりがいるぐらいだし
そこまで驚きはしないけど………確かに肉物の料理が多かったけど
幽香の料理は和風でも洋風でもあって中々なデザインの料理だった。
「そう来たか………(ドレッシングまであるのか………抜け目無いな)」
「幽香さんって結構凝った料理するのね。」
「あやややや!最強の妖怪と恐れられている人がこんな風に可愛らしい料理するんですね!
今度料理の取材でもしましょうかね!」
「………(もし幽香が優勝したら俺と戦うんだっけ?めんどいな………)うまい。」
「ほお………(関心)」
「むむむ………選ぶのが難しいですね。」
「どれでもいい気がするわ~~。」
「さあ!一回戦目の決定は審査員の投票によって決まります。
これで上位三名が二回戦に出場する切符を手に入れます!
………どうやら採点が決まったようです!では発表します!
上位三名は………こちらです!」
一位 幽香
二位 衣玖
三位 紫
四位 諏訪子
ビリ 神奈子
「ふふふ………まあ、私にかかればこんなものね。」
「………け、結構頑張りました!やったー!」
「ま、こんなものでしょう。」
「惜しい!」
「何故だ………?」
「「「「「当たり前だよ(です)(ですわ)!」」」」」
皆が神奈子に対し厳しいツッコミが炸裂した。
上位3名の彼女達が休憩室に移動して暫くすると
やっとこさ敗者復活戦が始まる。
「やってまいりましたー!敗者復活戦が始まるー!
果たして勝つのは洩矢 諏訪子か八坂 神奈子………どっちだー!?」
「フフフ………来たねこの時が!神奈子!洩矢大戦の仕返しをしてやる!」
「フッ………そう言ってお前は散りゆく運命なのさ!返り討ちにしてやろう!」
「どうやら二人の間にはもう洩矢大戦の再来が起きかけています!
さて、敗者復活戦の題名は………無論!
諏訪子達の周りが徐々に変化していく、
まあ、天狗たちが大急ぎで料理の素材やら器具などを片付けている。
そしてもはや更地での戦いが今始まる。(日常編なのに戦闘描写なんてダルイ………)
少女戦闘中………
絶は一人離れ遠くの方から彼女達の戦いを観戦していた。
今更だが絶の容姿は………アレだ。
(できれば挿絵で頑張りたい………描写なんてry)
絶は紫の服に良く似た服を風に靡かせながら口を開く、相手は勿論の如く滅だ。
「全く………俺の何が言いだか………」
『かっこいいからじゃねえの?狂骨もそう言ってたし。』
「また狂骨かって………………ん?」
『え?』
「それおかしくないか?好きなら好きとそういえばいいじゃんか。」
『………あー。』
「別に拒みゃしねーってのに………」
『俺………寛大すぎ泣きそう。』
「いや、なんでだよ!どこも感動する要素無かったろ!」
『まあ、冗談にしても………かっこいいのはお互い様だからな。』
「(このナルシストが………)そうかもなぁ………でも、アレだ。
昔、サタンとかを服従させた時期みたいなカリスマ性はないからさ………」
『それでも妖怪達は随分慕っているじゃないか………まあ、反逆者の主犯を見世物にして
嬲り殺しにしたのが今でも印象的だけどな。』
「それはそいつが悪い。邪神なんて大袈裟な名前使って挑んできたそいつがな。」
『おっと!あれは決着がついたかな………やっぱりな。諏訪子の勝利だ。』
「(話ずらしやがったまあ、いいか。でも、)そうだなぁ………予言しようか………」
『予言?』
「この後、諏訪子は………満足したっつってこの戦いを降りる。」
『え?そんなまさか………お前の都合良い事に事が運ぶわけが………
まじで降りた………降りやがった。』
「はあ!?『降りやがった』とか、おまっ!てめえ!文とか風間とかと組んでたのかよ!」
『勿論さぁ………(ドヤ)』
「(イラッ☆)………」
絶は何を思ったか右手を握り締める。
すると滅は苦しそうに弁解を試みようとする。
勿論のことながら絶が握り締めている右手には殺意がこもっている。
『ちょっと待って下さい出来心だったんですそのほんのちょっとだけ
悪戯心があったけどそれでも大半はあいつら(天狗達)の誘いだったんです
だからその結界を強めるのはやめて下さいって痛い痛い痛い!
やめて!本当に結界を強めるのはやめて!』
「お前のキャラが行方不明になったな。これで満足。」
『た、助かった。(どこらへんで満足したんだ)』
そして遠くの方から司会者の文の声が聞こえてくる。
絶はその声が聞こえた瞬間立ち上がり会場に向かって歩き始めた。
次回「絶争奪戦―二回戦―」