今年以内には出てるってことだね。
今回はお喋り回という感じでよく話してます。あとフラグも作ってます。
東方世界へ来てから1ヶ月経った。
普段(転生前)から妃香梨がいちゃつこうと近寄ってきたのだが転生してからというもの二人を邪魔する人が一人しかおらず
その人も最近は一気に忙しくなったようで隠れ家にいない日が多い為、頻繁に襲って来る。
漣の最近の悩みは毎日が忙しくなりそうなことだった。
「はあ………なあ、もう追いかけるのやめてくれないかな。」
「やめてほしいんだったら、言うことぐらい聞いて欲しいわ。」
「………………追いかけられたほうがまだましだな。」
そして鬼ごっこが再開した。実際これが終わるのに丸一日かかったのは言わないでおこう。
かなり久しぶりに絶が帰ってきた。山の奥に行くだけでこれほど時間がかかったのは
どうやら最近、山の奥の方で戦争が勃発してしまっているらしく
『人間と妖怪の支配者』として『妖怪の山』の責任がどうのこうのだったからだろう。
「神様が戦争………確かに勝手に来て勝手に暴れてもらっても困るな。」
「じゃ、絶がいなかったのはその神様とやらを説得してたの?」
「いや、全く別件だ。さっき聞いてな。お前達も呼ぼうかなと。」
「大丈夫なのか?これはどうも嫌な予感しかしないんだが。」
「全く………神様ってのはなんでこんなに気ままなんだか。いきなりここにやってきて戦争だなんて。………はあ~」
(気の迷いでいいからこの『呪い』も無くしてくくればいいんだが)
漣が「どうしたんだ?」と言っても、絶は「いや、何も。」とだけ言い
山の方へ歩き出した。
漣も妃香梨も山の向こう側を見たことはなかったが見晴らしがよく
山から流れる滝が遠くの方で湖になっているのだが、霧が漂っているせいでよく見えなかった。
これが俗に言う。『霧の湖』なのだろう。当然のことではあるが実物を見たことがなかったのでついつい「おお~」と柄にもなく感激してしまった。
絶は普通に降りて行く。そこには漣も妃香梨も知っている『八坂 神奈子』が座っていた。
神奈子がいる場所は周りにあらかさまに強そうな人達がいる。信者なのだろうか。
まるで自分の領土を主張するかのごとく堂々と座っているが
絶はそれがどうも気に入らないのか「全く!」と怒っている(?)
「ふっ。洩矢の奴もいい加減降参するかもな。」
「そうなったらお前ら謝ってくれないじゃんか。(シュタッ)」
「な、どこから!」
「どこって上からだけど………なあ、漣。」
「どう考えても上からしか来ませんよ。『八坂 神奈子』さん。」
「!………私を知っているとは………誰だあんた達は?山の所有者か?」
「そうだよ全く………貴女達は人の領地に勝手に入って勝手に喧嘩するなんてなあ~。」
「それは済まなかった。この場を借りて謝罪させてもらう。
しかし、妖怪達の山の所有者がまさか人間だったとはこれは意外だな。」
「俺は絶だ。『人間と妖怪の支配者』と呼ばれているが『人間だった物』とも呼ばれている。」
「俺は大神 漣だ。ま、俺はいつも妖怪からは『山の光闇』と呼ばれている。」
「私は鳥遊 妃香梨です。私は『白銀の花』とか呼ばれてます。よろしくです。」
「ああ、私は八坂 神奈子だ。貴方達はもう知っているようだがな。」
「さてと………本題に入ろう。神奈子お前は確か、『洩矢 諏訪子』という神と戦争中だったな。だが今日の時点で神奈子の方が優勢だと聞いた。」
「ふふ。そうさ、奴との長い戦いもこれで終わりそうだ。」
「山の支配者に許可取らずに勝手に入って来て勝手に出ていくのか?それはどうも理不尽だぜ。未来の法律だったら不法侵入だ。漣、他にもいろいろあったよな?」
「ま、詳しくは覚えてないけど確かに色々あったな。」
「何を言っているのだ?」
「こっちの話だ。まあ、つまりはこのままじゃ俺の腹の虫が治まらない訳だ。」
「お前の話じゃないか。あ、山の所有者のか。ならどうしろと?」
「山にいる妖怪達………この二人もだが巻き込まなければ山の破壊も許してやるよ。」
「え?大丈夫なの?妖怪達に批判されそうな話だけど。」
「大丈夫だ、問題ない。………というか戦争を見たいだけなんだけど。」
「なんて自分勝手なんだ。(神が気まますぎだよって言ってるくせにつーかこいつエ〇シャ〇イ知ってて言ったのか?)」
「いいんだよ。あと戦争が見たいつってもサシの勝負が見たい。」
「ほう………その程度ならお安い御用だ。諏訪子もこれなら引き受けてくれるだろう。」
「(喧嘩するほど仲がいいってことか。ハハッ、なんで損なことするんだか)
なら、『山の所有者との契約』をしよう。」
「何をすれば良いのだ?」
「握手だ。」
「嘘だろ!?絶そんなのでいいのか!?」
「いっつもこれだぞ。俺が面倒臭いからな。ん?どうした神奈子?」
絶は手を出してから、神奈子を見ると少し顔を赤らめていた。
神奈子はゆっくり手を差し出して握手するがそれが終わるとすぐ後ろを向いてしまった。
「(こ、この………わ、私が男の人に触れた///あ、あわ、慌てるな。冷静を保って………)」
少しして絶達は洩矢 諏訪子のいる場所を聞き、そこに向かっていく。
諏訪子の拠点はあまり離れたところではなく、すぐに会うことができた。
しかし、神奈子の方から来たため敵だと思われ説得するのに時間がかかったのは言わなくてもわかるだろう。
「………………ってことなったんだよ。ということで協力してくれるかな。」
「あーうー。なんで神奈子は勝手に決めるって言っちゃうんだよ~まあ、協力するよ~」
「そうか漣、妃香梨。お前らどうする?修行でもしてるか?」
「んー?どうするかな。なあ妃香梨。」
「隠れ家に行くよりは私は『霧の湖』に行きたいなあ。」
「あ、それもそうだな。ということで絶、そういうことだ。」
「分かった。あそこは『霧の湖』って言うのかスポットになったらその名前にしようかな。」
かなり気ままに言う絶を見呆れていると諏訪子が漣に話しかけてきた。
絶はちょうど神奈子の方へ行ったところを見計らった様で少し小さい声で言ってくる。
「漣………絶ってなんであんな契約方法をするの?」
「俺も今日知ったけど自分が面倒臭いだとよ。」
「………普通に紙とかに書けばいいと思わない?」
「あーそりゃないな。絶だもん。」
「そ、そうなのかしら?他にも方法があるのに………それに『はい』か『いいえ』を聞けばいいと思うし。」
「そうだな………でも、握手のほうが既成事実としては役に立つからかもしれないな。」
「き、既成事実って………う、うん!絶って面白いね。」
「それは同感。あとあの人にあるのは剣の腕と優しさだけだな。」
「あはは………………この戦いが終わっても、もう少しお話しようかな///」
諏訪子も神奈子同様顔を赤らめている。しかも何を想像してるかはわからないがモジモジしている。漣はそれを見てクスッと笑い、妃香梨の後に続いた。
(フラグ建築なんかしちゃって………絶どうすんだろ。)
遂に絶に恋愛フラグが立ってしまいました。しかも絶の発言も後の方で明らかになるフラグを立てました。この続きが気になる人は祈れ!そしたら私だって頑張ってやる!本気出してやるもん。
やってやんよ。
「そんな意気込みで大丈夫か?」
「大丈夫だ。問題ない。」並にやってやんよー!
次回「捕食者」
――――追記;・・・→………
失敗………霧の湖の時間軸がおかしい。