亜人の佐藤がキヴォトスを楽しむ   作:はふはふサドンデス

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file.19 チェンジ

 

機械室

 

「了解…………。………アロナ、IBMの転送を頼む…」

 

「わかりました」

 

じゅわ…じゅわ…じゅわじゅわじゅわ…、、

 

シッテムの箱から湧き出てくるIBMが換気扇に吸い込まれていく

 

「ヒマリ、ネルの合図で換気扇を回してくれ」

 

『了解』

 

「そうだ…トキ。君も出動しておいてくれ…もしもときはすぐに食堂まで来れるようにしてほしい」

 

「了解です」

 

____________________

 

食堂の入口前で待機する面々

 

「さっきの行動から見て、佐藤は腕を断ち切れる刃物は持っていない。目くらましが来たらすぐに麻酔を撃ち込む」

 

ネルが壁に寄りかかり、外から食堂を覗く。佐藤は見えない。反対側にいるシロコも首を横に振る。

 

(柱の裏にでも隠れているのか……)

 

「今だ。やってくれ」

 

ネルの合図をきいてヒマリが換気扇を回す

 

 

 

ゴーーーーーー!

 

 

「え?」

 

サーーーーー!

 

食堂に大量のIBMが流れ込み、佐藤の視界が完全に塞がれる。

 

「これは…IBM……?」

 

「今だ、行くぞ!」

 

全員で食堂に突撃する。

 

「そういうことか…!さてはせんせ____」

 

パシュ!

 

佐藤の首に麻酔が命中。即座に自殺しようとするが、シロコが手首を撃って銃を落とす

 

「あーあ……」

 

 

 

 

 

 

佐藤が倒れる

 

「対象…沈黙しました…」

 

『了解…麻酔がしっかり刺さってるか確認してくれ…それときつく縛り上げて麻酔が体に流れないようにしてあるかもしれない…それの確認も頼む』

 

先生の指示を受けてネルが麻酔針を注視する

 

「命中箇所は首……布で流れを防げそうにはない…麻酔針も体内までしっかり入っている……

 

小細工のしようがない、完全に寝てるぜ……」

 

食堂からIBMの霧が消え去る

 

 

先生がシッテムの箱を仕舞う

『………………わかった…私もそっちに向かうよ』

 

「止血するぞ、絶対に死なせるな」

 

ネルが調理室から包帯を持ってきて、手の止血を開始する

 

 

________________

 

司令室

 

『私の出番はなしですか』

 

「そうみたいですね、トキ」

______________________

 

 

 

 

ユウカがは6階に到着しセキュリティルームまで来ていた

 

「ウタハ!大丈夫なの!?」

 

発見したウタハは瓦礫のあいだに体が埋まっていた。

ヘイローは消えていて、完全に気絶しているようだ。

ユウカが瓦礫をどけていき、ウタハを外に出す。

 

「…………チヒロは…?チヒロはどこに……」

 

 

 

______________________

 

 

 

先生が階段を下っていく。

 

(これで終わり…………まだ何かある……か…?

IBMの霧はこれっきりだからな……

 

 

 

IBM……………!!)

 

 

(佐藤のIBMは自走する……!………まだ終わって……

いや、ネルたちはそれを確認していない………ならば大丈夫……な…)

 

 

"普通の人間は条件が揃わないとIBMを視認できない。"

 

自分で口にした言葉が頭に流れる。単純なルール、それを忘れていた

 

 

『IBMに警戒しろ!!ヤツのは自走する!!』

 

 

「!!」

 

先生からの無線を聞いたアカネとシロコが銃を構える

 

(どこに……いるんだ……)

 

 

 

 

 

 

『プ…プレイボール……』

 

アカネの隣から声が聞こえた

 

「「!」」

 

振り向く暇もなくIBMがアカネをぶん殴る。アカネが拳と壁に挟まれた

 

「こいつ……!」

 

そのままアカネを壁に引きずっていき

 

『 あ゙ は は は は は は は 』

 

そのまま地面に叩きつける。

IBMが飛び上がり、アカネをぶん殴ろうとする

しかしアカネがアスナの銃で拳を防いだ

 

「来なさいよ」

 

IBMがアスナの銃を押さえつけて、もう片方の手で顔面をぶん殴り、アカネが気絶した

 

「こいつで消失まで時間を稼げ!」

 

ネルが消火器を指差す。シロコが栓を抜きホースを掴んで、IBMのいるところまで走った。

レバーを引き切るその前に、IBMがシロコに飛びかかる。

 

「!」

 

調理室まで突っ込んでいき爆発を起こす。

 

調理室からはIBMだけが出てきた。

 

「クソ………」

 

佐藤の止血を終えたネルが銃を構える。IBMはネルに近づいてきていた

 

「…………おい」

 

IBMが佐藤の前で止まる

 

「おい!こっちだ!こっちを見ろ!」

上に向かって発砲する

 

『?』

 

IBMが佐藤の心臓目がけて、手を突き刺す。リセットが始まる

 

「クソ!!」

 

ダダダダダダダ

 

佐藤に射撃するがIBMに防がれた

 

「あーあ…使っちゃったよ…」

 

佐藤が起き上がり、麻酔をネルに放つ

 

「させるか……!」

 

ネルが麻酔針をキャッチして佐藤に投げ返した

 

「え、すご…」

 

佐藤がそれを避けるともう一発撃つ

 

「ちッ…!」

 

掴みそこねて、胸に命中してまう

 

「…!」

 

ネルの動きが鈍る

 

「おやすみ……」

 

銃を切り替えて再度発射する

 

 

「ネル!!」

 

駆けつけた先生がネルを抱きかかえてかばい、アロナのバリアで麻酔を弾く。しかしその勢いでネルが頭をぶつけ、座り込んでしまう。

 

「え!先生!?」

 

「ッ!!」

 

先生が麻酔銃を撃つがIBMに防がれる。

麻酔銃はゲヘナ製。一発こっきり。残弾はない。

IBMが先生を突き刺そうとする

 

「トキ!!!」

 

先生の掛け声が響くと、壁を突き破ってアビ・エシュフが現れる。

 

「おぉ!ロボットじゃな____」

 

IBMごと佐藤をぶん殴り部屋の外に突き飛ばした

 

「カリン!10階だ!」

 

カリンが外に部屋の外に飛び出してきた佐藤を狙撃する。腕を吹き飛ばした。しかしIBMにぶん投げられ柱の裏に隠れる。リセット

 

『逃した…!』

 

 

 

ネルが頭を押さえながら立ち上がる

 

「おいトキ!これ切れ!」

 

マシンガンにつけられた鎖を差し出す

 

「はい…わかりました…」

 

床においた鎖に主砲を撃ち込むと簡単に千切れた

 

「先生!麻酔はこれを使ってくれ」

 

片方を先生に差し出す

 

「悪いね………佐藤のIBMはそろそろ時間切れだろうけどストックはある……正面切って戦うのはよそう」

 

「もう目くらましは使えねぇのか?」

 

「ああ、これ以上の生成は時間がかかる………シロコとアカネは……?」

 

「アカネはあそこ…シロコは調理室で伸びてる……。スプリンクラーのおかげで爆発の勢いはそんなになかったみたいだし…無事ではあるだろ……」

 

「ネルは動けそう…?」

 

「あぁ、まだイケるぜ」

刺さった麻酔針を引っこ抜く

 

「よし……。ヒマリ、トキの活動時間は?」

 

『おおよそ30分です』

 

「了解……アビ・エシュフは私達のアドバンテージだ。出来だけ早く勝負をつけるぞ…!」

 

_______________________

 

 

「ぶん殴られたときに、武器がなくなっちゃったな………あ、そうだ」

 

佐藤があることを思い出し歩いていく

 

スプリンクラーの水が尽きて、水が止まった

 

 

 

 

 

 




ここら辺、亜人の要素が強すぎる
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