そうそうまだまだコラボ募集中です。
絶(?)たちはそれぞれ違う場所でそれぞれ違う敵と相対していた。絶(?)はしばしの間、狂いながら笑っていたが、急にそれが止み、冷徹さを取り戻し、敵を睨む。
動いてなどいない……ただ睨んだだけなのだが、それだけで男は一歩後ろへと後退してしまう……それほどのまるで大砲のような眼光であった。
「生憎だが、我は貴様如きと相対している暇など存在しない……(これ以上はもう……我にとってもキツいのでな)だから、さっさと終わらせてくれようぞ……っ!」
絶(?)は一瞬のうちに敵の背後に周り、
(天使も当然のごとく不老不死……それどころか純粋ではない『穢れ』を持つ人間からは一切のダメージを与えられない……)
だが……と、絶(?)が移動したさいに起きた風で巻き起こった砂煙で目を閉じる大天使の男。
(風の影響を受けるということは手刀の余韻で気絶するということではないか)
いわゆる衝撃波のことである。
ドゥゥバンッッ!!!
空気を叩いたとは思えないまるでサンドバックを思いっきり殴った時のような爆音が生じ、大天使の男はその風圧によって吹き飛ぶ。
「…………ククク、大天使といえど
男は答えない……絶(?)は男が立ち上がるのを待つ。ここまで動かないのは大天使としての誇りを絶(?)砕いたからショックを受けたのだろうか?大天使ほどだったらこの程度では死なない(死ねない)し、余裕で起き上がってくるものだと思っていたが……
「……おい?いくらなんでも遅すぎるぞ?」
うつぶせになって倒れている大天使の男に心配そうにそういう絶(?)。
「……え……っと。起きてるだろう?だ、大天使だろ!?え、いや、まさかそんな……この程度で終わるなんて聞いてないぞ!そうか!演技だろう!?」
さっきまで狂っていた奴が今度は敵が起きてこないことに焦っている。もっと壮大な戦いを期待しているのにも関わらず、これである。
「わ、わわわ我をだ、騙そうとしておるのだろう!?え、だってそりゃないだろう!き、気絶って……わ、我狙ったが!それを狙ったが!え!?えええええ!?」
完全に大天使の男が気絶していることを判断して絶(?)はらしくない素っ頓狂な叫び声を上げる……すると頭の中……精神世界から声をかけられる。
『そりゃ、悪魔と戦うことがある天使でも……というか天使は清楚なイメージを貫くために怪我を一度もしたことがないような連中だぜ?』
『それに人間相手に物理戦で挑む
「な、なんだ……?何がいいたいのだ?」
『『運動音痴』』
漣side
「運動音痴にもほどはあるだろ!?」
目の前で突っ伏している三人(気絶状態)に向かってそう叫ぶ漣。ここまで色々あったというのにこれでは締めではないだろうと怒るが、三人からは反応がない……仕方ないと天狗の里を後にするのであった。
妃香梨side
妃香梨も同様であった。結界……通用するんだ。と呆然しながら倒れた女性にジャケットをそっとかけてその場を後にする。途中風間が現れ、「さっきの女性は?」と聞かれるが、「ゴメンチョットナニイッテルカワカンナイ」と虚ろな目でそういう。
紫side
「え~~っと。あ、そっかうん。仕事しなきゃ。」
紫らしからぬ言葉で締められた。
「我……初戦がこれ?」
絶(?)はぐすんと泣いた。
ク、クク、ククク……
う、うぅ……我、扱われ方が雑すぎ(泣)