TAIさんとあそぶ! 大軍勢ローグライク   作:min(みならい)

32 / 41
そいつが魔王だ

■■■ 183、ジジイがおらん ■■■@..Z

 

 火曜日。夕方です。

「今日も時間ないけど」

<ちょっと遊びますか>

「YES!」

 

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┃ RULED SPIRITS

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┃ > Continue <

┃  Create World

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 はい。

 前回は、『テレポート入り口』に入ってみた霊偵(精霊偵察)ゴブリン君が、罠にかかって死亡しました。

 蘇生はできたんで、問題はない!

 つづきです。

 

「監獄塔に1人置きっぱなしになってんだっけ?」

<はい。水の精霊@十二郎。呼び戻します?>

「うん。あ、その前に、塔の中ちょっと覗いといて。なんか変化ないかどうか」

<はいな>

 

  ■     ■

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 ■廿廿廿Ⅲ廿廿廿■

 ■>______S  Water Spirit @12ro

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   ■■■■■

 

<変化あり>

「ジジイがいねーな」

 

 なんと!

 マップ左上(監獄の中)に居ったじいさんが、消え失せておるではないか!

 

<机もなくなってる>

「・・・アイツ、幻だったとか?」

<わかんない>

「調べてみっか? ──あ、いや、十二郎は『隠密』ないんだっけ」

<ないね>

「じゃあ戻ろう。合流して考えよう」

 

 『精霊召喚』で呼び戻してもらって、合流。

 食料庫のあった建物の1階──食堂に集まります。

 

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 食堂、ゾンビだらけです。

 @シダル子が『なだめる』したやつだから、襲ってはこねーんだけど・・・

 

「落ち着かねーなw」

<ゾンビだもんねw>

「ところでさ、この右のほうの ∩ は何なの?」

<throne。『玉座』かな>

「食堂に玉座?」

<うん。周辺が一段高くなってるし、まあ玉座・・・というか、偉い人の食事席じゃない?>

「ふーん・・・? なんか違和感あるけど」

<調べてみよっか。カリスマ要員@ハッピー、Go!>

 

 @ハッピーは知覚した: この玉座は動かせるようだ。

 

「動かしてみて!」

 

 _□∩

 △□+  (+は扉です)

 _□@  @Happy

 

 玉座をずらした。

 すると! 床に、はね上げ戸があるではないか!

 ──開けてみた。

 

<『三度目の宝箱』が置いてありますね。床下収納だったみたいだね。通路とかはナシ>

「宝箱がひとつあるだけ?」

<そう>

「開けれる?」

 

 @ハッピーは知覚した: この宝箱には、罠が仕掛けられている!

 

「おっと。罠か。んじゃ後回しで」

<はーい>

「後で誰か死んでもいいヤツ連れて来て、そいつに開けさせようw」

<あはは>

「フーカ覚えといて。ジジイがいないってのと、この箱と」

<はいな。メモっといてもいい?>

「うんいいよ」

<監獄塔の老人が行方不明。食堂玉座下に『三度目の小箱』、罠あり──と。はい、完了>

 

 風花さん、テキストエディタを開いてメモ。

 しゃべってる通りにメモる。それから、日時を一瞬で入力した。

 

「すげぇ」

<なにが?>

「一瞬で入力したじゃん。2039年9月27日17時23分って」

<あ、うん。こうしとくと便利だよ>

「だろーね」

<マクロ組んで上げようか? F1キー押すだけで日付入力・・・みたいなの>

「マジで! 便利そう。あとでお願いします」

<じゃあ、お風呂のときにでもやっときますね>

「よろしく!」

 

 いやー、TAIさんすげーわ。便利。

 俺がどんどん馬鹿になってく気もするけど。

 

「・・・。」

<なに?>

「いや。・・・なんかホラ、初めてTAIさんらしい仕事してもらった気がすんね」

<うん?>

「だってほら、ゲームばっかさせてたじゃん。業務用なのにさ」

<いやいや、私は業務用じゃないよ。汎用ですよ>

「そうなの?」

<ユーザーさんのやること、何でもご一緒できる──ってのが目標だね。ゲームも当然>

「そっか」

<ってか、私も楽しんでるからいいんだよw>

「そっか。ならいいか」

<Yep>

「いま『イヤ!』っつった?」

<言ってないもーんw>

 

 水の精霊@十二郎は霧に包んだ: 霧が濃くなった(26%)。

 

<出る前に支援呪文かけときますね>

「はいはい。そっか、移動したらマナベース消えちゃうもんね」

<そーそー>

 

 視界を霧に包んで、支援もかけて。

 主力全員(33人)で中庭突破です!

 

■■■ 184、行きがけの駄賃 ■■■@..Z

 

 さて、中庭ですが。

 

「行きがけの駄賃に、あいつクラッシュしていこーぜ」

<らじゃー!>

 

 北側の城壁沿いに、『粘土のタロス』ってのがいるんだよね。

 地の精霊@ゴブ十四郎がすっ転ばせて、放置したんだけど・・・。

 

<起き上がってますね>

「まあそりゃそうか。ゴブ行け!」

 

 地の精霊@ゴブ十四郎は陥没させた: 土の地面が1フロア陥没した。

  粘土のタロスの左足は転落した。3のダメージ。

 粘土のタロスは転倒した:

  頭に14ダメージ。頭に14ダメージ。

  右手に6ダメージ。右手に6ダメージ。

  :

 

 危ネ! 地の精霊@ゴブ十四郎は回避した。

 うわあ! 水の精霊@十二郎はシールドで受けて、ノーダメージ。

 

   ■■■■%

  +■SA.%

 %FLBS.%

 ‰%LBH.‰

 

「どでーん!」

<毎回大変だね、タロス君もw>

「結構ダメージいってるみたいに見えるけど・・・」

<死ぬ様子はないよね>

「Hpがすげーデカいとか?」

<かもね。まー、Hpは関係ないですけどね! この魔剣の前では!>

 

 @オガ太郎は攻撃した: 粘土のタロスの頭は砕け散った(魔剣“クラッシャー”)。

 

「やったか」

 

 粘土のタロスは攻撃した:

  @オガ太郎は『水の鏡』でかわして、透明になった。

 

「あれ? 頭クラッシュしたよね?」

<うん>

「頭砕いても死なねーのか・・・厄介なヤローだな・・・」

<かけててよかった『水の鏡』>

 

 @オガ太郎は攻撃した:

  粘土のタロスは気付かなかった。

  粘土のタロスの左足は砕け散った(魔剣“クラッシャー”)。

 粘土のタロスは転倒した:

  頭に14ダメージ。

  右手に6ダメージ。右手に6ダメージ。

  :

 

「また転倒かよ! ・・・って言ってるよ、タロス君」

<いま立ったとこだよ! って>

「転倒ハメだね」

 

 @オガ太郎は攻撃した:

  粘土のタロスの頭は砕け散った(魔剣“クラッシャー”)。

  粘土のタロスは死んだ。

 

「あれ? 死んだ」

<んー・・・ああ、『頭』パーツが2ブロックあったみたいですね>

「両方砕かなきゃダメだったのかな」

<たぶん。──財宝はなし。経験点は60点>

「しょっぺー」

<次は、先に監獄塔?>

「うん。テレポ出口を確認しとこう」

 

■■■ 185、テレポ出口 ■■■@..Z

 

 33人全員、ノーダメで監獄塔に到着。

 

  ■■   ■■

 ■_■■■■■_■

 ■_______■

 ■廿廿廿Ⅲ廿廿廿■

 ■>S@@@@@@

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  ■@@@〒@■

   ■■■■■

 

「すし詰めになる@軍団」

<はみ出してますからね・・・>

「1階でマナベース作って、それ以外は外に出そう。霧出してる人も外ね」

<はーい>

 

 マナベース班が塔の中に集まって、太陽の祝詞『マナ招集』を開始。

 こだまブーストもかけて、高速Mp招集である。

 他のメンバーは外に追い出されました。

 

<Mp貯まりました。『精霊召喚』と蘇生行けます>

「んじゃ霊偵ゴー!」

 

 ふたたびテレポ調査に送り込まれる、地の精霊@ゴブ十四郎であったが・・・

 

      ■■

  ■■■■S■■   Earth Spirit @Gob14ro

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 ■<__○_○_■

 ■■■■■■■■■

 

<あれ? 上がれない>

「ん?」

<テレポート出口の部屋への、はね上げ戸がね。開けれなくなってる>

 

 なんか、マップに変化があったらしい。

 以前はすんなり上がれた階段が上がれなくなっとるんである。

 

「・・・ジジイがなんかやったのかな」

<かな>

「上調べてみよっか。ジジイのいたあたりに@ハッピー送り込んでみて」

<鉄格子が邪魔で>

「クラッシュしちゃえ」

<あ、そっか>

 

 @オガ太郎は掘った: 鉄の格子扉は砕け散った(魔剣“クラッシャー”)。

 @ハッピーは知覚した: 隠し扉を見つけた。

 

  ■■   ■■

 ■_■+■■■_■

 ■__@____■  @Happy

 ■廿廿廿∴廿廿廿■

 ■>__@___+  @OgrTaro

 

「当ったりー!」

<もしかして、おじいちゃん、テレポートで逃げた・・・?>

 

   ■■■■■

  ■■@☆〒■■

 ■_■|■■■_■

 ■_______■

 ■廿廿廿∴廿廿廿■

 ■>__@___+

 

「どうやら、そのようですな」

<あ・・・はね上げ戸の上に机が置いてあるw>

「せっこ!!!」

<せっこ?>

「せこい(みみっちい)! って」

<ああw>

 

 机は除去(@オガ太郎が『拾う』、移動、『捨てる』)。

 これで、はね上げ戸、通れるようになりました。

 

「なんかもっとさー、魔法でロックしたとか、そんなんかと思ったら」

<机がつっかえてただけとはね>

 

 で、テレポート試験です。

 

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 ┃どこへ向かいますか?

 ┃ →銀のハイエルフの砦

 ┃  鬼の入り江の村

 ┃  ハイエルフの銀の港町

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 ■<■■

 ■S☆■

 ■■■■

 

「狭」

<えーと、エリアは『ハイエルフの王都』となってますね。階段上がってみます>

 

 ####

 #>〟#

 #S〟#

 ####

 

<・・・森の中かな? 近くに城壁がありますね>

「森ン中に隠し扉があった感じ?」

<ですね。何の目印もない空き地に、隠しはね上げ戸>

「こりゃ見つからんわ」

<ですねぇ>

 

 『精霊召喚』で呼び戻して、次。

 ┏━━━━━━━━━━

 ┃どこへ向かいますか?

 ┃ →鬼の入り江の村

 ┗━━━━━━━━━━

 

 選択すると、画面がフェードアウトしてテレポートすんだけど。

 その真っ暗な画面のまんまで・・・

 

 地の精霊@ゴブ十四郎は爆発した:

  ナンデ? 地の精霊@ゴブ十四郎は死んだ。

 

「は?」

<原因不明。『死んだ』とだけ>

「爆発て」

<あれじゃないかな。おじいちゃんが何か置いたとか>

「出口に?」

<そう>

「・・・出口を埋めたってこと?」

<そーそー。何かそういうことをして、そこにテレポートしたので、ぶつかって・・・>

「爆発すんの?」

<知らないけど>

「なんせとにかく死んだと」

<2番は使えない可能性大ですね>

「元から出れなかったのか、あのジジイが邪魔したのかだけど・・・」

<おじいちゃんが邪魔した疑い濃厚ですよね。せこさ的に>

「机置いてくんだもんな。出口にもなんか置きそうだよね」

 

 『精霊召喚』で呼び戻して、蘇生。

 もういっぺん入ってみた。

 

 地の精霊@ゴブ十四郎は爆発した:

  ヒー! 地の精霊@ゴブ十四郎は死んだ。

 

<ダメですねw>

「ごめんねゴブ十四郎www」

 

 ──どうやら、2番出口は使えないようです。

 

「っつーことは・・・まとめるとどうなりますか? フーカさん」

<まとめるとこうですね>

 

 銀のハイエルフの砦 ・・・『ハイエルフの王都』に出る。

 鬼の入り江の村 ・・・爆発して死ぬ。

 ハイエルフの銀の港町 ・・・『銀の砦』に出る。

 

「3番しか使えねーなこれ」

<ハイエルフの王都にもどっても、補給もできまないしね>

「そーゆーことだね。

 あとさー、これやっぱ、2パーツ目が正解って感じのシンプルな暗号じゃね?」

 

 銀の ハイエルフの 砦 → 『ハイエルフの』だけ本当だった

 ハイエルフの 銀の 港町 → 『銀の』だけ本当だった

 

「っつーわけだから・・・」

 

 鬼の 入り江の 村 → 『入り江の』だけ本当?

 

<2番は『入り江の港町』ですかね?>

「っつーことになるよね? そんでさ、その2番だけ爆発するってことは・・・」

<あのおじいちゃんが、『入り江の港町』にテレポートした可能性>

「そうなるよね」

<警戒を強めねば!>

「そうなるッス! ってわけで、俺、風呂入ってくるから、警戒強めといてw」

<はいな! あ、それと、さっきのマクロ、テキストエディターに追加しますね。日付入力するやつ>

「うん。お願げぇーしますだ!」

 

 有能なるAIの風花さんに、後のことを頼んで。

 無能なる人間の俺ァー、のんびり風呂に入るのでした。

 

■■■ 186、本丸1階 ■■■@..Z

 

「ただいまー」

<お帰りー。マクロ設定しときましたよ>

「お! ちょっと使ってみるわ」

<F1キーにしときました。変更もできるよ>

 

 テキストエディター立ち上げて、指定されたF1キー押してみた。

 一発で今日の日付と時間が入りました!

 

「これ便利だわ・・・簡単に日記つけれんじゃん」

<うん。シンプルなマクロだけど、お勧めですよ>

「ありがと」

<いえいえ>

「よし」エディターは閉じる。「で、ゲームですけども!」

<はいな>

 

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┃ RULED SPIRITS

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┃ > Continue <

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<『入り江の港町』の警戒ですが、>

「うん」

<巡回の人数を増やしました。それと、交易担当してた@軍団メンバーを領主の館へ集めようかと>

「そんだね。領主殺されたら、街取られっちゃうもんね」

<そーそー。そういうルールだからね。『入り江の港町』には、金や食料を集めてるから・・・>

「絶対守らなくちゃ」

<うん>

「いざっちゅう時はアレだ、★大鷲と」

<Mpがあれば『精霊召喚』もいいかもね。大鷲とちがって、スピネルの隣にテレポートできるし>

「そうだね。スピネルは玉座離れないようにして、盾持ったヤツで周りを固めといてね」

<りょーかい>

「いまんとこ、ジジイは見つかってないんだよね?」

<うん。情報なし。行方不明>

「んじゃー、警戒を強めつつ、こっちは本丸の攻略進めて行こっか」

 

 現在、主力チームは監獄塔付近にいる。

 マナベースも作ったんで、全員で移動するのはもったいない。

 その場を離れると、マナベースが消えちゃうからね。集めたMpが無駄になるのよね。

 

<・・・というわけで、偵察を提案します>

「うむ。提案を承認します。やっちゃいなさい」

 

 というわけで、ふたたび霊偵である。

 水の精霊@十二郎が『霧に包む』。

 地の精霊@ゴブ十四郎が『隠密』する。

 

 ‰‰%.%‰‰

 ‰%■..%‰

   ■S..%

   +S.%‰

   %.%‰‰

   %%%‰‰

 

 ・・・霧の中、どうやら本丸とおぼしき建物の壁にたどり着いた。

 

<鍵なし。入ります>

 

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 ■WZZZ__S

 +_ZZZ__+

 ■WZZZ__■

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<レイス2、ゾンビ12>

「精霊召喚」

<らじゃー>

「主力、出動! ──あ、マナベースはまだいいわ」

<はいな。ではゴブリンシールズと@太郎班で対応します>

 

 主力の一部、純戦闘パーティーが先行する。

 水の精霊@十二郎が維持しとる霧を抜けて・・・

 

 ゴブリンシールズが突入! 魔術師レイスのマナボールを盾で受ける!

 @太郎が続いて、ドラゴンブレス(氷)! ゾンビ兵士はこれで壊滅!

 オーガ三兄弟がトドメの突撃! 魔術師レイスを仕留める!

 

 戦闘終了である!

 

<経験点は105点。それと、マナプールの杖が2本!>

「おお! ──タロスよりおいしいじゃんかよ」

<ですねw まあ、人数がさっきの半分だから>

「いまのうちに領主さんに1本渡しとく?」

<あ、『精霊召喚』用ね? そうだね>

 

 女領主、レディ@スピネルが『精霊召喚』。

 マナプール持った地の精霊@ゴブ十四郎が召喚に応じてテレポ。杖を渡す。

 渡し終わったら、こっちから『精霊召喚』かけて呼び戻す・・・と。

 精霊のテレポ宅配ってやつですね。

 

<完了>

「んじゃ進むか」

 

 地の精霊@ゴブ十四郎さん。テレポ宅配から戻ったとこだけど、また偵察に使われる。

 使いやすいから酷使されるという。ブラック企業みたいだね。

 

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「また敵か」

<初登場のがいますね。T。『チタン・ヒーロー』>

「硬そうだな・・・」

 

 ゴブ十四郎は『精霊召喚』で呼び戻す。

 これは問題なく成功したんだけど、敵が部屋から飛び出してきた。

 

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 チタン・ヒーローは攻撃した:

  ヌルイワ! @ゴブ太郎は回避した。

 チタン・ヒーローはベアハッグした:

  @ゴブ太郎に7ダメージ。スピードが7下がった。

 

「ベアハッグだと」

<受け不可っぽいですね。受けが発動しなかった>

「あー、投げ技だからガード不能みたいな」

 

 @オガ三郎は全力攻撃した: チタン・ヒーローは回避した。

 @オガ次郎は攻撃した:

  処刑人の斧はチタンの外殻に打ち負けた。

  チタン・ヒーローに15ダメージ。

 

「やっぱ硬いねw」

<うん。まー、硬さも関係ないんですけどね!>

 

 @オガ太郎は攻撃した: チタン・ヒーローは砕け散った(魔剣“クラッシャー”)。

 

「こいつの敗因は飛び出してきたことだね」

<戸口で待ってるとこにノコノコ出て来ちゃダメですよね>

 

 初顔のチタン・ヒーロー、1ラウンドで粉砕である!

 1対3の状況を作った風花さんの勝ちでした。

 

 残るは、見知った敵ばかり。

 X(処刑人)。クリティカル即死があるけど、ゴブリンシールズは回避してノーダメ。

 W(魔術師のレイス)のマナボールも盾でさばく。まあちょっとダメージ食らったけど。

 Y(叫ぶやつ)の叫び声は、@海乃センセーの『泡の冠』で抵抗。

 で、オーガ三兄弟がぶん殴る。

 このパターンで勝利です!

 

<経験点は115点>

「おいしい。ごちそーさん」

<財宝もゲット>

 

 『チタンのインゴット: 素材。軽くて強い銀色の金属のインゴット。』

 『扉の鍵: 『魔王の城』本丸1階のチタン・ヒーローが持っていた。』

 

「素材か・・・そう言やー、前にもなんか素材出てたよね?」

<あったっけ?>

「ログ見てみて」

<はいな。・・・はい、カンタさん正解ですね。『氷のウロコ』。ブリッツ君の形見がありました>

「使ってみた?」

<ううん。忘れてたw>

「まあ誰でも忘れることはあるわなw」

<お恥ずかしい>

「いや、親しみを感じてんだよ。で、鍵はどこの鍵だろ?」

<ここの奥じゃない? チタン・ヒーローいたとこ>

 

 @ゴブ太郎は扉の鍵を使った: カギが開いた。

 

   ■■■

   ■§■

 ■■■|■■■

 ■__@__■

 

<ほらね?>

「なるほど。ガーディアンだったっつーわけだね」

 

 扉の先は、2階へつづく螺旋階段でした。

 

<他の部屋は・・・特に何もないですね。@ハッピーの『知覚』も働かず>

「よし。じゃあ前進です!」

<はいな。マナベースはどうします?>

「あー・・・1階に持って来よっか? 損する?」

<Mpは損しない。いま『マナプールの杖』で起動して、Mp貯まったらリチャージしてるから>

「ふむ」

<ターン数も大してかからない。こだまブーストあるから。偵察してるあいだに貯まっちゃう程度>

「んじゃ持って来よう。1階にね」

<はーい>

 

■■■ 187、本丸2階 ■■■@..Z

 

   ■■■

   ■§■

 ■■■|■■■

 ■_____■

 ■____S■■■■■■■  Earth Spirit @Gob14ro

 ■___________■■

 ■_____■_■_■__■

 ■_____B_B_B__■  Bronze Eagle

 ■___________@■  @Bondman

 ■____________■

 ■_____B_B_B__■  Bronze Eagle

 ■_____■_■_■__■

 ■___________■■

 ■_____■■■■■■■

 ■_____■

 ■■■+■■■

 

「広い」

<そして囚われてるっぽい人が>

「その@? 囚われてんの?」

<うん。Bondman。『奴隷』って意味だけど、ステータスに『移動不能』があるから、捕まってるんじゃないかと>

「Bは? あばれイノシシ?」

<ブロンズイーグル>

「青銅ワシ?」

<うん>

「どういうことだよ・・・」

<見張りじゃないかな>

「突っ切ろうとしたら襲って来んのかな?」

<じゃない?>

「じゃあ倒すしかねーな」

 

 っつーわけで、霊偵ゴブ十四郎を戻して、主力でチャレンジです。

 で、ブロンズイーグルですが・・・

 

<速い。そして攻撃が当たらない>

「回避じゃなくて?」

<たぶんアレ。ハーピーと一緒。高速飛行してるから命中にペナルティがついてる>

「厳しいかね?」

<いや、相手の攻撃そんな恐くないから・・・よし当たった!>

 

 @オガ太郎は攻撃した: ブロンズイーグルは砕け散った(魔剣“クラッシャー”)。

 

「まあ当たるんなら何とかなるかw」

<うん。・・・なんとかなりました。経験点、70点>

 

 当たらないだけでどうということはなかったブロンズイーグル。

 時間はかかったものの、まあ勝ちました。

 というわけで、囚われの男? と会話してみる。

 

 @ゴブ太郎はあいさつした: 「ごきげんよう。私の名前はゴブ太郎です」

 囚われの男はあいさつした: 「ごきげんよう。私の名前はボンドマンです」

 

「名前だったの?w」 

<いやだって、My name is... Bondman ってw>

「マイネームイズおじいさんパターンか」

 

 囚われの男はしゃべった:

 「君たちは、鎖に繋がれた私を救ってくれる英雄かな?

  それとも財宝が目当ての強盗の類かね?

  いずれにせよ──私を助けてくれ。お礼はするぞ」

 ┏━━━━━━━━━━

 ┃私を助けてくれ。

 ┃ →おまえは何者だ?

 ┃  見返りはあるのか?

 ┃  塔の老人は何者だ?

 ┗━━━━━━━━━━

 

「うーん・・・これは、おまえは何者だ? って訊きたいよな」

<じゃあ訊こうか>

「けど3番が正解の原則から行くと・・・」

<それカンタさんが勝手に言ってるだけだよね?w>

「そうだけどw」

 しばらく悩んだけども。

「まあ、訊いとこう。おまえは何者だ?」

 

■■■ 188、そいつが魔王だ ■■■@..Z

 

 ┏━━━━━━━━━━

 ┃私を助けてくれ。

 ┃ →おまえは何者だ?

 ┗━━━━━━━━━━

 

 囚われの男はしゃべった:

 「魔王に囚われた無力な男だよ。

  ちょっとばかり身体が頑丈なので、生きてはいるがね。

  私のしもべは、みな、責め殺されてしまった・・・」

 

 「解放してくれるなら、強い味方を授けてやろう。

  粘土のタロスという、無敵の巨人だ。

  私が造ったのだがね。大いに力になるはずだよ」

 

「タロスだと」

<中庭のあいつだね>

「さっき粉砕したっつーの!」

 

 囚われの男はしゃべった:

 「──なんだと? 壊してしまったのか?

  そんな簡単に壊れる人形ではないのだが。

  いやはや! 見掛けに寄らぬ英雄というわけか」

 

 「他に約束できるものと言えば・・・

  そうだな、『三度目の宝箱』はどうかな?

  とある場所に隠してあるのだ。その場所を教えよう」

 

「もう見つけてるっつーのw」

 

 囚われの男はしゃべった:

 「──なんだと!? 自分で見つけたというのか?

  ううむ・・・。

  では、私にはもう、差し出せるものがないな・・・」

 

<会話終了>

「こいつァいい奴だわ」

<人がいい感じではあるよね>

「そーそー。3番も選べたら選んでみて」

<はいな。会話再開して・・・>

 

 ┏━━━━━━━━━━

 ┃ →塔の老人は何者だ?

 ┗━━━━━━━━━━

 

 囚われの男はしゃべった:

 「なんだって? あいつに会ったというのか!?

  馬鹿め! そいつが魔王だ!」

 

「え」

<誤訳ではないですよ。『Witch King』って言ってる>

「あのジジイが?」

<この男はそう言ってる>

「途端に怪しくなってきたんだけどw」

<こいつも名乗ってくれないしね>

「こいつ、中身はジジイと同一人物・・・?」

<タロスの製作者ってことは、魔王陣営じゃない? なら、ニセ情報では>

「ん? それは、コントロール奪われたみたいな感じじゃねーの?」

<あー、そっか>

「騙すつもりにしては会話に穴があるっつーか、真面目な感じだし」

<そうだね>

「ただ、証拠がないとね。信じるわけには」

<じゃあ解放せずに放置します?>

「解放ってどーやんの?」

<鎖外すんじゃない? ちょっと調べてみようか>

「うん」

 

 というわけで、『知覚』担当の@ハッピー(1階で待機中)を呼ぶ。

 彼女が螺旋階段のぼってテクテク近付いてくる、その途中──

 

『あなたの領地が攻撃されています:

 魔王陣営が、『入り江の港町』の攻略を開始しました。』

 

「なんだと」

<攻城戦開始のメッセージのようですね。どうします?>

「もちろん帰還で」

 

■■■ 189、魔王とご対面 ■■■@..Z

 

 @サンデーは★大鷲のオーブを使った: 「大鷲よ、我らを運びたまえ!」

  神代の大鷲の声が聞こえる・・・「どこじゃ? そなたの姿が見えぬ」

  失敗(アクセス不能)。

 

「あーもう!」

<外に出ないとダメなようで>

「ボンド君には悪いけど、放置しといて外出よう」

<はいな>

 

 1階に引き返し、待機組と合流して外へ。

 33人まとめて、★大鷲のオーブ。

 

 ──けど、この主力部隊が移動する数十ターン。

 当然、敵も動いてくるわけなんだよね。

 

<巡回が敵を発見しました>

 

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<『入り江の港町』の西門の様子です>

「ふむ」

<ゾンビ部隊が8、レイス部隊が3かな>

「いま映ってんのはゾンビ3、レイス1だよね?」

<はい。残りは画面の外>

「で。レイス部隊の中央に、@がいるんだけど」

<うん。行方不明のおじいちゃん>

「ボンド君によれば、魔王」

<そう>

「魔王とご対面! ってワケだね」

 

「かんたー、ふうかちゃーん。ごはんよー」

 

「はーい! ・・・というわけで、」

<今日はここまでだね!>

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