亜人の佐藤がキヴォトスを楽しむ   作:はふはふサドンデス

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pixivで投稿している小説を持ってきました。初めて使うサイトなので至らない点が様々あると思います。
佐藤が無双します。その上でブルアカの生徒の強さに齟齬が出たり、少し痛い目にあったりします

ご容赦ください。



2025 2 7 追記
人生で初めて書いた小説で、いま読み返してみたらすごく読みづらかったので修正しました。ついでにタイトルも少し変えました



佐藤がキヴォトスにやってきた
file.1 「始発点」について


file.1あまねく悲劇の始発点

 

 

 

 

その生物は死なない

 

その生物は亜人と呼ばれている

 

 

その生物は___________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(-----最後の大博打。こっちの負け。永井君の勝ち、か。それでも……楽しかったな。…………)

 

永井との対決に敗れた佐藤。その勝負の余韻に浸っていた。その決着は佐藤が永井に気絶させられたことで終結した

 

 

 

 

はずだった

 

 

 

(………………ん??待てよ、私は気絶しているはず……。ならなぜ意識があるんだ?…)

 

 

 

 

 

 

目を覚ます佐藤

 

 

 

「…………どこだここは?」

 

上体を起こし、周りを見渡す。見慣れない空間であった。

会議室のような部屋で、扉の横の看板には「連邦生徒会貴賓室」と書いてある。壁は見慣れない素材で出来ていた。

起き上がってみると窓ガラスから外の景色がよく見えた。窓から見える夜景から、高層ビルの中にいるのだとわかった。

 

 

「なんなんだ…ここは…?」

 

佐藤があたりを散策しだす。

机の上には紙の資料が並べられている。読めはするが内容はちんぷんかんぷんだ。

とりあえず外に出ようと、扉に手をかけて部屋を出ようとした、その時

 

ビー!ビー!ビー!ビー………

 

 

 

警報が鳴り響き出した。

 

「ひゃ〜。人とか来ないといいけど」

 

佐藤が帽子越しに頭を掻く

 

すぐに一人の少女がやってくる。七神リンが警報を聞いて様子を見に来たのだ

 

「……!侵入者?!いったいあなたは誰ですか?!」

 

佐藤を見て驚きつつ警戒するリン。

 

「見つかっちゃった…」

 

リンは警戒を続けながら佐藤に語りかける。

 

「誰だと聞いているんです!答えなさい!」

 

拳銃を取り出し佐藤に向ける

 

「ひゃー、恐ろしいもの持ってるね。わかったわかった。私は佐藤。君に危害を加えるつもりはないよ」

 

佐藤は両手を上げて敵意がないことを示すが、リンは拳銃を下ろさない

 

「さとう…?……佐藤さん、なぜここにいるんです?現在、ここには連邦生徒会以外の人間は立ち入りが禁じられているんですよ」

 

「私も知らないよ。目が覚めたらここにいたんだ。そのー…連邦なんとやらについてもよく知らないし、そもそもここがどこなんだかよくわからないし…」

 

リンがしばらく佐藤を睨みつける

 

「……あなた……キヴォトスの人……ではないのですか?」

 

「……キヴォトス?神話の話をしてるの?」

 

佐藤が要領を得ないまま答える

リンが拳銃を下ろす

 

「……学園都市キヴォトスを知らない………?

…えっと…あなた…大人の方ですね?」

 

「大人……。まぁそうだね。」

 

「ふむ……外の世界から来たのだとすれば……シャーレの先生をご存知ですか?」

 

「シャーレ?今度は科学の話かい?」

 

「…先生のお知り合いでもない…困りましたね……。」

 

リンがしばらく考え込む

 

 

「………ひとまず危害を加えるようには見えないですし…。

それでは明日、先生に相談してみましょう。詳しい話もそこで聞きます。」

 

「はぁ…とりあえず、見逃してもらえるのかな?」

 

「いえ、安全が確認できるまでは、我々連邦生徒会の元であなたを保護します」

 

「あらら」

 

「安心してください。今日はもう遅いので、こちらで用意する宿泊所で休んでもらいますから」

 

「あー…なんだか悪いね」

 

「いえ、そちらも大変でしょうから。」

 

「ありがたいねぇ。

 

ところでその、明日会えるっていう…その『先生』っていう人は頼りになる人なのかな?」

 

「えぇ、もちろん。先生はここキヴォトスの様々な問題を解決し____」

 

そう語るリンが銃をホルダーにしまおうとしていたのを、佐藤は目で追っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佐藤は即座にリンの腹を殴り、銃を奪う。

 

「ッ?!…な、何をするんで…すか…」

 

銃のスライドを引き、弾を確認。リンの額に狙いを定める。リンが避ける間もなく、佐藤は引き金を引いた。

 

バン!

 

銃声が響き渡り弾丸がリンの額に命中する。リンの身体が吹き飛び、机に激突する。

 

「………ん?あれ?吹き飛んだ……弾が貫通してない?

…というかなんだこの銃。人間が使うように設計されていないような…」

 

佐藤が不思議そうに銃を眺めていると、リンが震えながら体を起こそうとしているのが見えた。

 

「え、まだ生きてる。…もしかしてここの世界にも亜人がいるのかな?」

 

無邪気な発言をしながら佐藤は二発目を打つ体勢に入る。

しかし銃声を聞いた連邦生徒会のメンバーが続々と廊下に押しかけてきた

 

「先輩!大丈夫ですか?!」

 

アユムがリンに駆け寄る。集まった生徒会の全員が佐藤に銃口を向ける。

 

「貴様、何者だ!」

 

佐藤にとっては見慣れない光景。ただの子どもたちが一斉に銃口を向けてくる光景。

 

「ははは!なんだこれは……これはすごい!今すぐやり合ってみてもいいけど……。

そうだな、

 

 

 

もっとこの世界を知ってからにしよう!」

 

 

 

「手を上げろ!!武器を捨てるんだ!!」

 

生徒会の一人が怒鳴りつける。

 

「そうとなれば……」

 

佐藤が窓に向け連続で発砲する。

 

「「?!」」

 

 

「新しいゲームの始まりだ。」

窓から吹き込んでくる風に、帽子が飛ばないように頭を押さえた。

 

「何をする気だ!?」

 

そのまま佐藤は窓に突っ込み、ガラスを割って外へ飛び出していった。

 

「待て!!」

 

生徒の呼びかけ虚しくそのまま地面に向かって落ちていく佐藤。

 

 

 

 

 

「あ は は は は は は は !」

 

 

 

 

豪快な笑い声がキヴォトスの夜に響き渡った

 

 

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