ハイスクールD×D~最強男の娘の転生物語~   作:三元新

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今日は台風で電車が止まっていますね~…おぉこわいこわい。
今回は修業です!今回も頑張って書いていくので末永く見守ってくださると嬉しいです。それではゆっくりしていってくださいね♪


3話 修業です!お風呂です!!ハプニングです!?

ハロハロ~!皆~、今日も元気一杯なつばさだよ~ん♪

と~…、冗談はさておき。

 昨日の夜にライザーとか言う焼き鳥野郎が来て、リアスさんとなんやかんやあって、レーティングゲームをすることになったの。そんで、俺も参加するはめになったのだが、俺…いや、俺達はリアスさん…グレモリー家の別荘に向かってるよ~。なぜ、向かってるのかというと~、リアスさんに一緒に鍛えてほしいと頼まれて、グレモリー眷属を鍛えるためにリアスさんの別荘を借りて、そこで修業をするので向かってるのですよ。

 

「お…重いよ…つばさちゃん」

 

俺の下で大きな荷物を持っているイッセーが「ひーひー」言いながら階段を上っていた。

 

「イッセー?俺が男の子だったからよかったけど、人にあまり、重たいなんて言ってはダメですよ?女性は怖いんですからね?」

 

「でも…つばさ…ちゃんが…乗っているからっ」

 

そう…俺は今、イッセーの荷物の上に乗っているのだ。イッセーの荷物はリアスさんとかの荷物も合わせて、イッセーの体長の2倍位の荷物を持たされているのだ。リアスさんいわく、体力が少なすぎるからもっと増やすために、荷物を増やしてさらに、俺も乗っているのだ。

 

「つばさちゃん?そう…いえば…、木場…と、小猫…ちゃんは、どこ?」

 

「木場と小猫ちゃんですか?それは…」

 

俺はイッセーの横にある森の中に視線を移した。するとそこには…

 

「祐斗先輩…。これだけあれば足りますか?」

 

「うん。ありがとう小猫ちゃん。僕もこんなに沢山取れたし、こんだけあれば今日の晩御飯は足りるね。」

 

木場と小猫ちゃんが山菜を採っていた。

 

「あそこで、山菜を採っていますよ?」

 

「山菜!?」

 

「そうです。山菜ですけど…、何でそんなに驚いているのです?」

 

「そりゃぁ…だって…俺は…こん…な…に、荷物を持っている…のに、木場と…小猫ちゃんは…山菜を…採っている…なんて…。」

 

「あぁ~、なるほどね…。つまりイッセーは自分は大きな荷物を持っているのに、他の二人は二人で仲良く山菜を採っている事にたいし、不公平だと言いたいのですね?」

 

「うっ!そう…です…!」

 

はぁ…イッセーはそうすぐに決めつけるんだから…。それに、いつから木場と小猫ちゃんは荷物を持っていないと思いましたか?木場と小猫ちゃんがいつ…イッセーよりも軽い荷物を持っていると誰が言いました?

 

「イッセー?もう一度、ふたりをよく見てください…。」

 

「なん…で…?」

 

すると、ふたりが俺とイッセーの方に歩いてきた。山菜が沢山入ったカゴに…、イッセーよりも大きな荷物を背負っているふたりが…。

 

「え…?」

 

「どうしたんだい?イッセーくん?」

 

「イッセー先輩…。いつまでのそのそと歩いているんですか…?」

 

イッセーは言葉が出ないみたいですね~。まぁ、そうでしょうね…。なんせ、木場はイッセーよりも少し大きくて、小猫ちゃんはイッセーの荷物よりも2倍位の差があるんですからね~。

 

「こら!イッセー!早くしなさい!おいていくわよ!」

 

「ふふ♪イッセーくん。先に上がってるね?」

 

「イッセー先輩。お先です。」

 

木場と小猫ちゃんはイッセーよりも大きな荷物とさらに山菜を持っているのにもかかわらず、すいすいと上がっていった。

 

「くっそ~!俺も負けてらんねーー!」

 

すると、イッセーはふたりに感化されたのか、いきなり力いっぱい踏み込んだ。

 

「うおぉぉぉぉぉ!!」

 

そのまま、イッセーは猛ダッシュで階段をかけ上った。イッセー…、別に無理あり上がっていくのはいいですけど…、まだこれから修業があるの忘れていませんか?

そいて、無事に階段を上りきったイッセーは予想通り倒れた…。

 

「おぉ~い、イッセー。生きてますか~」

 

俺はイッセーを木の棒で突いた。

 

「…………」

 

だが、イッセーはピクリとも動かなかった。

 

「返事がない。ただの屍のようだ。」

 

「イッセー、つばさ。上がって来たなら早く着替えて………なにしてるのよ、つばさ?」

 

すると、先に上に上がっていたリアスさんがきて、俺が倒れているイッセーに木の棒で突いているのを何してるのと聞かれてきた。

 

「あ、リアスさん!わかりました~!あと、これは気にしないでください。ただ、後先考えず暴走して勝手に力尽きたイッセーを突いているだけですから」

 

「そう…なの?……まぁ、とりあえず早くしたくしなさい。特に貴方には皆を鍛えて貰わないといけないのだから。この10日間はお願いね?」

 

「はい、頑張りますよ~」

 

「そう。ありがとう。アーシア!」

 

「はい!」

 

「イッセーを回復してあげて?」

 

「はい!わかりました!」

 

そう言ったアーシアはイッセーに回復をかけて、しばらくしてイッセーは復活した。そして、着替えていない俺とイッセーはすぐさま着替えてリアスさん達がいる大きな庭に来ていた。

 

「ふぅ…。皆そろったわね!今日から10日後のレーティングゲームに向けて、みっちりと修業をするわ!このレーティングゲームは絶対に勝って…あのライザーを見返してやりましょう!」

 

『はい!!部長!!』

 

「今回の修業はつばさちゃんが手伝ってくれるわ。皆、つばさちゃんの指示を確り聞いてね?」

 

『はい!部長!』

 

「それでは、今回の修業の師範を任された結城つばさです。この10日間、あなた達をみっちりと鍛えて上げますので覚悟してくださいね?よろしくお願いします、みんな」

 

『よろしくお願いします!つばさちゃん!』

 

「じぁ~…その前に、今日は俺以外にあなた達を見てくれる人を呼びました~。どうぞ~来てください」

 

すると、林の奥から数人の人が現れた。

 

「つばさ?その子達は誰?」

 

「はい。リアスさん。この人達は皆俺の部隊の仲間ですよ?あ!自己紹介を………」

 

「いいよつばさ。私達が自分でするから。」

 

すると、一人の少女がそう言って前に出た。

 

「私の名前は藤原妹紅だ。よろしく。」

 

「私の名前は紅美鈴です。よろしくお願いします!」

 

「私の名前は魂魄妖夢です!よろしくお願いします」

 

「私は………まぁ…一度名前を言ってるけどもう一回言うわ。風見幽香よ。よろしく。」

 

「と、まぁ…今回のあなた達の修業を手伝ってくれる人達です!」

 

なぜこの人達がいるのか。それは、前に風見幽香さんが『他の幻想郷組の何人かがあなたの部隊に入るわね?』と言ってたのは覚えていますよね?それでなんですけど…、ライザーがオカルト研究部にきた2日前の日に幻想郷組が地球連邦軍にきたので、それぞれさつき姉さんとなつる姉さんが部隊分けをして、俺の部隊に幻想郷の数名がきたのだ。つっても殆どだけどね…。てなわけで、今回の修業で一人では無理があると考えて今回のメンバーで一番最適な人達を連れてきたってわけなのです。

 

「じぁ…まずは、リアスさんと朱乃さんには藤原妹紅さんと。小猫ちゃんは紅美鈴さんと。木場は魂魄妖夢さんと。そして、イッセーとアーシアには幽香お姉ちゃんと修業をしてください」

 

こうして俺は皆の修業を見ることになった。

 

――――――――――――――――――――――

まず最初は、木場祐斗からだね。

 

「木場さんでしたね?魂魄妖夢です。よろしくお願いします。妖夢とよんでください。」

 

「わかった。よろしく妖夢さん。」

 

「はい。よろしくお願いいたします。木場さん。」

 

ふむ…妖夢さんは、幻想郷には自分と同じ剣使いがいないから少し楽しそうですね。

 

「あ…そうだ、他の人は後で、俺が行くのでそれまで、自分の担当の人達と修業をしていてください。特にイッセーは、あなたの神器【赤龍帝の籠手】はこの能力は、自分の体力で決まるので、特に体力作りに励んでください…。いいですね?」

 

「わかったよ。つばさちゃん。」

 

「では…木場さん。此方に…」

 

「うん。」

 

俺は木場と妖夢を連れて皆と少し離れた、さっきよりも少し小さめの中庭にきた。

 

「じゃぁ、二人とも?お互いの力を試すために先に模擬戦をします。準備をしてください。」

 

二人はお互いの位置を確認して、お互い向かい合うように自分の獲物を構えた。

 

「よろしく。妖夢さん。あなたがどれだけ強いか楽しみだよ。」

 

「はい。私も楽しみです。私の他の剣士と戦えることを…。」

 

ふたりはお互い少し笑いあった。なんか楽しそうですね…。

 

「準備はいいですかふたりとも。」

 

「うん。いいよつばささん。」

 

「こちらもOKです。つばさ。」

 

「それでは、木場祐斗と魂魄妖夢の模擬戦を始めます…。始め!!」

 

俺の合図と共にふたりは切りあった。妖夢は刀を、木場は剣を…、お互いに違う武器を持った剣士が切りあっているのは面白いですね、なんか。

妖夢は木場の懐にはいり居合いを放つが木場はそれを紙一重でかわし、木場はそのままカウンター気味に剣を降り下ろすが妖夢はこれをわかっていたかのようにかわした。そのあと、ふたりの切りあいは激しさをまし、木場は悪魔の駒の能力を最大に使って『騎士』の特性(速さ)を上げる。スピードが最初よりも上がり、剣の手数も増やすが、妖夢も手数を増やしスピードも上げる。ふたりの戦いは最早達人どうしの戦いだ。あまりの速さで戦っている。この戦いは普通の人は絶対に見えないだろう。

 でも…それでも俺からしたら遅いけどね~。

 

すると、模擬戦をするためにかけたタイマーが鳴った。

 

「両者そこまで!」

 

先程まで戦っていたふたりは戦いをやめて息を荒くしていた。

 

「ははは…。まさか僕の速さについてこられる人がいるなんて…。やっぱり世界は広いね。」

 

「ふふ、私も久しぶりにあなたのような剣士と戦えて楽しかったですよ。」

 

お互いに笑いあいながら握手をした。てか、何だかんだ終わりの雰囲気が出ているのですが気のせいでしょうか?

 

「ふたりでいい感じで握手をするのは構いませんが…。目的は修業ですけど忘れていませんか?」

 

「「あ…」」

 

「はぁ…やっぱり忘れていましたね?まったく…。まぁいいでしょう…。とりあえず、妖夢さんどうでした?木場の実力は…」

 

妖夢は少し考える仕草をしたあと、口を開く

 

「そうですね。木場さんは剣の形と速さは申し分ないですが、それ以外はダメですね。まず、相手の攻撃の読みがあまいです。あと、剣があまりに正直過ぎます。剣筋が正直なのはいいのですが、それだと相手に読まれやすくなり、それで命取りになってしまう時があります。この場合、剣を相手に反応できないぐらいの速さで斬るか、フェイントをかけたり剣をふる軌道を変えるかですね。」

 

「なるほどね…。」

 

「ちょっと待って下さい」

 

すると、木場は手を上げて待ったをかけてきた。

 

「なんですか?木場さん?」

 

「その子は僕よりも強いのですか?」

 

「あぁ~そう言うことですね!はい!強いですよ♪なんせこの人は最強の剣士を目指す人ですし、何よりこの人の師匠がかなり強かったですもの。俺が知ってる剣士の中で一番強かったのですからね…。」

 

「え?そうなんですか?」

 

「はい、そうですよ。それに、あなたの師匠よりも遥かに強いですからね~。多分世界最強の剣士はあの人だと思っていますからね~。少なくとも俺はそう思っていますよ~。」

 

「え!?」

 

「まぁ…今回あなたは妖夢と戦いながら剣術と戦い方を盗んでれば、自然と強くなれますんで頑張ってくださいね~。それでは俺は他の皆さんの所にいきますね?妖夢さんあとの事をよろしくお願いいたします。木場をみっちりと鍛えてください。」

 

「わかりました。つばさ。今度また手合わせをお願いいたしますね?」

 

「はい!喜んで!」

 

そう言って俺はこの場を後にした。

 

――――――――――――――――――――――

「さぁてと…次は~…」

 

俺はいま別荘近くの森の中を歩いている。

 

「お?…いたいた!」

 

俺はとあるふたりを探すために森の中を歩いていたが目的のふたりを見つけた。それは…

 

「小猫ちゃんに美鈴さん、修業の方はどうですか?」

 

「あ、つばささん!この小猫ちゃんはすごくセンスがいいのですよ!なんせ、私の太極拳を覚えてさらに仙術を混ぜた技まで開発したんですよ?小猫ちゃんは」

 

「おぉ〜!美鈴さんの太極拳を覚えたのですか!スゴいですね~。それに仙術を使えるとは…、やはり猫又の中でも希少な猫魈はスゴいですね!」

 

「つばさ先輩!?私の正体をわかっていたのですか!?」

 

「はい、わかっていましたよ~。始めてあなたと出会った時からね~」

 

「つばさ先輩…なんで…」

 

「それはですね…、俺の部隊にあなたと同じ猫又の妖怪がふたりいるんですよ~。地球連邦軍では俺の部隊にいる猫又と合わせてふたりいますがね~。まぁ、その関係であなたとその猫又の子と同じ気の気配を感じたので猫又とわかりました。それに、普通の猫又よりも強い力を感じたので猫又の上位種の猫魈だとわかりました~。」

 

まっ…、実際は黒歌さんを助けたときに、貴女もいたのを覚えていただけなんですけどね~。そもそも、サーゼクスさんに小猫ちゃんこと、白音を預けるのを選択させたのは俺ですからね~。つっても決めたのは黒歌さんだけどね。

 

「そうですか…。相変わらずスゴいですね…。つばさ先輩は…。」

 

「あはは~。よく言われます。」

 

俺は苦笑しながら答えた。

 

「小猫ちゃんは大丈夫そうですね。このまま頑張ってください。小猫ちゃん。美鈴さんもこのままよろしくお願いいたしますね?」

 

「はい!わかっていますよ。つばささん。では…小猫ちゃん。次いきましょうか?」

 

「はい、美鈴先生」

 

あはは~、美鈴さんえらくなつかれていますね~。まぁ…このままいけば小猫ちゃんは大丈夫でしょうね~。それにしても、てっきり姉の件で仙術は怖がるかと思っていましたけど、あの楽しそうな顔は大丈夫そうですね~。黒歌が小猫は私のせいで仙術を使うのを怖がっていないかと心配していましたが、心配するだけ無駄なようですね。帰ったらこの事を伝えてあげましょうか

さてと…次は誰の所にいきましょうかね~。

 

――――――――――――――――――――――

「ぎゃぁぁぁ!!死ぬーーー!!」

 

ズドォォォォォンズドォォォォォンズドォォォォォン!!

 

俺はイッセーとアーシアの修業を見にきたのだがぁ…、何だかえらいことになっていますね…。

 

「あれ?つばささん来ていたのですか?」

 

すると、後ろにアーシアがたっていた。

 

「うん、イッセーとアーシアの修業の様子を見にきたのですが………えらいことになってますね…。」

 

「はい~。つばささんがイッセーさんに体力を増やすよう言われたあと、幽香さんが『まずは、あなたは体力をつけるために走りなさい!そして、走りながら余裕で私の攻撃を避けれるようにしなさい!!』と言われて、そのあとはずっとこれなのです。イッセーさんが怪我をして気絶したりすると、私が回復をして、イッセーさんが復活するとまた走りながら攻撃を避けれるということを繰り返しています。」

 

「あはは、スゴいハードでしたね……。」

 

俺とアーシアは苦笑気味に話をした。さぁ~てとー…

 

「アーシアはいま、どれくらい回復をできますか?」

 

「私はいまは、イッセーさんが怪我をするたび回復をしてたお陰か、殆どの命に関わる致命傷意外ならすぐ回復できるようになりました!」

 

「おふぅ…、なんだか思ってたよりも回復力が上がってましたね…。まぁ、このまま頑張ってください。あと、イッセーにも頑張ってねと伝えてくださいね?」

 

「はい、わかりました!つばささん」

 

こうして俺はイッセーとアーシアの修業場を後にした。

チュドォォォン

 

「ぎゃぁぁぁ!?」

 

死ぬなよ…。イッセー…。

 

――――――――――――――――――――――

さて…最後はリアスさんと朱乃さんの修業ですね♪どれどれ…。

 

「ほら、そこ!今の攻撃では不死鳥にはダメージが入らないぞ!もっと魔力を高めて狙いをさだめろ!!出ないといまのでお前らは死んでたぞ!!」

 

「く…、強いわね!さすがつばさの部隊にいる人だわ。」

 

「そうですわね…。正直ここまで強いとは、思っていませんでしたわ。」

 

「確かにそうね…。」

 

「こら!!喋っている余裕があるなら掛かってこい!出ないと此方からいくぞ!!」

 

「「はい!!」」

 

ズガァァァン ! ビシャァァァン! ドカァァァン!

 

おぉ…なんかこちらは派手ですね…。でも、やはりこのふたりは妹紅さんに手伝ってもらって正解でしたね。二人とも最初の頃よりも一回り魔力が上がっていますね。このままいけば、ライザーを倒せる位には強くなるでしょうね~。

さぁてと、このふたりは妹紅さんに任せておいて大丈夫でしょう。

 

さて、俺は皆のご飯でも作っておきましょうか~♪

 

――――――――――――――――――――――

あれから数時間がたって現在の時刻は午後9時だ。皆本当に真剣にやっていたのですね~。さて…、そろそろ修業から帰ってくるころなんですが…

 

「ふぅ…あら?いい臭いがするわね朱乃」

 

「あらあら、本当ですわね部長。とても食欲がわく臭いですわ」

 

「確かにな。この臭いでさらにお腹が減ってしまったよ。」

 

お?リアスさんと朱乃さんに妹紅さんが先に帰ってきましたか。

 

「おぉ!これはなんともいい臭いですね~。小猫ちゃん」

 

「はい…美鈴先生。私はすごくお腹がすきました。」

 

「はぁ~…このいい臭い…つばささんが料理を作ったのですね…」

 

「そうなのかい?確かにすごく美味しそうな臭いだね」

 

おぉ!他の皆さんも帰ってきましたか。てか、妖夢さん…。確かに…幽々子さんと妖夢さんに何度か料理を作った時がありますが、10回もいってませんよ?それだけで、俺が料理を作ったのがよくわかりますね…。

あとは、イッセーさん達か…。

 

「腹へった~。おぉ!!なんかいい臭いがする!!」

 

「本当ですね!イッセーさん!」

 

「本当ね…。この臭いはつばさが作ったわね。」

 

「なに!?つばさちゃんが!?料理を!?」

 

「本当ですか!幽香さん!」

 

「えぇ本当よ?あの子の料理を何度か食べた事があるからね。あの子は普段はめんどくさくと言ってあまり料理をしないけど、多分頑張っているあなた達のために作ったんでしょうね。あの子の料理を食べたら病みつきになってしまうぐらい美味しいわよ?私も久しぶりに食べれるからすごく楽しみだわ」

 

「おぉ!つばさちゃんの手料理!!」

 

「す…すごいです!さすがつばささんです!」

 

あ…そういえば、幽香さんはまだこっちにきて食べてませんでしたっけ。俺の料理を…。確かそうなると、幽香さんが俺の料理を食べたのは、3年くらい前の幻想郷での博麗神社の宴会以来ですね。まあ…そんなことよりも…

 

「さぁ、皆さん早く座ってくださいね~。ご飯は冷めないうちに食べるのが美味しいのですよ」

 

机の上には和食と洋食がずらりと沢山の種類の料理がならんでいた。さすがに宴会の時よりかは、料理の種類が少ないですがこれでも普通よりは大いいと思います…。おっと…。皆さん机の各席に座りましたね♪

 

「それでは皆さん、手を合わせてくださいね」

 

すると、皆は言われた通り手を合わせた。

 

「それでは…いただきます!」

 

『いただきます!』

 

ワイワイ ガチャガチャ

 

えらく皆さんはけっこう早く食べていますね

 

「美味しい!……こんなに美味しい料理を食べたのは始めてだわ」

 

「本当ですわね。すごく美味しいですわ」

 

「うん!つばさの料理を久しぶりに食べたけど、やっぱりうまい!」

 

「うぅーん、頬っぺたが落ちそうですね」

 

「はい!すごく美味しいです!」

 

「はぁ~、すごく幸せな気分になれますぅ~」

 

「…すごい!すごく美味しい!」

 

「うんまぁーーーい!!」

 

「すごく美味しいです!」

 

「ふぅ…。やっぱり美味しいわ~、つばさ」

 

皆から沢山誉められてしまいました。うぅ~!やっぱり端正込めて作った料理を誉められるのは、すごく嬉しいですね~。作ったかいがありますよ~♪

てか…イッセーと小猫ちゃんが物凄いスピードでご飯を食べていますね…。どんだけお腹が空いていたのでしょうか?

――――――――――――――――――――――

 

『ごちそう様でした』

 

あれから1時間ほどで、料理は全て綺麗に無くなった。えへへ、嬉しいですね♪

 

「さて、イッセーあなたに聞くけどどうだった?」

 

すると、一休憩したあと、リアスさんはイッセーに聞いた。イッセーは少し考えたあと暗い顔になった。

 

「自分が…一番弱かったです。」

 

「そうね…。この中では一番弱いわね。でもねイッセー…これだけは覚えていなさい?あなたは今は弱いけど、これから努力すれば必ず強くなるわ!だから諦めないで頑張りなさい!私の可愛いイッセー」

 

リアスさんは笑顔でイッセーにそう言った。イッセーは少し明るい顔になった。

 

「部長…。はい!頑張ります!俺…必ず強くなります!!」

 

イッセーは元気よく答えた。一様なにかふっ切れたようですね

 

「さて…今回の修業はここまでにして、温泉があるから入りましょうかみんな」

 

「お、温泉!?」

 

おぉ~、温泉があるんですか~。いいですね~!温泉楽しみです!!

 

てか、イッセーの目が変態モードになった。……はぁ~、まったくこの人は懲りないね~………はぁ~…。

 

「そんなにニヤニヤしてどうしたんですか?…先に言っときますが俺は覗きませんよ?イッセー…」

 

「ば…つばさちゃん!」

 

「僕も覗かないよ?イッセーくん」

 

「ちょ!?…木場まで!」

 

イッセーはすごくあわてた顔になった。本当に覗くき満載でしたね…。このド変態…。

 

「あら?イッセー私達の入浴を覗きたいの?なら一緒にはいる?」

 

……え!?ちょっ、リアスさん!?なに考えているんですか!?

 

「えぇ!いいんでかすか部長!」

 

「えぇ、いいわよ。ねぇ、朱乃?」

 

「私は構いませんわ。殿方のお背中を流したいと思っていましたもの」

 

「そう。アーシアはイッセーと入りたいわよね?」

 

朱乃さんは…ダメだと思ってた…。だって親があのふたりなんだもん!だけどアーシアなら…

 

「わ…私は…、その…入りたいです!」

 

アーシアぁぁぁ!!くそぅ…いや、まだ諦めないぞ!なんせ小猫ちゃんがいるから!

 

「ふふ、やっぱりね。小猫はどうする?」

 

「絶対イヤです」

 

小猫ちゃん…信じていたよ。君は此方の味方だって…。

 

「でも…つばさ先輩となら入ってもいいです……。」

 

…………え?小猫ちゃん?な…なにを言ってるのかな?

 

「ふふ、そうなのね。あと、他の人はどうする?」

 

はっ!そ、そうだ、まだ幻想郷組が残って―――

 

「私はどっちでもいいな…。」

 

「私はイヤです…。でも、ツバサとは久しぶりに一緒に入りたかったので構いません。」

 

「私も兵藤さんとはイヤですが、ツバサとなら全然構いません。てか、私も久しぶりに一緒に入りたいです。」

 

「そう…、決まりね。残念ねイッセー。」

 

「くそぉぉっ!!」

 

ふぅ…よかったぁ~。いや、俺の方は全然良くないけども、イッセーが女風呂に入る事は阻止できたよ~。

さすがに、男子二人で入るなんてそんなさみしいことはイヤですよ?

 

「残念でしたね。イッセー。じゃぁ俺らと一緒に男風呂にさっさといきましょうか!」

 

俺はショックで倒れていたイッセーを連れて男風呂に行こうとすると…首根っこ捕まれた。あれ…なんで?

 

「あら?あなたはこっちでしょう?」

 

「……ふえ?」

 

「なに驚いているのよ?皆あなたとなら大丈夫といってるでしょ?それに中には一緒に入りたいなんて人もいるのよ?それなのに入らないなんておかしいわよ。ねぇ、みんな」

 

『うんうん』

 

リアスさんの言葉にみんな頷いていた

 

「――はっ!い、いやいや。俺も一様これでも男の子ですよ?さすがに男子が女風呂に入るなんて……」

 

「つばさちゃん?」

 

すると、首根っこ掴んでいた幽香さんが笑顔で俺の名前を呼んできた…。あれ…これって逆らえないフラグ?

 

「な…なんでしょうか…幽香お姉ちゃん!」ガクガクブルブル

 

「ふふ…、あなたは私達と一緒にお風呂をはいるのよ?それに、あなたは見た目は超がつく美少女なんだから、大丈夫よ。それに…」

 

「そ…それに?」

 

幽香さんは間をおいて口を開いた…。

 

「あなたは私の命令に逆らったらダメよね?」

 

優香さんはとてもいい笑顔でこちらを見ている。

 

あ…オワタ…。すると、幽香さんは俺を肩に担ぎ上げ、そのまま風呂場にいった。

 

「ちょ…幽香お姉ちゃん!?おろしてー!」

 

「ダーメ、おろしたらあなたわ逃げるもの♪だから、私達と一緒に入りましょう」

 

「ちょ!?まって!?イッセーさん!木場さん助けてください!!」

 

俺は二人に助けを求めるがふたりはわざと知らないふりをしながら適当な事を喋っていた…。あ…あいつら覚えていろよーー!

 

「さぁさぁ、いきましょうか♪」

 

「や…ヘルプミーーーーーー!!」

 

俺の声が別荘に響いたのだった…。

 

――――――――――――――――――――――

俺は今…風呂場にきている。そこでは女子達が楽しそうに喋りながら服を脱いでいた…。

 

「(だめ…見たらダメだよ!!絶対だめなんだからね!?)」

 

俺は目をつむっている見ないように――――

 

「あら?あなたいつまで服を着ているのかしら?早く脱ぎなさい。」

 

デキマセンデシタ

 

「いや…でも~…」

 

「なんであなたは脱がないの…ってもしかして一人で脱げないの?」

 

「…え!?けっしてそんなことは――」

 

「しかたないわね、私たちが脱がしてあげるからおとなしくしなさい」

 

「ふえ!?……ちょっ!?まっ――」

 

「ほらほら~♪」

 

うわぁぁー!自分で脱げるのにー!!

 

「あら?リアス何しているのかしら?つばさは一人で脱がすのは難しいから、つばさを脱がすときは数人でやるのよ?わかった?みんな?」

 

『はい!』

 

あれ…これってピンチ?

 

すると数人が俺の服を剥ぎ取って俺は裸にされた。

 

……もちろん大事な所を隠しているよ?

 

「もう…なんで隠すのよ…。せっかくつばさのを見るチャンスだったのに…。」

 

「いや…さすがにね?ここだけは隠させて?幽香お姉ちゃん!」

 

「しかたないわね…。ほら入りましょうか」

 

ムニュン…。

 

「ひゃ!」

 

「うふふ…、可愛い声を出して…。初ですね~」

 

む…胸が!幽香さんの大きい胸がぁ…背中にぃ…!

 

カポーン

 

俺はなんやかんやでやっと風呂に浸かっている。ふぅ~、生き返る~。てか…見られてしまいましたよ…大事な部分を…。うぅ…でも、見てしまいましたよぉ…。家族以外の裸を…、みんなデカかったな~…ってイヤイヤ! なに考えているんですか!!俺は!?ダメですダメなんです、ダメなんですからね!!

 

でも、やっぱり大きかった…。とくに、妖夢さんに美鈴さんは昔俺が12才の時に一緒に入った時よりも胸とかいろいろ成長していたなぁ…。てか、あの時の幽々子さんのおっぱいがでかすぎた…。あの頃は純粋だったから気にしていなかったけども…。うぅ~…今思い出すとかなり恥ずかしい。なんで、あんなに普通に入れたの?昔の俺よ~!

 

うぅ、ダメだ…。耐性がないせいでかなりドキドキしているよ~…

 

「うふふ、つばさは本当に可愛いわね♪そんなに顔を赤くしないでいいのに。それに可愛いかったわよ?男の人のあそこは大きいと聞いていたけど…あなたのはちっちゃかったわね」

 

「うふふ、本当に可愛いかったですわ。いじりがいがありますわ」

 

「はわわ!は…始めて見ちゃいました…///」

 

「/////」ブクブク

 

「うん…温泉は気持ちいいな…」

 

「ふふふ、昔一緒に入った時と変わっていませんでしたね。てっきりあの頃は、あのお兄さんの影響ででエッチな少年に変わってしまうかと心配しましたが、良かったですよ。きっとあの三人が頑張って育て上げたのでしょうね」

 

「そうですね~。幽々子様も『あの可愛くて純粋な子がエッチな少年にならないか心配だわ~』って言ってましたが大丈夫でしたね。一応男の子なので煩悩はありますが、あの兵藤とかいう人見たいになっていないので良かったですよ。ねぇ?幽香さん。」

 

「そうねぇ~…。私は始めて一緒に入ったけども、やっぱり可愛くてしかたがないわ。この慌てている仕草も母性本能を刺激されてついつい可愛がってしまうわね」

 

うわぁぁん!みんな恥ずかしい事を言わないでよー!俺のSAN値はもうゼロなのですよー!それに頭に幽香さんの胸が当たってるー!うぅ…恥ずかしすぎて死んじゃいそう…。

 

「ふふふ……」

 

すると、幽香さんの両手が横腹にきた…。な…なにをするきで……?

 

ちょんっ……

 

「ひゃん!」

 

「どうしたのよつばさ?」

 

「うふふ。やっぱり敏感な所は変わってないわね」

 

「幽香?どういうこと?」

 

「それはね?この子は…」

 

「幽香お姉ちゃん!それ以上は言っちゃダメだよ!」

 

俺は慌てて振り向き幽香さんの口をふさいだが、すぐに横腹に置いてある幽香さんの手が横腹をくすぐる。

 

「ん!?ゆ…幽香お姉ちゃん!?」

 

「うふふ…、つばさが私の口をふさごうなんて百年早いわよ?」

 

こちょこちょ

 

「あはっ!…そこ…だめぇ!」

 

「うふふふふふ!」

 

こちょこちょ

 

「あひっ…にゃっ…うひ…ぁふ…あんっ―――も…もう…ダメェェェ!!」

 

俺はとうとう限界が来て……

 

「――にゃぁぁぁ!」

 

ばしゃん

 

「はぁ…はぁ…はぁ…」

 

俺は疲れきってそのまま幽香さんの胸に顔を埋めてしまった…。恥ずかしいけども…もう…ムリ…

 

「あらら…。少しやり過ぎたわね…。まぁこの子はこのように横腹がとっても弱いのよ。いじるときはこの横腹をいじればこんなに可愛いい反応をするのよ。今のこの子はすっごく可愛いいでしょ?」

 

『うん、可愛いい///』

 

ナデナデ

 

俺は頭を撫でられている気がした。なぜ気がしたか?だって…なんだか意識がなくなってくるんだもん…。

 

「あれ…?つーくん?いったいどうしたのよ?」

 

そして、そこ言葉を最後に俺の意識は落ちた。




どうでしたか?今回は修業に東方キャラをだしました♪もう少しして他のキャラを出そうと考えています♪

では、また次回会いましょう♪

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