あれから少し時間がたち、オカルト研究部の皆さんとも仲良くなれた。にしても、何だか良いもんですね~。仲間って…。今まで俺は自分の部隊にいる人以外の仲間っていないもんでしたから、すごく新生でいいですよ
『うふふ、最近は凄く楽しそうね?つばさ』
あ!ルーツ起きてたんだ!久し振りだね~。2週間ぶり?
『そうね…。久し振りに凄く寝れたわ。ありがとうつばさ』
いやいや!いいですよ~。ルーツにはかなり世話になってたしね?
『ふふ…、優しいね?つばさわ…』
そんな事ないよ~ルーツ
「おーい?つばさちゃ~ん?聞こえてるかー?」
ルーツと話をしてたら、一誠さんの声が聞こえてきた…。
「あっはい?なんでしょうか?一誠さん?」
「いや…。なんかぼーっとしてたから大丈夫かなぁて思ったけど、大丈夫そうだね。」
「そうでしたか。心配かけましたね。」
「いいよいいよ、俺は気にしてないからな!!」
「はい、ありがとうございます」
ふ~。一誠さんは心配性ですね。本当に…、エロさえ無くせばモテると思ってるんですけどね~…。
本当にもったいない人ですよ…。
『あら?この気配…。なるほど…そう言うことね…。』
「(どうしたの?ルーツ?)」
『その子一誠君といったかしら?その子からドラゴンの気配がするの。それも懐かしいのがね?』
「(なら、聞いてみますか?)」
『えぇ。お願い。』
俺は一誠さんを呼ぶことにした。
「あっ!ちょっといいですか?」
「どうしたのつばさちゃん?」
「えっとですね…。一誠さん?あなた…なにかドラゴン系の力を持っていないですか?」
『ッ!!!?』
すると、皆の顔が驚愕につつまれた顔になり驚かれた…。なぜ?
「あなた…。わかったの?一誠の力を?」
「いえいえ…。うちの相棒がそう言っていただけですよ…?」
「相棒が?」
「そうです。」
「そう…。その相棒って誰かしら?」
「(って、言ってますけど?どうします?ルーツ…?)」
『いいわ…、私から話すわ。』
『こんにちは。リアス・グレモリーとその眷属の皆さん…。私の名前はルーツ。
皆からは、ドラゴンの祖先であり、王でもある【祖龍】ミラ・ルーツと呼ばれているわ。
そして、この子の相棒よ?よろしくね?リアス・グレモリーさん』
『『『なっ!?』』』
すると、皆さんは凄く驚いた顔をしていた。最近は驚いた顔を見るのも何回目でしたっけ?
『えぇと、一誠君だっけ?ドラゴンの力を持っている人は?』
「はい…。僕です…。」
『じぁ…、それを見してくれる?』
「はいわかりました。」
そう言って、一誠さんは【ブースデットギア】と叫んだ。
すると、左手に赤色の籠手が出現した。
へぇ~…、なるほどね~…。
確かに、微かにだけども“二天龍”の“赤龍帝・ドライグ”の気配がしますね。
『なるほどね…。やっぱりあなただったのね。ほら…、起きなさいドライグ。いつまで寝てるのよ…?』
だが返事は、返ってこなかった
『ドライグ………?……はぁ~……………。』
『ドライグ?起きないと……………
お仕置きするわよ?』
『すみません!起きます!!起きましたぁーーー!!
だから…!!お仕置きだけわ!やらないでぇぇ!!』
少し威圧をかけてルーツが呼ぶと、涙声で慌ててドライグが謝っていた……。うわぁ…、あの“二天龍”がものすごくビビってるよ…。やっぱり、ルーツは凄いんだね~…。
てか、ルーツのお仕置きってそんなに怖いのかな?
―――ブルルッ
――ぁ。だ、だめだ…、さつき姉さんのお仕置きを思い出してしまった…。あれは、ダメだよ…。本当に………。
「お、お前がこの籠手の中にいるドラゴンなのか…?」
『あぁ…、そうだ相棒よ。俺のなは、赤龍帝・ドライグ。二天龍と称されたドラゴンだ。』
『そうよ?今回の赤龍帝の籠手の所持者さん。あなたのこれからの相棒なんだから、仲良くしなさいね?わかった?ドライグもね?』
「『わか(りました)(った)』」
『ん、よろしい♪』
ルーツとドライグの話が終り、気がついて回りを見渡してみると、他の部員が固まっていた。あぁ…、すっかり忘れてましたよ。
「あっ…あなたがあの三大戦争で暴れまくった“二天龍”なの?」
『そうだ。俺はあの時白いのと喧嘩をしていて、三大勢力と神によって封印された…。あれからいくつもの所持者を見てきたが、まさかあなた様に会えるとは思ってませんでした…。ミラ・ルーツ様…。』
『ふふ…、そんなにかしこまらなくてわいいわよ?ドライグ。ドラゴンであり、二天龍の片割れなんだからもっとどしりとしてなさい。
それに、今わルーツとこの子に呼ばれているからあなたも、そう呼びなさい?いいわね?ドライグ?
それに、様もいらないから。』
『わかった。ルーツ。
そうだ、ルーツの所持者よ…』
突然、ドライグが、喋りかけてきたので少し驚いてしまった。いったいなんのようでしょうか?
「なんですか?ドライグさん?」
『いや、なに…。ルーツの所持者がどんなのか知りたいと思ったが…。ふむ、なかなかいい所持者だな…ルーツ。』
『ふっふ~ん。そうでしょ?さすがドライグね~。
この子は、優しくて可愛くて強くてそして、可愛いんだから!この子は、最高の私の相棒よ♪』
そのあとルーツは、俺が止めるまで俺のいいところをずっと話をしてた。
俺が止めると、『えぇ~…。まだ話足りたいのになぁー!ぶぅ~。』と、可愛く頬を膨らましていた。
あぶねぇ…。俺の話を喋っていた時は笑顔で可愛いと思っていたけど、これも凄く可愛いと思ってしまった…。俺ってばどんだけ依存してるんだろう…ルーツに…。まぁ~悪い気がしないからいいけどね?
てか…、危うく俺が止めなければ、黒歴史も暴露しかけたよ…。よかった~…止めて。
「ふぅ…。まぁ~いろいろありましたが、これが俺の相棒ですよ。リアス先輩。」
「えぇ…。わかったわ。また他の力も見してくれるかしら?」
「はい、いいですよ?また見せますね。」
そんな話をして、少し喋ったあと、俺は家に帰った。
今回は、ルーツに依存している主人公とお仕置きをされてトラウマになっているドライグを書いてみました。
あまり、上手くないですが頑張って書いていきます。