TAIさんとあそぶ! 大軍勢ローグライク 作:min(みならい)
■■■ 214、『泡の冠』館、防衛戦 ■■■@..Z
10月になりました。土曜日の午後です!
<バックアップ終わりましたー>
「あそぶかー」
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┃ RULED SPIRITS
┃
┃ @@@_■_且
┃ @+_@■T且
┃ @■■_Sq■
┃
┃ > Continue <
┃ Create World
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TAIさん会議も終わって。
風花さんのバックアップも取って。
今日は、夜までゲームをします!
「えっと、魔王は一応倒したんだけど、逃げた・・・っつーことだったよね」
<うん。で、魔王城を調べてたら、入り江の領主の館が襲われちゃった>
「防衛戦か」
<だね>
『入り江の港町』にある領主の館。その名も『泡の冠』館。
海の上に突き出した、小っちゃな島みてーな館なんだけどね。
そこに、ゾンビ部隊が攻めて来てます。
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右からアンデッド。WXYZの4種だね。
Wはレイス。壁すり抜ける。おんなじWでも、魔法タイプと騎兵タイプがいる。
Xは処刑執行人。クリティカル即死持ってる。
Yは叫ぶやつ。叫び声を聞くと、@たちが麻痺しちゃう。
Zがゾンビ。雑魚です!
迎え撃つのは、左の@軍団。
@は人間。レディ@スピネル(領主)、@八十郎、@八十二郎、@守備隊長。それと、NPCの@衛兵ども。
Sは精霊。のぼりの精霊@十三郎と、スピネルが料理で使ってる火の精霊ね。
それ以外のマークは地形。Ⅲは階段、■は石の壁とかだね。
──要するに、少数の@が館を守ってるところへ、20体以上のゾンビが「こんにちは」してきたって状況です。
「数では負けてっけど・・・」
<質でも負けてる>
「そうなんだ」
<@スピネル全然成長してないし、NPC衛兵はメッッッチャ弱いし>
「ダメじゃん」
<いやヨユー>
「余裕なんだ」
<はい>
「数でも質でも負けてんのに、勝てる!?」
<はい。勝てます>
「その心は?」
<はね上げ橋です!>
■■■ 215、やりかえす! ■■■@..Z
@衛兵はロックを外した:
ガラガラガラ! はね上げ橋が上がり始めた。
どぽーん! ゾンビは海に落ちた。
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──その心は、はね上げ橋!
全ゲーム中でこの館だけ(?)の、特別防衛設備!
館に通じる橋が、はね上がる!
まあなんか切れ目ができて、ジャンプしないと渡れない感じになる!
そのうちジャンプしても渡れなくなる! 超便利な防衛設備であった!
とりあえず、ゾンビ1名様、問答無用で海にどぼーん! ご招待である。
「思い出した。@Pizza救出作戦のとき、こっちがやられたヤツだね」
<そう。やられたことを、やり返す!>
はね上げ橋が起動したことにより、ゾンビ部隊、ほぼシャット・アウト!
どぼーん! どぼーん! と、海に消える。
アホなのか何なのか、止まらずにどんどん飛び込んでくれるみたいですw
はね上げ橋を越えて来たのは、X(処刑執行人)が1体。プラス、後からジャンプした1体だけだ。
地形無視のW(レイス)魔法タイプも来るだろーけどね。
数の不利は打ち消せたわけだ。
わけだが──
処刑執行人は全力攻撃した:
ひぃ! @衛兵は回避した。
処刑執行人は全力攻撃した:
クリティカル! @衛兵は即死した。
ハイエルフ詩人の叫ぶやつは叫んだ: 『なんぴとも、死の運命には逆らえぬ!』
いやだ! @衛兵は麻痺した。
死にたくない! @衛兵は麻痺した。
お母ちゃーん・・・! @衛兵は麻痺した。
:
そんな・・・。レディ@スピネルは士気喪失(しきそうしつ)。
ハイエルフの博士のレイスは唱えた: 『マナボール!』
@衛兵に17ダメージ。死んでしまった!
──なんと! NPC@衛兵、もんのすごく、弱い!
見る見るうちに崩れてゆく!
<弱っ・・・>
「伊達に(だてに)質で負けてねーなw」
そんな中、気を吐いたのは歴戦の@精霊であった。
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のぼりの精霊@十三郎はパンチした:
処刑執行人に30ダメージ。
ありがとう・・・! 処刑執行人は昇天した。
「お、昇天パンチ」
<魔王戦で感触良かったんで、格闘スキル上げときました>
「当たりだね」
処刑執行人は攻撃した:
のぼりの精霊@十三郎は回避した。
ハイエルフの博士のレイスは唱えた: 『マナボール!』
のぼりの精霊@十三郎に10ダメージ。
のぼりの精霊@十三郎はパンチした:
処刑執行人に30ダメージ。
さようなら・・・。処刑執行人は昇天した。
ハイエルフの博士のレイスは触った: ライフドレイン。
のぼりの精霊@十三郎は回避した。
のぼりの精霊@十三郎はパンチした:
ハイエルフの博士のレイスに32ダメージ。
おお・・・! ハイエルフの博士は昇天した。
のぼりの精霊@十三郎、1人で奮戦。
領主には指一本触れさせん鉄壁ぶりである!
「やるじゃん」
<やっぱり特殊なパンチだね。レイスにもふつうにダメージ通ってるし>
「いかにも対アンデッドって感じだもんなー」
その間、領主のレディ@スピネルは・・・
レディ@スピネルは召喚した: 「水の精霊@十二郎、こちらへ!」
お呼びですか、レディ? 水の精霊@十二郎が召喚に応えた。
水の精霊@十二郎はプレゼントした:
レディ@スピネルはマナプールの杖10を受け取った。
「十二郎は魔王城急襲班だっけ?」
<そう。あっちはもう、マナプールの杖はいらないかなって>
「デーモンスタッフあるもんな」
<うん。で、受け渡しが終わったら、呼び戻す・・・っと>
@スピッツは召喚した: 「水の精霊@十二郎、アブラ売ってんじゃないよ!」
やれ忙しい・・・。水の精霊@十二郎は召喚に応えた。
「1ラウンドで往復かい」
<潤沢なMpあればこその高速補給体制>
「目が回るようなコキ使われっぷりだな・・・」
@スピネルは、マナプールの杖を使って@精霊を召喚。コマを増やしてゆく。
「テレポ援軍」
<@精霊は使い勝手いいですよねー>
NPCの精霊だと、先に出してた精霊が消えちゃうからね。1体しか出せないんだよな。
@精霊は勝手に消えたりしないから、ホント便利。
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ハイエルフ博士のレイスは唱えた: 『マナボール!』
ガキーン! 地の精霊@十一郎は部分的にはね返した:
地の精霊@十一郎に10ダメージ。
ハイエルフ博士のレイスに7ダメージ。
火の精霊@五郎は焼いた:
ハイエルフ博士のレイスに13ダメージ。やっつけた!
<勝った>
「うむ」
<あとは外のゾンビを片付ければ終わりです>
「ってか、もうほとんど飛び込んじゃったけどねw」
<大半、海に消えちゃいましたね。他愛もない──って、あれれ?>
「どったの」
<館の中に、水色のゾンビがいるぅー>
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なんと。
館の奥から。
水色のZ(ゾンビ)どもが、うじゃうじゃと!
<『びしょ濡れゾンビ』だって>
「む。聞いたことあんぞ? その名前」
びしょ濡れゾンビ!
文字通りの、びしょ濡れのゾンビ!
別に強いとかではない! 濡れてるだけ!
「こいつも@Pizza救出ンときに見たわ」
<そうだっけ?>
「うん。@海男たちが館の下に潜ったじゃん。そんとき」
<・・・あー、そうでした! 圧縮した記憶探したら出てきた>
「つまり、このゾンビは海から来たわけだね」
<はね上げ橋から落ちたゾンビが、ってこと?>
「そう。海の底を歩いて、上がって来た」
この『泡の冠』館。海に抜ける穴があんだよね。そっから侵入できちゃうんだ。
『泳ぎ』スキルがないと溺れちゃうんだけど・・・こいつら、アンデッドだからね。呼吸してねーから。
<ダメじゃん>
「ダメだねw」
<欠陥建築だよこんなの。水路脆弱性(ぜいじゃくせい)だよ>
「やったことを、やり返される!」
<うるさいよwww>
■■■ 216、戦闘終了である! ■■■@..Z
──と、まあ、予想外のルートで侵入されたりはしたけども!
所詮はゾンビ。
いまの@軍団にとっては、ただの雑魚である。
戸口で待ち構えて順次殴り倒せば、問題なし。経験点になるだけ!
ゾンビと『叫ぶやつ』、全滅です。
<やれやれ>
「ま、外に一緒にいられるよりゃ、こっちのが良かったかも」
<たしかにね。各個撃破(かっこげきは)の形になりました>
外に残ってるのは、処刑執行人が4体だけ。
こいつらはゾンビより頭がいいのか、海に飛び込まずに立ち止まってた。
入って来ねーんなら、こっちが出ていく必要もない。
魔王戦に勝った主力メンバーが引き返してきて、外から当たる。
今度は、こっちが数・質で圧倒! 無傷のまま敵を薙ぎ倒してゆく。
<@ソラ司祭とハーピーが到着しました>
「んむ? ソラちゃん? なんで?」
<かえりの精霊@ゴブ十五郎を回してたんだよ。いま、領主の館に『にげもどる』で飛んできた>
「いまさら来ても意味なくね?」
<うん。ないw>
@ソラ。太陽の司祭さん。
『鳥をなだめる』でハーピーをなだめてくれたお姉さんである。
<★大鷲のオーブを手に入れた功労者なんだけどねぇ・・・>
「それ考えたら、すげー貢献度だよね」
<うん>
「でも、いまはただの川釣りの司祭」
<太陽の司祭です・・・>
「完全に遊兵(ゆうへい)にしちゃったよなー」
<ですねー>
「縁の下の力持ち」
<まさに。──よし、掃討完了しました! お、経験点も入ってきましたよ>
「おお! ってこたァ、ホントに戦闘終了だね。何点? 何点?」
<559点!>
「おー。さすがに入ってくんね。人数増やしたから、もっと少ないかと思ってた」
<ですね。50人ぐらいだったかな? 魔王戦に関わったの>
「そんなもんか。500点入ってきたら、新兵も一気にベテラン入りだね」
<うん。レディ@スピネルも、かなり成長──あれ?>
「なに?」
<@ソラにも入ってる>
「経験点?」
<うん。559点>
「おめー何もしてねーだろ」
<戦闘終わる直前に領主の館に入ったからかな?>
「んなアホなwww」
<漁夫の利(ぎょふのり)だね!>
「川釣りの司祭だけに!」
<太陽の司祭です!>
かくして。
魔王戦、ついに戦闘終了である!
※このページの修正記録
2024/06/24
「216、戦闘終了である!」
精霊のわざの名前を修正。『かえる』は間違い。正しくは『にげもどる』。
> <かえりの精霊@ゴブ十五郎を回してたんだよ。いま、領主の館に『かえる』で飛んできた>