ハイスクールD×D~最強男の娘の転生物語~   作:三元新

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相変わらす駄文な気がする…。き…きっとうまくなるさ~…。ハハハ…はぁ~。



6話 魔王の妹さんと仲間になりました♪

俺は今日のこの日、とても面倒くさいと思った事は久し振りな気がする…。

なぜ、面倒くさいと思ったのか…、それは昨日、俺の不注意でサーゼクスさんの妹のリアス・グレモリーとその眷属を隠密で守護していたんだけど、バレました~。はぁ~。最悪なのですよ…

そして今日、リアス・グレモリーの拠点でもある旧校舎にある【オカルト研究部】にいって、説明しないとならないのですよ…。やっぱり面倒くさいですね。

 

 

「はふぅー…。今日は本当…に、憂鬱なのです。」

 

「おう?どうしたつばさちゃん?今日はそんなにだらけて?」

 

「そうだぞ?どうした、つばさちゃん?」

 

机の上でだらけていると、松田と元浜(さん付けは面倒なので心の中だけさん付けしない事にした)が、喋りかけてきた。

 

 

「松田さん?元浜さん?大丈夫ですよ…。俺は…。まぁ…心配してくれてありがとうごさいますね?」

 

「お…おう!大丈夫ならいいんだ!?」

 

「そ…そうそう!大丈夫なんならいいよ。は…ハハハハハハ!」

 

そう言い二人は慌ててクラスを出ていってしまった。なんでなんでしょうか?あんなに顔を赤くして?風邪かな?←自覚しろよ

 

そんな事があり、今は放課後です

嫌です…。面倒くさいです…。眠いです…。

 

「はぁ~」

 

「おう!つばさちゃん!やっと放課後だな!!もうすぐ木場がくるから待ちなよ?」

 

「わかってますよ…。一誠さん?」

 

「ハハ…」

 

ふむ…。まだ来ないのですか?遅すぎますよまったく…。『キャァァァ!木場君よォォオ!!』って来たようですね…。来るならもっと早く来てほしかったのですよ。

 

「結城つばさ君はいるかい?」

 

「ここにいますよ?」

 

「じゃぁ…、さっそくだけど僕についてきてくれるかい?部長がまってるんだ。」

 

「はぁーい」

 

「あと、一誠君もね?」

 

「わかってるよ!木場!」

 

そう言って教室を出ようとしたら、女子軍団が騒ぎだした。

 

「いやぁーん!木場君がつばさちゃんを連れていったわぁー」

 

「木場君×つばさちゃん?」

 

「てか、なんで兵藤も一緒にいるのよ?」

 

「はッ!!もしかすると…木場君と兵藤の二人が、つばさちゃんを……!」

 

『それだわァァァ!!』

 

「急いで帰って新しい薄い本を作らなくちゃ!!」

 

あぅ…。なんかまたややこしい事に巻き込まれている気がします…。

一誠さん…。顔がニヤけすぎです…。それに、涎出てるし…。なにエッチな事を想像しているのでしょうね?てか、此方に向かないでください!!

 

そんな事を思っていると、旧校舎についていた。旧校舎に入っていき少し歩いてると、目的地の【オカルト研究部】についた。悪魔なのに、オカルト研究部なんですね…。存在がオカルトなのに…。

 

コンコン

 

「部長…。彼?を連れてきました。」

 

「わかったわ、入ってちょうだい。」

 

ガチャン

 

そう言って部室の中に入ると、そこには悪魔文字で書かれた魔方陣が部屋の床にたくさんあった。てか、なんで“彼?”になるんてすか。“?”ってなんですか!“?”って!!俺はれっきしとした男の子です!!

見た目はあれだけども…

 

「いらっしゃい。つばささん?この【オカルト研究部】の部長。リアス・グレモリーよ。」

 

「駒王学園2年生の結城つばさです。」

 

「じぁ…単刀直入に言うわね?私たちは、悪魔よ。」

 

「知ってます…。」

 

 

「そうね…。昨日あの場にいたですもんね。貴方は…どこまで悪魔の事を知っているのかしら?」

 

それを聞きますか…。まぁ…サーゼクスさんに教えてもらいましたが、まだあの人は来ていないので、喋れませんね。早く来てください!!サーゼクスさ~ん!

 

 

「それは、純血悪魔は数が少なく増えにくいのと、悪魔が作った専用の駒、“悪魔の駒”で“レーティングゲーム”があると言うことぐらいですね。」

 

 

「そう…。ほとんど知っているじゃない。いったいどこで、知ったのかしら?」

 

 

「それは、まだお答えできません。」

 

「なぜかしら?」

 

「それも、お答えできません…」

 

「………………」

 

「……………」

 

二人は無言のまま見つめ会う…。まだ、諦めないのですか…。早く諦めてください

 

「はぁ~。いうつもりわないのね?わかったわ…。じゃぁ~次の質問ね?貴方は何者かしら…?」

 

 

おふぅ…。その質問が来ちゃいましたかぁ…。もーう…早く来てくださいよ。サーゼクスさ~ん!

 

「それわ……もう少し待ってもらえますか?もうすぐくると予想してるのですがぁ…」

 

「うん?いったい誰が来るのかしら?家族の人?」

 

「ま~、どっちかといえばそうですね。まぁ、俺ではなくて、貴方のですけどね?」

 

「えっ?それはいったいどう言う…ッ!!」

 

カッ!!

 

突然、部室に魔方陣が展開し光だした。お?この光は…。はぁ~。やっと来てくれましたね?サーゼクスさん…

 

 

「ふぅ…。遅くなってすまないね~?つばさ君?」

 

「お…お兄さま!?どうしてこちらに!?」

 

あはは、驚いてる驚いてる!まぁ…いきなり自分の兄であり、魔王でもある人がくれば、誰だって驚くだろうけどねぇ…。

 

「ははは!いやなに、つばさ君に呼ばれてね?急きょ急いできたのだよ。その子の説明をするためにね?」

 

「説明…?」

 

「そうだよ?リアス…。この子は、君たちを護衛するように僕が頼んだ人物だよ。」

 

「なッ!?どう言う事ですか!!お兄さま!!私はそんなの聞いておりません!!」

 

 

「そらね?この子は人間だ…。まぁ~ただの人間ではないけどね?とりあえず、君たちを守るように僕が直々にお願いしたのだよ。君達に見つからないようにね?

でもね、昨日この子が珍しく失敗してしまってね?急きょ、君たちにこの子の説明するためにここに来て、今にいたるのだよ?わかったかい?」

 

 

「はい…。とりあえずそれは、わかりましたわ。でも、この子は私たち悪魔を守れるほど強いのですか?確かに、昨日は負けてしまいましたがそれでも私たちよりも強いとは思わなかったのですが…。」

 

「いいかい?リアス?見た目だけで判断するなんて君らしくないよ?

それにこの子は強いよ?僕なんかよりもね?」

 

そうサーゼクスさんが話すと、グレモリー眷属が全員【一誠さん除く】が目を見開いて驚いていた。まぁ…、魔王に勝てた時点でもう、人間止めてる気がするけどね?

いや…、もうやめてるだろうな…。絶対…。

 

「嘘でしょう…、お兄さま…?」

 

 

「ははは…、本当だよリアス…。この僕が全力で本気をだしたのにもかかわらず、いくつかのかすり傷しか付けられなかったからねぇ…。そして僕は、重傷さ。いやぁ~、あれはびっくりしたよ?つばさ君?」

 

 

「それは、こちらの台詞ですよ?サーゼクスさん…。あんな力をもってたなんて、驚きましたよぉ~…。あの時は、避けるのでいっぱいいっぱいでしたもん。」

 

「ははは!余裕そうに見えてたのだけどもねぇ~?」

 

「いやいや…。うちの長男のあのバカ兄さんにかすり傷を負わせれる攻撃なんですよ?自分のあの力がどんだけ威力あると思ってるんですか…。なまはんかな攻撃では、バカ兄さんにかすり傷すら付かないのですよ?そんなの当たればいくら俺でも大ケガどころじゃぁすまないですよ?さすがに…。」

 

 

「ははは!そうだったね。彼には今までに何度か模擬戦をやったことはあるけど、一度も勝ったことないからね…」

 

そう話していると、とうの話と脱線してしまっておいてけぼりにされていた、グレモリー眷属が口を開けてポカーンと固まっていた。ありゃりゃ…、忘れてました…。ごめんなさい…

 

 

 

「うぅぅん…。すまないね。話が脱線してしまって。とりあえず、この子が何者かを知りたいのだね?リアス…?」

 

 

「え…?あっはい!そうですお兄さま…。この子の正体を知りたいのです。」

 

リアス先輩が言いおわると、サーゼクスさんがこちらに目だけを合わせて、「喋っていいんだね?」とうったえてきたので、念話で「いいですよ」といった。

 

「そうかい…。それではいうね?この子の正体は…………

 

地球連邦軍・特殊部隊特別調査班・総隊長をやっている、結城家の末っ子。結城翼くんだよ」

 

『え………!えぇぇぇぇぇえ!?』

 

一誠さん以外の皆さんが驚いてしまいましたね。まぁ…、裏の世界でこの名前を知らない人はいないですからねぇ。

 

 

「まぁ~、いろいろ暴露しちゃいましたが、それが俺です。あと、いろんな力と能力も持っていますが、それは後々教えますよ。

これから、よろしくお願いいたします!リアス先輩!」

 

「え…?あ、えぇ。これからよろしくねツバサ。

それじゃぁ…私たちもせっかくだし自己紹介するわ。祐斗!」

 

「はい、部長。僕の名前は木場祐斗。えぇと、悪魔です。よろしくね?つばささん!」

 

「1年…、塔城小猫です…。悪魔です…よろしくお願いします。」

 

「俺は同じクラスの兵藤一誠だ!最近悪魔になったばかりです!よろしくなつばさちゃん!」

 

「私は姫島朱乃。この部の副部長をやっておりますわ。悪魔です。よろしくお願いいたしますね?つばささん」

 

「最後に私ね。私の名は、リアス・グレモリー!この眷属の王で、爵位は公爵よ!

これからよろしくね?ツバサ!」

 

「はい。よろしくお願いいたします!!皆さん!!」

 

こうして、なんとか無事に俺の事は終りました…。はふぅ~………さすがに疲れましたよ~。早く家に帰って寝たいです…。

 

 

「ふむ…。仲良くするんだよ?リアス?。この子は私の親友の弟なのでね。決して悪魔に誘ってわダメだよ?まぁ…彼はスペックが高すぎて、私達四大魔王でも眷属にできなかったけどねぇ~。」

 

「えぇぇ…」

 

「まぁ、それはともかく仲良くしてくれればいいんだよ♪それに、この子はこう見えて凄い寂しがりやだから、できるだけ一緒にいてあげてね?リアス?」

 

「ちょッ!!///サーゼクスさん!?///なに、さらっと俺の秘密にしてた事を暴露しているんですかーーー!!///」

 

「ふふふ。わかりましたわお兄さま。ちゃんと仲良くして、ひとりぼっちにはしませんわ!いいわね!!皆?」

 

『はい、部長!』

 

「ははは!そうか、ありがとう。リアス。つばさ君も仲良くするんだよ?お兄さんが伝えろと言ってきたからね?」

 

「うぅ~///わかってますよ…それぐらい…///」

 

 

「はっはっは!相変わらず可愛い反応をするんだねキミは…。

それでは、私は帰るね?つばさ君?」

 

「はい。今日はありがとうございました!サーゼクスさん!!」

 

「それでは皆!!元気でねぇ~」

 

『はい!お元気で!サーゼクス様!!』

 

そう言いサーゼクスさんは魔方陣で帰っていった。

本当…ありがとうございました♪サーゼクスさん!!またまた、貸しがひとつ増えてしまいましたね?

必ずや、この貸しは返しますからね?サーゼクスさん

 

「ふぅ…。まさか本当にお兄さまと知り合い…だなんてね?しかも、あの史上最強で最大の組織と言われてる地球連邦軍で、さらに、その中でも異常なくらいの実力をもった者で創られた特殊部隊特別調査班の総隊長をやっているなんて…、貴方には驚かされてばかりだわ…。」

 

「えぇ。こんなんだからこそ、むやみやたらに情報を喋らなかったのですよ。ごめんなさい…。頼まれてたとはいえ、隠れて監視をしてて…。」

 

「いいわよ、そんな事。私達を思ってくれた結果がそれだったんだしね。それに、あのS級はぐれ悪魔バイソンを倒してくれたのも貴方だしね。すごく感謝をしてるわ。ありがとう、つばさ」

 

「そう言われると…、ありがたいです♪」

 

 

「ふふふ…。でも、まさかあなたが寂しがり屋だなんてねぇ~。以外だわぁ」

 

「うぅ…///し…しかたがないじゃないですか…///ひとりは苦手なんですから…。」

 

「ふふふ♪本当に可愛いわねあなた。」

 

「可愛いですわぁ~!こんな弟がいたら楽しそうですわね♪」

 

「確かに可愛いです…。つばさ先輩。」

 

「つばさ君…。僕達が君を一人にはしないから安心していいよ?心配しなくても大丈夫だからね?」

 

「そうだぞ?つばさちゃん!同じクラスだし、俺もつばさちゃんがひとりにならないようにするから、どんと、大船に乗ったつもりでいろ!俺が君を守ってやる♪」

 

「あ…///ありがとう…ございます…皆さん///」

 

 

こうして俺は、正式にオカルト研究部に入部した。これで俺もこの人達の仲間になれたんだね。ふふ…!!なんかこれからが楽しみですよ!

これからよろしくお願いいたしますね?グレモリー眷属の皆さん!




今回は正式にオカルト研究部に入部しました。

それでは…また次回で!あいましょう♪

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