あ、それとコラボ募集中です。詳しくは活動報告で
漣side
目の前に現れたメイジとそれを小さくしたのと大きくしたのの三人兄弟であろう天使達。一度は助けてもらった時はそこまでの怪しさは感じられなかったが、今目の前で対峙しているメイジからはニヤニヤとした腹が立つ笑みに怒りが高まるのを止められない。だが、ここでふと、うん?とついつい目を疑うかのような仕草をしてしまうほどの違和感に気づく……それは……妃香梨や紫……絶(?)も同じだった。
妃香梨side
妃香梨と敵対するかのようにしている一人の女性はその場に存在しているが、妃香梨も漣と同じように違和感を感じ取っていた。
この女性……どこか私に似ている?……どこかで似たようなものを見たような気が……ってもしかして……
紫side
この二人の少女は仲が良さそうなのは良いことなのだが、この妙な違和感の正体は……というかこのギコチナサは……
絶(?)side
コイツが……目の前のコイツが天使どもの親玉……いわゆる『大天使』というやつか……ククク……神なら大体のやつを知ってはいるが、その下僕の名前をいちいち覚えてはおらぬのだが、相当の実力者のはず……なのだが……
「「「「コイツ等操られている……!?」」」」
(馬鹿な……
(な……っ!?馬鹿な!?……何がどうなっている!?……このオーラは…………ク、クク……クククククク!!そうか……そういうことか)
絶(?)は目の前の天使を放置して怪しく笑い出す。何がおかしいのかと顔をむっとすることもない天使など今の絶にとってはもはやどうでもいいことなのだ。とんでもない幸運が巡ってきたのだと絶は両手を顔を抑えるように抱え込むように掴み、狂い出す。
「ククク……!そうか……そうだったのか……!我に全てが廻ってきた。今に見ているがいい絶、滅よ!『今度こそ』我の計画が始まるのだ!『今度こそ』……今度…………こそ……………」
絶(?)は急に俯く……天使も固まっているように動かない。どこか悲しそうに悲痛の表情になる。
(我が……今度…………こそ変えてみせるのだ。――――を絶望へと……そして……)
―――――悲劇の始まりは一つの存在の覚醒だった―――――
―――――一つの絶望に魅入ってしまったのが原因だった―――――
―――――さあ、全ての人間よ、生きとし生ける大罪よ―――――
―――――絶滅する覚悟は出来たか―――――
はぁ……ため息が重くなるほど気力がない。